高校英語UG会 三島・裾野・御殿場

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結果構文のおもしろさ
結果構文のおもしろさ
2013年11月15日(金)三島ゆうゆうホールにて。
 裾野文化センターが「市民芸術祭」で1週間貸し切りのため使用できず、こちらで裾野クラスを実施することになった。しかし6人中たった一人、3年のSさんだけが出席。T君は修学旅行中。Y君は明日の登山の準備で学校に居残り。Yさんは明日東京で「模擬国連コンテスト」(?)に参加するための準備。1年のSさんは明日のフェンシング大会に備えて強化練習。というわけで唯一M君が三島の高校帰りに寄ってくれるかと期待したが8時過ぎてもなかなか現れない。ひょっとして裾野のセンターに行ってるのではないかな、と思い電話したら案の定だった。お父様が「今送り届けたところです」とのこと。時すでに遅し。会場や期日の変更は、本人だけでなく送迎してくださるご家族にも連絡しないといけない、というのが今日の教訓。このブログ日記を利用する方法もあるが、もっともいいのは前日か当日に電話しておくこと、かな。
 1対1の勉強会になって、Sさんとたっぷり話す時間がもてた。聖心女子大教育学部に合格内定しているらしい(?)ことを今日初めて確認。おめでとう。「進学後もこのUG会にきてもいいですか?」と。(えっ、本心で?大学生に英語学・言語学を教える機会ができて、本当に来てくれたら大歓迎です。一緒にNewsweek などを読むのもいいね。10年ほど前、近所の女子で高校時代に英語を教えた縁で、北里大学の4年生の時進学のため私の教室で勉強。原書で Nature を一緒に読んでいたら希望の東京医科歯科大大学院に合格してしまったよ。恐ろしいほどの難関をよくクリアしたよね。)SさんはTOEFLを受験してアメリカ留学の資格を是非とりたいと言っている。1回検定料250ドルは親の負担でも少々大変。過去問の問題集をたくさん買い込んだようだから、今からコツコツ準備して、自信が持てる頃受験するといいね。
 3年の今日のテーマは「無生物主語」。The extra money will make repairs possible.(その余分のお金で、修理が可能になるよ。) のように、使役の make が「原因・手段・条件」を主語にし、「結果」を目的語にとる構文。日本語では「人」が「人」に何かを「させる」のだが、使役動詞 make は「人」ではなくて「物や事=つまり無生物」でも「人」に働きかけるので、「無生物主語の構文」という名前を日本人の文法家がつけた。英語学では原因・結果の文なので「結果構文」と呼ぶ。 make のほかにも cause, enable, prevent, remind, drive, fail, lead, bring, take など、たくさんの他動詞の意味と用法に注意しよう。
ちなみに see もこの構文に使われて New York saw its first new Year’s ball drop in 1907. (ニューヨーク市では、新年の(ガラス)玉が落とされたのは1907年のことだった。)となる。これは私の修士論文のテーマになったもの。2001年、東大駒場の「日本英語学会」大会で研究発表したちょっと自慢の思い出。面白い題材が一杯だよ。「言語研究」のおもしろさ。 尾上

(追記)真っ白な冠雪が美しい富士山5合目に行った。11月に入って不安定な天気ばかりで予定が立てにくいけれど、朝の内だけは昨日に続いて真っ青な空。1500mの登山口「太郎坊」駐車場から2000mの「双子山」まで90分ほど。柔らかな風と陽射しのおかげで汗をかくくらいの登山びより。「富士山」の左に「宝永山」「上双子山」「下双子山」と青空の下に山が4つ並ぶのが面白い。まだ雪は8合目あたりまでだけど、このあたりも日陰には雪だまりができて凍っている。やはり冬だね。ここから見ると駿河湾が大きな池のようにキラキラ光って見える。山頂はさすが強風がきついので早々に下山して、景勝地「幕岩」を通るコースに回る。「宝永山」噴火の時の溶岩が渓谷のように固まって、岩の壁と河床になっている。雪解けの時には滝のように水が流れるかもしれない。案内板がリニューアルされて英語も添えられている。「世界遺産」に登録された恩恵かもしれない。双子山分岐のあたりで、遠足中の裾野の中学生の行列に出会った。100人以上の若者たちが笑い声もたてずおしゃべりもせず全くの無音で軍隊のように整然と登っていく姿に唖然。これじゃ、山登りの楽しみを覚えないね。「山なんか大嫌い!」と思い込む生徒を作ってしまうよ、引率の先生たち!カラマツの葉もすっかり散って、すでに冬景色になった明るい樹林をどんどん下っていくと登山口に戻る。
2013/11/16 (Sat) 0:03


