高校英語UG会 三島・裾野・御殿場

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yesterday : 52

and と or は難しい
2012年12月17日(月)三島商工会議所にて。
第3月曜はゆうゆうホールが休館日なので、月に1,2回は通りの向かいに立つこの建物を借りる。使用料が割高だが年中無休で必ず借りられる。また管理が緩やかで、時間前に行っても入れるし、夜9:30を多少過ぎても文句を言われないので生徒にきちんと対応できる。廊下はガラス一枚、隣室はアコーデオンカーテン一枚の向こうなので、勉強中に大声が響いてくることがあるがすぐに改善の苦情を言うことにしている。
 中3のKさんが「先生、受かりました!」と嬉しそうに入室。英文エッセイが難問なので心配だったが、あの指導の仕方でよかったんだ。京都の同志社国際高校の帰国子女推薦入試にみごと合格した。よかった!「これからは英検1級を目指して勉強しにここに通います。」と実に意欲あふれる中学生。好きなことを見つけた子は明るく頼もしい。こちらも負けられないぞ。
 高2のNさんからチョコレートをいただいた。パリ修学旅行!のおみやげ。今日は7人全員そろい踏みでとても忙しく、パリの土産話を聞く間がなかった。2年生は接続詞 as や as far asの用法の勉強。複雑な英文を読み解くには、従節:接続詞SVの発見、等位接続詞and やor が何と何を並列しているかの発見が単純ながら一番重要だ。Nさんもう一歩、ガンバレ!尾上

(追記)15日、伊東で「みかん狩り」。童謡「みかんの花咲く丘」はここが舞台だった。7年前、東外大ロシア科の同窓生4人で始めた「望露会トレッキング部」の例会がこれで56回目。JR宇佐美駅に集合して「巣雲山」の尾根歩きを楽しんだ。小雨模様のため途中から浜辺歩きに切り替え、伊豆東海岸の海風を一杯吸い込んでリフレッシュ、老舗旅館の温泉につかってはおおいに鋭気を養った。
2012/12/17 (Mon) 23:42


バイリンガル
バイリンガル
2012年12月14日(金)裾野市民文化センターにて。
高2のSさんが入会。現会員の紹介もあり、「いろいろな塾にいってみたけれど講義式では効果がなくって。」とお母さん。「受験前の3年生に迷惑がかかりませんか?」と。「今この裾野では3年生が2人だけなので十分対応できますよ。さっそく今日から3時間みっちり勉強しましょう。」用意しておいたプリントで入試の英文和訳をやってみる。概して理解力はかなり高いのだが、S高校ではまだ構文中心の英文理解に時間をさいていないようで、なかなか日本語で正しく表現できない。英文を英文のまま理解すればよい、という教育方針のようだ。日本の大学をめざし日本社会でバイリンガルを目指すのなら、日本語との対比や互換性にも十分注意を向けなければいけない。指導が楽しみな生徒だ。尾上

(追記)小涌谷から箱根塔ノ沢まで登山電車でくだり、友人と「湯坂道」を歩いて「浅間山」(800m)に登った。石畳や山城の跡が残り、桜や松の大木、かえで並木があったりするので普通の山道でないことがよくわかる。名残りの紅葉がまだ楽しめた。あるブログから拝借・・「湯坂道は1603年(慶長8年)に旧東海道が造られる前の街道です。803年(延歴21年)に足柄道が富士山の噴火で一時閉鎖されて、代わって湯坂道が開かれました。江戸時代に入り交通量が多くなり坂の多い湯坂道は人馬の往来に向かないことと戦略上の理由から二代将軍徳川秀忠が1618年に旧東海道を開き湯坂道にかえました。」と。写真は昨日箱根西麓から富士の雄姿。
2012/12/14 (Fri) 23:32


