高校英語UG会 三島・裾野・御殿場

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人間は自己中心
人間は自己中心
2012年11月12日(月)三島ゆうゆうホールにて。運動部の県大会で超多忙であったK高のNさんが戻ってきて久々に7人の生徒がそろい踏みだ。さすがに大勢で、机間を飛び回る先生も大忙し。時間不足で各人のプリントを1〜2枚は見てやれず残して先生の宿題になってしまった。しかし、生徒たちの熱心さは見事ですばらしい。3時間居眠りもせずトイレにも立たずにプリントに取り組む姿は美しい。中3のKさんは「主観性と客観性」というむずかしいエッセイを難なく読み終えすべての設問に正解し、高校入試の小論文作成に取りかかっている。「神は鳥たちに森を創ったが、人間は鳥かごを作った。」について意見を述べる問題。Kさんは「人間は自己中心的だから、・・・」と、自説をB4でほぼ2枚も書いた。すばらしい。パラグラフごとのまとまりがさらに上達すればもっともっとよくなる。やはり実際に書いてみなければ前進しないね。案ずるより産むが易し。尾上

(追記)10日(土)は56回目の「金時山」登山。月1回を目標にしている。絶好の秋日和と週末の土曜日とあって青空天国状態。神社の駐車場は満杯だし昼過ぎから登るせいでもう下ってくるパーテイやカップルが途切れない。コミネカエデの紅葉もリンドウ、シロヨメナもタイアザミも山登りの楽しみを倍加してくれる。富士の全貌を正面に拝んで金時娘の小屋前は明るくはずむ若者たちの声、声、声。いいなあ!
2012/11/13 (Tue) 11:06


過去問こそヒントの宝庫
過去問こそヒントの宝庫
2012年11月9日(金)裾野市民文化センターにて。高3生は早目に希望大学の過去問にじっくり取り組んでおくように言っておいたが、二人ともまだほかにやるべきことが多すぎてその時間がとれない、とのこと。しかし、何年分かの過去問をやって戦いの相手、つまり出題者の手のうちを読むことこそ、今後の勉強計画にまず必須のことなのだ。是非取り組んでほしい。センター試験のための対策だって同じでしょう。2月の私大や国立二次試験本番から逆算すればもう問題の原稿ができあがって今は教授会の審議中かも。年明けには印刷にかけられる段階でしょう。出題はきっと毎年同じ先生が担当し、過去のデータを照合して問題がなければ結局この数年と同じ出題傾向になるのです。尾上

(追記)4日、日光・中禅寺湖の紅葉狩りに。今年は猛暑続きで秋の訪れが遅れ、立冬間近なのに「いろは坂」は絶好の錦織のトンネル。早朝「半月山」に登って朝焼けの中禅寺湖と対岸の「男体山」、戦場ヶ原のかなたにそびえる白銀の「奥白根山」の遠望を楽しむトレッキングだった。家内の発案「もう一軒の金谷ホテルに泊まって、おいしい夕食がたべたい・・・」には私も異議なし。
(写真)真っ赤なハウチワカエデと中善寺金谷ホテル
2012/11/09 (Fri) 23:14


 
 
2012年11月3日(土)三島ゆうゆうホールにて。5日(月)の予定を変更した。中3の2人は別の塾に行っていて出席できず、1ヶ月休んでいたN高のS君が復帰して高3の4名が出席。今日の長文は早稲田大学の過去問で正解少なし。「ローマ帝国全盛時代、当時の技術の粋である水道を引いて、水が飲めた裕福な人たちのみが短命であったのはなぜか。それが鉛の水道管から溶け出た毒のためであるとわかるまで年月が必要だった。はじめはよいと思われたものが、学問の進歩で後になって有害だと判明することがほかにも多々ある。」という内容でつかみやすいと思うが、細かな語彙力を問う設問が多くて苦しんだようだ。高3生だけなので久しぶりに全文解釈の講義をやった。高校教師時代の授業風景を思い出した。尾上

(追記)今日、大坂の畑でイモホリ。会長のIさんと登山仲間のKさんが参加。6月に植えたままでここまで大きくなった。新品の鍬なのでサツマを何個スパッと切ってしまったことか。それでもひとり10キロくらいずつベニアズマを収穫した。
2012/11/04 (Sun) 0:02


2月下旬までひたすらに
2012年11月2日(金)裾野市民文化センターにて。事務所で11月から12月の会議室を予約した。30日(金)が翌日からの市の行事で全館貸し切りのため取れない。仕方なく12月2日(日)に変更した。ちょうど期末試験の最中に当たるので生徒たちの都合に合わせて。そろそろ冬期講習の予定も立てなくては。夏の講習にひき続き三島ゆうゆうホールで、三島教室の3年生と合併で年末年始に実施する予定。国立二次まであと4ヶ月を切った。K君F君の都合を聞いた。三島でも要望を聞いてみなければ。尾上

