高校英語UG会 三島・裾野・御殿場

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大雪のため16日に延期
大雪のため16日に延期
2014年2月14日(金)裾野市民文化センターをキャンセル。
 天気予報どおり昨夜から降り始めた雪で今朝は真っ白な銀世界。午後になって30〜40cmの積雪になり、ガレージの車も動かせない状況になったので今日の裾野教室を延期することに決めた。裾野はまだみぞれ程度のようだけどセンターの予約を16日(日)に変更できたので会員のご父兄に電話で了解していただいた。新東名も通行不能のようだし御殿場線も不通だろう。夜半になってもまだ降り止まず、とうとう玄関前のブナの大枝が雪の重みで一本折れた。2Fのパラボナアンテナに積もった雪を何度もかき落としてこないとBSのテレビが見づらくなる。 尾上

(追記)英会話教室の「ヒッポ」って聞いたことある?「ヒッポファミリークラブ」のこと。こどもたちが7カ国語(!)を同時にしゃべれるようになるらしい。ちょっと信じがたいけれどね。米国や韓国にも支部があり国内でも全国各地、沼津や富士・御殿場にも教室がある。世界の言語がもともと一つだとすれば納得できるし、バイリンガル(2カ国語)の子供を町で見かけることもよくある。こどもはどんな言語でも親や周囲が話しているのを聞けば必ず学習してそれが母国語になるということもわかる。しかし、いっぺんに7カ国語のマルチリンガルとは?!このクラブの創始者・榊原陽さんの著書「ことばはボクらの音楽だ!」―マルチリンガル習得プログラムー(明治書院2013)を読むと、「ああ、なるほど!」と理解できる。そういう環境さえあれば、7カ国語のCDをかけっぱなしの教室で仲間と無意識に遊ぶらしいが、可能なんだ!・・・先日、私の大学時代以来の山友だちで昔、有名出版社の編集長だったO氏がこの本の書評を書くように依頼された。「榊原陽っていう人、知ってたよなあ?」と電話してきた。著者の榊原氏は30数年前、自分の信念にもとづいて渋谷に「言語交流研究所」を立ち上げた。その実践教室が「ヒッポ」、動物のカバhippopotamusから名付けたらしいよ。
2014/02/15 (Sat) 0:11


日本語と英語の比較
日本語と英語の比較
2014年2月10日(月)三島商工会議所にて。
 こんな膝まで埋まるような積雪は何十年ぶりだろう?今日は一日雪かきに明け暮れて、土・日の2日眠ったままだった車をやっと脱出させた。三島UG会に出かけるにはやはり車しかないので、本道にでるまでの雪かきに汗を流した。夕方、これでOKとホッとしたら除雪トラックがやっと来てくれた。
 3年SUさんは14日から韓国ソウルに個人の卒業旅行。ペンパルを尋ねていくそうだ。今日も英検準1級の予想問題をやってみた。Newsweekデジタル版からのコピーで「田中マー君、ヤンキース契約」の記事を少し読んでみた。時事英語に触れるのは楽しいし、語学力アップにとてもよい。
 1年TAさんは「強調」を勉強した。一般動詞を強調するdo,does,did。否定語を文頭に出す強調(SVの倒置が起こる)。It is 〜that 強調構文など。2枚目にすすむ時間が足りなかったね。
 2年MA君は95課「There構文」96課「前置詞句が形容詞の働き」を学ぶ。和文英訳は長めになると苦手のようだが、日本文の述語(動詞)Vをチェックすればよい。SV〜を組み立ててつなぎ合わせれば完成だ。「案ずるより産むが易し」だね。YAさんも95,96課をやってから、文法・作文を無難にこなした。長文和訳は静岡大学の過去問にとりくんだ。TA君は先週金曜のプリントの続き。文法作文に取り組む。コツコツ几帳面に取り組んでいるが少しずつスピードアップしよう。SU君は79、80課「強調構文」。日本語では「・・・なのは〜だ。」と強調したいものを最後にまわす。英語ではIt is 〜 that・・・と文頭にまわす、という点が対照的でここも普遍文法的だと思いませんか?NU君は73、74課「否定語を含まない否定表現」。代名詞のthis thatは、このこと、そのこと、と訳す場合が多い。つまり前の文の「内容」を示しているのだ。これ、それと訳してはいけない。前出の「単語」を指すのは it や they だから。 尾上

