御殿場市民会館にて
「富士山で登った!」
初冠雪がすぐに溶けてしまった富士山に登った、といっても富士宮口五合目2400mから新六合目2500mまでだけど。9月10日には閉山したので登山禁止になったというのに外人のグループを含めてまだまだ登山者がみられ週末でにぎわっていた。大きな溶岩がゴロゴロ転がる斜面を登って二軒の山小屋「雲海荘」「宝永山荘」まで来た。その先は溶岩の急斜面が始まるのだが巨大な柵が築かれて通行禁止だし山小屋も閉まっていた。そこから山頂がくっきりと見えるけど下界は雲海にすっぽり隠れていた。そこからは「宝永山」の火口に向かってザレバを下って、「遊歩道」に入ると美しい樹林帯になってダケカンバやカラマツの中を歩いてスタート地点に戻ったよ。
この日はアメリカから久々に帰国された野田眞理先生をご案内しての山行だった。米国で「合気道」の師範でもある先生はスポーツ万能で山登りも楽にこなされた。オハイオ州立大学で「日本語教授法」を長年指導されて、1995年その大学院に私の次男が留学した時の担当教官だった。奇遇なことにご実家が御殿場市の我が家のすぐ近く、お生まれと大学までが兵庫県宝塚市と伺いビックリ!私が歩んだ道となんと重なっていることか、世界は世間はせまいなあ!この度めでたく退官されての修学旅行のような里帰りで我が家にもぜひ!とお招きしたのだった。「富士山に登った」はI climbed Mt. Fuji. だけど、今回はほんの一部なのでI climbed on Mt Fuji. (富士山で登った)と言うのですよ、と・・・
今日のUG会は生徒が2人とも学校の模試が15日(日)にあったので変更したものです。来週も同様に24日火曜日に変更します。
3年生のMUさんは関係詞の慣用表現をいくつか学んでから、「愛知県立大」の長文「電話よりもeメール」を読んだ。どの設問にも正解が出せたが下線部訳で気をつけたいことがある。E-mail as we know it allows a high degree of privacy, which, in turn, helps generate more openness. 「私たちが知っているようなeメールは高度のプライバシーを守ってくれるが、そのことが今度は多くの解放感を生み出すのに役立っている」。関係詞whichは以前にもやったように「前文」を先行詞とするのだ。さらに、As we knowなら「周知のように」で英会話でもよく使うね。文全体を修飾するけど、ここではas we know itに注意。「我々がeメールを知っているようなeメール」の意味で、「誰でも知っているような(普通の)eメール」と直前の名詞を修飾するよ。カンマで切れてないしね。
OK君は「関係詞の継続用法」をやった。先行詞と関係詞がカンマで切られた文のこと、と覚えればカンタンだ。前の名詞を修飾しないでandなどの接続詞で継続して独立させればいいのだ。2種類あって@There were five passengers, who escaped without injury.(乗客は5人いた。そして彼らはけがをせずに避難した)では , whoを, and they(接続詞+代名詞)に分解できる。AChopin, whose works are world-famous, died young.(ショパンはその作品が世界的に有名だが、若くして亡くなった)は主語の説明を挿入した文だから、「〜は・・なのだが・・・」と和訳するとよい。「有名なショパン」とやらないことが肝心。@の例はThe bombing destroyed several bridges, which made it impossible to reach the village by road.「その爆撃で橋がいくつか破壊された。そのことでその村に道路でたどり着くことが出来なくなった」。whichはやはり前文全体をうけてるね。 尾上









