高校英語UG会 三島・裾野・御殿場

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未知の世界に好奇心
2013年9月9日(月)三島ゆうゆうホールにて。
 さすがに朝晩はひんやり感じるようになったが三島まで下っていくとまだまだ冷房が必要だ。御殿場とは4℃くらいの差がある。ここは「楽寿園」の森に囲まれているので駅から数分なのにすばらしい環境だ。源平川や柿田川で知られる水の街三島は、米国テキサス州の水の街サン・アントニオと姉妹都市であること知ってる?メキシコと国境を接するこの町は白人よりもラテン系の陽気な市民に溢れていて、川岸に沿ってオープンテラスのレストランやホテルが建ち並び毎日がお祭りのように賑やかで、観光ボートでぐるっと一周しながら街の楽しい雰囲気が楽しめる。25年前、クリスマスの頃に吹奏楽の視察ツアーで訪問した時にはまだ紅葉が美しい9月か10月の気候だった。水郷の街三島ももっと活気に溢れた観光都市になってもいいよね。
 1年Tさんは「助動詞+完了形」をしっかり理解できた。persuade, in advanceなど知らない語句のためか、対話文が理解できなかった。来月の英検2級合格のためにも更に努力しよう。2年生は「仮定法」の特殊構文。If it were not for water,「もし水がないとすれば・・」は But for water とかWithout water といいかえができる。じゃあ「火星に水があるとすれば・・」と肯定文の場合は? With water on the Mars, ならいいけど、not をとってIf it were for water とは言えない。否定の時だけの特殊構文なのです。肯定文なら普通にIf there were water on the Mars, という。
 英語の学力がかなり向上した3年生Nさんが和訳につまづいた。The British people have a strong attachment to their countryside; it is the great national daydream. 「英国人は田舎に強い愛着がある。それは国民のおおきな夢なのです。」ところが日本人は?日本人は都会を目指す。特に若者たちは江戸を、東京を目指してきた。でも最近、御殿場や三島・沼津に住んで仕事は東京に出かけるという人が増えてきたよね。日本人も人生の本当の楽しみ方がわかってきたのかなあ。緑に囲まれた自分の土地を持ち、野菜や果樹を育てて味わう楽しみ。野山を駆け回って花や鳥に親しむ生活。年をとって自分の時間を自由に過ごせるようになればばわかるよ。英文の内容理解のしにくさは、日本文の理解しにくさと同じレベルなのかも知れない。知らない世界のことは、すーっと頭に入ってこないんだよね。 尾上

(追記)「シラヒゲソウ」という可愛い白い花の季節だ。ユキノシタ科のウメバチソウ属に入る。先月「雁ケ腹摺山」で見たウメバチソウと同じように、丸るっこい葉に囲まれた長い茎の先端に白い花を咲かせる。五角形なのにまるで雪の結晶のような美しい文様の花だ。御殿場郊外の板妻に「野の花」という山野草のお店があって、そこでポット植えを一つ買ったらとても日持ちが良くて1ヶ月たった今でも窓辺で咲いている。・・・「金時山」にも咲いているよ、と聞いて箱根の友人と1213mの山頂まで行ってみた。「金時娘」の小屋で登山者ノートに記名しながら、「シラヒゲソウ、もう咲いているのかなあ」とつぶやくと、常連さんとおぼしき男性が「すぐそこに咲いてるよ。一緒に行きましょう」と。この頂上は急斜面の岩ばかりでできていて、そのうちのもっとも大きな岩の陰に「あった!」8株も群生していてそのうち3輪が開花していた。この日も大小グループで大賑わいの「金時山」だったが、予想もしないので2つ下のこの岩まで草をかき分け降りてくる人はいない。山の花を愛し探し求める人の密やかな楽しみだね。
2013/09/09 (Mon) 23:49