時間構文 No sooner 〜 than
時間構文 No sooner 〜 than
2013年11月11日(月)三島商工会議所にて。
 10分前に4F会議室につくと3年Nさんが先に来ていて自習中。すぐに帰る用があるとかで今日のプリント「原因・結果・程度」を15分ほど仕上げて早退。すでに看護学科に合格内定しているけど英語への情熱は衰えない。学力もますます向上しているから、英検やTOEFLなどにも挑戦するといいね。
 1年Tさんは「時間構文」 No sooner had I left home than it began to rain、 と、「〜するかぎり」の As far as I am concerned, など副詞節の勉強。2枚目の長文問題にもすこし取り組む余裕があった。
 2年M君は第73課「否定語を含まない否定表現」。例えば He is the last person to tell a lie. ウソをつきそうな人の中では一番最後。つまり「絶対ウソつかない人」。 He is anything but a hero. でbut はexcept 「〜を除いて」の意味の前置詞だから、英雄以外なら何でもありの人。つまり「けっして英湯などではない。」と否定の意味になる。裾野のY君も先週の分を三島に参加して同じ73課を勉強。英作文で「私は彼が学校止めたのはなぜかわからない。」に It was 〜 that の強調構文を使うとすると、〜に why をはさめばよいからI don’t know why it was that he quit school.となる。N君は63課「比較構文」 not so much A as B (AというよりむしろB)、と The longer S V , the happier S V. (長く〜すればするほど、ますます幸せに・・)の勉強。S君は65課、いわゆる「鯨の公式」 no more 〜 than ・・(〜でないのは・・・と同様だ)の勉強。数字を強調する no more than 100 yen との違いに注意しよう。 No more の no は形容詞で more(たくさんのもの)の逆を意味するから「わずかしかない」ということ。ちなみに no less than は less (すくないもの)の逆の意味で「たくさんある」の意味、 as much as とおなじことになる。じっくり頭にたたきこもう。 尾上

(追記)裾野の十里木高原から愛鷹山系最北の「越前岳」に登った。土曜日の午後2時、登山口には下りてくる人たちが10人も20人も。午前中には団体バスのグループもいたそう。もう何度もきているけど、ここがそんなに人気のあるコースになったとは知らなかった。「富士山ブーム」のせいかな。たしかに、真正面に富士山と広大な裾野をいちばん間近に見ながら登っていける数少ない山だし、頂上につけば眼下に駿河湾の大海原が望める展望の良さ。コース脇の沢は大岩についた苔の緑が鮮やか。そこを覆うようにちょうど見頃のもみじやかえでが赤や黄色の錦織。美しい!
 下山してくるペアに聞いてみると山頂の空模様もいまいちだし、遅い出発なので今日は途中でオシマイにする。下山して須山の保存食料品店「珠山」に立ち寄った。ここは県道から1本入った道にちいさな看板を立てて、全国の珍品をこじんまりと扱うお店。中学の音楽の先生を6年前、中途退職して長年の夢を実現した土屋八重子さんの経営。懇意の大工さんに頼んで屋敷の隅に8畳ほどの可愛いロッジを建ててもらった。市街地から10キロ以上も離れているけど、なじみのお客が立ち寄ってくれる粋なお店だ。いつもはトンカツソースとか土佐のショウガ糖、乾麺などを買っているが、この日は台所の食器用フキンを買った。吸湿性の良いものを以前から探していたけど市販されていなくて、なんとここで発見!お土産にして家内がおおいに喜んだが、奈良市の蚊帳のメーカーの奥さんの考案だそう。麻が混ざっている。白の無地もいいけど、花や蝶々のデザインの草木染めもとてもいい。ドライブの折には一度立ち寄ってみて。電話080−4521−1719、須山の「珠山」(すやま)です。
土屋先生とは以前から私の特技である「吹奏楽指導」でのおつきあい。実は土屋先生には優秀なお嬢さんが2人いて次女の育子さんがH高校時代、お母様の推薦で私のUG会の会員だった。獨協大学に進学して今フランス語科の3年生。とても意欲溢れた努力家で、検定試験にはどんどん合格するし奨学金も獲得して、昨年9月から1年間フランスの「ナント」というロアール川の河口の町にある学校に留学していて先頃帰国した。留学中はパリ、ロンドン、スイスにまで足を伸ばして見聞を広めた。まだまだ飛躍しようと次の目標を定めて努力している、とのお話だった。いいね、若い内はこうでなくっちゃ。元気なおばあさまから手作り農園の立派な白菜と大根をいただいた。
2013/11/12 (Tue) 0:23


