高校英語UG会 三島・裾野・御殿場

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butの元来の意味は「〜を除いて」
butの元来の意味は「〜を除いて」
2023年8月24日(木) 
御殿場市民会館にて
「タマゴタケ」
 花友(珍しい草花を見つけ情報交換している友人たち)の一人で忍野村のGOさんがインスタに「ヒナノキンチャク」(雛の巾着)の写真をのせた。春に咲く小さなヒメハギと同じ属で絶滅危惧種なんだ。「忍野中学」の裏山に向かい「鳥居地峠」に車を停めて、急な坂を登り「高座山」の広大な草原の中の作業道を進んでいった。山頂のすぐ下まで来るとあったよ!坂道の崩れた土手に10センチほどのヒナノキンチャクが30も40も!ピンクの花弁の中に黄色いのが一枚あって実にかわいい。「巾着」の形をした緑の実がもうついているよ。
 ここでは毎年春には「野焼き」をやって、村の茅葺屋根で使うススキ(茅ともいう)を育てているから自然のままに様々な山野草を見つけることができる。春には珍しいオキナグサも発見したし、今日も勢揃いの「秋の七草」のほかに白くて背の高いシシウドや紫のツリガネニンジン、黄色のエニシダやコオニユリ、ピンク色のハクサンフウロやキセワタが一杯見つかった。お弁当を食べに日陰を探して森の中に入ると真っ赤な「タマゴタケ」が2本・・・ 

 今日は木曜日で「夏期講習」の第3日。英文読解問題は「東京農工大」で「DNA」(deoxyribo-nucleic acidデオキシリボ核酸)を読んだ。3年生のMUさんは下線部訳が難しかったがどれもほぼ正解だった。But however DNA first came to exist, our own DNA is very probably a direct descendant of it. 最後のitは最初のDNAをさすから後半は、「私たち自身のDNAはきっとそのDNAの直接の子孫でしょう」。前半は「譲歩構文」でhoweverがNo matter howと同じ働きだから、「最初にDNA がどんな風に生まれるようになったとしても、」でいいね。
 OK君は「空所埋め」で文の書き換えが難しかった。Only a coward would escape from this situation.(この状況から逃げ出すのは臆病者しかいないだろう)は、No one (    )a coward would escape〜.(臆病者以外は誰も・・ない)で空所は「〜を除いて」のbutが正解。butは「しかし」と思ってはいけない。Nothing but〜(〜を除いてなにもない→〜だけだ=only)、anything but〜(〜を除いたすべてだ→決して〜ではない=never)とか大事なイデイオムがあるでしょ。
 There is no rule but has exceptions.(例外のない規則はない→すべての規則に例外がある)でbutは関係代名詞whichの代わりに使われてる。しかし本当は「例外を持つ場合を除いたような規則はない」の意味なんだね。先行詞のruleに否定のnoが付いている場合にbutが使われるよ。関係代名詞でもwhoやwhich、thatに加えて、特殊なno〜but・・があるんだね。such〜as・・、more〜than・・も加えて3つを覚えておこう。 
 仮定法の勉強でBut for water, no living things could exist.(もし水がなければ、生き物は何も存在できないだろう)でBut for〜は(〜がある場合を除いては)の意味だから、Withoutと同じなんだ。ちなみに、接続詞で「しかし」の意味で使う場合も前文に対して、「それを除いた場合としては」と考えれば納得できるかな。 尾上
2023/08/24 (Thu) 23:41


「挿入」ではなく「WH移動」
「挿入」ではなく「WH移動」
2023年8月20日(日)
御殿場市民会館にて
「富士信仰とは」
 昨日は「富士山科学研究所」で私が今年から採用された「自然解説員」の研修会。地元の富士山関連の施設めぐりの一環で、「河口湖IC」近くの「世界遺産センター」の南館に集合した。開催中の企画展「富士信仰のひろがり〜東国、北国、西国」をセンターの学芸員から解説していただける期待大のチャンスだった。信州山奥の民家に埋もれていた古い「御札」や登山の白装束を展示し、今も三重県尾鷲市三木里町に残る「富士講」の貴重な行事を映像化してスクリーンで見せてくれた。
 江戸時代に盛んに広まった「富士山信仰」は「富士講」という「同好会」を生みだした。富士山登山者の宿泊や道案内の世話をする「御師」(おし)は、今風に言えば「旅行ガイド」のようなもの。登山シーズン中は忙しいが、シーズンオフには次の「営業活動」のため各地に出張したそうだ。江戸を中心に東国はとても盛んだったが、富士山からは北方になる信越や西方になる伊勢や南紀からも盛んに「富士登山」をめざしていたようだ。河口湖の御師が信州白馬岳近くの寒村「小谷」まではるばる営業に通ったという記録も面白い・・・