秋山シーズン
秋山シーズン
2013年9月6日(金)裾野市民文化センターにて。
 M君とY君は同じ高校の山岳部員。来週末の3連休に南アの「塩見岳」に登るのでUG会は1回お休みすることになる。3047mの山頂を極めた後は、中腹の小屋泊でボランテイア活動をやる。最近の鹿の被害対策にネットを張る作業に参加するのだそうだ。すばらしいなあ。ユニークな登山体験になるね。
 2年生は三島からT君も参加して今日は4人。If it were not for〜や、I wish〜、  as if 〜など、仮定法の特殊な構文を勉強した。
 3年Sさんは「分詞」。様々な分詞構文や付帯状況の表現を復習した。Standing as it does on the hill, the restaurant commands a fine view. (丘の上に立っているので、そのレストランからの眺めはすばらしい。)は初めて触れたようだが、分詞句のStanding on the hill, と 副詞節As it stands on the hill,
が組み合わさったような例と考えればよい。英作文では会話文の英訳に取り組んだ。やさしそうでなかなか手強い。動詞をきちんと選んで無理のない英文を作らないといけない。「時間の表現はニガテです・・・」だって。
 1年のSさんは参加が遅れて、1枚目の「助動詞」を終えるのがぎりぎりだった。 should やneed not の後ろに完了形の動詞が来ると「〜すべきだったのに・・」「〜しなくてよかったのに・・」と、過去の出来事に非難や後悔の気持ちを表すことができる。 しっかり覚えよう。 尾上

(追記)箱根の「丸岳」に登った。この頂上には電波中継塔があるから東名を走っていても御殿場ICあたりで気づくし、箱根の仙石原からもよく目立つ山だ。我が家のある二の岡から歩いて2時間半で登れるが、今回は「スカイライン」の長尾峠に車をとめて静岡と神奈川の県境の尾根道をハイキング。雨上がりの絶好の青空で、左手に富士・愛鷹山、振り返れば駿河湾と伊豆の山並み、右手に仙石原・大湧谷・芦ノ湖・湘南海岸をみはるかす大パノラマのたのしいコースだった。ハギの赤い花、オミナエシ、ススキなど秋の七草が咲きそろっていよいよ十五夜の準備が整いだした。今年は19日が満月で中秋の名月に当たるそうだ。頂上に近づくと、釣鐘が数珠つなぎになったツルニンジンや紫の斑点が特徴のホトトギスが咲いている。残暑が続くけれどやはり季節は秋らしいなと思うと、タマアジサイ・ホタルブクロ・シモツケなど夏の名残がまだまだ元気に咲いていたりして驚いた。下りは電波塔工事用の林道をのんびりと歩いた。ピンクのツリフネソウ、真っ赤なミズヒキ、黄色のキンミズヒキ、紫のアザミも群落をなしていたし、青いトリカブトの姿も魅力一杯だ。
2013/09/07 (Sat) 0:04


「雨に降られる」は英語では無理
「雨に降られる」は英語では無理
2013年9月2日(月)三島ゆうゆうホールにて。
 残暑のきびしいうちに2学期が始まった。さっそく夏休みの課題テストがあるから皆落ち着かない。N君はテスト勉強に集中しプリントは次回に回す。T君も明日提出する「オキナワ」のエッセイを読解、和訳したものを添削してほしい、という。SVが一組の短文はしっかり和訳できているけど、カンマがいくつも出てきて文が2組、3組もあると誤訳が多い。接続詞、コロンやダッシュの働きに慣れなきゃいけないね。Yさんはさまざまな「接続詞」を終えて「仮定法」に入る。英作文では「受け身」と「使役」を使う表現の勉強。日本語で「被害の受け身」と言われる文が英語では受け身で表現できないことに注意が必要だ。「友人に先に行かれる」「雨に降られる」などは、「行く」「降る」という自動詞では英語では受け身が作れない、ということ。 He had his mother diedではおかしい。He had his mother killed in the accident. ならOKだ。
 3年のNさんは「動名詞」の乳入試問題に取り組む。語句整序の問題ではほぼ正答が多い。間違えた箇所でもちょっとヒントを与えると正解できる。なかなかいいね。明日のテストのために1時間前に早退。Yさんも動名詞に取り組んだ。My mother always complains of my being too lazy. (母は私が怠けている、といつも不平を言っている)。という動名詞構文は・・・complains that I am too lazy. と、名詞節に読み替えることができねばいけない。
 1年のTさんは助動詞の特別用法を勉強した。正確に理解できるが時間がかかる。2枚目の長文問題にも取り組めるといいね。 尾上