(追記)冬期オリンピックの開会式を見た。民族紛争のテロも心配されたけど無事に開会できてなにより。ソチ市はグルジアと国境を接するロシア最南端の町。黒海に面した温暖なリゾートだが複雑な民族混交地帯。対岸のトルコにはだいぶ以前に観光で行ったことがあるがここまでイスラムの影響が及んでいるらしい。日本代表100余人の入場はしんがりの開催国ロシアのすぐ前で最後だからずいぶん盛り上がった。ほかの国での開催と順番が違うよね。なぜかというとロシア語のアルファベットは「キリル文字」で33文字あって、ヤポーニヤЯпонияの「ヤー」がその最後だからなのだ。キリル文字はギリシャ語系で数学や物理の記号で教わったからみんなも知ってるでしょ。α、β、γ、δ・・はキリル文字でА、Б、Г、Д・・と書く。ソチもСочи。ロシアはРоссия。私たちにはなじみが薄いけれど、東ローマ帝国の時代に西側のラテン系のアルファベットA,B,Cと枝分かれして、キリル兄弟の宗教活動と共に東に広がっていった文字だ。ギリシャでは今も使っているし、ブルガリア、ウクライナ、ロシアはもちろん、旧ユーゴスラビアの一部の国でもこの文字だった。一番近くで言うと、横綱・白鳳や日馬富士の故国モンゴルも100年前、旧ソ連の影響下になって以来ずっとこのキリル文字だ。昔は日本語のように縦書きで漢字っぽかったのだが。オリンピックはライブ映像もあったりして、英語以外の文字やことば・文化にも身近に触れることのできる絶好のチャンス。世界の人々のことばの抑揚、ゼスチャー、笑顔をみているとコミュニケーションは万国共通(Universal)だなあ、と感じるね。一語一語の意味が通じないのは、肌の色が様々であるように民族ごとに「進化」の仕方が違っていたからかなあ。それとも「バベルの塔」のせいかなあ!
2014/02/11 (Tue) 0:23


英語の2文は「いいかえれば」「なぜなら」で接続
英語の2文は「いいかえれば」「なぜなら」で接続
2014年2月7日(金)裾野市民文化センターにて。
 立春過ぎなのにまた厳冬に逆戻りして西日本から大雪の情報。明日予定していた大学仲間との湘南トレッキングは延期した。
 SUさん、YAさんがお休みで、今日は2年生の男子二人だったのでのどかな教室。TA君は95課「There構文」の勉強。A wonderful coach goes over there. をThereで始めると、 There goes a wonderful coach over there.と倒置構文になる。主語をいきなり言い始めずに、意味のない there(ホラ!)と言ってから動詞の後に主語をいう構文のこと。進行形や受身形の文でもよく見られる。英文和訳では明治学院の過去問をやってみた。新単語の意味だけでなく、Vに対するSの見分け方、カンマの使い方など勉強すべき事はたくさん。96課と文法作文は次回10日(月)にやろう。
 YU君は97課「To one’s 感情の名詞」、98課「再帰代名詞」。文法・作文は「関係詞(1)」。どれもよく理解できた。今日は東北大の長文理解をやった。なかなか難しい。冬の講習で「前の文(A)と後ろの文(B)の関係」について触れたのを思い出してほしい。2文をつなぐのには、A,and B (そして)、A,but B (だけど)、A,or B (すなわち)、A,for B (なぜなら)、A,so B(だから)の5つの等位接続詞があればよい。その中で、orと for については、発言しないことがほとんどだ。つまり、2文のあいだに上記の接続詞やそれに変わる副詞moreover, however, then, otherwise, が無いときには orや forの省略とみてよい。安易にand の省略だと片付けてはいけない。「後の文は前の文の言い換え、具体例、理由」であることが普通なのだ。ピリオドだけでなく、カンマ、コロン、セミコロン、ダッシュでつながる2文の時も「説明、理由」になることが多いから気をつけてみていくことだ。 尾上

