体験入学ということでN高の2年生がひとり参加。課題テスト直前とかで、持参のテキストに解答している。時折、不明なところを解説してあげることにした。お母さんによると、神奈川県からの遠距離通学でどの科目も勉強時間が確保できていないようだ。このUG会でどうやって力を伸ばしていくか考えなきゃ。本人は方向が決まれば真剣に取り組んでくれそうな生徒だ。
高校に入学したばかりのTさんが制服で登場。セーラー服姿が美しくすがすがしい。今日は「受動態」の上級編を勉強した。熟語動詞の扱いや主語(動作主)を明示しない受け身の文など。難しい問題ばかりだけど、正解がいくつも出せた。
2年生はSVOCの構文。OとCが主語+述語の関係になっていることに注意。そういう情景(状況)をsee「見たり」hear「聞いたり」have「引き起こしたり」する、という意味の文。have him saying「かれに言わせておく」
は he is saying(進行形)が埋め込まれているし、 have the land planted with potatoes.「その土地にポテトを植えさせる」はthe land is planted with potatoes(受身形) が埋め込まれている。Yさん、M君、S君、皆頑張っていた。N君も久々に出席して真剣に取り組んでいた。 尾上
(追記)東京外語の同窓4人で「箱根丸岳」に登った。8年前に「金時山」に登って以来、群馬の「谷川岳」山梨の「金峰山」静岡の「越前岳」など名山を尋ねてこれで64回目の例会になる。大きな病気もせず続けてこれたのはこの古希にもなろうという年齢にしては不思議。運のよい4人だ。我が家のある二の岡(標高460m)から丸岳(1156m)までは林道と細い草刈り道を抜けて700mを登る。自動車道を一切通らない秘密の楽しいコースだ。珍しく無風快晴の登山日よりで、途中スカイラインの「しるこや」で一休み。餅入りぜんざいに舌鼓。山頂に近づいた頃、湯本からスタートした「トレイルマラソン」の若い男女とすれちがう。ゴールの湯本まで50キロを夕方までに走るとか。登山の本当の楽しみはゆっくり山の花々に出会うこと。紫、白、ピンクのスミレが果てしなく咲き乱れているし、ツクシ、ケマンソウ、キランソウ。ヤマルリソウもかわいい。山桜もちょうど見頃で、ハコネコメザクラが下向きに細かな花を一杯につけている姿にみとれてしまう。クロモジ、アセビ、アブラチャンの気持ちのいい尾根道を乙女峠に下りて、市営の温泉につかり、最後は御殿場駅前の居酒屋でいつもの祝杯をあげた。ああ、また1年若返ったよ。