(追記)大月の「雁ケ腹摺山」に登った。ガンガハラスリヤマ、何とも奇妙な山名で以前から気になっていた。山梨百名山の一つで1874mもあるが、登山口の「大峠」が1560mもあるから標高差はわずか300m。この峠の上を渡り鳥の雁が腹を摺るように飛んでいた光景から名付けられたらしい。いつのことか、地名の命名は奈良や平安時代にさかのぼるのかもしれない。沼津の愛鷹山山系の「位牌岳」は展望と花が美しくて私の好きな山だけど、登山をためらうような変な名前だよね。いつからそんな名前で呼んでいるのかなあ。・・・大峠から急斜面の連続だけど1時間で頂上だ。ここからの展望は昔の500円札の裏に描かれた富士山の姿で有名らしい。山頂には珍しく広い草原に囲まれて、黄色の鮮やかなマルバダケブキの大群落が美しい。その草むらをかき分けると、ここにもあそこにも真っ白な可愛らしいウメバチソウが咲き始めていたよ。
2013/09/02 (Mon) 23:50


夏休みも終わりだね
夏休みも終わりだね
2013年8月30日(金)裾野市民文化センターにて。
 3年のSさんは「動名詞」に関係する入試問題に取り組む。動名詞の受動態や完了形、動名詞の意味上の主語など。たくさんの慣用句のなかでもThere is no V-ing (〜することは不可能だ。)は難しい。今日の英作文はテーマ作文。日本語で与えられた状況について「滑稽な」点を英語で説明せよ、というもの。英語で書くことに抵抗を感じなくなったようで、向上がますます楽しみだね。
 2年生のYさん、T君も参加して2年生が4人そろった。接続詞 as soon asや if に代わる接続詞をいくつか勉強したあと、今日から仮定法の構文に入る。仮定法の動詞は「事実と反対の事を仮定してのべる」気持ちをこめることができる大切な表現。中学の時に I would like to read this book. とか Could you help me with this work? が「ていねい」な表現、として教わったのはこの仮定法の動詞のこと。「もし許してくれれば・・読みたいんだけど。」「もしその気持ちがあれば・・・助けてもらえるだろうか?」というへりくだった気分を込めることができる。「法」とは文法用語でムード、つまり気分のことなんだ。「これは仮の話なんだけどね・・」という気分。間接話法なんかのような方法(〜のしかた)という意味じゃないよ。
 1年Sさんは「助動詞」の上級編。過去のことについての推量を、助動詞+完了形で表す。 may well(=するのももっともだ) やmay as well (〜したほうがましだ)などむずかしい助動詞をいくつか学んだ。 尾上

(追記)きのう両国国技館の東隣にある「江戸東京博物館」に行った。もう開館20年になるそうで特別展「花開く江戸の園芸」がお目当て。200年前の幕末には100万人もいたという世界一の大都市江戸。その江戸文化の華「お花見」は徳川幕府の政策で、庶民の娯楽の場として隅田川河畔や上野山、飛鳥山にサクラを植樹したことにはじまる。「堀切菖蒲園」「向島花屋敷」「駒込六義園」などの有名な庭園はこの時期造園されたものだそうだ。50年前、私の母校の外語大は駒込に近く「六義園」にはなんどか散策に訪れたし、巣鴨駅から大学へ行くのに「染井霊園」の中を抜けて通った。江戸時代、ソメイヨシノの桜で有名な土地に世界一植木屋が集中していたとは知らなかった。松・梅・桜など樹木だけでなくアサガオ・キク・ハナショウブなど流行に敏感な江戸の庶民は、これらの「行楽地」を訪れて花々を愛でお茶をいただき、鉢植えをおみやげにもち帰って我が家でも咲かせようとしたという。明治維新という政治の大転換があっても、今日の私たちとなにも変わらない市民生活だよね。育てた自慢の花を見せ合う「花合戦」の番付表や、花と美人の浮世絵、栽培のノウハウを書いた園芸書、早咲きのための温室「ムロ」などなど。おもしろかった!人気の高い企画展らしく老若男女おおぜいの観覧者の中に、白ブラウスの女子高生がひとり熱心に展示に見入っている姿が印象的だった。
2013/08/30 (Fri) 23:32