上智も慶応も!
上智も慶応も!
2012年12月10日(月)三島ゆうゆうホールにて。
8日の冬至を過ぎて一番寒い時期だがこれから春に向かうと思えば我慢できる。年末のこの時期は期末テストだけでなく、推薦入試の結果が発表される時期でなかなかめまぐるしい。今日、M高校のYさんが半年ぶりに顔をみせて「先生、おかげで上智大に合格しました。英語科です。」それはすばらしい!かなり学力の高い生徒だったから間違いないとは思っていたが、一般公募だったから英語の筆記と英会話が課されてともに十分力を発揮できたそうだ。第1希望だから何よりだ。先週,N高校のS君からも電話で慶応法学部合格の知らせあり。うれしいね。早速また、「スペイン語と中国語の選択はどちらがいいですか?」との質問。大学は推薦合格者にはまず第2外国語の選択を尋ねるようだ。なぜそんなに急ぐのかな。入学後のオリエンテーションでしっかり説明してからで間に合いそうなものを。S君は一橋大学も希望していたので心残りもあろうが、名門慶応義塾だからひとまず安心。センター試験は必ず受験することになるのでまだしばらくこの勉強会に出席してくれる。帰りは裾野教室のK君が同乗。家の近所まで送り届ける。この金曜に出席できないので代わりに今日三島に参加した。第1希望の山梨大はたびたびA判定が出ているので、高校の担任は農工大はどうだと勧めてくれるが、自分は余裕で合格してのびのび勉強したい、と考えているそうだ。「鶏口となるも牛後となるなかれ。」だね。いいね。尾上

(追記)この2,3日よく晴れるけれど寒くて風が強い。家内の歩行練習で一緒に「仏舎利塔」まで歩いた。東名御殿場ICあたりを走ると高台に一際目立つ白亜の塔だ。日蓮宗の本山になっていて「平和公園」の別名を持ち、箱根に向かう時の御殿場観光の名所の一つ。3・11の震災までは中国人、台湾人、韓国人の観光客に占領されんばかりの賑わいだった。今日は平日のせいか車も貸し切りバスもなし。平和の鐘から見る富士山がでっかく天空にそびえていた。
2012/12/10 (Mon) 23:51


合格判定
合格判定
2012年12月7日(金)裾野市民文化センターにて。
3年生、明日は駿台模試がある。F君が前回の河合模試のデータを見せてくれた。国語、社会に比べると英語、数学の順に偏差値が高く、化学は満点だった。判定によると浜松医大は十分行けそうだが、国立医学部はどこも難関。東京医科歯科、東北大が希望だけれど現在の学力では不足とある。それを全く鵜呑みにする必要もないが参考にして受験校を決定しよう。尾上

(追記)海が見たくなって「鎌倉」に車を走らせた。稲村ヶ崎は「太平記」にある、新田義貞が鎌倉幕府討伐した時の名所の一つ。いまは公園になっていてツワブキの黄色い花が咲き誇る坂道を登ると展望台がある。トンビが3羽旋回し、2匹のリスが飛び回り、目の前でスズメたちが枯れ草をついばんでいる。七里ヶ浜の岩磯に打ち寄せる波の音、弓なりの浜の向こうに江ノ島と白銀の富士山、とんがりの金時山が今日はくっきりと。すばらしい展望です。
2012/12/07 (Fri) 23:43


合格者第1号!
合格者第1号!
2012年12月3日(月)三島ゆうゆうホールにて。
M高校のN君、明治学院の経営学部に合格した!指定校推薦をもらったので心配ないとは思っていたが、本当によかった。この塾に在籍した生徒たちはいつのまにか力をつけている。N君は英語の成績が一生懸命取り組む割にはなかなか伸びなくて、正直なところ危惧していたのだ。大学でもクラリネットを大事にしてくれるといいね。さっそく第2外国語はなにがいいですか、ときた。「週1、2回じゃどっちにしても大して身につかないけど実用価値はスペイン語じゃないか。音楽やるからと言ってドイツ語は必要ないし。」
今日「冬期講習」の案内を配った。大晦日と元日をのぞく年末年始の4日間、受験直前の対策を午前中ここで特訓する。裾野の生徒も合流する予定。