関係代名詞 but, as, than
関係代名詞 but, as, than
2013年11月8日(金)裾野市民文化センターにて。
 H高校2年生が今日は遠足でY君は月曜に振り替え。三島教室のM君が疲れた目をして出席。「鎌倉に行ってきました。」と言って、豊島屋の「鳩サブレー」をお土産に頂いた。前回の「否定構文」の勉強。関係代名詞の特殊なもの3つを覚える。先行詞に否定語がついて二重否定になる時の but と先行詞に the same や such がつくときの as、先行詞に比較級の単語がつくときの than も関係代名詞 who や which の代わりに使われる。
 T君は69課「部分否定」、Yさんは71課「二重否定」。M君は73課「否定語のない否定表現」を勉強した。それぞれイディオム(慣用表現)がたくさんあってしっかり覚えないとね。
 3年Sさんは第16課。「目的」(〜するために)や「結果」(〜なので)を表す構文を勉強。結果構文の so 〜 that、 such 〜 that や 〜 enough to、 too 〜 to は、〜部分を強調する「・・・するほど〜」という「程度」の解釈もあるので注意が必要。「結果」か「程度」かは文脈で判断すること。来週1週間はこの裾野のホールが文化祭で利用不可。代わりに15日(金)は「三島ゆうゆうホール」に集合してください。 尾上

(追記)オペラ「エフゲニー・オネーギン」を友人と新宿の映画館で見た。4時間ずーっと感動しっぱなし。歌唱力・演技力・オーケストラ演奏のどれをとっても素晴らしい!の一語に尽きる。スクリーンで絶唱ごとに鳴り止まぬ拍手に合わせて私も小さく拍手。今や実力世界一かもしれないニューヨークのメトロポリタンオペラが、本場で上演中の舞台をライブで世界中に配信しようという試み。インターネット時代ならでは、の感があるね。今年のシーズンが9月末に始まり、早速アメリカ・カナダで上映されたという。NYより時差が14時間早い日本は朝8時になってしまって同時上映は無理なのと、画面に日本語の字幕をつける必要のため、ほぼ1ヶ月遅れて東京・横浜など全国の主要都市で公開されている。・・・「オネーギン」という帝政ロシア時代の青年貴族と、豪農の娘タチアーナとの恋物語。19世紀ロシアの作家プーシキンの散文小説をチャイコフスキーがオペラにしたもの。オペラといえばイタリア語でヴェルディ、プッチーニ、ドイツ語でワグナー、モーツァルトなどの作曲が一番多いが、ロシア語でもいくつか書かれている。(ちなみに日本語では団伊玖磨の「夕鶴」が唯一有名。)
 この物語はロシア語の原書で大学時代に教材として一部読んだこともあって思い出深い。最近、美しい挿絵入りの小型の本を棚の奥から引っ張り出して読んでみている。若い頃勉強した単語や文法をいまでも思い出せるから不思議だね。新婚時代、家内と一緒に渋谷公会堂の「スラブオペラ公演」で初めて見たのもこれだったし、LPレコードの全曲盤を今も持っている。・・・今回、指揮者は名匠ゲルギエフだし、タチヤーナに人気絶頂の歌姫アンナ・ネトレプコとロシア人を起用。主人公オネーギンと、決闘で死んでしまう親友レンスキーの役もポーランド人だから、今回は本物のロシア語が聞けてとても満足。ポーランド語もロシア語と同様スラブ語の親戚同士。Rが巻き舌のルになるのと、Jが摩擦音の強いジュになるところが本物のロシア語だ。
 前日に電話でこのオペラ映画に私が誘った友人も「見て良かった!」と、おおいに感動したようだ。彼は私と外語大ロシア語の同窓で、長らく辞書編集にたずさわり研究社の「露和辞典」を一人でアレンジ、編集したすごい男。最近はポーランド語にも挑戦してスピーチコンテストで1等になったりしている勉強家だ。50年来の親友で、「望露会」という名の登山仲間の一人でもある。
2013/11/08 (Fri) 23:26


推薦入試まっさかり
推薦入試まっさかり
2013年11月4日(月・文化の日代休)三島ゆうゆうホールにて。
 昨夜、東北楽天イーグルスがジャイアンツをやっつけて日本一になって実にいい気分。信長の天下取りみたいで快哉!を叫びたくなる。
 携帯を忘れていったので1年Tさんの欠席連絡を受け取れなかった。M君も所用で金曜に変更したので今日は2年2名、3年2名の参加。
 3年生は「原因・理由」。たくさんの接続詞、前置詞に苦労させられるね。不定詞や動名詞を使った表現もていねいに覚えておこう。Nさん、今日の英作文は群馬大と岩手大の過去問で70〜80%の立派な英文が書けた。いいね。先週の宇都宮大と広島大はかなり難問だったので日本語の解釈そのものに苦労したけど。Yさんは今週末校内の推薦テスト。4科目でいい点がとれれば希望の法学部に内定するという。頑張ってほしいね。
 2年生は「比較構文」。N君は61課で as 〜 as possible、S君は63課で not so much A as B (AというよりむしろB)を勉強した。比較構文は日本語とのずれが多くて和訳にも英訳にも苦労するね。じっくりと納得できるまで時間をかけてほしい。 尾上