and の後ろを見よ!
2013年8月26日(月)三島ゆうゆうホールにて。
 御殿場も今朝は急に涼しくなって、短パンTシャツではクシャミが出そう。今にも降り出しそうな天気で、きょうの塾で返却予定のプリントを数人分添削した後、3坪田んぼの水加減を確かめに7キロ先の共同の農地まで出かけて、その後はのんびり自宅でオペラを聞いて過ごした。
 1年から3年まで生徒たちの書いた和訳をみて一番多い間違いの原因が一つある。それは 接続詞のand だ。「 and の後ろを見よ!」と何度も何度も注意しているが、まだまだ免許皆伝と言える生徒が少ないね。辞書をひきひきトンチンカンな和訳を書いて「変だなあ・・」と思ったらそれは接続詞 and やorの扱いミスの場合がなんと多いことか。出題者もその辺の読解力を見ようとしているのです。単語・熟語、文法、構文はもちろんだけど。
 今日の2年生、関西学院の過去問で People who are accustomed to being up during the day and sleeping at night will have a drop in body temperature at night,・・・「昼間おきていて、夜寝ることが習慣になっている人たちは夜、体温が下がる・・・」。「and の後ろを見る」と sleeping があるから前の方に同じ形態の being に着目する。この2つの動名詞句が and でつながって共に前置詞to の目的語になっていることがわかる。ちなみに、 A and Bは「AとB」だが、動詞や準動詞( to V, V-ing, V-ed)の場合は「AしてBする」というふうにひとまとめの行為になることもあるから注意が必要だ。上記の例もこれにあたり、「起きていることと寝ることに慣れている・・」ではおかしい。and はくせものだねえ!
 3年は「不定詞」のまとめ学習。大学の入試問題はレベルが高い。不定詞の慣用用法についてはセンター試験でもよく狙われるのでしっかり使えるようにしておきたいね。動名詞、分詞についても同じことがいえる。
 1年は動名詞の慣用用法を12個勉強した。ここはしっかりした知識にして3年生につなげたい。ガンバレ! 尾上

(追記)オペラ「愛の妙薬」が楽しかった。メトロポリタン歌劇場が昨年のシーズン開幕に上演したドニゼッティのコメディ。お互いに好きなくせに意地を張り合って、素直になれないネモリーノとアディーナ。インチキな医者おすすめの「ほれぐすり」の効果でドタバタの最後にはメデタシメデタシ、となる。一緒に歌いたくなるような魅力あふれるアリアがあちこちにちりばめられて、まさにアメリカ人好みの演目。今は亡き名テノール、ルチアーノ・パバロッティの絶唱が有名だが、新ステージはハンサムなマシュー・ポレンザーニが歌も演技もすばらしい。恋人のアディーナには人気絶頂のロシアの歌姫アンナ・ネトレプコ。コケテイッシュなルックスとパフォーマンスが観客をぐいぐい惹きつける。このオペラはイタリア語だから現地のアメリカ人にもセリフがほとんどわからないが、インターネット会員のために英語のサブタイトル(字幕)をつけてくれる。本場の歌劇場でも前の人の椅子の背中についた横長の窓に歌詞の英訳がついていて、観客がこれをみて大笑いしたりする。私にはとてもいい英語の教材だ。
2013/08/26 (Mon) 23:42


プラトニック・ラブ?
プラトニック・ラブ?
2013年8月23日(金)裾野市民文化センターにて。
 1年のSさんはお休み。3年のSさんは「不定詞」の復習第2回。Needless to say, とか,so to speak,など文頭や文中に挿入される慣用句をおさらい。今回も英作文に意欲的に取り組む。このところ下線部訳の過去問に対し全訳で挑戦している。その意気込みたるや立派!積極的にどんどん書くべし。それを丁寧に添削してもらっていれば、かならず上達していくはず。
 2年のM君は先週の分「譲歩文」を学ぶ。譲歩文と2文が「逆接」になるつながりかたのことで、Even if it rains tomorrow,・・「たとえ明日雨が降っても、・・」 even if はeven thoughといってもよい。また rains と現在形の動詞が普通だが、No matter when・・・「いつ・・・しても」のような代表的な譲歩文も含めて、譲歩文ではしばしば助動詞 may を用いて、may come と言うことがある。おぼえておきたい。Y君はWhenever SV,〜の譲歩文を学ぶ。複合関係詞のもう一つの用法とされている、主文を修飾する副詞節の働き。上記のNo matter whenと同じ意味・用法だから実は、関係詞ではなくて「疑問詞」だ。和訳の問題で、英国のラッセル卿の言語にかんする考察に関する短文。「犬は吠えるばかりで人間のような言葉がつかえない・・・」という話。短すぎて、どういう趣旨の陳述の一節なのか想像つかないが、哲学者が取り上げるテーマで「ことば」とか「愛」は必須用語。話が脱線して、「プラトニック・ラブとは?」と質問すると、Y君もSさんも初耳!?「純粋の愛」「精神的な愛」のことでしょ。プラトンの対話集「饗宴(シュンポシオン)」に登場するからプラトニック。古今の哲学は若者が触れておきたい大切な知恵だと思うけどなあ。もちろんデカルトやカントも。 尾上