 3年生のMUさんは「強調の語句」をいくつか覚えた。Do you have any interest whatever?はwhateverがanyを強調して、否定の意味を示唆しているから「いったいどんな興味をもっているの?」がいい。「情報の発達」ではNot long ago・・・; now・・・で「セミコロン」に注意した。「ところが一方」と、対比の働きだね。Sight has followed sound: we can〜は「音声の後に映像が続いた」だから「ラジオのあとにテレビが登場した」ということを象徴的に表現したので、「コロン」は説明の働きだから「すなわち」と訳しておくといい。
 OK君も今日は「句読点」の働きを復習した。・・・have to be a good observer: one who sees〜; who is willing〜(よい観察者にならねばならない。即ち・・・を見るような人に、一方喜んで〜できるような人に。)と訳せるといいね。「コロン」は「説明」で、「セミコロン」は「対比」の働きだとわかる。
 「間接疑問文」でDo you know who you are?は「自分が誰だかわかっているのか?」と聞いているが、Who do you think you are?(自分がだれ様だと思ってるんだ)はYes, I do.とは答えない。つまり、「思う」や「言う」の動詞は意味が「軽い」ので、「疑問詞」が文頭に「移動」するのだ。しばしば学校の授業や参考書などで、do you thinkが「挿入される」としているが日本語から連想したデタラメだ。だって、Who are you?にもWho you areにも挿入なんてできないし、そもそも「挿入」とは前後をカンマで区切って読むものだ。タイトルを「挿入」から「WH移動」に書き変えないといけない。 尾上
2023/08/20 (Sun) 23:03


シベリアへ新婚旅行
シベリアへ新婚旅行
2023年8月17日(木) 
「草原のコオニユリ」
 台風の余波が収まって青空が見えたので、ひさびさに山梨県忍野村の「高座山」に登った、というより草原を歩いた。この山からは村落の向こうに壮大な富士山を展望でき、斜面で広大なススキを育成しているから草花の宝庫なんだ。いつもより早い秋の訪れで、背丈より高いススキの「やぶ漕ぎ」をしながらお目当てのヒナノキンチャクを求めて登って行った。今日は「秋の七草」をぜーんぶ見つけたよ。白い薄(尾花ともいう)やピンク色の萩と撫子と藤袴の花、紫色の葛と桔梗、黄色の女郎花。
 この七つの秋の花を、ハギ・クズ・キキョウ・オミナエシ、、ナデシコ・ススキ・フジバカマ、、と七五調に並べてみた。かなり覚えやすいでしょ。今日のお目当てはやはりラン科の花。東側の「杓子山」登山口に回ってみたら、アオフタバラン(青二葉蘭)とハクウンラン(白雲蘭)が林の暗がりに一面に咲いていて感激したよ。淡いピンク色のミヤマウズラ(深山鶉)のつぼみも数本。もうじき小鳥のような白い羽をひろげそう・・・

 「夏期講習」が今日はお休みなので、久しぶりに「教育」にまつわる個人的エピソードを中心に半世紀前を振り返ってみます。
「英語教師 なりはじめ〜15」
私たちが結婚した翌年1970年の夏休み、新婚旅行にソ連のシベリアを選んだ。妻は私がロシア語を家庭教師で教えた生徒だったからね。航空便がまだ開設前だったので、横浜の大桟橋から乗船した「バイカル号」は太平洋岸を北上し、青森県の津軽海峡を抜けて2日後にシベリアの貿易港ナホトカに接岸した。そこからは夜行列車でハバロフスクに行きさらに飛行機でイルクーツクに着いた。その晩は市内の劇場でロッシーニのオペラ「セビリアの理髪師」を珍しいロシア語版で楽しんだ。翌日世界一深いという「バイカル湖」を訪問しその冷たい湖水に足を浸し、特産の魚オームリを味わったよ。
 バイカル湖から流れ出た水はアンガラ川となって北上し「ブラーツク発電所」のダムに注ぐんだ。私たちのツアーはさらに小さなプロペラ機で新しい町ブラーツクに行き、貯木場や製紙工場を見学しソ連のシベリア開拓の姿を見ることができた。かつては敗戦後シベリアに抑留されたおおぜいの日本軍兵士の捕虜たちがシベリア鉄道の建設に酷使された地域だ。最近評判になった映画「ラーゲリより愛をこめて」の舞台だね。冬はツンドラ(凍土)のためスコップも歯が立たない。世界最大の水力発電所見学では、ガイド役のロシア人学生の日本語がたどたどしいので私が通訳を買って出たよ。 尾上
2023/08/17 (Thu) 23:25


