高校英語UG会 三島・裾野・御殿場

total : 105222
today : 13
yesterday : 110

試験シーズン到来
2013年2月4日(月)三島商工会議所にて。
 今日は立春。南からの生暖かい季節風が吹いて不安定な天気。小雨の中を出かけたら帰宅時間には星明かりに変わっていた。1年のN君は「無生物主語の文」を勉強した。原因と結果をmakeやenable, remind などの使役(させる)動詞でつなぐ文のこと。中学でやったWhat makes you so happy?「何(の理由)でそんなにうれしいの?」がその代表。そんな短いヒントでもN君しっかり理解でき、ほぼすべてに正解が出せた。Important>importance, lose>loss など、派生語をたくさん覚えていくことだね。
 3年のNさん、英語の力がますます伸びている感触。東大の和訳問題も合格点がとれた。正解率がぐんと高くなって今月の決戦の結果が楽しみ。語彙力がさらにアップするといいね。
中3のTさんは「動詞の時制」。live,belongなどの状態動詞とその他の動作動詞の違いで進行形にできるか否かが決まる。過去が基準になると過去完了が使われることも大事。明日は私立高校入試。 尾上

(追記)中3のTさんはオペラ好き。先週末、インターネットで「愛の妙薬」を見たよ、と話したら、「入学試験が終わったら見てみます。」ドニゼッティの楽しい喜劇で、ニューヨーク・メトロポリタンオペラが今シーズンのオープニングにした演目。海の向こうで4ヶ月前に上演したものをこうやっていつでも好きなときにPCで見ることができるシアワセ!!イタリア語の歌詞に英語のサブタイトルが付くのでストーリーがよく理解できるし、英語の語彙力増強にも役立つ。筑波大学に進学したお姉さんの影響のようで、クラシックでも特にオペラ好きの中学生は希少価値だ。若い内にほんものを知ることはいいねえ。
2013/02/04 (Mon) 23:49


英語でエッセイ
英語でエッセイ
2013年2月1日(金)裾野市民文化センターにて。
 真如苑という宗教団体が私たちがいつも借りている隣の会議室を3つ借り切ってお経を上げる声が先週に続いてまた聞こえる。信者全員の大合唱は控えているようでさほど気にならない。
2年のSさんは英検2級に合格しているので今度は準1級同格をめざしている。語彙レベルがとても高いので「単語集」で暗記に努めつつNEWSWEEK などを日頃から読み慣れておくとよい。来週私のものを貸してあげることにした。今日は「仮定法未来」の勉強。助動詞のshould とwere toに「万一〜するとすれば」「仮に〜することがあるとすれば」と、話者の「仮の話だけど・・・」という気持(ムード)をこめて述べるもの。和訳の力をもっともっと伸ばしていこう。
K君は英作文でなかなか満足な点がとれない。知っているはずの語句、文法が使えないのは残念。添削してあげると、ああそうだ、と気づくのに。一方F君も同じく英作文が苦手。志望校の岡山大の赤本を持参して見せてくれた。4問120分で順当だが第4問はなんと課題エッセイ。さあて、自由作文をやってこなかったから大変。さっそく取り組もう。まずは過去問の模範解答をまねることから。10〜12行ということならパラグラフ3つくらいで書ける。テーマを予想して準備しておくと受験会場であわてないですむ。外れてもなんとか書ける力はついている。 尾上

(追記)富士山の太郎坊にそり滑りに行った。昔、英国航空BOAC旅客機がここに激突して、全員死亡した痛ましい事故の現場にはおおきな慰霊碑が立っている。息子たちが小さい頃、ここは御殿場市の市営スキー場であったが、たびたび強風で被害にあったため今はリフトを撤去してしまった。しかし今もスキーやボードを楽しむ人によく出会う。県道に車を止めて6合目1500mまで新品の「かんじき」をはいて登った。真っ白な双子山に向かってサクサクと実に楽しいトレッキング。そして下りは持参のそりに腰を沈めて滑降!表面が固まっているからスピードが出る出る。あっという間に終点だ。やあー、若返ったなあ!
2013/02/02 (Sat) 1:04