(追記)富士山の5合目に登ったよ。北側の富士吉田に回って、吉田口コースを「馬返し」1400mから2200mの「佐藤小屋」まで。昔は登山者のバス終点だった「馬返し」に行ってみると、わずか10台たらずの車ではないか。「弾丸登山」の名で有名になった「富士スバルライン」の終点5合目から登るルートは、TVなどのニュースではこの夏何十万人とかいう数なのにねえ。安直な夜行日帰り登山ばかりが増えたらしい。この「富士吉田・浅間神社」の奥宮からスタートして1合目から5合目へとコメツガの樹林を登るコースは私の大好きな道。キノコ狩りにも何度か来たっけ。石灯籠や石碑が続き石畳も随所に残っている。富士山が「文化遺産」として登録されたのは、「富士講」という江戸時代から続く民間信仰を伝統文化ととらえたからでしょ。やはりこのコースこそ歩くのにふさわしいと思う。しかし、出会うのは楽しげに下山してくる外国人が多い。話しかけると、米人のペアや1才の赤ちゃん抱えたドイツ人などなど。お目当てのレンゲショウマは終わっていたが、青い「ツリガネニンジン」やピンクの「ヒゴタイ」、4合目の山小屋の横には真っ青なトリカブトが咲き出していた。「佐藤小屋」に到着して豚汁で昼食をいただいていると、TVで「藤圭子」自殺のニュース。2000mの山の上も仙人の世界ではなくなったなあ。
2013/08/24 (Sat) 0:42


18才は老化の始まり?
2013年8月19日(月)三島ゆうゆうホールにて。
 箱根「仙石原文化センター」の隣に「駿台予備校」のセミナーハウスがある。「金時山」を見上げる標高600mの高原に涼を求めて、夏休みには全国から大学受験生が「勉強合宿」に集まる。裾野教室のY君はこちらに参加したそうだ。(UG会の方に参加してほしかったなあ。面白い話をたくさんしたのに。)駿台予備校講師の面白い話、とっておきの話が聞けたそうだ。pronounceとかgrammarの綴りが書けない受験生が多いとか。語彙力テストをやってみたら2年生が3年生トップを負かしたそうだ。昨年も同様だったというから、記憶力は若い方が優るということか。18才は老化の始まり?
 2年は「譲歩構文」。基本的には but でつながる2文が「逆接」の関係であること。Though S V, S V 〜 も譲歩だし、受験の世界では典型的に No matter how hard he may try, ・・・「どんなに頑張ってみても・・・」を重視する。Old as he is, he still has the ability and the will to work. は接続詞 as が though の代わりに使えて、 Though he is old 「年を取っているけど・・・」の意味になる。ちなみにthe will は名詞で「意志」。 Goodwill とは「善意」とか「好意」のこと。昔、Goodwill Hunting というマット・デイモン主演のすばらしい青春映画を見たっけなあ。Where there’s a will, there’s a way.「意あれば道通ず」 ということわざproverb もあるよ。・・部活で忙しすぎたN君が一ヶ月ぶりに参加。4回分をどうやって取り戻そう。「和訳」「英訳」をカットしても「重要構文」だけはやっておいてほしい。8課もあるけど。
 1年Tさんは、先週休んだ分の「動名詞」〜ingの用法。「〜すること」はto不定詞でも言えるから、そこが悩ましいところ。動名詞だけを従える動詞を「マグフェプスト」と覚えることが肝心。mind, avoid, give up, finish, escape,postpone, stop の頭文字でこの7つをまず記憶する。しかし、意味がよく似ている語句ばかりだなあ。「今」やっていることを「いやがる」「避ける」「あきらめる」「終える」「のがれる」「延期する」「やめる」ということ。一方、 to〜だけをとる動詞はwant, hope, wish, expect など「未来」にやることを「のぞむ」「願う」「期待する」というもの。だから regret to say 〜は「これから言おうとするのが悔やまれる。残念だけど〜といわなきゃいけないんだ。」regret sayingは「あの時、〜と言ったことが悔やまれる。後悔している。」というふうに全く違ってくる。remember, forget, try, stopもしかり。
 3年のNさん、Yさんは「不定詞」の総まとめ。語句整序の問題と和文英訳の入試問題に取り組んだ。あきらめないことが肝心。二人とも徐々に力が向上しているのがわかって楽しみだ。 尾上

