高校英語UG会 三島・裾野・御殿場

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夏の終わり
夏の終わり
2012年8月26日(日)裾野市民文化センターにて。今朝未明の3時、琵琶湖旅行から戻った。安全運転に心がけ無理をせず、SAごとに停車しては体を伸ばし仮眠をして、400kmの距離を7時間かかった。一日で疲れはとりきれないが夕方6時に裾野に向かう。今日もF君が先に来て待っていた。高3の2人には慶応の長文はマーク式なので得意。語句並べ替え問題は6〜7割の出来だった。語彙・語法にもう一歩努力が必要。和文英訳にも時間がだいぶかかるのでスピードアップが至上命題だ。尾上

(追記)23日、日本百名山「伊吹山」1377mに登った。とはいえ9合目の駐車場から急ぎ足でたった15分。脚の不自由な家内は琵琶湖を俯瞰する涼しい茶店で休んでてもらい、中央の急こう配階段を上る。サラシナショウマの白い穂と真っ青なルリトラノオの群生が美しい。山頂はピンクのシモツケソウの海。まるでロシアやフランスの3色旗。広い山頂には小屋が4軒もあって大賑わい。小屋前の花畑は良く管理されていて、お目当てのイブキジャコウソウの群落に巡り合えた。シソ科のかわいいピンクの花々が敷き詰めている。家内を支えて途中まで登った西遊歩道でも、「伊吹」の名を冠したイブキフウロ、コイブキアザミ、イブキノエンドウも見つけて感激。クサボタン、ヨツバシオガマ、シシウド、コオニユリ、ツリガネニンジンなど次々と現れて、夫婦とも花好きにかけては京都大原のベニシアさんに負けないよ。やっと念願の伊吹山にこれてよかった・・・
2012/08/27 (Mon) 16:53


水の都三島
水の都三島
2012年8月20日(月)三島商工会議所にて。30度を超す猛暑日が続いて御殿場から三島に下っていくのが怖い。図書館側に駐車して、裏から商工会ビルに向かうと源平川の清流とあふれんばかりのアヤメの池に出る。表通りの老舗うなぎ屋の裏手に当たり、水の町三島が大切に守る静寂な一角。陸軍用地と彫った石柱が残ったりして町の歴史も語る。月に1,2回通る私の大好きな道だ。
今日から3年生は長文総合問題に取り組む。まずは慶応大の過去問。タイの国境付近で軍政ビルマからの避難民のために医療活動を続ける女医の話。生徒たちはほぼよく読めていた。中学3年のKさんは英検準一級の模試問題に取り組む。米国シカゴの大都会、後に大田舎のケンタッキーの両方に住んでいたとのこと。今、長泉中学に入って数学にはお手上げのよう。「国語はまだいいんですけど・・・」進学先の高校が限られる。そこで帰国子女に手厚い京都の同志社国際高校を目指してガンバル。「沼津の桐陽や暁秀は考えているの?英語の得意な生徒を歓迎してくれそうだけどね・・・」と尾上。

(追記)種から育てたアサガオが咲いた。ヨーロッパの夏の空のような真っ青なヘブンリーブルー(天上の青、と曾野綾子が書いた・・・)。先日東京の友人がひとり南アルプスの夜叉神峠に登った。ヤナギランを求めて。私も高山の花々を見に出かけるぞお。さあいよいよ伊吹山へ!

2012/08/22 (Wed) 1:11


医大は難問
医大は難問
2012年8月17日(金)裾野市民文化センターにて。昨日から夏期講習が始まった。昨年は家内の体調のためできなかったので2年ぶり。午前中に三島ゆうゆうホールで2.5時間の講座。今年は裾野の3年生も2名参加してくれて三島の生徒2名、広告で応募の2名を合わせて6名の大所帯。センター対策のみの2名と二次対策も加える4名のグループに分けて教材を作る。二次対策は医大希望のF君に合わせて難問ばかりの河合出版から抜粋。東京医科歯科大、京大、名古屋大などの問題に取り組んでもらう。「むずかいしい。何言ってるんだかわかんないよ・・・。」といいながら辞書を引き引きガンバル。後半の1時間強はセンター問題の解説にたっぷり時間をかける。日頃学校の授業で聞けないおいしい話を中心に。
今日は午前中三島でやった後、裾野でいつもの講座もあったので、体力の限界。翌日の予習に体力と時間がとれずヨワッタ!ダブルは無理だねえ。
尾上

