「時の栖 ALPS」にて
「野球小僧 Shohei」
昨日のWBC(World Baseball Classic)日米決勝戦見たでしょう?すーばらしかったね。こんなドラマチックな展開になるとは誰も予想しなかったよね!開会式で自国の国旗を肩に担いでそれぞれチームの先頭で入場した大谷翔平とマイク・トラウトが、最後の9回イニングの1点差を争う場面で対戦することになるとは、奇跡!としか言いようがないね。BBCのニュースをネットで見たら、大谷がトラウトを三振で打ちとった直後グローブと帽子を空に放り上げ歓喜の雄たけびを上げている姿が大きく報じられているよ。他者へのリスペクトを心がけ「野球」に全人生を打ち込む大谷を「野球小僧」と監督は呼んでいるそうだ・・・
今日も「裾野教室」は卒業生のICさんが出席して、「御殿場高原ホテル」のロビーにあるALPSという談話室で勉強した。頭上のペンダントのランプが少々暗いので、隣では手元にスタンドを持ち込んで作業している女性客もいた。本に囲まれた図書館の閲覧室のような雰囲気もあって私も気に入っている。ドリンクバーのコーヒーを飲みながらじっくり英文を読んでもらった。
今日は「英検準一級」の4回目。語彙問題は辞書を頼りに80%正解だった。長文は「食糧問題」が難しかった。Stuffed and Starved(飽食と飢餓)という著書の中で、「先進国の10億人がカロリー過剰である一方で、世界の8億人が毎夜空腹のまま寝床についているのはなぜか?」 に続けて、著者は次のように説く。It’s a Gordian knot of a problem, a knot that cannot be untied until we gain a broader understanding of how this gross inequity came about.(それは”ゴルディアス王の結び目”の問題だ、つまりこういう不平等全体がどうして生まれたのか、もっと広い視野で理解できるまでは”ほどくことのできない結び目”(超難問)なのだ)。
古代の神話の世界から生まれたことわざGordian knotは初めてでも、カンマの後にその説明があるからなんとか理解できたかな?ちなみに名詞のstuffは「中に入っている物、材料」の意味で、動詞だと「中に詰め込む」となりstuffedは「ぬいぐるみの(人形)、食べ過ぎの(人)」だから、著書のタイトルは「飽食の人々と飢餓の人々」なんだね。 尾上