(追記)ひさびさに東京に出て「理論言語学」の公開講座に出席した。会場は新宿西口から青梅街道を15分ほど歩いて行った所。40代の頃「言語学」の勉強に再挑戦とばかり、10年も私が毎週通ったナイトスクールのあるビル。今日は「言語学」の周辺の研究にも目を向けようという趣旨だ。岩波新書「科学の目、科学のこころ」、ジュニア新書「進化とはなんだろうか」の著者で講師の長谷川眞理子博士はチンパンジーの研究者で「行動生態学」が専門。演題は「言語の進化を可能にした生物学的基盤」。人類はどのようなことばから話し始めたのだろう? ダーウィンの進化論に従えば、60万年前にチンパンジーと枝分かれした人類は進化の過程でだんだんにことばを持ったはず。先生はそれを「プロト言語」と説明された。・・・ヒトは「心の共有」が心地よい、「快」と感じることでよりますます高度なコミュニケーション手段を発展させていったようだ。ところがヒトに最も近いチンパンジーを長年研究してみると、かれらのコミュニケーションは「要求」するばかりで本質的に相手と「しゃべりたい」とは思っていないらしい、そこがことばを進化させたヒトとの大きな違いでしょう、と長谷川先生は言う。・・・この講座の仕掛け人でもあるチョムスキー理論の大津由起夫先生が最後に質問に立って、耳慣れない「プロト言語」とは具体的にどんなものかを尋ねたが、その具体像を明らかにするのはあなたがた言語学者の仕事でしょう、となったがその通りだ。米国MITのチョムスキー博士が60年代から一貫して唱導する「UG理論」(普遍文法)はその方向で言語の原始の姿を解明しようとしている。それは世界の6千種類の言語が共通の1つの文法からできあがっているという仮説です。神によって「バベルの塔」を破壊されて以来互いに通じないのだ、と「神話」で考えていた世界の諸言語がもとは同じだと信じて、日本でも多くの大学で研究が盛んにつづけられているのです。私たちの「UG会」の名称はここから生まれたのです。
2014/02/07 (Fri) 23:32


名詞構文の訳し方
名詞構文の訳し方
2014年2月3日(月)三島商工会議所にて。
 今日は節分。早くも春宵一刻のような温かな風が「白滝公園」の川面を流れて嬉しくなる。このビルの裏は三島駅に行き来する車の騒音から隔絶されて、夕暮れになると「水の都」の名にふさわしい情緒に溢れた一帯だ。
 2年生のMA君、NU君、SU君の3名がお休み。裾野教室のYAさんが参加して93、94課「形容詞中心の慣用語法」を学んだ。whole と all はどう違う? The whole sentence (全文、その文を丸ごと・・単数)に対して all the sentences (それらの文をすべて・・複数)の違い。文法作文は助動詞(1)だったが全問正解だった。すごいね。英文和訳はなかなか手強かったようだ。なかでも「名詞構文」は直訳するとなんのことかわからない。派生元の動詞や形容詞に戻して「文」の形に言い換えると「わかった!」となるよ。
 TA君は2月3月は月、金ともに参加することになった。じっくりと考え込むタイプだから時間が2倍かかる。スピードアップできるまでしばらく頑張ろう。今日はYAさんと同じ課で、金曜のやり残しを片付けた。語句並べ替えの問題を番号処理にしておかないで、きちんと文で書き換えたから間違いの箇所がはっきり見えたでしょ?英文はきちんと和訳を書いてみることで本当の力がついてくる。少しづつ自信が生まれてくるよ。
 1年TAさんは「名詞構文」と「無生物主語構文」を勉強した。あすから学校の授業でも扱う単元だそうで、その予習のせいでかなり理解できていた。2枚目の総合問題も確実にこなしていた。いわゆる「時間構文」は初めてだったね。No sooner had she talked about it than she began to cry. (そのことを話すか話さぬうちに、彼女は泣き始めた。)No sooner を強調して前置しなければShe had no sooner talked about it than she began to cry. となる。 尾上