疑問詞、関係詞の「移動」
疑問詞、関係詞の「移動」
2023年8月13日(日)
御殿場市民会館にて
「山の日」
 11日は「山の日」だった。「海の日」に次いで2017年に制定されたからまだなじみが薄いね。山々に囲まれた日本で山の恵みに感謝し、自然に親しむ日にしようという趣旨のようだ。学校では本来夏休み中でありがたみがないけど、職場ではお盆休みの始まりにもなっているね。国民が一斉に行動を開始するから交通機関もパニックだ。富士登山もピークを迎えたようで外国人の登山者が急激に増えて、安全のために山梨側の登山口では通行制限をするようだ。
 そして翌12日、私は富士吉田の「山梨県立富士山科学研究所」で自然解説員のボランティア活動日だった。上野原市から来た小2の少女は夏休みの宿題調べ、沼津市からの女子大生は生物の研究テーマ探しに来訪したそうだ。沼津東高の出身と聞いて驚いた。いろいろな出会いがあって実に楽しい仕事だ。次回は10月の土曜日。
 その8月12日は38年前の「日航ジャンボジェット機墜落事故」の日。群馬県と長野県の境の「御巣鷹山」に墜落し520名の死者を出し世界で初の大惨事となった。私はその日、伊豆の海岸に遊びに行っていて、上空におかしな飛び方の飛行機を目撃したのを覚えている。伊豆大島上空を飛行中、機材の故障を起こした「ボーイング747」というジャンボ機は、あの1945年原爆を広島に投下した爆撃機「B 29」と同じ米国ボーイング社製の飛行機なんだ。そして15日は終戦記念日・・・
 
 3年生MUさんは「疑問詞、関係詞の移動」を勉強した。(テキストでは疑問詞の後にdo you thinkが「挿入」される、という間違った説明が書いてあるので訂正しました。) If you want to be a scientist, you certainly have to be a good observer: one who sees what there is and not what he or she thinks there ought to be; who is wiling to accept an observation even if it kills his or her pet theory. 前半は「科学者になりたければしっかり観察できる人に必ずならねばいけない」。certainlyは「全文修飾の副詞」だね。
 次の「:コロン」は後にone who(〜のような人)でobserverの説明だから「すなわち」と訳しておこう。さらに、二つ目のwhatがthinksの後からheの前に「移動」しているね。andの後はdoesn't seeの省略だから、訳は「それは即ちそこにあるものを見る人で、そこにあるはずだと思っているものを見るのではないような人のことだ」となる。次の「;セミコロン」の後のwhoは前文のwhoの説明で反対のことを述べているから「対比」として、「ところが一方、自分のお気に入りの理論をたとえ壊すことになっても、ひとつの観察を進んで受け入れるような人のことだ」。
 OK君は「挿入語句」を勉強した。He is one of those men who, I am sure, always do their best, even in the most trying circumstances. 「カンマカンマはカッコに入れる」ルールはぜひ覚えてほしい。whoをtheyに置き換えれば、I am sure that they always do〜というつながりで文をよむことだ、「彼はいつも最善を尽くす、と私が信じているそういう人たちの一人だ、たとえどんなに厳しい状況下でも」。ちなみにthose men who〜は「〜のようなそういう人たち」の意味。that〜who・・がsuch〜as・・と似た働きだからthoseは前出の名詞を受ける代名詞「それらの」ではないよ。
 OK君、英語にはカンマとピリオドのほかに「;セミコロン」「:コロン」「ーダッシュ」と5つの「句読点」があることを初めて知った。そしてそれぞれが前述の文や語句の「説明」とか「対比」を表す働きだと勉強した。「カンマカンマ」のほかに「ダッシュダッシュ」も「挿入」に使われるんだ。He studied for more than seventeen hours a day ー that is to say, he slept for less than seven hours a day. でthat is to sayは「言ってみれば」とか「つまり、即ち」の意味で、ダッシュがあるから言わなくてもいいんだけどね。「彼は一日に17時間以上勉強した。つまり、一日7時間以下しか眠らなかった」。今夜もガンバレ! 尾上
2023/08/13 (Sun) 23:31


