高校英語UG会 三島・裾野・御殿場

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2月下旬までひたすらに
2012年11月2日(金)裾野市民文化センターにて。事務所で11月から12月の会議室を予約した。30日(金)が翌日からの市の行事で全館貸し切りのため取れない。仕方なく12月2日(日)に変更した。ちょうど期末試験の最中に当たるので生徒たちの都合に合わせて。そろそろ冬期講習の予定も立てなくては。夏の講習にひき続き三島ゆうゆうホールで、三島教室の3年生と合併で年末年始に実施する予定。国立二次まであと4ヶ月を切った。K君F君の都合を聞いた。三島でも要望を聞いてみなければ。尾上

(追記)先月30日、箱根・神山に登って新たなコースを発見。芦ノ湖を見ながら姥子まで展望のよいブナ林をゆくお中道。コミネカエデの紅葉(背景写真)が見頃だった。
2012/11/03 (Sat) 0:09


9.11って?
9.11って?
2012年10月29日(月)三島ゆうゆうホールにて。中3のKさんが入室するなり、「先生、英検準1級の1次に合格しました・・・」「そう、うれしいね。よかったね・・・」。前回帰国前に受けたアメリカでの試験では不合格だったのやきもきしていたが、「ぎりぎりの得点で受かった」そうだから、この教室で過去問や練習問題をたっぷりやった成果かな。めでたしめでたし。二次試験は英会話で面接だから帰国子女ならきっと受かるでしょう。
3年生は「アメリカ人の変化」という内容で上智大の過去問。英文にSep.11が何度も出てくるのに3人ともピンとこない。「“9.11”となってればわかったのに・・」という生徒。「じゃあ、これ何?」と聞くと答えは「アメリカのテロ」まで。「東日本大震災があった後、日本人が家庭を大切にするようになったし、結婚願望が高まったり離婚率が低くなったよね。今このときを大切にしようと生活態度が変わったようだね。アメリカでも9.11の後似たような状況だったんだよ・・・」。2001年9月11日からもう11年たっているから、今の高校生には小学校入学の頃のニュース。あまり実感が伴わないのかなあ。NYのマンハッタンにあった2棟の貿易センタービルがイスラム過激派のハイジャックテロで崩壊した事件は私たちにはナマでTV放映されてきわめて衝撃的だったけれど。英文を読むには国際問題に通じていないと。尾上

(追記)花の山「三ツ峠」にまた行った。今回は友人と河口湖浅間神社に参拝してから「母の白滝」でしぶきを浴び、急な登りを2時間半。下り専用という登山道をあえて登ったのでクタクタ。長いブランクの後、最近やっと体力が登山仕様に戻ってきたようだ。体調よろし。(写真)マユミの実
2012/10/29 (Mon) 23:34


文は階層構造
文は階層構造
2012年10月26日(金)裾野市民文化センターにて。今日は最後に統語構造の話をした。英文がだいぶ読めるようになって言葉の仕組みに興味が湧く3年生のこの時期なら理解してもらえるはず。今日のプリント英作文でhardly を二人ともcould の前に置いてしまった。動詞の前に置かなくてはいけないのに。なぜかを考える。それは左から右へ横並びの語(句)が、統語構造では上から下への階層をなしているからという仮説。つまり、主語を含む動詞句以下の部分の上に否定語があり、その上に助動詞がある。助動詞は文全体を支配するもので、話者の態度や判断を表すもの、というわけ。これがUG(普遍文法)と呼ぶもので、チョムスキーMIT教授の提唱する生成文法の仮説だが、日本語はもちろん全人類の6000といわれる言語で立証されるはず。尾上

(追記)今日は私たちの「収穫祭」。たった2坪の田んぼでも、2升2合の新米が収穫できた。精米したてをデカナベで炊く。サトイモ、サツマイモは今掘ったばかりを豚汁に加える。いや、豚ではなくてイノシシ。仲間が伊豆の山中で撃ち止めたやつが振る舞われて、バーベキューでも腹一杯食べた。少々堅めだが臭みは気にならない。私たち8人が農業大学でお世話になった農協職員や友人も招いての大宴会になった。美しい秋空の下でウマイ、ウマイ!
(写真)玄関前に咲いたタイモンジソウ
2012/10/26 (Fri) 23:09


推薦入試志望動機
推薦入試志望動機
2012年10月22日(月)三島ゆうゆうホールにて。N高のN君が明治学院大の推薦入試に応募のため、志望動機を書き上げる作業。今日の英語のプリントは後日自宅でやることにして、明日の締め切りに間に合わせるため必死。大学での研究を将来どう生かすか、を書かねばいけない。今日の3年生プリントでは、「日本人の開発した舗装道路の下の土壌陥没を探知する機器が、ベトナムカンボジア国境の埋設地雷の探知に貢献している・・・」といういい話。