(追記)収穫し天日干しさせたソバの実を枯れ葉やくずとより分ける作業をやった。茎からもいで乾燥させただけではまだ製粉屋さんに持って行って頼めない。皆さんは「唐箕」(とうみ)という農機具を見たことあるかなあ。水車のようなものを回して風を送り、上部の穴から落とした穀類を重いものと軽いものにより分ける箱形の木製のデカイやつ。・・・私は長泉村の農家で疎開中に生まれ、小学校は東京に引っ越したけど毎年夏休みになると一人列車に乗り、故郷の叔父伯母の家に一人で居候していた。雨の中、田んぼに一緒に行った記憶があるし、年長の従兄弟に空気銃の撃ち方やオート三輪の運転を教わったことがあるんだよ。その農家の庭にあったでっかい農機具を「唐箕」と呼ぶことを最近知った。要するに今のお米の収穫に使うコンバインの機能の一部で、刈り取った稲のワラからモミをもぎりとり、残りのカスを風で吹っ飛ばす機械のこと。・・・これを最近買ったコピー機の大きな段ボール箱で作ってみた。カッターナイフを使って穴を開け、中に使い古しの扇風機を入れてやってみた。大成功だったよ!黒いソバの堅い実が真下に落ちて、ほかのくずやホコリはみんな遠くにすっ飛んできれいに仕分けができた。・・・さらにこれの殻をやぶって中の白い実を粉にしなくてはそば粉にならない。それを引き受けてくれる製粉屋を山中湖の先の忍野集落に一軒見つけたので、近いうち山登りを兼ねて行ってくる予定。ずっしりと20kgくらいの収穫。正月明けに「新年会」を計画して「蕎麦打ち大会」をやろうよ、という農作仲間の声あり。
2013/11/04 (Mon) 22:49


経済学も言語学も心理学も「科学」
経済学も言語学も心理学も「科学」
2013年11月1日(金)裾野市民文化センターにて。
 2年生のテキストが3通りで少々大変。Y君とM君は71課「二重否定」、Yさんは先週の69課「部分否定」、T君は先々週の67課「比較級」、という風に。単元をスキップすることはできない。しばらく頑張ろう。
3年のSさんは「原因・理由」の副詞句と副詞節を勉強した。近々TOEFLの試験を受けるつもりなので問題集をいくつか買った。どういう風に勉強したらいいですか、という質問だったので知っている範囲で説明した。受験の手続きなどはネットで調べておくよ、と答えた。持参してきたテキストのほかに今回買ったというDUO という名の単語熟語集を見せてくれた。コーパスから選んだ高頻度の単語・熟語を実際の例文を用いて覚えさせようという趣旨。アルファベット順に並んだ味気ない単語集よりずっとかしこい。5000語のレベルを目標にしているそうだからこれ1冊でかなりの語彙力が身につくはず。発音がカタカナでも書かれているのがユニーク。読めるようになるならそれでいいさ。
2年のYさんのプリントに出てきた英文からscienceの説明が必要になったので、今日の参加者全員に話しかけた。・・・「科学とは自然科学だけではなくて、社会科学、人文科学を合わせて3系統に分け 4年制大学では入学後の1,2年を教養課程と称して3系統全部を履修させるのです。私は東京外語大1年の時なんと数学や経済学もやったんですよ。「英語」「ロシア語」だけでなく「フランス語」や「ギリシャ語」も。専門科目のロシア語は3年から本格的に勉強し「卒業論文」に備えたよ。東大は文1とか理3などの名称で、まだ専門科目を学ぶ前の教養課程を「駒場」のキャンパスで終えて、3年生から「本郷」に移り専門の「学部」に分かれて学ぶのです・・」と。
1年のSさんはフェンシング部。来週は大会の直前で猛練習のため遅くなるそうだ。今日は「譲歩文」の勉強。=ever や No matter で始まる副詞節や Young as she is,〜 のような特殊な倒置の文も譲歩の意味になることを勉強した。1年生には少々レベルが高いけどがんばれるよね。 尾上

(追記)未明の内にホテルを出て「高峰山」2092mに登った。山頂は巨大な岩がゴツゴツと突き出だし、「高峰神社」の小さな祠(ほこら)が鎮座している。赤みを帯びてきた空には星も三日月も消えて、小諸の街と佐久平野の広がりの向こうに昔登った「八ヶ岳」の峰々、奥秩父の「金峰山」とその向こうに「富士山」がはっきり展望できるじゃないか。なんというすばらしい朝だろう。苦労して登ったことのある山を別の日に別の角度から見直すのは実に楽しいよ。大岩に座って振り返ると「篭ノ塔山」「水ノ塔山」の山並みがオレンジ色に染まっている。斜面には見渡す限りのカラマツ。こんな黄金色のカラマツの広大な森を見たことないなあ。・・いや、見たことあるぞ。50年前、大学1年の時3人のクラスメイトと、菅平高原から浅間山まで長野県と群馬県の県境を尾根つたいに24時間歩いたことがある。若かったなあ。たしか目の前にそびえるあの「水ノ塔山」の山中で深夜道に迷ってビバーク。木の根元に股を絡ませてテントもシュラフもなしに眠ったっけなあ。夜が明けて無事下ってきたのが「車坂峠」。ここに今回宿泊した「高峰高原ホテル」が昔からあるのだった。私の山登り初体験のなつかしい地へのドライブで、家内もすっかり感動したようだ。
2013/11/01 (Fri) 23:53