単語は「接頭辞+語幹+接尾辞」から
単語は「接頭辞+語幹+接尾辞」から
2023年8月10日(木) 
御殿場市民会館にて
「ツリシュスラン」
富士山のいくつかある登山道のうち、裾野市の「須山登山道」が最近地元の有志によって整備され「水が塚」を通って登る人もいるし、富士宮市の「村山古道」が神奈川の篤志家によって復活して、海抜ゼロの海岸から歩き始める人も時々見かけるようになった。森林限界の切れる「五合目」の登山口は標高2000〜2400mで、そこまで車やバスで行くのが一般的だけど、古来の「浅間神社」から樹林の中を歩いて3776mの頂上を目指すのがいい、という登山者たちだ。山梨側もバスで楽するよりは、富士吉田市の「浅間神社」からスタートして世界文化資産の石碑・灯篭などを見ながら6合目の「佐藤小屋」で一泊し山頂を目指す、という人たちに時々出会う。
 最近山で知り合いになった富士宮市の佐野さんから先日電話で「ツリシュスランが咲きましたよ!」と嬉しいお誘い。早速スカイラインの「村山古道」入口駐車場で待ち合わせ。佐野さんは「製紙会社」のOBで在職中は趣味のカメラで富士山を撮りまくっていた人。機材に凝ってなんと400ミリの超望遠レンズを持っている。花に関心が移ってからは富士山麓の花々を探し歩くのが日課になった。私との出会いも「フガクスズムシ」の現場でバッタリだった。ラン科の花は地面だけでなく、高い古木の苔むす幹に着生するものがあり、佐野さんの案内で林道を進んでいくとあったよ!古木の6メートルくらいの割と低い所に「カギ針」の形をしてぶらさがる白い花が10本も・・・

 「夏期講習」今日はその第2回目。OK君とMUさんの3年生2名が参加した。長文読解問題で難しかったのは「近畿大」の「グローバリゼーション」。Technology has enabled goods and ideas to be transported from one society to another for thousands of years. は、enable「可能にする」の主語が「無生物」なので、「理由」として和訳するのがいい。SVOCの文型だと分かればOとCは「主語・述語」の関係だから、「科学技術のおかげで何千年も前から、物や考え方をあちこちの社会に輸出することができるようになっている。」 と訳せる。つまり「船舶や飛行機による国際貿易」のことだね。
 Global-ization(国際化)やspecial-ization(特殊化、専門化)は、動詞-ize(〜化する)の名詞形「接尾辞」-izationが共通しているね。語彙力を増強し、見慣れぬ単語を類推するにも単語の成り立ちが大切だ。trans-portは「横切る+港」だし、en-ableは「させる+可能な」だから「接頭辞」も覚えておくと役に立つ。en-courage(励ます)は「させる+勇敢」、con-centr-ate(〜に集中する)は「共に+中心+させる」の造語だと考える。長めの単語は覚えにくいけれど、「接頭辞+語幹+接尾辞」から出来ているから「語幹」さえわかれば意味が分かる、となるようにガンバレ!次回「接頭辞・接尾辞リスト」の自家製プリントをプレゼントするよ、OK君! 尾上
2023/08/10 (Thu) 23:01