(追記)箱根で「マツムシソウ」が咲いていた。桃源台にある「箱根ビジターセンター」前の道路脇に。そこは私の大好きな場所。毎月2回、金曜日の午前中、環境省のボランテイアさんたちの指導で「ミニ観察会」がひらかれている。観光客でもだれでも飛び入りで参加できるのがいい。もと学校の先生や大学講師などから専門的なお話が聞けてたのしい。野の花、樹木、野鳥、虫や蝶など。私も何回も参加して、おかげで花の名をたくさん覚えた。「センター」のHPを見ると、箱根の自然探索コースを月2回めぐる各ボランテイアグループの活動記録が読めて面白い。うす紫色の「マツムシソウ」は秋の高原の代表。そよかぜに揺れて美しい。
2013/08/20 (Tue) 0:29


夏期講習、収穫あり?
夏期講習、収穫あり?
2013年8月18日(日)三島商工会議所にて。
 4日間の「夏期講習」が終わった。風立ちぬ、の季節が到来。サナトリウムのある信州富士見高原ほどではないが、標高460mの御殿場高原も秋の訪れが早い。猛烈な暑さの三島の街中から戻ってくるとホッとする。・・今年の夏期講習もお盆休みの期間になった。学校の部活や大会も少ないし、家族旅行に出かけなければ受験生には勉強に集中できて一番よい夏休みの過ごし方でしょう。初日と最終日がこちらになった。この時期予備校も模擬試験の会場に使うらしく、ゆうゆうホールを半分とられてしまった。このビルも隣の部屋で今日「代ゼミ」の大学別模試があり早稲田組と九大組が受験中。高校生が一杯いてアカデミックないい雰囲気だなあ。今夏はセンター対策に絞って4回の講座とした。希望者は3年のNさん、Yさん。さらに2年のM君、Yさんが申し込んでくれた。「3年生はセンター対策をやるけど、一緒にやってみる?」と2年の2人に提案したら、共に喜んで同意してくれた。今のうちからセンター対策しておけば万全だよね。
 第一日目はセンター試験第1問「発音とアクセント」の研究。30分のミニテストを始めていると、静かにスーッとドアがあいて、2年のT君が入ってきた。ありゃ!予定してないよ、どうしよう?そうだ!予備のプリントがあった!のんびりやの性格そのままにT君、封筒入りの参加料を提出する。参加申込書も出してね!・・・前日エクセルで完成した「母音・子音の発音表」を配布して、発音記号の解説。日本語のあいうえおに対して英語の10個の母音を紹介。イーエーエーアーアーオーオーウ、と8個をドシラソファミレドの音階に合わせてみんなで合唱練習してみた。アとオの中間、あいまい母音の2個は、音階の中にどうしたら組み込めるかなあ。更にソドと追加してオッ、ウなんてどう?
 第二日は第2問に必ず出題されるくせもの英作文。和訳なしの「語句整序」の研究。3題出題される中で1題だけとくに難しい。従って全国平均で正解率60%の中で、この問題だけはいつも30〜40%くらいの低い正答率なのだ。今日は難しいものばかりを集めたプリントで猛特訓。語句の並べ方、つまり言語学でいうところの「統語論」に触れた。文、節の基本は{接続詞+S+V+O}だよ。まず「動詞」を発見し、それを軸に「その主語はナーニ?」「その目的語は?」と組み立てること。生成文法の考え方のすばらしさを紹介して、横一列の英文が実は、縦に積み上がって「階層」を作っているんだ、という話をした。
 第三日は第3問「文の整序」の研究。前の文と後の文の関係をチェック。それは大きく分けて5つの接続詞に代表される。この5つで「ほとんどの文と文をつなぐことができるよ!」1追加、2逆接、3説明、4理由、5結果。これを and, but, or, for, so と覚えよう。その代わりに使う副詞や副詞句も同じ働きをする。その一覧表も昔手作りしたものをプリントして配布した。
 今日、第四日目は第4問の「グラフと表」をやった。センター試験全6問をわずか80分で処理するには1問が10〜15分しかない。それ相応の準備が必要。特にこの「グラフと表」、最近では「広告文」の読み取りには「慣れ」が重要。まずここを1分以内で頭に入れ、すぐ設問に取りかかる。説明文が不要の場合もあるからくだくだと読んでいると時間をくわれるばかり。たいていの受験生がここでワナにはまるのです。5問、6問に進めずにマークもせずに時間切れ、となって悲惨な得点となる。結論を言うと、1,2,5,6問と進めて、残った時間で3,4問を処理するのが得策。正確さ以上に時間との戦いなのです。参考に過去のセンターや駿台の模試に使われた「グラフ、表、広告文」などの例を14回、7枚のプリントで配布して読み取りかたのコツを教えた。太文字のタイトルと縦軸、横軸にまず注目。表なら、数字の変化部分にチェックを入れておく。広告文は君たちが日頃見かける塾やフィットネスクラブの募集、旅行会社の宣伝などと変わらない。こういう広告文独特の用語もあるから本番でビックリしないように、いろんなものに触れておけばよいのです。4日にわたる連続講座の最後の10分で「単語・熟語」の記憶の仕方にふれた。これも手作りの「接頭辞、接尾辞の用法と語彙一覧表」を配布して最後のおみやげとした。「単語を知らないから・・」が言い訳にならないようにね。特に熟語600はこの夏休み中に征服したいね。ガンバレ−! 尾上