Come what may, なんでもこい!
Come what may, なんでもこい!
2013年10月28日(月)三島ゆうゆうホールにて。
2年のM君が一番乗り。「先週末の進研模試の英語はどうだった?」―「文法問題がまだ自信がないけど、英文解釈はできたと思う・・・」。今日から「否定構文」。部分否定だと思ったら「すべてが〜というわけではない」と訳せ。Not all や not always が典型的な例だね。「すべて」とか「両方とも」、「いつも」「完全に」というような100%を意味する語が否定文で使ってあったら「100%だということではないよ。(一部はそうではないんだ)。」となる。こういうのを「部分否定」と呼ぶのだ。
 次に1年のTさん到着。「接続詞」のなかでもやっかいな so 〜that S V(とても〜なので・・)「結果」と so that S 助動詞 V (・・できるように〜)「目的」の違いを学んだ。日本語の「はやく」で3つの英語が浮かぶ。How をつけると違いがわかるよ。 How fast does light travel? は「どれくらいの速度で」、How soon will the film start? は「あとどれくらいの時間で」、 How early do children learn to sing? は「どれくらい早期に」。
 2年のS君は「比較構文」に入って as 〜 as possible(できるだけ〜)の組み立てかたを勉強した。中央大の過去問、・・・, however bad and slow the pupil’s reading and speaking may be. はmay be の主語を見分けて、「〜がどんなにひどくてのろくても・・」と however が no matter how と同じだとおぼえよう。 -ever やno matter が「〜ても」「〜でも」に相当する。
 3年生のNさんとYさんのテーマは「譲歩」。これは国語文法でいうと「逆接」の意味だから、接続詞S V なら though、 although、 even if、 No matter what など。 Come what may,「何が起ころうと・・」とか、 Be it ever so humble, 「どんなに貧しくとも・・」のような特殊ないいまわしにも馴れておく必要がある。前置詞+名詞(動名詞)ならin spite of 〜、 despite 〜(〜であるにもかかわらず)、for all 〜(〜があるにもかかわらず)にも注意。 尾上

(追記)農作仲間8人で「ソバ」の脱穀をやった。北駿地方ではめったに出会わないが、長野県はソバの一大産地で、原村を夏ドライブすると八ヶ岳の山麓に雪が一面に降り積もったようなソバ畑の広大な光景に出会う。農業大学校OB仲間の会でソバは初挑戦。8月のお盆の頃に種まきしたら、どんどん成長して花を咲かせなんとか種になったので刈り取りした。1週間乾燥させた後いよいよ脱穀。ソバ用の脱穀機を借りることができたが機械が全部やってくれるわけではないので、先月稲穂から籾をはずした時のようにやっぱり軍手をした手袋でもぎ取る方が早いし確実だった。2−3kgくらいの収穫かな。作付け面積の割りに実りが少ない感じだなあ。御殿場の気候や土壌がソバに適しているのかどうか研究が必要だ。今年も来月4日、地主さんに感謝を込めて借用の畑で「収穫祭」をにぎやかにやる予定だが、このソバも味わってみたいなあ。「ざるそば」や「そばがき」にして。新米もそうだけど、自分で丹精込めた農作物は格別の味だよ。
2013/10/28 (Mon) 23:53


not は文を否定する。
not は文を否定する。
2013年10月25日(金)裾野市民文化センターにて。
 1年のSさんは「接続詞」than, as, if などを用いた難しい複文の作り方を勉強。「家を出るとすぐに雨が降り出した。」は as soon as I left home, it began to rain.と接続詞 as soon asを用いて直訳で言えるが、「雨が降り出したときには家を出ていたかどうかわからない。」とほぼ同じ意味だと考えれば I had hardly left home when it began to rain. と言ってもよい。さらに、Hardly を強調して文頭に移動すればSVに倒置(つまり疑問文と同じ語順)が起こって、 Hardly had I left home when it began to rain.と言うこともある。特殊な構文なので「時間構文」と呼んでおこう。
 3年のSさんは「譲歩」表現。「〜だけれど」「〜しても」「〜にもかかわらず」など、文と文、文と語句が逆接的につながる場合の表現法。いわゆる譲歩構文はNo matter 疑問詞 ・・などで始まる複文のことを言うが、副詞の seldom, if ever, V (もしあるとしても、めったに〜しない)とか、 few, if any, N(もしあるとしても、ほとんどない)のようにつかう if に注意。
 2年のY君は明日学校で模試がある。テスト対策が気にはなるがいつものプリントに取り組むことにする。今日から「否定構文」。部分否定を勉強する。M君も同じテーマ。Not all the people believed his strange story. のように否定辞の not がすぐ後ろの all を修飾する場合もあるが、動詞の前後につける not は本来「文否定」の副詞。だから He didn’t go to bed because he was tired.は「疲れているから寝たのではない。」となり、Vを否定して「寝なかった」としてはいけない。注意しないとね。T君は前々回の比較構文「鯨の公式」no more 〜 thanを勉強した。難しい項目だね。Yさんも前回の「原級・比較級で最上級の意味を表す表現」を勉強した。4枚目のプリント、大学入試の英文和訳にも挑戦して次第にコツが呑み込めてきているから楽しみだ。 尾上