帰国子女の英語力
帰国子女の英語力
2013年1月28日(月)三島商工会議所にて。
 T高校のTさんも神奈川大の法学部に合格しているので今日で退会となった。神大の推薦入試は得点で奨学金給費と一般に分かれるが昔からとても難しい。彼女はかなり高得点で合格した。国語もよかったようだ。すばらしい!あとは難関の第一志望校、名門中央大・法に合格できればいいが。
 1年のN君は2回目。「否定」を勉強する。特に「部分否定」は学校の学習では不十分。every.all,always,quite など100%を表す語を否定文で用いると「全部ではないのだ、一部は違うのだ」という部分否定の意味になり、「全部〜でない」という全部否定の訳にしてはいけないということ。
中3のKさんは昨日の英検1級の問題用紙を見せてくれた。例の難問、第4問の200語エッセイは「少子化」について、3つ以上のキーワードを使って意見をまとめるもの。環境や経済を盛り込むのは言語能力以上のものが必要で、時事問題についてなおいっそうの勉強を要求する。問題が予想できそうなので事前に準備しておくのも一つの方法。小学校6年の彼女の弟も英検を受験、なんと準1級に挑戦したそうな。3歳上のお姉ちゃんに迫っている。帰国子女の英語力はさすがに! 尾上

(追記)沼津の牛臥山に行った。旧御用邸の恩賜公園を対岸にした絶景の海岸に整備された立派な公園を発見!山裾の浜辺には私有地があって以前は入れなかった。熱海の錦ヶ浦は絶壁の上の遊歩道だが、そこに勝るとも劣らず展望が開け、白銀の富士や身延連山のかなたに南アルプスの白い峰もいくつか見えるではないか!御殿場より5,6度も暖かく早くも紫色のジロボウエンゴサクが斜面に一杯咲いて海風が心地よかった。
2013/01/29 (Tue) 12:42


シンボル(記号)を用いて意思疎通する
シンボル(記号)を用いて意思疎通する
2013年1月25日(金)裾野市民文化センターにて。
 K君、自己採点の結果を教えてくれた。英語は8割を越えて162点、すばらしい結果だ。あと1,2のケアレスミスがなければこれまでの模試の成績の最高点に匹敵するね。よかった!いよいよ二次試験に向けてあと1ヶ月、記述の実力をつけていこう。今日は鹿児島大の長文。「人間はcommunicate symbolically」の意味がつかみにくかった。「シンボル的に」ではおかしいよね。F君は今日私大医学部の試験を終えて帰ったばかり。自宅でやってきますと、プリントを受け取りに立ち寄ってセンターの結果を報告してくれた。英語は196点。スゴイ!語彙・語法で2カ所ミスしただけ。数学は2科目とも満点だというからまたすごい。「二次試験の出願は岡山大医学部にします。後期は浜松医大で。」期待してるよ。もうすこし頑張ろう。
 Sさんは「仮定法」の動詞を含む構文の勉強。よく理解できている。語彙整序では「譲歩と否定」をやってみた。易しめの入試問題だが、やはり難しい項目なのでなかなか正解にならない。What matters is 〜(大事なのは〜だ)という表現は It is 〜 that counts.(大事なのは〜だ)という強調構文と同じで、英語学では「分裂文」、前者はとくに「疑似分裂文」というもの。英文の一部を切り裂いて文頭や文尾に移動させて強調するもの。学校の英語授業でも関連させて教えたらいいのに。「生成文法」や「認知文法」など英語学の新しい知見が、中高の英語教育に生かせる部分がたくさんあり、徐々に取り入れられ始めている。尾上

(追記)この水曜日にまた東京小金井の「学芸大学」に行った。私がMEを取りに12年前、2年間通った大学院のゼミに参加。恩師の鈴木猛教授が招いてくださる。私も年齢のせいで頭がサビついたネと言われないように、若い院生たちと机を並べている。今読んでいるのは、チョムスキーの画期的なミニマリスト・プログラムが出る前の論文。倒置文の 〜so can I.と 〜neither can I.は異なる分析が必要だ、というもの。とても面白いし、私の指導に生かせる。大学の正門前にはもうロウバイが満開だった。我が家よりずっと早い。
2013/01/26 (Sat) 0:45