(追記)15日の終戦記念日にあわせるように二の岡神社の参道にキツネノカミソリが咲いた。真っ赤な彼岸花に似て1ヶ月早くオレンジ色の花を咲かせる。「とらや工房」の散歩道でも似たような花。やはり葉が全くない太い茎の上に美しいピンクの花をつけている。これはナツズイセン(夏水仙)。
2012/08/20 (Mon) 10:55


英検準1級とは
英検準1級とは
2012年8月13日(月)三島商工会議所にて。朝から強めの風が吹いて過ごしやすかったのに午後から雨になった。それも時折スコールのように激しく。しかし夕方三島に下ってみると道は乾いて降った形跡が全くない。山間部だけの天気だったのだ。昨春H高校から筑波大に進学したTさんが中3の妹と一緒に顔を見せてくれる。筑波西武で購入の「鶴屋八幡」の水羊羹をおみやげに。PCを駆使して経営学を学んでいるとのこと。学生はいいなあ。私もまた2年前のように学芸大の院ゼミに出席したいなあ。
妹のちひろさんは「5文型」を勉強する。C(補語)とM(修飾語)を簡潔に教えたら後は実に飲み込みが早い。これなら半年以内で高1部分が終わりそう。もう一人の中3生Kさんは英検準1級の予想問題に取り組む。旺文社の問題集をアマゾンでネット購入し早速使ってみた。語彙のレベルがかなり高く、センター試験なら2級レベルだろうが、それをかなり超える。彼女の志望校の同志社国際高校はこの試験に合格することが受験資格なのだ。TOEFLなら550点以上をとることが条件になっている。3年生は「発音とアクセント」の総まとめ。日頃から実際に発音を口に出していないN君は全くの苦手。10%の
まぐれ当たり。今からでは間に合わないなあ。

(追記)三島までの道路の混み具合がいつもと違ってガラガラ。ああそうか。
お盆休みのまっただ中だっけ。今頃は「三つ峠」の山頂でレンゲショウマの白い花が群生して楽しめるはず。ハクサンフウロの花畑もあったっけ。残念ながらこの夏は半日登山で我慢せねば。「しるこや」目当てに「城山」か「金時娘」目当てに「金時山」か。

2012/08/14 (Tue) 0:04


ヴァキュウムカー?
ヴァキュウムカー?
2012年8月12日(日)裾野市民文化センターにて。腰痛は予想通り1週間で治まったが、椅子から立ち上がる時が一番つらい。3年のF君とK君は椅子を2個あけて右と左に座ってくれるので交互に見るときは立たなくてすむ。
今日のテーマは「特殊構文」。倒置・省略・挿入・強調など、これも高校生の苦手な分野。二人ともSo he is.(その通りだよ)がSo is he.(彼もそうだよ)とは違った意味で使われることを知らなかったようだ。英文和訳にはだいぶ力がついてきた。しかしまだまだ語彙力の弱さで苦労している。Vacuum society (真空社会=人間のつながりのない社会)という表現に理解が届かないので、私「バキュウムカーって知ってる?」 F君は知らない。K君「ボットン便所(!)からくみ取って行く車のことだよ。」私「じゃ、どうやってくみ上げるの?ストローでジュースをすうのと同じ原理。パイプの中を真空にするのさ。」
尾上

(追記)昨日土曜日、あまりの暑さに午後から箱根へ逃げ出す。強羅公園のあたりは期待したほど温度が下がらず28度の暑さ。国一最高地点(850m)の芦の湯あたりから急に涼しくなって、元箱根につくと23度。家内は一枚着なければ寒いというほど。湖面を渡ってくる風が気持ちよい。真夏の週末というわりには人かげがまばらでお椀ボートに乗る人もいない。箱根神社となりの「山のホテル」によってバラ園を散策。Princess of Wales、Double Daylightなど10種類以上のバラが教会前の噴水を囲んで咲き誇り、湿気が多くて難しい土地なのに丹精込めて育てている見事な庭園でした。