(追記)我が家から6キロの「御殿場アウトレット」にまた行った。2日前に「エディバウアー」で買ったズボンの裾直しができあがったのを受け取りに。広い敷地は家内の歩行リハビリにもよい。園内を回った後私たち夫婦はいつも出口近くにある「フォーション」で紅茶タイムを楽しむ。アールグレイかダージリンがお気に入り。明日の食卓用にパンもおみやげに買って帰る。昼食もかねて行くことが多い。「紅虎」のでっかい鉄板餃子が大好きだ。今日はパスタとピッツァがおいしかった。30年前、小学生だった息子たちとスケートをして遊んだ遊園地「小田急ファミリーランド」がこんな都会的なショッピングエリアに変貌した。世界の一流ブランドものが身近な価格で手に入る。私もナイキやアディダスのシューズやウエアを着るのが普通になった。GAPや「バナナリパブリック」のようなNYの有名店で買うのと同じものがここへ行けば手に入る。新宿や渋谷に出かけていく必要がなくなった。ウインドウを見て歩くだけでも楽しい。さらに客たちの楽しげな姿に囲まれるのがいいね。若者たちの話し声や笑顔に元気がもらえるよ。大きな声が聞こえてくると中国語だったり、タイ語だったり国際色も豊か。自慢げに連れ歩いている人の愛犬たちに話しかけるのも楽しい。ブタを連れ歩いている人にも会ったよ。私たち御殿場市民の生活スタイルもずいぶん変わったと思う。このエリアの店舗で働いている市内の知人が何人もいるから職場がふえたのはありがたいこと。かつては御殿場には林業のほかに産業が無くて、沼津や三島へ出稼ぎに行っていた時代もあると聞く。最近までずっと自衛隊と国鉄マンの街だったようだ。私は戦争中に疎開していた母の実家で生まれたのだが、それは下土狩と大岡の間の大きな農家で、御殿場からお手伝いが来ていたという。今では朝の通勤で246を御殿場方面に上って来る車の方が沼津方面の下りより多い気がする。「アウトレット」や「高原ビール」だけでなく、裾野・御殿場・小山に工業団地がたくさんできた効果だと思う。富士登山ブームもあり、御殿場がますます知名度が高くなって嬉しい。
2013/10/26 (Sat) 0:09


模試直前の対策
模試直前の対策
2013年10月21日(月)三島商工会議所にて。
 2年のT君とYさんが月曜の三島から金曜の裾野に移動したので、6人ずつのクラスになってマンツーマンで教えるのには丁度良い。1年のTさんは明日の試験の対策勉強。3年Nさんは「仮定法」の入試問題と英作文、Yさんは先週の「比較」の過去問に取り組む。
2年のN君とS君は「仮定法」の最後の項目、「仮定法現在」を勉強した。要求・提案・主張・推薦の動詞に続くthat 節には動詞の原形を用いるというもの。「まだやってないけど、やったらいいのに。」という意味で仮定法の動詞として「原形」を使うのだ。He demanded that the price be lowered. のように。
M君は今週末模擬試験があり、「どんな対策をしたらいいですか?」と聞く。「短期なら単語よりイディオムを覚える方が高得点に効果がありそう。文法事項では、不定詞や分詞・動名詞の慣用語法、つまりイディオムを復習しておくといいね。英語も数学も前日まで毎日数時間の学習を欠かさないで試験に臨むことだね。つまり解答のカンを維持させること。また、試験の答案には第三者、採点するはずの教師、の顔を思い浮かべて「客観的」に見直しをすること。日頃のケアレスミスをもっと減らせれば高得点になるのに・・・」 尾上