(追記)ネット上で「代筆くん」というビジネスがあることを知ってタマゲタ! 大学生の卒論とか大学院生の修士論文、なんと博士論文までOK。「諸事情で書く時間の無い人のために代筆お引き受けします・・・」だって。1文字7円〜10円だというから、400字詰め原稿用紙に50枚なら2万字、つまり20万円くらいかな。これはインチキだよねえ。大学の先生にはすぐにバレるでしょう?それとも黙認されちゃうのかな。先生たちも忙しくて(教師の本分を忘れて)学生の論文を読まないのかな?・・昔は大学というものはそれなりの権威があって、論文を書かなければ学部も卒業できなかったけれど、もう何年も前から多くの大学では卒論のかわりに追加の授業を取って代替できることになっている。それでイイの?・・・ひと頃大学入試や企業の採用試験で、替え玉受験がとりざされたことがある。進学熱のさかんな中国では今もよくあるようだが、日本では本人確認が厳しくなって今では不可能でしょう。でも、つい数年前に京都大学では携帯電話で外部の知恵を借りて解答していたフラチモノもいたよね。これもインチキ。・・・よく学会などで東大の駒場キャンパスに行くと学生協の本屋さんで「シケプリ」を売っているのに驚く。「OO教授の試験プリント」を上級生が過去問として堂々と売る商売だ。こんなことに頭を使って単位を稼ぐ学生が日本を担うとは!東大で教えていた養老孟司先生の著書「バカの壁」は実にこの辺のこと。(ちなみに養老先生の別荘が箱根にあって、ドライブの抜け道で前を通ると、風変わりな南国風の建物で白壁には「馬と鹿」の絵が描かれていてつい笑ってしまう。)
2014/02/03 (Mon) 23:47


蒔かぬ種は生えぬ、だね
蒔かぬ種は生えぬ、だね
2014年1月31日(金)裾野市民文化センターにて。
 今日は早春のような暖かさ。そういえば4日もすれば立春だよね。久しぶりに裏の庭にでたら黄色のロウバイがつぼみを一面につけて、2輪だけはもう咲いていた。透き通るような薄い花弁でいい香り。
 3年SUさんは先日「英検準1級」を受けた。いつもここで解答しているとき以上にかなり難しかったようだ。次の6月実施で合格を目指す、と言っている。今日は Two Island Nations と The Effects of Alcohol を読んだ。たった1ページで面白くまとまったエッセイをよく集めたものだ。英検問題を作成する人の大変な努力を想像してしまう。出典が知りたいなあ。この2問の正解率は50%だった。これからは卒業間際で授業も少なく、受験に関係なくても毎日少しずつ英語に親しんで楽しむことが大事です。本屋に行かなくてもネットで、Newsweek や Nature などから題材はタダでみつかります。今日のコピープリント、Natureに載ったObokataさんの記事も是非読んでみて。やさしいし面白いよ。
 2年YAさんは第91課「動詞中心」92課「形容詞中心」の慣用表現を学んだ。 The chairman said that ・・(A)・・,and that・・(B).は、「Aということと、Bということを言った」(2つの内容)となるか、「Aだ、だからBだということを言った。」(1つ。and は「だから」の意味。)となるか判断しなきゃいけないね。YU君は95課「There 構文」と96課「補語の働きの前置詞句」を学んだ。先週の長文下線部訳の問題を添削して解説した。「主婦の意識と負担」というタイトル。ここでも 「and の後を見よ!」を思い出してほしい。 ・・we all can see that , and that ・・・となっているではないか。この文も2つのthat 節が「だから」でつながっていることがわかるね。TA君は93,94課「形容詞中心の慣用表現」。和訳問題は過去の大学入試問題だからしっかり練習すると力がつくよ。今日は東大の問題もあったね。語句配列の問題は、きちんと英文を書いてみること。数字を書いてオワリ、なんて生やさしい問題は無いよ。自分の弱点克服のための勉強だからね。 尾上