2012/08/12 (Sun) 23:55


多様な生徒たち
多様な生徒たち
2012年8月5日(日)三島ゆうゆうホールにて。今日から三島も後期講座のスタート。中学3年生が2名入会した。H高校から筑波大学に進学したTさんの強い推薦で、5歳妹のちひろさんが教育熱心なお母さんに伴われて到着。落ち着きのある頑張り屋の印象。この会で優秀だったお姉さんに顔もそっくりだ。早速高校1年の勉強開始。第一日は「文の種類」。半年で文法を仕上げて高2の分野に進む予定。もう一人は米国からの帰国子女のKさん。背筋のスッと伸びた大人びた生徒。やはり熱心なお母さんが送ってきて、Tさんと同じプリントに取り組んだ。疑問文や感嘆文への書き換え問題がほぼすべてマルだ。「小3くらいでやりました。文法用語も英語でないとわかりません。」説明会でのお母さんの希望は「本人が英検に合格したいのでご指導をよろしく。」だったが、今日本人に聞くと、帰国子女対象の私立「同志社国際高校」の入試合格が目標で、英検準一級やTOEFLに挑戦しているのでその指導を希望するとのこと。私には初めてのケースでしっかり準備し直さねば。次回はとりあえず質問に答える形式で、と約束した。今日は高2、高3生徒が全員出席してくれて、腰痛をかばいながら私も大奮闘。
尾上

(追記)この腰痛は、先週の霧ヶ峰400kmドライブの疲労のせいだろうか。家内はエアコンで体を冷やしすぎてる、と言うけれど。馬車の車が目印の「コロボックルヒュッテ」に駐車して、一人「車山」(1925m)に登った。八島湿原で見なかった「ウスユキソウ」と「マツムシソウ」を発見。「30年前に来たときには、一面に咲いていたのに・・・」と家内は言うが、きっと時期が早いからでしょう。山頂には気象レーダー観測所が建っていた。富士山頂「剣が峰」の測候所が廃止されてからここが任務を引き継いだとのこと。

2012/08/07 (Tue) 10:50


ぎっくり腰?
ぎっくり腰?
2012年8月5日(日)裾野市民文化センターにて。猛暑の一日。一雨ほしいところ。洗濯物の処理で2時間ほど過ごしている内に腰痛がはじまる。何年もでなかった症状でおどろき。午後はベッドでうとうとして過ごす。夕方やっとの思いで車に乗り込み裾野へ。
中3のさくらちゃんは「動名詞」の慣用方法の勉強。文法の理解は早いが、大学入試の長文を読むとなるとまだまだ大変。情景描写に比べエッセイ風の文は不慣れ。しかし英検二級を目指してガンバル。3年生のテーマは「否定」。否定の副詞句で始まる倒置構文の把握が不慣れ。二人ともまだまだ語彙不足で和訳に手こずる。K君は山梨大のオープンキャンパスに昨日参加した。ワイン醸造学を勉強したいとか。山梨ならではで面白い。募集定員6名というのは少ないねえ。尾上

(追記)去る1日(水)は絶好の山日より。家内とその友人を誘って霧ヶ峰へ。八島湿原の花々鑑賞が楽しみ。駐車場から近く起伏もわずかで、湿原の周囲はほとんど木道が完成していて足が不自由でも歩きやすい。日光キスゲ、シモツケ、白山フウロ、ノハナジョウブ、伊吹トラノオ、コオニユリ、ヤナギラン、釣り鐘ニンジンなど色とりどりの花たち。ワレモコウやマツムシソウなど早くも秋の花も!真っ青な空に浮かぶ白い雲。スイスアルプスを彷彿とさせる緑の稜線、そして八ヶ岳と南アルプスの山々もくっきりと。