(追記)朝日新聞の「デジタル版」の広告を見てすぐ申し込んだ。つい今月、朝刊が毎日ネット上で読めるようになった。たったプラス500円で。スゴイ時代になったなあ。夕刊も読みたいし、毎朝夜明け前に配達される従来の「紙」の新聞も、これはこれで計り知れない付加価値がありそうだからやめるつもりはないけれど。(ちなみに、デジタル版だけにしても紙の購読料と同じ金額だ。)ネットの画面のように横書きだが昔ながらの紙面のまま縦書きにもなる。わたしはまだこの方がいい。クリック一発で紙面がそのまま右から左にめくれて、またすぐに戻ることもできる。読みたい記事にクリックすればどのようにも拡大できるし、「保存」できるし「印刷」もできる。写真も画素数が格段にアップしたから紙の写真よりきわめて鮮明だ。昔の学校の宿題のように、ハサミで新聞記事を切り抜いてスクラップブックに糊で貼り付けたり、コンビニに行って「コピー機」に新聞を広げる必要もなくなった。「天声人語」を毎日保存してファイルして私家本にもできる。連載小説も一冊の本にまとめておける。さらに紙の新聞にないスゴ技は「動画」だ。TVのニュースに負けない臨場感を音声と共に伝えてくれる。すごい!まさにこれはイノベイションだ。メデイアの革命だ。まだまだ機能が進化しそうで楽しみ。
一方、私が20年も前から定期購読していたNewsweekが昨年、いよいよ電子版になって紙は廃止になった。まだ購読契約は続いているがめっきり読む回数が減ったのでやめるかもしれない。朝日新聞デジタル版のような多機能が駆使できるならもっと楽しくなるかもしれないが。米国のタイムやライフが廃刊になったのもずっと昔のことだが、日刊の新聞と違って週刊誌は広告だけでは維持できないのだろう。コンビニで買える週刊誌は「週刊文春」と「週刊新潮」だけ。「アエラ」「週刊朝日」「サンデー毎日」は書店に行かないと買えない。出版の世界がどんどん変貌をとげている。
2013/10/22 (Tue) 0:03


冠詞theの用法
2013年10月18日(金)裾野市民文化センターにて。
 3年のSさんは「仮定法」の復習。動詞の形が複雑だけどほぼ完璧に理解できている。「合格」と言っていいね。今日の英作文は学芸大と東大の過去問。東大の方が英訳しやすい易しい日本語で書いてあり減点されにくいのだが、学芸大や前回の京大は文学的な表現や日本語独特の言い回しが潜んでいて引きずり回されそう。素直な英語で逃げてできるだけ平易に書けばいいのだが。今日は60%〜75%くらいのまあまあのできばえかな。
 1年のSさんは「接続詞」を勉強。命令文+and/or SV と The fact is that 〜、 結果を表すso 〜that/ such 〜 that構文、 目的を表すso that S will V と盛りだくさん。2枚目の総合問題では「発音問題」に苦労する。「Jones式母音表」を用いて10個の母音の発音と記号を教えたが、初めてなので難しい。何とか時間を割いてきちんと教えておきたいね。
 2年のY君、M君は「比較構文」。最上級の内容を原級や比較級で言い換えする練習と、 orで終わる特殊な比較級の形容詞の用法。 中京大の過去問、〜the kind of knowledge gained through a formal education 〜(正規の教育で得られるような、そのような種類の教育が・・)の和訳に苦労した。この the はthe 〜 which ・・・や such 〜 as (・・・のようなそのような〜)と同じ。 a kind of 〜(ある種の〜)、 many kinds of 〜(いろんな種類の〜)と似た用法なのです。T君は先々週のテーマに取り組む。 not so much A as B 「AというよりむしろB」が難しくて苦労する。「Bに比べるとAはそれほど多くない」というのが直訳だが、その訳の方が理解しやすければそれでもいいさ。英語学習で昔から型にはまった和訳で理解しにくいものがいくつもあるね。 尾上

(追記)山中湖の西、忍野中学の真上に見える三角形の「高座山」に登った。富士山が雲にすっぽり包まれて今にも降りそうな天気なので、青空を求めて東富士周遊道路で篭坂峠を越えた。トンネルを抜けるとやっぱり山梨県側は晴天だった。御殿場は駿河湾から吹き上げるしめった空気が富士山や三国連山にぶつかって雨雲を作るらしい。だから富士山の北側は雨がすくなく好天が多い。山梨県がフルーツ大国なのはこの日射時間のおかげでしょう。盆地だから夜間は極端に温度が下がる。桃も葡萄もとても甘いのはそのおかげだというよ。
 鳥居地峠に車を止めて急なツルツルの斜面を登る。裾野だけ見える富士と広大な北富士演習場、ハイウエイを境界にして松林に囲まれた忍野の集落が眼下に広がっている。紅葉が始まった登山道には、ネギボウズのようなピンクのヤマラッキョウと鮮やかな青色に染め上げたリンドウが右にも左にも真っ盛り。夏のナデシコがまだ咲いていてビックリ。初めて見る花あり。「この紫色の星形のかわいい花はなんていうの?」と、カメラで花を撮りながら下ってくる三人の女性たちに聞いた。「紫センブリといって準絶滅危惧種なの。とって行く人が多くてずいぶん減ってしまったわ。石灰岩の土壌を好み滅多に見られない。わざわざ秋吉台まで見に行く人もいるよ・・・」「ああそうか。センブリといえば白い花しか知らなかった。いいものを発見したなあ。来て良かった!」紫センブリはイブニングスターとも呼ばれる人気者で花屋では1鉢200円ほどで売られているらしい。同じリンドウの仲間の「アケボノソウ」に似て清楚な美しさ。
2013/10/18 (Fri) 23:31