(追記)今月はじめ、木曽「開田高原」に一泊で出かけた。お料理自慢の「風里」という瀟洒な宿はブルーベリーとソバ畑の中。部屋の窓から「木曽のオンタケサン」の雄姿が美しい。未明に宿をそっと出て大雨の中、御嶽の8合目「女人堂」まで登った。青いイワシャジンの群落にであい、アオノツガザクラの可憐なぼんぼりを写真にとった。・・・外語時代のサークルはオーケストラ。「木曽福島」の駅からホルンをかかえて仲間とバスに乗りこの開田高原で合宿練習をしたのを思い出す。オケの顧問でもあり私が受講した哲学講座も担当されたエッセイストの串田孫一先生の紹介もあって、「日本のチベット」とあこがれた「木曽駒の里・開田高原」での青春時代の一コマ。半世紀ぶりに別天地の澄んだ空気を一杯吸い込んだ。
2013/08/18 (Sun) 20:11


係り結びの法則?
2013年8月16日(金)裾野市民文化センターにて。
 猛暑もそう長くは続かないはず。今朝はわずかに涼風が吹いて秋めいた。お盆も今日までで2年のY君とM君がお休み。三島のM君、T君とYさんが欠席分をこちらに参加した。2年は接続詞 as の用法。As a mother loves her own children, so the teacher loved her pupils. 「母親が自分の子供を愛するように、(そういう風に)その先生は生徒たちを愛した。」ここでの so は副詞で in that way「そのように」の意味で、前文をもう一度繰り返している。古典の「係り結び」に似た働きだね。さらに次の場合にも If you come here tomorrow, then I will meet you at the station. 副詞の then を挿入して「それなら」と繰り返している。
 3年Sさんに前回の大分大の和文英訳を添削して返却した。16行にわたる「英国の老人と若者」に関するエッセイの長い日本文をしっかり解答した。3カ所の下線部だけでなく、全文に取り組んだ意欲やよし。すばらしい。
 1年のSさんは「動名詞」とその構文の勉強。不定詞との違いを学ぶ。特に
I regret to say that ・・のように不定詞は「未来」を意味するから「〜と言わねばならぬことが悔やまれる」つまり「残念だけど・・・」ということ。I regret saying that ・・と動名詞だったら、過去に「〜と言ったことが悔やまれる」となる。 尾上