ルール「カンマカンマはカッコのこと」
ルール「カンマカンマはカッコのこと」
2023年8月6日(日)
御殿場市民会館にて
「原爆投下 B29爆撃機」
 テレビで「広島平和記念式典」を見た。今日はアメリカ軍が原子爆弾を広島に投下して30万人の市民が犠牲になった日だ。1945年8月6日の朝8:15、私はやっと2才で東京・千駄ヶ谷の家ではなく疎開していた母の実家(長泉村本宿、大岡駅の近く)にいたらしい。そこの裏庭には防空壕が掘ってあって、空襲警報が鳴ると私は誰よりも先に「ボーキー!」(防空頭巾のこと)をかぶせてもらって一人でもぐっていったそうな。その年3月の「東京大空襲」のころには、米軍のB29(Bはボーイング社製)が南方から飛来して、富士山を目印に右折して東京上空に向かったそうだ。帰り道で又富士山で左折すると真下の沼津の街に残りの爆弾を落として去った、とか。
 原爆投下の1か月前、7月17日の朝沼津は直接米軍機に空襲され投下した焼夷弾で90%の市街地が焼失、市民300人が死亡するという惨状だったという。黄瀬川の左岸で郊外の農家にいた私たちは助かったのだ。空襲警報で避難するときには、生まれたばかりの弟(今は山梨「佐野川温泉」のオヤジ)を母が背負い、よちよち歩きの私の手を引いてくれたのは母の7才下の妹、加藤学園生徒の知賀子叔母だった。銀行員の妻として品川・四ツ木・南柏・所沢・相模原と引っ越しして最後は娘夫婦と横浜に住んでいたその叔母も先週老衰のため94才で大往生だった。母の8人兄妹はあと一人だけになった、寂しい・・・

 3年生MUさんは「文中の挿入語句」を勉強した。二つのカンマで区切られているけれど、読むときにはどちらか一か所を切ればいい。さらにイントネーション(文の抑揚)にも注意が必要だ。The girl is⤴, as it were, a born artist⤵.(その子は、いわば生まれながらの芸術家だ)ならisの後で切るし、It was fortunate, he thought⤴, that the rain had stopped⤵.(雨が止んだのは幸運だ、と彼は思った)はthoughtの後で切る。
 Television and film, of course⤴, provide direct access to our mental representations, without the need for symbols, except in the case of dialogue. が難しかった。 「カンマカンマはカッコに入れる」も大切なルールだ。of courseが主語と動詞の間に「挿入」されているのは、文頭で言い忘れたため。だから前半は「もちろん、テレビと映画は私たちの心の中の表現を直接生み出してくれる。」でいい。後半はその追加説明と考えよう。「対話の場合を除いては、シンボル(記号、ことば)も必要とせず。」
 OK君は大学見学のためお休みした。 尾上
2023/08/06 (Sun) 23:46


読解で最も大事なルールは「A and A’」
読解で最も大事なルールは「A and A’」
2023年8月3日(木)
御殿場市民会館にて 
「富士山 宝永火口」
 フィンランド留学から戻ってきた矢田さんを富士山に案内したよ。先月「時の栖」でみやげ話を聞かせてもらった時に、「富士山の麓に育ちながらまだ登ったことないとは!」と海外生活で痛感したとのこと。「じゃあ一緒に登ろうか?」と決まって、昨日御殿場駅で合流して私の車で家内も同乗してスカイラインから富士宮口五合目に向かった。昨年妻が障碍者手帳の交付を受けたので提示したら「水が塚」の先の通行禁止のゲートを無事通過できた。登山口は山頂から下ってきて帰りのバスを待つ人たちでごった返していたよ。山頂でご来光を拝んだ人は3〜4時間でここに下ってこられる。
 五合目は2400mだから気温が16〜20℃くらい、曇っていれば肌寒いくらいだ。今回は山頂に向かう一般の登山道ではなく、ゆるやかな遊歩道から「宝永山」の火口に向かうことにした。緑の草地にオノエイタドリ、フジオウギ、イチヤクソウが咲く山道を進むと広大な火口が眼前に開けた。雲が切れて山頂の威容が出現した。眼下には大野原、裾野と御殿場の向こうに箱根連山、その先には湘南の海の曲線もくっきりと。お目当ての花を探して「須山登山道」を三合目まで下ってみたが見つからずもとの遊歩道に登り返してみたら、なあんだここに咲いていたよ、小さなミヤマフタバラン・・・