(追記)昨日、電撃的に朝日新聞の朝刊1面をかっざった人物は若干30才の美人博士。デジタル版でプレス発表とインタビューの動画を見たらとても素晴らしくて思わずFB上にシェアしてしまった。夜のテレビ各局はニュース番組で大きくとりあげ、カラフルな色合いの研究室で割烹着姿で実験に集中する小保方博士の可愛い姿をクローズアップして見せた。あのノーベル賞をとった山中教授のiPS細胞よりももっと良質で可能性の広い「万能細胞」が、わりと簡単に培養できることを実証しSTAP細胞という名で英国Nature誌に掲載された。Nature電子版が無料でダウンロードできたので(すごい時代になったなあ!)、コピーをさっそく3年SUさんにプレゼント。・・・日本の若い人たちはスゴイ!フツーの女の子じゃん、と外見であなどるなかれ。(理系の女子をリケジョというらしい。知らなかった!)千葉県松戸からOA入試で早稲田に進学。大学院でやっと研究の方向が定まったというからかなりのオクテ!でも、高校時代に夢を描いた「再生医療」への思いがこうしてちゃんと実ったのだ。All roads lead to Rome.「すべての道はローマに通ず。」米国ハーバード大に留学中、すばらしい教授との出会いがこの発見につながったらしい。快哉!
2014/01/31 (Fri) 23:46


101構文の制覇
101構文の制覇
2014年1月27日(月)三島商工会議所にて。
 このビルの4F会議室からとても眺めがよい。三島の名勝「白滝公園」の林が眼下に広がるし、町並みのかなたには箱根連山と伊豆の山々が北から南まで望める。建物が新しいし照明も明かるいから勉強環境はよい。しばらくはここで毎週、三島教室をやります。「ゆうゆうホール」の改修が終わる5月末まで。
 1年のTAさんは「否定表現」。Not 〜 until〜 や It is not long before 〜の構文。 The last to 〜 や in vain など否定語を含まない否定表現について学ぶ。新しく学ぶことが多くて少々大変だ。今日は2枚目をやる時間が足りなかったね。2年MA君は93、94課「形容詞中心の慣用表現」を学ぶ。和訳にすこし手こずった。カンマとカンマで区切られていることが多いけど、関係詞などを用いて文が埋め込まれているときにはVに対するSを特定することが肝心だ。ここでは a natural diet, which 〜〜〜,is likely to be ・・・となっている。英作文はしっかり解答できた。長文問題に取り組む時間がたりなかったね。TA君は91課「動詞の慣用表現」92課「形容詞の慣用表現」をたくさん学んだ。月曜にも出席して遅れをしかり取り戻してくれた。SU君は77、78課「無生物主語構文」。NU君は71課「二重否定の文」72課「否定の特殊構文」を勉強した。101課のゴールまでコツコツと積み上げていこう。そしたらいよいよ本格的に入試問題を始めるよ。
終了時、3年YOさんのお母様がご挨拶に見えた。先週私大の受験が始まり、今週末から2月中旬まで続くのでUG会へは今日で終わり。第1希望の合格達成まで期待して見守ってます。 尾上

