御殿場市民会館にて
「金時山の若者たち」
たまには裏山にも登らなきゃ、と久しぶりに「金時山」へ。正式な「公時神社」の登山口よりも、もっと高いところにある「矢倉沢峠」からの方が短時間で登れる。「金時見晴らしパーキング」が新しく整備されて認知度が高まってきた。「関東から来ました」と面白い返事をする元気な若い男女のグループと出発が同時になった。しきりに楽しげに語り合って、前後になりながらも私が写真を撮っていると「何の花ですか?」と聞いてくる。「これはホトトギス、その鳥の羽のまだら模様がこの花びらの斑点と似てるでしょう。このうす紫色の美しい花はマツムシソウ。コオロギの仲間の名前からつけたよ」。
山の中腹に来てちょっと寄り道。茂みの中に白いウメバチソウがそろそろ咲いているかな?あったあった、3本だけ!白い梅の花びらを広げた小さな花が細長い軸の先端に一輪ずつ。つぼみをつけた花がまだ無数に伸び上がっているよ。さらに20分で山頂に躍り出た。ヒト、ヒト、ヒト、今日はなんとたくさんの登山者たち!アメリカ人の女性、フランスから来た二人。そして馴染みの地元のTAさん、いつも白い短パン姿で山頂に立っている。富士山のガイドに認定されてもう100回登ったとか。シーズンオフは金時山でガイドのアルバイト。「先生、あの大岩にイワシャジンが咲いたよ!」・・・
3年生のMUさんは「重要構文」が最後の単元109まで終わったので、未修の単元「前置詞+関係代名詞」に戻った。All over the world wild animals are in trouble. Their numbers are decreasing at a fast rate and their habitats are disappearing as the human population grows and needs the land on which the animals live. 「世界中で、野生の動物たちは困っている。その数が急速に減少しているし、人間の人口が増えて動物の住んでいる土地を必要とするにつれて彼らの生息区域が消えつつあるのだから。」 MUさん、andを2つ△で囲ったね。前者は次の進行形の文と前の進行形の文を単純につないでいる。後者のandでは次の動詞needsと並ぶのは直前のgrowsしかないね。A and A’のルールが難しいかな。最後の文は〜the land (which) the animals live on. と言ってもいいね。
OK君は「疑問詞の後の省略」を勉強した。中学でやったWhat about playing tennis?(テニスやろうか?)という「勧誘」の文はWhat do you think about〜?(〜はどう思う?)の省略形だ。How about〜でもいいけど、そちらはHow do you feel about〜?の省略形なんだ。thinkは他動詞、feelは自動詞の違い。What if Americans had no cars?はWhat would happen if〜の省略だね。過去形のhadはif文の中で「仮定法」の動詞だから「もし今持っていないとしたら」で、「どうなるだろう」も「仮定法」の動詞にしないといけない。次の文It is certain that they would have much trouble getting around.も「仮定法」のwould haveが使ってあるから「きっと、動き回るのにおおいに苦労するだろうが」と訳すといい。ぜひ「仮定法」の文法を復習しておいてほしい。「今」と「昔」の反実仮想として2通りを覚えればいいんだ。 尾上