(追記)先月30日、箱根・神山に登って新たなコースを発見。芦ノ湖を見ながら姥子まで展望のよいブナ林をゆくお中道。コミネカエデの紅葉(背景写真)が見頃だった。
2012/11/03 (Sat) 0:09


9.11って?
9.11って?
2012年10月29日(月)三島ゆうゆうホールにて。中3のKさんが入室するなり、「先生、英検準1級の1次に合格しました・・・」「そう、うれしいね。よかったね・・・」。前回帰国前に受けたアメリカでの試験では不合格だったのやきもきしていたが、「ぎりぎりの得点で受かった」そうだから、この教室で過去問や練習問題をたっぷりやった成果かな。めでたしめでたし。二次試験は英会話で面接だから帰国子女ならきっと受かるでしょう。
3年生は「アメリカ人の変化」という内容で上智大の過去問。英文にSep.11が何度も出てくるのに3人ともピンとこない。「“9.11”となってればわかったのに・・」という生徒。「じゃあ、これ何?」と聞くと答えは「アメリカのテロ」まで。「東日本大震災があった後、日本人が家庭を大切にするようになったし、結婚願望が高まったり離婚率が低くなったよね。今このときを大切にしようと生活態度が変わったようだね。アメリカでも9.11の後似たような状況だったんだよ・・・」。2001年9月11日からもう11年たっているから、今の高校生には小学校入学の頃のニュース。あまり実感が伴わないのかなあ。NYのマンハッタンにあった2棟の貿易センタービルがイスラム過激派のハイジャックテロで崩壊した事件は私たちにはナマでTV放映されてきわめて衝撃的だったけれど。英文を読むには国際問題に通じていないと。尾上

(追記)花の山「三ツ峠」にまた行った。今回は友人と河口湖浅間神社に参拝してから「母の白滝」でしぶきを浴び、急な登りを2時間半。下り専用という登山道をあえて登ったのでクタクタ。長いブランクの後、最近やっと体力が登山仕様に戻ってきたようだ。体調よろし。(写真)マユミの実
2012/10/29 (Mon) 23:34


文は階層構造
文は階層構造
2012年10月26日(金)裾野市民文化センターにて。今日は最後に統語構造の話をした。英文がだいぶ読めるようになって言葉の仕組みに興味が湧く3年生のこの時期なら理解してもらえるはず。今日のプリント英作文でhardly を二人ともcould の前に置いてしまった。動詞の前に置かなくてはいけないのに。なぜかを考える。それは左から右へ横並びの語(句)が、統語構造では上から下への階層をなしているからという仮説。つまり、主語を含む動詞句以下の部分の上に否定語があり、その上に助動詞がある。助動詞は文全体を支配するもので、話者の態度や判断を表すもの、というわけ。これがUG(普遍文法)と呼ぶもので、チョムスキーMIT教授の提唱する生成文法の仮説だが、日本語はもちろん全人類の6000といわれる言語で立証されるはず。尾上

(追記)今日は私たちの「収穫祭」。たった2坪の田んぼでも、2升2合の新米が収穫できた。精米したてをデカナベで炊く。サトイモ、サツマイモは今掘ったばかりを豚汁に加える。いや、豚ではなくてイノシシ。仲間が伊豆の山中で撃ち止めたやつが振る舞われて、バーベキューでも腹一杯食べた。少々堅めだが臭みは気にならない。私たち8人が農業大学でお世話になった農協職員や友人も招いての大宴会になった。美しい秋空の下でウマイ、ウマイ!
(写真)玄関前に咲いたタイモンジソウ
2012/10/26 (Fri) 23:09


推薦入試志望動機
推薦入試志望動機
2012年10月22日(月)三島ゆうゆうホールにて。N高のN君が明治学院大の推薦入試に応募のため、志望動機を書き上げる作業。今日の英語のプリントは後日自宅でやることにして、明日の締め切りに間に合わせるため必死。大学での研究を将来どう生かすか、を書かねばいけない。今日の3年生プリントでは、「日本人の開発した舗装道路の下の土壌陥没を探知する機器が、ベトナムカンボジア国境の埋設地雷の探知に貢献している・・・」といういい話。

(追記)お気に入りの富士山吉田口へ又行った。滝沢林道は中の茶屋から舗装で5合目まで通じているが、4合目あたりにゲートがあって一般車はそこまで。今日は3合目で停車し、枝道の林道を経由して吉田口登山道に入った
。おめあての「カベンタケ」を探しに。緑の草の中に咲いた一枚の花弁のように鮮やかな黄色のキノコ。特別の味はないが炒め物の彩りにちりばめると美しい。
2012/10/23 (Tue) 0:10