 今日から「夏期講習」を始めた。今までは連続4日間に集中的にやってきたが、今回は御殿場教室の日曜日の授業にさらに毎週木曜日を加える方法で実施することにした。3日、10日、24日、31日の4回です。今日はその第1日目。新加入のOK君とMUさんの3年生2名が参加した。
「大阪大」の英文The universe is in a perpetual state of change.(宇宙は永遠に変化の状態にある)を読んだ。下線部訳 If a table looks today very much as it did yesterday or as it did a hundred years ago, it is not because it has not changed, but because the changes have been too minute for our coarse perceptions. が難しかった。接続詞orの働きはルール「A and A’」と同じで、直後の語句が前方のどの語句と並列するかを見極めることが肝心。as it didが前方にもあるね。itはa table、didはlookedのことだから、「もしあるテーブルが昨日と同じものに見えるとか、100年前と同じものに見えるとしたら、それは・・・」
 後半もnot because〜がbut because〜と並列しているから、「それはテーブルが変わらなかったからではなくて、われわれの荒い知覚力にはその変化が余りにも小さすぎたためなのだ」。ここのminute(発音[mainju:t])は形容詞の「小さな」で「分」ではないよ。perceptionはperceive(知覚する)の名詞で「知覚力」だ。OK君は語彙力が不足していてこの夏に頑張らないと大変だ。一日300語に挑戦、歩留まりが半分の150語としても30日で4500語覚えられるかどうか、それが受験前の最後の勝負だ。机に向かって真剣にやろう。そうすれば目からウロコが落ち9月に新しい自分を発見する! 尾上
2023/08/03 (Thu) 22:50


ここはどこ? 英語で言うと、、
ここはどこ? 英語で言うと、、
2023年7月29日(土)
御殿場市民会館にて
「赤城自然園 ヤナギラン」
 「谷川岳」登山ではもう一つ先のピーク「オキの耳」に行きかけたけど、時間不足に気づいて下山することにした。ロープウエーの最終便に間に合わなくなる。5時に戻るには2時には出発しないと。もう一度「肩の小屋」に立ち寄って壁に飾ってある「ヒナウスユキソウ」の写真に見入った。星のように白くて美しいエーデルワイスなんだ。聞いてみると、「今年はこの暑さでもう6月には咲き終わったんですよ」とは残念!まだ日差しが強く照りつけて、大きな石がゴロゴロした歩きにくい山道をひたすら下っていく。今夜の宿は「宝川温泉」。渓谷に4つも5つも露天風呂があって野趣あふれる秘湯だ。
 翌日、関越自動車道を「赤城IC」で降りて「赤城自然園」に立ち寄った。渋川市の赤城山麓600mにある、西武系セゾングループが別荘やゴルフ場に予定した広大な用地を自然のまま残し、「未来の子供たちのために四季の森を」と2010年開園したそうだ。人の背ほど高く風に揺れる優雅なヤナギランは?と入口で聞いたら、「もう終わりですよ」と言われたけれど坂を上って「お花畑」に行ってみた。ヤナギラン咲いていたよ!大半は白い綿毛になっているけどまだ先端にピンクの艶やかな花を咲かせて美しいなあ!真っ赤なカライトソウ、青いソバナ、黄色のオミナエシ、真っ白なヤマユリも・・・
 
 3年生MUさんの希望で今日に変更した。「同格のthat」を勉強した。I used to work with a consultant who believed the best way to get people to talk was to say nothing, taking advantage of the fact that people hate awkward silences and automatically try to fill them. の和訳では、後半カンマ以降の「分詞構文」の働きとthe fact that〜の「同格関係」がポイントだ。「昔私はある法律顧問の所で働いていたが、人はぎこちない沈黙の時間が嫌いで無意識にそれを埋めようとするという事実を利用して、人にしゃべらせる最良の方法は何も言わないことだ、と彼は信じ込んでいた」。抽象名詞のはずのsilencesが「複数形」であることに気づいたね。そう、具体的に「沈黙の時間」の意味だ。kindnessesも「親切な行為」だから複数もありだ。
 文法作文では「疑問」を勉強した。「何歳?」ではHow old are you? How old is your house? は「何年経っているか」を聞いてるよね。年齢を主語にしたらどうだろう?「貴方の会社の退職年齢はいつ」では「年齢の数字」を聞いているからWhenやHow old じゃなくてWhat is the age of retirement in your company?が正解だ。車の中でふと目を覚ました時、運転手に「ここはどこ?」と聞くには*where is here?じゃないよね。「此処は何処?」と考えて名詞にして、What is this place/street/station?が正しい。副詞でWhere are we now?ともいうが。(因みに文頭の*マークは「非文」の印に使うよ。) 尾上
2023/07/29 (Sat) 22:59