(追記)お気に入りの富士山吉田口へ又行った。滝沢林道は中の茶屋から舗装で5合目まで通じているが、4合目あたりにゲートがあって一般車はそこまで。今日は3合目で停車し、枝道の林道を経由して吉田口登山道に入った
。おめあての「カベンタケ」を探しに。緑の草の中に咲いた一枚の花弁のように鮮やかな黄色のキノコ。特別の味はないが炒め物の彩りにちりばめると美しい。
2012/10/23 (Tue) 0:10


教材えらび
2012年10月19日(金)裾野市民文化センターにて。塾用の教材を少しずつ入れ替えているが、いいものがなかなか見つからない。現役の高校教諭時代にはたびたび出版社からセールスが学校訪問してくれて、私はそういうとき進んで応接室で対応していた。県内外の他校の採用状況を教えてもらえたり、こちらの現場の要望が教材に反映されることも期待できたから。しかし、定年で現場を離れてもう8年になるから、そのときの使い勝手のよい教材も少々色あせてきた。今日のプリントの過去問のように、「世紀の変わり目よりずっと前に・・」などという表現は21Cになって12年もたった今、17歳の高校生には小学校に入る前のことで現実感が乏しい。塾教室むけの教材一覧というものを見てみたが、タイトルだけでは判然としない。ネット上でいろいろ調べて注文すれば翌日には配達されて便利だが。先日、旺文社のものを数種類購入してみたが、どれも初版が2−30年前のもので期待はずれだった。尾上

(追記)16日(火)、友人と箱根の乙女峠まで登り、トンネル前から森林伐採用の林道を歩いた。予想以上に沢山のお花を楽しめる私のお気に入りのコース。緩やかな起伏で足柄の方角にいつまでも続く道。秋最後の花リンドウが咲き始めてサラシナショウマの白、トリカブトの青、アザミやホトトギスのピンク、アキノキリンソウの黄色などと競い合っている。シロヤマギク、リュウノウギク、ノコンギクも山道の両側にあふれんばかり。
2012/10/20 (Sat) 21:41


帰国子女の進学
帰国子女の進学
2012年10月15日(月)三島商工会議所にて。ゆうゆうホールが休館日。高校はどこも中間試験のさなかで、出席者はN高校のN君と中学三年生のTさん、Kさんのみ。Tさんは11月に英検2級の試験がある。筆記試験はすでに合格しているのであとは面接のみ。英会話をこの教室で指導するのは無理なのでCDなどを使って自分で準備してもらうしかない。Kさんは帰国子女対応の高校入試をめざして対策に取り組む。今日は「南極の高校に入ることになったらどうするか」という課題の自由作文。同志社国際高校の過去問「小論文」だ。エッセイの書き方の訓練は米国の中学で習っているで、
今日は実際に書いてみることにする。Introduction-Body-Conclusionという
段取りだが、500語〜800語も書くとなると大変だ。200語くらい書
いたところで音を上げてしまった。「書く中身が思いつかないです」と。行数を増やすコツはテーマを自分の体験話に引きずり込む方法だよ、自分が米国ケンタッキー州から日本三島市の学校に移った激変を具体例にあげればいいのです、と教える。「案ずるより産むが易し。」尾上

(追記)13日(土)「富士霊園」に墓参したあと「山中湖」に向かった。
138号線の篭坂峠はきっと大渋滞。三国峠越えで正解だった。明神峠で
停車して「湯船山」のハイキングコースを少し歩いたら青色のトリカブト
がいっぱい咲き乱れて箱根連山と真っ青な秋空に似合っていた。
2012/10/15 (Mon) 23:18


模試の判定は
模試の判定は
2012年10月12日(金)裾野市民文化センターにて。F君が9月の模試の成績表を見せてくれた。センターと二次の合計による合格判定だ。英語、化学は全国レベルでも最上位のS判定。4月にここに入会してからの英語の急成長ぶりはとてもうれしい。本人が部活を引退してから頑張ったから、といえばその通りだが・・・。数学もA判定で楽しみ。国語が苦手なので二次ではそれが不要の大学を選ぶ作戦だが。K君からも先週、センター模試の結果について英語が170点取れたと実に嬉しい報告。この6年間続けてきた私の指導法が間違いないことを保証している。どの科目でも強い興味を持続すること、ていねいな添削指導を受けて弱点を一歩一歩克服していく、というのが受験勉強の王道であるということだ。
尾上