教材えらび
2012年10月19日(金)裾野市民文化センターにて。塾用の教材を少しずつ入れ替えているが、いいものがなかなか見つからない。現役の高校教諭時代にはたびたび出版社からセールスが学校訪問してくれて、私はそういうとき進んで応接室で対応していた。県内外の他校の採用状況を教えてもらえたり、こちらの現場の要望が教材に反映されることも期待できたから。しかし、定年で現場を離れてもう8年になるから、そのときの使い勝手のよい教材も少々色あせてきた。今日のプリントの過去問のように、「世紀の変わり目よりずっと前に・・」などという表現は21Cになって12年もたった今、17歳の高校生には小学校に入る前のことで現実感が乏しい。塾教室むけの教材一覧というものを見てみたが、タイトルだけでは判然としない。ネット上でいろいろ調べて注文すれば翌日には配達されて便利だが。先日、旺文社のものを数種類購入してみたが、どれも初版が2−30年前のもので期待はずれだった。尾上

(追記)16日(火)、友人と箱根の乙女峠まで登り、トンネル前から森林伐採用の林道を歩いた。予想以上に沢山のお花を楽しめる私のお気に入りのコース。緩やかな起伏で足柄の方角にいつまでも続く道。秋最後の花リンドウが咲き始めてサラシナショウマの白、トリカブトの青、アザミやホトトギスのピンク、アキノキリンソウの黄色などと競い合っている。シロヤマギク、リュウノウギク、ノコンギクも山道の両側にあふれんばかり。
2012/10/20 (Sat) 21:41


帰国子女の進学
帰国子女の進学
2012年10月15日(月)三島商工会議所にて。ゆうゆうホールが休館日。高校はどこも中間試験のさなかで、出席者はN高校のN君と中学三年生のTさん、Kさんのみ。Tさんは11月に英検2級の試験がある。筆記試験はすでに合格しているのであとは面接のみ。英会話をこの教室で指導するのは無理なのでCDなどを使って自分で準備してもらうしかない。Kさんは帰国子女対応の高校入試をめざして対策に取り組む。今日は「南極の高校に入ることになったらどうするか」という課題の自由作文。同志社国際高校の過去問「小論文」だ。エッセイの書き方の訓練は米国の中学で習っているで、
今日は実際に書いてみることにする。Introduction-Body-Conclusionという
段取りだが、500語〜800語も書くとなると大変だ。200語くらい書
いたところで音を上げてしまった。「書く中身が思いつかないです」と。行数を増やすコツはテーマを自分の体験話に引きずり込む方法だよ、自分が米国ケンタッキー州から日本三島市の学校に移った激変を具体例にあげればいいのです、と教える。「案ずるより産むが易し。」尾上

(追記)13日(土)「富士霊園」に墓参したあと「山中湖」に向かった。
138号線の篭坂峠はきっと大渋滞。三国峠越えで正解だった。明神峠で
停車して「湯船山」のハイキングコースを少し歩いたら青色のトリカブト
がいっぱい咲き乱れて箱根連山と真っ青な秋空に似合っていた。
2012/10/15 (Mon) 23:18


模試の判定は
模試の判定は
2012年10月12日(金)裾野市民文化センターにて。F君が9月の模試の成績表を見せてくれた。センターと二次の合計による合格判定だ。英語、化学は全国レベルでも最上位のS判定。4月にここに入会してからの英語の急成長ぶりはとてもうれしい。本人が部活を引退してから頑張ったから、といえばその通りだが・・・。数学もA判定で楽しみ。国語が苦手なので二次ではそれが不要の大学を選ぶ作戦だが。K君からも先週、センター模試の結果について英語が170点取れたと実に嬉しい報告。この6年間続けてきた私の指導法が間違いないことを保証している。どの科目でも強い興味を持続すること、ていねいな添削指導を受けて弱点を一歩一歩克服していく、というのが受験勉強の王道であるということだ。
尾上

(追記)今夕、文化センターの事務所で意外な人たちに遭遇した。14日(日)に開催の「ふじのくに交響楽団」のコンサートのメンバー。フルート奏者で河合楽器支店長のO氏、打楽器奏者で作曲家のS氏。ともに20〜30年前からの知己。私もかって駿河フィルで20年間チェロを弾いていたし、沼津東高校の吹奏楽指導者や静岡県吹奏楽連盟の理事として100名の吹奏楽団を組織し、シンガポール・シドニー・メルボルンに演奏旅行した時のおつきあい。リハーサルが終わったところだとか、実に懐かしい再会だ。この立派なホールを使用させていただいているので思わぬ巡り会いがある。UG会の会場に対する私のこだわり。
(写真)9日、金時神社のサラシナショウマ。
2012/10/13 (Sat) 0:02


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