暑中お見舞い申し上げます
暑中お見舞い申し上げます
2023年7月27日(木) 
「谷川岳 14年ぶりに」
 「一ノ倉沢」の滑落死亡事故で悪名高い魔の山「谷川岳」に登ってきたよ。ロッククライマーの聖地でもあるけれど、一般の登山者には憧れの「日本百名山」の一つで、ロープウエーで「天神平スキー場」まで上がってから登山開始すれば4時間ほどで山頂1963mだ。この山には14年前に大学同窓の山仲間と家内も入れて6人で登ったことがある。山頂手前にある「肩の小屋」に一泊して翌日山頂の「トマの耳」と「オキの耳」という双耳峰を目指していた。ここは新潟と群馬の県境、天候が実に不安定な山稜のため2日目は悪天候に急変、山頂を目前にして下山せざるを得なかったのだ。
 いつかリベンジしたい、と思い続けてとうとう梅雨明けの一昨日思いを達成した!夜中に車で出発、8時のRW運転開始に合わせて山麓に到着。10分で上がった天神平スキー場はニッコウキスゲなどが一面に広がるお花畑。真っ青な晴天のおかげで、日陰のない登山道は灼熱地獄のよう。西を展望すれば昔登った「平標山」(たいらっぴょう)や遠く「苗場山」も望める。山頂に近づくにつれ花の種類が増えて、紫色のツリガネニンジン、オレンジ色のクルマユリ、紫色のアズマギク、黄色のキオンに惹きつけられる。山頂「トマの耳」で達成感を味わってから山小屋に立ち寄ってわかったことは、この山特有の真っ白な「ヒナウスユキソウ」が今年はもう終わっていたとは・・・

「英語教師 なりはじめ〜15」はまた次回に。 尾上
2023/07/27 (Thu) 23:12


A but A' も A and A' と同じルール
A but A' も A and A' と同じルール
2023年7月23日(日)
御殿場市民会館にて
「富士山世界遺産センター」
 次の同窓会を「尾上君の弟さんの温泉でやろう、企画してほしい」と高校の仲間に頼まれた。そこで6年前の5月は母校大学の山仲間と「身延山」の登山道を2時間歩いてから弟の「佐野川温泉」に投宿したが、その日程では今回は無理だなと思い少しアレンジしてみた。1日目は「身延山」の僧坊で「精進料理」を味わってからロープウエーで山頂の奥の院に気楽に行ってみよう。2日目には皆さん憧れの「白糸滝」を鑑賞してから「富士宮浅間大社」に参拝しよう。その近くの「世界遺産センター」にも立ち寄って富士登山の歴史を学ぶのもいいだろう。2013年6月に富士山は「世界文化遺産」に登録されたから丁度10年目の記念になるよ。
 さて2日目、浅間大社の拝殿で健康祈願して参道を下ってくると、赤い鳥居の前には名物「富士宮やきそば」の屋台がずらっと並ぶ横丁があって、ベンチに座り塩味とソース味の腰の強い麺の焼きそばを味わった。こういうのを「B級グルメ」と呼ぶよ。さてその南側に車で少し移動すると「世界遺産センター」が見えてくる。水を張った池の上に杯のような逆三角錐の記念館が立っている。エレベーターで4階まで登ると大展望が開けて、晴れていれば富士山が正面に望める。建物がらせん状のスロープでゆっくり下るようになていて、脇の壁には登山する人たちのシルエットが映り、雲海の上に自分が来たような錯覚をおこす・・・
 
 3年生のMUさんは「同格関係」を勉強した。The term Renaissance is applied not only to a philosophical and artistic movement but also to the period during which it flourished. の動詞はapply A to B(AをBに適用する)の受動態だね。接続詞butで2つのto〜が並んでいることに注意して、和訳は「ルネッサンス(文芸復興)という用語は、哲学や芸術運動に適用されているだけでなく、ルネッサンスが花開いた時期の呼び名にも使われている。」 apply oneself to〜(〜に適応する、〜に精を出す)apply for〜(〜に応募する、〜の申請をする)の違いも覚えよう。toは到着点、forは方向を表すよ。皆も好きな「アプリ」も名詞形applicationのことで自分のスマホやPCにダウンロードした(=適応させた)ソフトのことだね。
 今日は裾野の3年生男子がお母さまと見学に来て、8月からの入会と夏期講習参加を申し込んでくれた。きつい運動部の部活が終わっていよいよ受験勉強、とは少々遅いきらいもあるがきわめて意欲的なので、きっと急速な学力向上が期待できると思います。SVOCの基本構文とA and A’のルールに習熟したら数段レベルアップします。8月の過ごし方が勝負所だね。2人以上いないと「裾野教室」が再開できないのでしばらくは御殿場市民会館に通ってください。 尾上
2023/07/23 (Sun) 23:16


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