「小浅間山」
「よくやるなあ」と言われそうだけどまた母校甲陽学院の同窓会で、今度は「軽井沢」のゴルフ場に集合がかかった。5月に「蓼科」、7月に「身延山」だったから2か月に一回のペースだね。傘寿になったというのに実に元気なゴルフ好きが幹事さんだから、快く夫婦で参加させてもらった。18日の朝、雄大な「八ヶ岳」連峰を左に見ながら清里・野辺山・松原湖を抜けて「佐久盆地」に下る。中山道を東に上って「中軽井沢」へ。北軽井沢の「峰の茶屋」まで急坂をぐんぐん上ると広大な「浅間牧場」に出る。この一角にある「プレジデントリゾートCC」のホテルが会場だ。5人の旧友と露天風呂に入り、ディナーのテーブルについたら突然の停電!さっきカミナリが鳴っていたなあ!
ゴルフは昔少しかじっただけの私は翌朝ひとり登山へ。大学1年の時に3人のクラスメイトと登った「浅間山」のルートで丁度60年ぶりだ。まだ暗いうちに車で10分の登山口に着いた。さあ出発しよう。「東大火山観測所」の脇を通る一本の登山道は活火山「浅間山」山頂2568mに通じるが、今は「噴火レベル2」で5キロ圏外までしか登れない。途中で右に折れて火山灰のルートを登るとあっさり山頂に着いた、「小浅間山」1655mだ。浅間山の寄生火山で丸坊主の山頂からは佐久盆地から遠く「乗鞍岳」が展望できた。昇ったばかりの朝日で私の影ができ浅間山に向かって脚がやけに長く伸びて、まるで J.WebsterのDaddy Long Legs「あしながおじさん」だ・・・
今日は木曜日。「裾野教室」があれば授業の内容が書けるのですが、今年4月以来しばらく休止しているので、「UG会」の名称の由縁であるアメリカの言語学者「ノーム・チョムスキー博士」についてのお話の3回目。
言語学はサイエンスの一つなんだ。医学や物理学が「自然科学」、経済学や政治学が「社会科学」であるように、言語学は哲学や心理学と同じ「人文科学」に入る。大学の教養課程ではこの3分野の科学「サイエンス」を学ぶことになっている。高校の物理・生物や歴史・倫理のような基礎の上に発展していく学問だ。国語や外国語はもちろん「言語学」という科学理論に発展する。
特に米国の名門「マサチューセッツ工科大学」(略称MIT)のチョムスキー博士が提唱した「生成文法理論」は、自然科学のプロセスである「仮説と証明」を踏まえてこの60年間に大きな進歩を遂げてきた。私が大学生の頃、すでにMITの教授だった15才年長のチョムスキー博士の初の著書Syntactic Structures1957、日本語訳「統辞構造論」(2014岩波文庫)が日本で紹介され、奇しくも私の大学時代とほぼ同時に始まり、私は高校の英語教師として歩みながら「理論言語学」の一つ「生成文法」つまり「UG理論」をずっと勉強してきたのです。 尾上