関係詞の what は「こと」「もの」「姿」
関係詞の what は「こと」「もの」「姿」
2013年10月14日(月)三島ゆうゆうホールにて。
 「体育の日」でみんな個性的な私服で集まったから、とくに女の子は「ええっと、誰だっけ?」・・着るもの、髪型で印象が変わるねえ。
一年Tさんは関係詞の難しい構文。前置詞+関係代名詞、what の慣用表現、特殊な関係詞 as 、 than 、 but を勉強した。 Air is to us what water is to fish.では 関係代名詞のwhat がどういう働きなのか?これをパラフレーズ(言い換え)すれば Air is as important to us as water is important to fish.(魚には水が大切であるように、われわれ人間には空気が大切だ。)となる。この important が関係詞のwhat の意味だと考えればいい。たいていの参考書にあるような A is to B what C is to D 「AのBに対する関係はCのDに対する関係に等しい。」なんて文語調の和訳が始まったのは明治か大正か。どの参考書や問題集にも使われているが、さっぱり要領を得ない訳しかただね。
 3年Nさんは「比較」の復習。 as 〜 as・・ の構文は代表格が「・・と比べて同じくらい〜」となるが、 as soon as (〜するとすぐに)や as far as、as long as (〜するかぎり)のように接続詞の働きをするもの。as much as 100 books(100冊もの本)や as early as the eighth century (早くも8世紀には)のように次の語句(数字)を強調する副詞としての働きもある。しっっかり覚えておこう。
2年生のM君、Yさんは「比較構文」の勉強。「鯨の公式」 no more 〜 than・・ 「・・と同様に〜ではない。」と、明白な実例をthan以下に用いて強く否定する文、no more than の3語が次の数字を修飾して「わずか〜しか」と少ないことを強調する表現の二つを勉強。more がlessに変わった文でも同じように考えれば理解できるね。S君とN君は5週ほど前の「仮定法・未来」を勉強した。部活や定期試験で休みも多くずいぶん遅れているが、カットできない大切な項目ばかりなので、あせらず順に積み上げていこう。 尾上

(追記)私が育てた新米「コシヒカリ」を食べた。土鍋のタイガー炊飯ジャーで炊いた。水はいつも浅間神社で汲んでくる富士山の湧水。手前味噌ながら、弾力ある歯ごたえとほんのり甘みのある本当においしいお米に仕上がったよ。この白米にイクラをたっぷり乗せて「イクラ丼」、うまい!・・・9月末に農作の仲間で刈り取った30束の稲を、竹竿の棚に掛け天日でしっかり干して、1週間後の例会では大きなブルーシートを敷いて6人で脱穀をやった。昔懐かしの脱穀機が今年も借りられず、古い扇風機の羽根で籾を吹っ飛ばすアイデアも不発に終わり、またいつもの手作業になった。軍手やゴム手袋をはめて一本一本、籾を稲穂からむしりとるのだ。「すっごく原始的な農作業だね!」と笑われそう。それでも協力者がふえたおかげで1時間あまりで作業が終わった。「10キロくらいあるじゃん!たった3坪の田んぼだったのに。」・・・さあ、精米をどうする?まず「籾すり」しなきゃ。皆さんの家ではお母さんが精米や胚芽米・無洗米を買ってきたり、玄米のまま保存してその都度精米して炊いたりするよね。静岡県ではスーパーでも米屋でも籾付きの米は仕入れていない。農協で出荷するときにすでに玄米なのです。玄米ならスーパーや農協のコイン精米機が使えて便利ですが、御殿場にも県内どこにも「籾すり」のついた精米機はないのだ。しかし長野県の松本をドライブしたときにこれがあるのを発見。それなら隣の山梨県にもひょっとしたらと思いつき、昨秋富士吉田の農協にこの「籾すり付きの精米機」があることを突き止め見事精米に成功。先週再びその農協に精米に行ってきた。6キロごと100円で精米してくれる。はかりを借りて測ったら5キロだった。お米1俵(4斗=40升)は60キロだよね。だから1升が1.5キロとして、ほぼ3升つまり30合、お茶碗にごはん60杯分がとれたのです。刈った稲一束で白米1合ということ。1mx12mの細長―い田んぼに、よその田んぼのおこぼれ苗をいただいて田植えした日が懐かしい。
2013/10/14 (Mon) 23:35


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