2012/08/06 (Mon) 11:10


否定はむずかしい?
否定はむずかしい?
2012年7月30日(月)三島商工会議所にて。今日も35度の猛暑。
3年生のテーマは「否定」。準否定では、形容詞のlittleと few は much
とmany の対比でおぼえる。副詞のhardly、scarcely「ほとんど〜ない(程度)」 はvery much の否定。 seldom、rarely「めったに〜しない(頻度)」は very often の否定なので注意すること。He is not a beggar.と He is no beggar.の比較で、not はHe is a beggar.という「文」を否定する副詞で、no は名詞beggar を否定する形容詞。「乞食どころではない、大金持ち」という意味。「比較」の項目でもすでに学習した。
 今日は新入会希望者2人の体験と保護者説明会を実施した。T高の3年生はかなり英語の実力がある。8月の夏期講習から参加を希望。もう一人は中学3年生。6年間米国で教育を受け帰国、高校の内容を勉強したいとのこと。裾野教室のSさんと似た条件だ。
尾上

(追記)我が家の庭にレンゲショウマが2輪咲いた。白い蓮華のような花弁が長い軸のさきにうつむき加減に開く様はなんとも優雅で大好きだ。「河口湖」の北側に連なる「黒岳」と「三つ峠」の山頂付近でその見事な群落に出会った。富士山吉田口を「馬返し」から登っていくと、1,2合目あたりで樹林の中にひっそり咲いている。

2012/07/31 (Tue) 0:30


一石二鳥でしょ
一石二鳥でしょ
2012年7月23日(月)三島商工会議所にて。
青空が戻りまた暑くなった。3年生、今日のテーマは「時制の一致と話法の転換」。N高のS君もI高のNさんもほぼ理解できているが、間接話法で書かれたものから直接話法に、つまり実際の会話を再現する転換が苦手。どの高校生でも描写場面の想像力が働かないとこれは難しいだろう。今回の教会の院長さんと修道女の会話ではなおさら。twice a mercy (ひとつの慈悲の2倍)が、kill two birds with one stone(一石二鳥)と同意であることも難しかった。こういうところも本人の学習量や読書量に関係する。
尾上

(追記)22日(日)箱根仙石原の湿生花園に行った。4月は「ミズバショウ」、6月には「トキソウ」「カキラン」が楽しかったが、今回は「伊吹ジャコウソウ」と「ミズチドリ」。いつも蘭の仲間に強く惹かれる。特設展示で「食虫植物」をやっていた。「ムシトリスミレ」や「ウツボカヅラ」は引きつけた虫から栄養を摂って命をつなぐ。
(写真)子供の長靴のような「ウツボカヅラ」の一つ。
2012/07/24 (Tue) 10:36


意味上の主語?
意味上の主語?
2012年7月20日(金)曇り。裾野市民文化センターにて。F君が先に来て勉強しながら待っている。いよいよ真剣になってきた証。今日の「仮定法」はよくわかっているようで、英作文も含めてほぼ合格。しかし英文解釈になると、文脈の読みとり方が今一歩で、語彙力の弱さを補えていない。この夏休み中に格段の成長を期待したい。中3のSさんは動名詞の意味上の主語を学習。名詞+〜ing +名詞がSVOの関係にあることを感じ取る勉強。一文が長くて和訳が大変。英検2級めざして一歩ずつガンバル。
尾上

(おまけ)梅雨が明けて5日目というのにぐずついた天候ばかり。御嶽山(3067m)に明日のぼる友人たちは、登山口の山荘で雨にたたられている。
私も一部参加する予定でいたがやめることにしよう。今年の天候は本当におかしい。
家内の歩行訓練でよく東山の「とらや工房」のあたりに行く。岸信介元首相の別荘跡で市の記念公園になっている。箱根の丸岳を借景に見事な竹林と池を配したお庭でとらやの和菓子と緑茶がいただける。内藤氏のデザインによる弓形の建物がユニークで落ち着いた雰囲気がお気に入り。
2012/07/21 (Sat) 18:55


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