緒戦はいかが
緒戦はいかが
2013年1月21日(月)三島商工会議所にて。
 1年のN君が入会した。背筋がピンと伸びて言葉遣いがきちんとした生徒だ。早速「話法」の勉強。学校では既習の項目で、時制の一致や場所の言い換えはほぼ理解できていた。話者と聞き手の場面想定が少々苦手だが。レベルの高い生徒のようで要求度をもっと高めていこう。
3年生4人がセンター試験を戦って帰ってきた。添削しながらひとりひとり結果を聞いてみた。Nさんは「8割近く、154点とれました。大きなミスは何もなかったから。」よかった!志望校合格に一歩近づいたかな。しかし、Tさんは「失敗しました。第4問の広告文で時間をとられて後の問題に充分な時間がとれなかった。」そうか、やっぱり第3、4問は後回しにすべきだったね。夏の講習の時にそう教えておいたのになあ。ザンネン!慶応に合格しているS君は正解8割くらいだったと。「いつも9割くらい行っていたのに、少々気がゆるんでいたかなあ。」明治学院に合格しているN君はマイペース。来週の英検準2級合格を目指して勉強している。
中3のKさんも来週いよいよ英検1級試験。今日も過去問をひとつやってみた。とても語彙レベルが高くて、特に第1問の空所補充の語彙は大学入試レベルをはるかに超えて、実は私もほとんど見たことない単語ばかり。ここはきっとあえて使用頻度の低い単語を並べて得点を下げる意図でしょう。第2,3問なら帰国子女のKさんも読める。ただ第4問のエッセイは与えられたトピックが政治、経済、環境、国際問題などで、彼女の合格した高校の入試レベルではない。200語というのは短いが、まとまりのある内容にするには難しいだろう。しかしここをクリアしないと合格できない。「今回は、体験してきます!」 尾上

(追記)家から6キロ南の「時の栖」(ときのすみか)に行った。広大な敷地の桜並木は家内の歩行訓練にちょうど良い。高原ビールで有名になってから人気スポット。次々と施設を拡充し、イベントを打ち、驚くことにJR東京駅から定期バスが最近乗り入れた!今日は予期せず、びっくりイベント「わんわんサーカス」に遭遇。司会の話術にのせられ、捨て犬の必死の芸に家内も大わらい。
2013/01/22 (Tue) 10:56


明日はセンター試験
明日はセンター試験
2013年1月18日(金)裾野市民文化センターにて。
 Sさんがお休み。裾野でも3年生は明日に迫ったセンターの対策をやった。三島教室と同じように、駿台模試の過去問を3回分やってみる。二人ともまず1回目の英文完成問題でつまづいた。「何を焦ってるの。空白には記号でなく単語を書き込んでごらん。文章をきちんと記述すれば誤りが容易にみえてくるはず・・・。」効果あり。第2回はみごと3問とも正解が出せた。試験の前日だから大事なのは記憶量の増加より演算力の活性化。いつものようにしっかり手と頭を動かしておくことだ。20:30、明日のために早めの終了。尾上

(追記)御殿場地方では水耕田を利用して冬期「みずかけな」を栽培する。2月は刈り取って塩漬けにする。富士の雪解け水や湧水が豊富で冷たいから柔らかくおいしいと評判。地方の親戚、知人や友人に宅急便で送り届ける早春の贈り物で、ふるさとの自慢だ。緑の葉の畝の合間をながれる清水も春のかすかな音をたてている。
2013/01/18 (Fri) 23:33


センター対策
2013年1月16日(水)三島ゆうゆうホールにて。
 14日(月)に御殿場は今年初の大雪。15センチも積もって車は家から脱出不能。皆に電話して今日に変更した。3年生は直前のセンター対策をやった。駿台模試の過去問を3回分やってみる。点のとりにくい問題を選んで、第1問(発音・アクセント)、第2問のA(語彙・語法)とC(語句の並べ替え)。第4問のB(広告文の読み取り)に絞った。At no time have I seen 〜〜は例のLittle did I dream that 〜〜と同じ。否定の副詞が文頭に強調されると、SVに倒置が起こる。「〜のようなものはない」There is no such thing as 〜もむずかしかったね。全国平均を60%に押さえるための難問のひとつ。4人とも19日、20日は実力を出し切れますように!
尾上

(追記)箱根の「駒ヶ岳」1325mに友人と登った。芦ノ湖岸の「防ケ沢」からのコースは時間がかかるので、南側に周り、廃業して駅も線路も片付けてしまったケーブルカーの軌道を登った。作業用の石段だけは残っていて、何千段も一気にまっすぐ上っていく、という風変わりな登山。半分以下の40分で頂上に着いてしまった。体ごと飛ばされそうな風。ロープウエーが強風で停止しているので珍しく人気の全くない山頂神社。富士山がデーンと眼前に鎮座してすばらしい。
2013/01/18 (Fri) 0:35


いよいよセンター試験
いよいよセンター試験
2013年1月11日(金)裾野市民文化センターにて。
 いよいよ来週末、センター試験の本番。H高校の2人はいつもの校舎が会場だから少々有利かな。「来週のUG会ではセンターの練習を短時間でやっておきたい・・」という要望あり。「学校の授業でやるリスニングの得点率がなぜか、だんだん下がってきていて心配です・・」とK君。「英語の音声をリラックスして聞き流す練習をCDで続けることで回復できると思うよ・・。」
今日の英作文で仮定法の復習をやった。仮定法動詞の形がかなり曖昧になっていて心配だ。いよいよ本番に近づくとこのようにとかくあちこち欠陥に気づくようになるものです。平生心でバランスのよい学習計画を守ることだ。尾上

