10月の中旬というのに三島では「真夏日」とか。ここ裾野でもエアコンなしではいられない。三島のYさん、M君も加わって活気溢れた勉強会になった。
3年のSさんが中間テストの返却答案を見せてくれた。テスト前のブランクを考えると少々心配だったが杞憂だった。応用問題の読解力が確実に正解できて、80%以上の立派な得点。Sさんの英語力は本物になりつつあるね。今日のテーマは「比較」。 並べ替え問題、You are less likely to gain weight in summer than in winter.(冬より夏のほうが体重がふえにくい) be more likely to 〜(〜する可能性がより高い)の反対の意味と考えよう。The new teacher is more like a friend than a teacher. も be like 〜(形:〜に似ている)の比較級なんだね。
2年も「比較構文」。有名な「鯨の公式」を勉強した。 A whale is not a fish any more than a horse is.「鯨はね、馬と同じでお魚じゃないのよ。」 という「否定」の文。 A horse is a fish という明白なウソの話をthan 以下のたとえとして述べる。 not any〜 は no〜だから、A whale is no more a fish ・・・ともいう。反対に no less とすれば否定の否定、つまり「肯定」の内容になる。than 以下は明白な本当の話を述べて説得力を高めるのです。
YさんとM君は前回の not so much A as B と、 The 比較級SV,the 比較級SVを勉強。この比較級がそれぞれ文の中でどんな役割を持っているのかに注意せよ。副詞として動詞句を修飾するだけではなく、形容詞だと文の補語の役割や代名詞として目的語になっている場合もあるよ。
Y君、M君は高校の山岳部員で、この週末はテントを持って「雲取山へ行ってきまあす。」・・・「東京の百名山か。そろそろ紅葉の季節。いいなあ!」 尾上
(追記)御坂山系のひとつ「破風山」に登った。河口湖、西湖の北側に「三つ峠」「御坂山」「黒岳」「節刀ケ岳」「十二ケ岳」「王岳」と1700m級のすばらしい山々が東西に連なる楽しい尾根歩きだが、車で芦川村の「新道峠」まで登るとそこが尾根道のすぐ下。以前8月にはレンゲショウマがいっぱい咲いていた。この日出会った年配のご夫婦も「急傾斜のつらさなしに気楽に尾根歩きができてとてもいいコースです・・」と。黄色のブナの美林、赤く紅葉したカエデ、真っ青なトリカブトの群落に出会える魅力が一杯の尾根歩きだけど、何よりも時折展望台で顔を見せる「富士山」とその裾野、眼下の「河口湖」の広大なパノラマには感嘆のため息が出た。美しい!台風23号と24号の合間のしめった気候であちこちにキノコも一杯。お気に入りの真っ赤な「タマゴタケ」を3本も見つけ夕食にバターソテーで食した。ウマイ!