(追記)私がチェロを貸してあげるよ、と言ったので外語時代の3年後輩が、埼玉県から御殿場の拙宅に車で尋ねてきた。実は宝塚市の出身で高校でも甲陽の後輩になるから、家族ぐるみの親しい間柄。大学のオーケストラではバイオリンからファゴットに転向し、更に40年、都市銀行の支店長をやりつつ小金井市のアマチュアオケでも活躍してきた。それが67才の手習いで新しい楽器に挑戦とは!気が若いねえ。私も学生時代は管楽器担当でトランペットやフレンチホルンを吹いていたが、30代で弦楽器にあこがれてチェロに転向した。76年、ヨーロッパ一人旅に出かけたときにフランクフルトで土産に買って、機内持ち込みで抱えて帰ってきた思い出たっぷりのもの。駿河フィル(現三島フィルのことで、「ゆうゆうホール」の創立10周年コンサートで第九を弾いた。その時の私が写ったステージ写真は、今も大ホールのロビーに飾ってあります。)で20年も弾いていたが退団してからはめったに人前では弾かなくなった。最近はネットでオペラを見ることに関心が移って、チェロも書斎の隅でほこりをかぶるばかり。弟のような真幸君がかわいがってくれるなら、と嫁に出すことにしたのです。
2013/08/17 (Sat) 0:37


夏祭り
2013年8月12日(月)三島商工会議所にて。
 三島の夏祭りももうじきだ。会議所4Fの窓の下を子供たちのお囃子が通る。夜になっても32℃の蒸し暑さ。エアコンがなかったらとても正気で勉強なんてできないね。ビジネスの世界はすっかりお盆休みに入って、このビルもUG会のいるD室以外は真っ暗け。
 2年Yさんがグリーンのワンピース姿でさわやかに登場。前回提出して添削された同志社大の過去問を読み直す。難しくて、マルが一つももらえなかった。…but they are not grateful to mankind for their being free from the risk of death by human hands. 「彼ら動物たちは、人間の手によって殺される危険から免れていることを人間に感謝しているわけではない。」ここで難しいのは動名詞構文their being free から that they are freeという節を連想できるか、だ。・・S君は「目的節」so that 〜 may V、 「時間構文」no sooner 〜 than ・・などの勉強。前向きにしっかり取り組んでいる。・・T君はまた「沖縄」の課題読み物をノートに和訳してきた。赤で添削してあげる。ほぼどれも正確に和訳できているから今後の成長が楽しみだ、がしかし遅い。もっとスピードアップしないと夏休みが終わってしまう。
 3年Yさんは「助動詞」。推量のmay(〜かもしれない)と might(ひょっとしたら〜かもしれない)はほとんど同じだが、後者は仮定法の助動詞で可能性がゼロに近いことを表す。I might as well throw the money away as lend it to him.では as 〜 as に注目すると「彼に金を貸すなんて、捨てるのとおなじようなものさ。」となる。和訳では少々極端に「捨てた方がましだ。」と比較級をもちいて訳す。・・Iさんは先週の分、「時制」を復習する。ほぼマスターできていた。今日の分は「家でやってきます!」。いいね。 尾上
 
(追記)三島と裾野でUG会をやるかたわら、沼津の「ヒトスギ塾」に頼まれて火曜日に同じスタイルで教えている。高校2年生が2名、3年生が7名いる。8月は「夏期講習」として、土曜日の朝「センター対策」の講座を設けた。即効性のあるテーマに絞って、4回に分けてドリルを実施している。第1問「発音、アクセント」、第2問「語句整序」、第3問「文脈と接続詞」、第4問「表とグラフの読み取り」。各学校の授業でなかなか扱ってくれないようで好評だ。明後日14日(水)からUG会でも三島で「夏期講習」として実施する。今日はPC上でエクセルを駆使して「発音:母音について」の改訂版を作成。うだるようなこの暑さを多少忘れられたかな。
2013/08/13 (Tue) 0:02


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