(追記)8日、「金時山」1232mに登った。自宅から歩いて乙女峠まで100分。霜が溶けてすべりやすい泥道を「長尾山」と「前猪鼻山」を越えて100分だから3時間20分もかかった。さすがの金時山も正月休みの喧噪が消えて頂上の小屋も人影まばら。「オノエラン」の尾上センセイを覚えていてくれて愛想良く歓迎される。「よくきたねえ。チーズケーキ食べる?」「ありがとう。お腹すいたあ。お雑煮かお汁粉も食べたいな。お餅を入れて。」ここの登頂が千7百7十何回目というおばさん(金時娘の小見山妙子さんと同じ78歳、御殿場市の横山さん。小屋の天井に名誉の記念木札が下がっているうちの一枚。)に初めて会う。毎週2,3回は登るという。スゴーイ!私なぞやっと58回目。帰り際、今年の「初日の出記念バッヂ」をもらった。
2013/01/11 (Fri) 23:16


いよいよセンター試験
いよいよセンター試験
2013年1月11日(金)裾野市民文化センターにて。
 いよいよ来週末、センター試験の本番。H高校の2人はいつもの校舎が会場だから少々有利かな。「来週のUG会ではセンターの練習を短時間でやっておきたい・・」という要望あり。「学校の授業でやるリスニングの得点率がなぜか、だんだん下がってきていて心配です・・」とK君。「英語の音声をリラックスして聞き流す練習をCDで続けることで回復できると思うよ・・。」
今日の英作文で仮定法の復習をやった。仮定法動詞の形がかなり曖昧になっていて心配だ。いよいよ本番に近づくとこのようにとかくあちこち欠陥に気づくようになるものです。平生心でバランスのよい学習計画を守ることだ。尾上

(追記)8日、「金時山」1232mに登った。自宅から歩いて乙女峠まで100分。霜が溶けてすべりやすい泥道を「長尾山」と「前猪鼻山」を越えて100分だから3時間20分もかかった。さすがの金時山も正月休みの喧噪が消えて頂上の小屋も人影まばら。「オノエラン」の尾上センセイを覚えていてくれて愛想良く歓迎される。「よくきたねえ。チーズケーキ食べる?」「ありがとう。お腹すいたあ。お雑煮かお汁粉も食べたいな。お餅を入れて。」ここの登頂が千7百7十何回目というおばさん(金時娘の小見山妙子さんと同じ78歳、御殿場市の横山さん。小屋の天井に名誉の記念木札が下がっているうちの一枚。)に初めて会う。毎週2,3回は登るという。スゴーイ!私なぞやっと58回目。帰り際、今年の「初日の出記念バッヂ」をもらった。
2013/01/11 (Fri) 23:16


今年も明るいスタート!
今年も明るいスタート!
2013年1月7日(月)三島ゆうゆうホールにて。
 3年生4人、2年生1人、中3生2人の計7名が勢揃いで新年1回目の教室スタート。そのうち3人は入学先が決定している。大学受験生はこの19日と20日がいよいよセンター試験。その獲得点が国公立大学前期、後期の志望先決定におおいに関係する。私立大学や推薦入試もセンター利用の大学がたくさんあるので1点をあらそうことになる。みんなガンバレ!
 中3のTさんは仮定法の2回目。少々難しい「仮定法未来」の働きを学んだ。接続詞as ifの後に来る仮定法動詞や、語句に仮定の意味を持たせる特殊構文など、高度なレベルを短時間にほぼ完全にこなした。理解力抜群だ。中3生はおもしろい。学校での授業内容に飽き足りない能力ある生徒はどんどん先取り学習させたい。ここはそのための学習塾になってもいいね。高校入学とともに学習内容が一気に2倍、3倍になって消化不良を起こす現状を見ると。尾上

(追記)今日は7日。用意しておいた市販の「七草がゆ」を食す。全くシンプルなお粥でコメを味わうものだね。午後、家内と散歩に「東山湖」の土手を歩く。パグという黒い小型犬と出合う。ブルドッグのような顔つきだが中国の犬でチンの仲間らしい。犬好きの人だと理解してすぐになついてくれた。いつものコースで締めは旧岸邸の「とらや工房」へ。松飾りもとれて客もちらほら。「おしるこ」と「お赤飯」をいただいて名残の正月を味わう。籐で編んだ干支の巳。
2013/01/07 (Mon) 23:45


total : 105222
today : 13
yesterday : 110