(追記)今夕、文化センターの事務所で意外な人たちに遭遇した。14日(日)に開催の「ふじのくに交響楽団」のコンサートのメンバー。フルート奏者で河合楽器支店長のO氏、打楽器奏者で作曲家のS氏。ともに20〜30年前からの知己。私もかって駿河フィルで20年間チェロを弾いていたし、沼津東高校の吹奏楽指導者や静岡県吹奏楽連盟の理事として100名の吹奏楽団を組織し、シンガポール・シドニー・メルボルンに演奏旅行した時のおつきあい。リハーサルが終わったところだとか、実に懐かしい再会だ。この立派なホールを使用させていただいているので思わぬ巡り会いがある。UG会の会場に対する私のこだわり。
(写真)9日、金時神社のサラシナショウマ。
2012/10/13 (Sat) 0:02


体育の日
体育の日
2012年10月8日(月)三島ゆうゆうホールにて。今日は「体育の日」。昨日の雨が嘘のように青空になった。1964年東京オリンピックの開会式には10月10日が選ばれた。データ上もっとも晴天になる確率が高かったから。その記念に「体育の日」が制定されたと記憶している。連休を増やそう、という流れの中で第2月曜日に変更されたのはバブル経済のさなかだったのかな。ところが、以後20年も日本経済は低調なまま。ヨーロッパの衰退も追い打ちをかける。
 家計のやりくりも大変になって、まず文化活動、教育活動予算が削られる。大手学習塾の倒産、再編などもこの影響のようだ。もっとも、どの角かどにもあるコンビニにも負けないというくらいの学習塾の数。粗製濫造という懐かしい言葉が浮かんだ。本当によいものは数が限られている。UG会がそのひとつであれかし。

(追記)6日(土)、島田商業高校の同窓会に出席した。稲取高校から転任して最初の学年で印象が強かったのか、40年ぶりに再会した生徒たちの顔、名前がしっかりと結びついて自分でもびっくり。まだ20代の新婚時代、クラスでシベリア旅行などよく楽しい話をしてくれたよ、と教江さん。
(写真)ウメバチソウ(三つ峠頂上にて)
2012/10/09 (Tue) 7:53


No Pains, No Gains
2012年10月5日(金)裾野市民文化センターにて。この裾野UG会に昨年春まで在籍し獨協大学に進学したITさんから、最近始めたばかりのFacebook上でまめにフランス発の便りをいただく。新しい友人に囲まれた楽しい写真もたくさん。事前研修・奨学金を受けてこの秋からフランスに語学留学。ロアール川沿いのアンジェという小さな町で学生寮に住み始めたそうです。
勉強の楽しさ、探求心の重要性をUG会で尾上先生から毎週金曜日に教えられた、とヨイショしてくれたけど、実は彼女のご家族の教育観のたまものでしょう。人生はみずから切り開くもの、努力は必ず実を結ぶ、という哲学を代々の教育者一家の中で培われたようです。こんな前向きで聡明で勇敢な生徒と勉強できたことは私の誇りです。子供の成長を願いその能力を信じてよりよい環境を用意するのは親の責務であり楽しみでもあると私も思います。UG会を信じて毎晩送り迎えしてくださるお母様方に敬意を表します。「イクコ、ガンバレ!」尾上

(追記)昨日、吉田口登山道で富士山6合目に登った。一番人気の「スバルライン」コースでは5合目まで一気にバスや車で行ってしまうので、知る人ぞ知る江戸時代から続く趣深い登山道。この日も上り下りとも出会った登山者は一人。富士講の信者たちが浅間神社から登山を始めたように、今でも富士吉田駅からスタートする変人、特に外国人が散見される。今日は車道の終点「馬返し」(1400m)から歩き始めて、1合目、2合目と過ぎて5合目の「佐藤小屋」で昼食。さらに6合目(別名砂払い、2300m)まで登った。
2012/10/06 (Sat) 0:02


進化論
進化論
2012年10月1日(月)三島ゆうゆうホールにて。月初めなので来年4月分の会議室借用の予約をした。先週は不調だったI高3年のNさん、今日はよかったね。実力が十分出せたよ。上智大の過去問で「恐竜が絶滅してから哺乳動物の体格が大きくなってきた。人間も元はチンパンジーより小さかったのに・・」という進化論の話。T高のTさんもよく読めて正解が出せてよかった。中央・法が第一志望。がんばってほしい。尾上

(追記)箱根に行くと仙石原で必ず立ち寄る寺がある。花の寺「長安寺」。毎月座禅会があり、お茶室も開放している。境内の裏山に五百羅漢のユニークな石像を配置して、その石垣に春はフクジュソウやピンクのショウジョウバカマ、夏にはイワタバコ、そして秋はキイジョウロウホホトギスや濃い青色のイワシャジンが一面に咲く。高原の花が絶えることのない大好きなお寺だ。台風17号一過の風の強い今日、芦ノ湖散策に向かう途中寄ってみたらこの美しさ。
2012/10/01 (Mon) 23:54


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