(追記)午後半日しか時間がないときはよく裏山に登る。箱根「丸岳」の西麓、標高460mの自宅から800mの駿河平まで40〜50分、急坂を3キロほど登り快い汗をかく。この山を「城山」と呼んでいる。由緒ある「二の岡神社」所有の山道で「森山道」といってよく整備され、スミレ・ツリガネニンジン・ウメバチソウ・リンドウ、など一年中野の花を愛でながら登ることができる。富士や愛鷹山系、丹沢山系を展望しながらこんなに楽しい道なのに利用者に滅多に会わないのが惜しい。私の目的はもう一つ、「おしるこ」。コース終点の駿河平は「箱根スカイライン」の取り付け道で(乙女トンネルが完成するまではここがR138だった)昔から「しるこや」という甘味処がある。4代目になるというKさんご夫婦の経営だ。私は2代目の時からの自称常連だ。「日本未来の党」で今をときめく嘉田知事の「琵琶湖」大津に自宅があって、お店のウリも「京しるこ」や「京ぜんざい」。帰り際にははんなりと「おーきに」の一声が嬉しい。ご主人のKさんは毎日ブログ日記を書く。早朝の富士の雄姿を(雲だけの時も)携帯で撮って載せる。私のこのブログ日記もKさんからの入れ知恵なのです。「しるこや」http://www.alfoo.org/diary47/fujisiruko/
(写真)1日、まだ咲いていたリンドウ一輪。
2012/12/03 (Mon) 23:47


英英辞典は何のため?
英英辞典は何のため?
2012年12月2日(日)裾野市民文化センターにて。みぞれまじり。
 30日(金)に会場とれず今日に変更した。F君1年次にペーパーの英英辞典をクラス全員買わされたという。しかしほとんど使わなかったし推薦した先生もすぐ転勤でそれっきり。少々無責任ではないか。購入した開拓社のAdvanced Learners は有名なホーンビイ博士の編纂でたしかに語義の説明で定評があるが高校生の学習辞典としては推薦できるか疑わしい。外国人学習者が一番求めているのは語義よりむしろ実際に使用できる例文であるはず。その例文が一般的な英和辞典とくらべると極端に少ないのだ。たとえば高校生の苦手な動詞 identifyで比較してみると、ルミナス(研究社)で7例、ジーニアス(大修館)で8例に対して、この英英ではわずか2例(!)。これでは大学受験の高校生にとても推薦できない。さらに最近の英和には音韻や統語の面で最新の言語学の知見も盛り込まれ、この点も出版各社の競争になっている。編集内容・印刷・装丁そして価格において、日本ほど辞典の進化した国はないと断言して良いと思う。なんとF君の愛用する電卓辞書にはその英英も入っていたよ。IT時代は日進月歩だね。先生もぼやーっとできない。

(追記)前から気になっていた小田原の「地球博物館」に行った。規模のでかさにたまげた。神奈川県立のくせに上野の国立科学博物館やNYの自然史博物館に負けないほどのスケールだった。入り口に5mもあるシロクマが立ちはだかり、地球の生成にかかわる巨大岩石が所狭しと。見上げるとモスラのような恐竜が天井に10mの両翼を広げ、地上の巨大ザウルスを見おろす。
2012/12/02 (Sun) 23:33


英検に2人とも合格
英検に2人とも合格
2012年11月19日(月)三島ゆうゆうホールにて。大雨の一日。
 高2のNさんはパリに(!)修学旅行中で欠席。英語検定の結果が出て、中3のTさん「準2級、二次試験面接に合格しました。次は2級をめざします!」。英語の勉強をどんどん先に進めたいとTさんもお母さんも願っている。続いてKさんが教室に入るなり「先生、準1級に合格しました!」と嬉しい報告。同志社国際高校に受かるにはもう一つの難関、エッセイを書かねばならぬ。今日も過去問「幸せをもたらす方法」を書いてみよう。「ええー?むずかしそう・・・」。いやいや、中3に書かせるんだから大上段に構える必要なんて何もない。「君がどういうときに幸せか、話し言葉で書けばいいんだ。主張がまとまってきたら、あけておいた冒頭の2、3行に要旨を書き足しておけばいいよ。」
 3年生は北大の過去問長文。「医学の進歩のために動物実験は避けられないか?ほかに方法はないだろうか?」 To use animals thoughtlessly diminishes us as human beings. 「むやみに動物を実験に利用することは人間としてのわれわれの尊厳をきずつけることになる。」が3人とも難しい。尾上

(追記)中3のTさんはオペラ好き。筑波大に行った姉と同じくかなり聴いている。早熟だね。中学生ってよくわからないけれど、年齢的には第3反抗期にあたるのか多感な時期で、前向きで知識欲旺盛なんだね。おもしろい。24日(土)朝9:30、インターネットでオペラ「アイーダ」を聴いた。NYのメトロポリタンオペラのライブ演奏だ。現地では夕方7:30。毎週1回、地球の裏側から大好きなニューヨークのざわめきも運んでくれる。雨模様の時は山も畑もあきらめてよくパソコンでオペラざんまい。会員になっているので、過去の演目、名場面がいつでも楽しめるのです。
2012/11/26 (Mon) 23:45