(追記)「歩きたくなる道100選」の第3弾。「東山湖」を見下ろすYMCA「東山荘」の脇をぐるっと回って箱根山に向かうと「厳島神社」。江戸時代に安芸の宮島から御分霊を頂いた由緒ある神社。ここから北に向かって川沿いにしばらく行くと「松岡別荘陶磁器館」。かって日本が国際連盟を脱退したときの外務大臣・松岡洋右の別荘だ。四男・志郎氏夫人が絵付け皿の展示や手ほどきをし、庭では洋種の椿を大事に育てているそうだ。その森の小径を抜けたところに「とらや工房」があって今日も観光客で駐車場は一杯。松岡の血縁に当たる岸信介邸の庭園半分を、羊羹の老舗「とらや」が譲り受けて「甘味処」となっている。家内が東山湖一周してリハビリ歩行訓練したあと行きつけの息抜きの場所だ。「おしるこ」や「栗ごはん」をいただいた後は濃いお茶をたっぷり。お変わりもできて読書やちょっと昼寝もできるよ。見事な竹林を抜けると「旧岸邸記念館」の前に豆科の巨木サイカチの実が落ちていた。20センチほどのジャンボ豆。芝生の庭にはもうすぐロウバイや紅梅・白梅も咲き始めるでしょう。茅葺きの門を出て竹矢来の垣根に沿って箱根の山に向かう。日本橋の生地問屋「エトワール海渡」(東京で学生の頃その近所に下宿していたなあ・・)の保養所や「監督・黒沢明」(ここに居住して「七人の侍」を撮った。それも我が家「二の岡」の裏山で・・)の別荘などを左右に見ながらゴルフ場のネットにそって急坂を登っていく。白い風車が目立つレストラン「ムーラン乙女(旧称)」の真下にあたり、このあたりから富士の雄大なパノラマが一望できる。「金時山」から下ってきて「温泉会館」で汗を流した登山者にここではよく出会う。日本の歴史がつまった私の大好きな散歩コースだ。
2014/01/27 (Mon) 23:58


英語逆引辞典
英語逆引辞典
2014年1月24日(金)裾野市民文化センターにて。
 3年SUさん、「英検準1級」の過去問第6回目に挑戦した。馴れも大切だけどそれ以上に語彙力アップのために努力しているらしい。正解率が高くなってきたと思う。mimic(まねる)の過去形がなぜmimickedとなるのか?想定外の質問にたじろぐわたし!「自信ないけどたぶん、k がないとmimiced ではミミストと読んでしまいそうだからじゃないかなあ・・。家に帰って調べてくるよ。」家で開文社の「英語逆引辞典」(郡司利男編)を使っていろいろ調べてメモを作ったが、こういうスペリング(正式には正書法という)の歴史は専門家にまかせたほうがよい。理由までかいた文献はみつからない。 
 2年TA君は89課「動詞+前置詞on, for」90課「動詞doと haveの慣用語法」の勉強。集中力がみられプリント3枚を片付けた。YAさんも同じ項目。先週の和訳プリントを家で添削したので解説した。法政大と東北学院大の入試問題は80%正解が出せた。特にwheneverには2つの用法があることに注意。(1)at any time when SV (〜するときはいつでも・・)複合関係詞と(2)No matter when SV (いつ〜しても・・・)譲歩構文。
 YU君も先週のプリント同志社大の和訳問題を添削して解説。上級者むけの新たなテキスト第1課で難易度が高い。現代家庭における父親、母親の役割の変化の話。すきっきり筋の通る訳文にするのがなかなか難しいね。 尾上

(追記)「歩きたくなる道100選」の第2弾。秩父宮公園を出てフェンスと見事な藤棚に沿って歩くと「東山湖」に出る。箱根に向かうR138を横断する手前にタレント・キャシー中島の経営する「キルトミュージアム」。俳優・勝野洋夫妻がここに移住する前、私たちもこの土地を紹介されとても気に入っていた。しかしバイパスがすぐ横を走る都市計画を知り断念した。眼前の東山湖とYMCA「東山荘」の森と箱根の山々を見晴るかす絶景の土地だったけど。キャッシーのご長男は沼津の暁秀初等学校へ、2人のお嬢さんは函嶺白百合学園に通っていた。箱根の美術館に通勤する家内を東山のバス停まで送っていくと、よく彼女もかわいい制服姿の娘たちを車で送ってきた。「東山湖」は今日も首都圏から集まった釣り人たちで岸辺も浮き桟橋も一杯。女性のアングラーも目立つ。箱根の山水を灌漑用に利用しようと江戸時代に開発した貯水池だそうだが、今ではニジマスの大きな釣り堀だ。50年前日米安保闘争の頃の憎まれ役、岸信介元首相(安倍現首相の祖父)の晩年の散歩道で、湖岸には直筆の「東山湖由来の碑」が建っている。
2014/01/25 (Sat) 0:45