接続詞as if とは
接続詞as if とは
2012年11月23日(金)勤労感謝の日。裾野市民文化センターにて。
裾野もしょぼしょぼと小雨の一日。今日は日大三島で難関大学の駿台模試があったそうで、いつも定刻前に会議室の前で勉強しているF君が今日は20分の遅刻。少々疲労気味。英語の問題プリントを見せてもらった。和訳も英訳、テーマ作文も高レベルの英語力を要求している。何年か分の過去問にじっくり取り組んで同種の問題に慣れておくことが不可欠だ。His brain is behaving as it would If the dreamer were actually doing whatever he was dreaming about such as playing tennis,…. は as の後ろに前述のbe behaving が省略されているから「もしかりに夢見ている人がテニス・・・などを実際にやっているとすれば脳が働くであろうような働きを脳はやっている・・・」の和訳をF君が「まるで・・・をやっているかのように脳が働いている。」と訳出。ウン、すばらしい。it wouldがなくても同じかあ。結局 as if という接続詞の由来はそこにあるのだな。教える立場で逆に気づかされたよ、F君。尾上

(追記)フランクフルト在住の先輩がネットで自著を出版している。パブー、Pubooというサイトで編集や希望すれば販売もできる。ペーパーでちゃんとした装丁本にもなる。スゴイ時代になったものだ。自費出版が何とも手軽にできてしまう。「われもしてみん」とて今日さっそく取り組んでみた。とりあえずこのプログ日記を1冊にまとめてみよう。実に面白い。6月15日のスタートから前回のまでが5ページのPDFの本にできあがった。表紙に富士山で撮ったピンクの「タカネバラ」を使った。本文に写真も挿入できるらしい。(写真)御殿場・旧岸邸内「とらや工房」の紅葉
2012/11/23 (Fri) 23:38


パリに修学旅行?
パリに修学旅行?
2012年11月19日(月)三島商工会議所にて。T高校のTさん、学校の補習が始まってこの塾への出席が遅くなったが1時間でも出席してくれれば大事なことは何とか教えられる。中3のTさんは「接続詞」の勉強。かなり知識量は多くて楽しみ。高1分野を週1回1単元のペースで進めているので少々きついかな、と心配でもあるが。K高のNさんは来週から修学旅行。パリだって!「仏語会話も少し勉強しました・・」と。尾上

(追記)17日(土)から御殿場の「農協祭」。あいにくの大雨だったが農産物品評会には、入賞の野菜を安く購入しようとオジサン、オバサンがいっぱい。レース開始までの数10分間じっとお目当ての金や赤の入賞札のついた野菜の前にかぶさるように立って他の人を寄せ付けない緊迫感。私のお目当ては巨大な「大かぶ」。京都に負けない「千枚漬け」をもう一度作ろうと思って。控えめに「2等賞」の3本200円をゲット!唐辛子もでっかいのが1皿200円。
2012/11/21 (Wed) 0:27


否定の作用域
否定の作用域
2012年11月16日(金)裾野市民文化センターにて。F君に先週出した宿題プリント「愛情と自信」の和訳問題。We weren’t bad girls because of this or that act, or good girls if we obeyed. (これやあれやの行為のために悪い子だということもないし、言いつけに従ったからいい子だということもなかった。) これは受験英語の知識では not 〜 becauseの構文として知られるが、言語学上では否定のスコープ(作用域)の問題。複文全部を否定するのか、または主文だけの否定なのか。前者なら「・・・だから〜だ、というのではない」とすべきところで、後者のように「・・・だから〜でなかった」と解釈してはいけない例。not 〜 if も同じ注意が必要ということです。尾上

(追記)御殿場にも「パークゴルフ」がオープンした。お胎内温泉会館に隣接するリクレーション施設「樹空の森」の敷地内に完成した。ドライバーとパターのあいのこのようなクラブで少々大きめのカラーボールをたたいて18ホールを回るからパターゴルフみたいなものだが、お遊びというよりスポーツ性がやや高そう。男だけのグループよりも2組の夫婦で競い合う姿をみて、新しい社交スタイルを発見。快晴の富士をバックにグリーンが美しい。
2012/11/17 (Sat) 0:46


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