センター試験お疲れ様
センター試験お疲れ様
2014年1月20日(月)三島商工会議所にて。
 センター試験が昨日終わった。英語は土曜日の最後で筆記が80分、リスニングが30分。午前から社会2科目と国語を受験した後の英語だから疲労の極地だったろうね。終わったら外は真っ暗だ。みなさんお疲れ様。私は家でのんびりお茶を飲んだりTVを見たりしながら朝、新聞報道のごくごく小さな文字に挑戦。素直ないい問題ばかりだなあ、と思って採点したら満点だった。発音問題は、夏の集中講座で話したとおり「ic,ical,ityの前、ateの前の前」と覚えよう!」がたっぷり生かせる問題だったね。語句整序の問題は特に難しいものはなくて、全部できた人が大勢出そう。第6問の長文も素直な設問で、迷わず正解が出るでしょう。今年の平均点は高めになりそう。
 YOさんがいつもより早めに到着。センター本番では時間が足りなくて、あまりよくできなかった、とのこと。第5,6問からはじめて第1,2問をやったら、3,4問の時間がなくなってしまったらしい。半分くらいしか得点できていない、とのこと。悔しいけど、次の私大と二次にむかって頑張ろう。今日は「関係詞」のおさらい。とても難しい単元だから何度でもやろう。
2年MA君が到着して「東進で無料のセンター試験を受けました」、とのこと。受験業界はここまで来たか!??各大学で本番の試験が始まり試験問題が公開されると即、外部の予備校でも模試スタイルにして実施しているのだ。終了後2時間くらいで解答解説が出回るらしい。インターネットの時代のおかげ?オドロキだね!「7割くらいの点でした!」とのこと。1年前でそれだけ得点できてれば楽しみだね。今日の勉強は91課「動詞」.92課「形容詞」を使ったそれぞれ慣用句。push my way, work their wayなどはmake one’s way「進む」 のバリエーションで、押して進む、苦労して進む、の意味になる。TA君は文法作文の「不定詞」を先に解答してから87、88課「動詞と前置詞」の慣用語法を勉強。今日は少々疲れ気味。NU君が久しぶりに登場。新年になって最初かな。第69課「部分否定」と第70課「not but構文」などを勉強。あと15週分残っているから5月までかかりそう。休まずに出席してね。SU君は第75、76課「名詞構文」。名詞のsuccess(成功) を動詞のsucceedに置き直して「〜が〜で成功すること」という風に文で言い換える力をつける練習。なかなか難しい単元だったね。1年TAさんは「否定構文」。部分否定、二重否定や慣用表現を勉強した。今日は9時までじっくり取り組めた。 尾上

(追記)「東山湖」を回って「歩きたくなる道100選」を歩いた。JR主催「駅からウオーク」の御殿場―富士岡コースの通過点にもなっているが、「秩父宮公園」の門前から「御殿場温泉会館」までの約2キロでとても静かな散歩道だ。二の岡の我が家から1、5キロほどで東山に至る。旧秩父宮邸の表門をくぐるとそびえ立つ檜の美林。うっすら積もった雪の近くにもう春の訪れが。見過ごされそうな白い「ユキワリソウ」を一輪だけ発見!雪割草とはサクラソウの仲間で、実に名のごとく高山では早春一番に咲く可憐な花。今日は大寒だというのに春を告げるけなげさに愛おしくなる。・・・節子妃殿下はお花好きで有名でこのように花一杯のお庭を遺されたのだが、亡き宮様も登山家であったことから、茅葺きの旧宅に向かう斜面には高山植物の岩場があって、富士山の溶岩の合間に色とりどりの山の花が毎年楽しめる。
2014/01/21 (Tue) 23:52


英語は語順が命
英語は語順が命
2014年1月17日(金)裾野市民文化センターにて。
先週の15日から1週間、閲覧できず困っていた。このブログの管理会社が工事のため配信できなかったのです。21日(火)から正常復帰予定です。
 2年TA君は85課「挿入」と86課「同格」を勉強した。英語は語順によって意味が変わる、という言語だから約束事をしっかり理解することが大切。
文法作文問題は「完了形」について大学入試の過去問を解いた。YAさんは
87、88課「動詞の慣用語法」の勉強。英文和訳、The opportunity to move up and down the social scale is very different from what one finds in the rigid class structure of some countries.では、関係詞のwhat を「もの」「こと」と漠然と訳すよりも具体的な名詞に置き換えたほうがよい。ここではThe opportunity(機会)のことだよね。「(アメリカ)社会では地位を上下する機会が、ほかの国の固定化した社会構造に見いだされるような(地位の上下の)機会とはまったく異なる(・・もっと流動的だ)。」YU君は91「動詞」、92課「形容詞」の慣用語法。後ろに様々な前置詞を要求する。文法作文は分詞・動名詞。整序問題も英訳の問題もよくできた。
 3年SUさんが学校の委員会のために遅れて到着。さっそく「英検対策」を始める。第1問の空所問題はやはり難しい単語ばかり。おまけに設問の文も難しいものがある。私と一緒に読んでちょっとヒントをもらうと正解がだせる。第2問、第3問の内容一致問題の方が正解率が高い。もう一歩のところだね。
尾上

(追記)農業仲間9人で手作りの「みくりやそば」を味わう新年会をやった。御殿場の古い地名にちなんだこの蕎麦は鳥肉と野菜で作ったつゆをかけただけの質素なたべもの。天ぷらそばや月見そばに比べると、とてもB級グルメの仲間には及ばないが自分たちで打ち立ての蕎麦だし、更に昨年秋に自分たちで種まきから無農薬で育てたから愛着も加味されて味は格別、うまかった。・・・「戸隠蕎麦」の地元に食べに行った時も、聞いてみると韓国からの輸入ものだったりする。信州原村に旅行するとよく、真っ白な花を一面に咲かせたソバの畑の中を走ることがある。似たような高原の気候でたいして肥沃でない御殿場の畑にはうってつけだった。花が咲き終わると赤い茎の上に黒い菱形の実を一杯につけ、10月なかば全員で刈り入れ・乾燥をしたら45リットルポリ袋に一杯になり10キロも獲れた。石やゴミを取り除くために「唐箕(とうみ)」も自作してみた。経験者のブログを参考にコピー機の包装箱と扇風機を使って試作したら、軽いものと重いものがとても上手に分かれた。あとは粉に挽くことだが昔ながらの石臼も手に入らないので、製粉所に頼むことにした。市内のあるコミセンでは水車の回転で粉ひきをやってくれる。1キロの袋分けで7袋がとれたよ。・・・この新年会のために昨年暮れ、私も蕎麦打ちの弟子入りをした。信州の清里で一度経験があったが、御殿場にも野外スポーツ施設「樹空の森」に隣接して「蕎麦打ち道場」ができた。ここに3回かよって専門家の手ほどきを受けた。6:4のそば粉を山芋でつなぎ陶芸のように「きくねり」にして、360回も捏ねないといけないからじっとり汗をかくほどだ。更に麺棒でうすく大きくひろげ包丁で細く切るのもワザが必要だ。乾燥しないうちにすばやく美しく打つにはまだまだ年季がいるね。
2014/01/21 (Tue) 23:45


今週末はセンター試験
今週末はセンター試験
2014年1月13日(月・成人の日)三島ゆうゆうホールにて。
 来月から5月末まで、このホールは全館閉鎖となる。外壁の塗装、フロアのタイル張り替え、空調のオーバーホールなどの計画だそうです。さっそく来週からしばらく三島商工会議所の会議室をお借りすることになる。
 MA君は89課「動詞」の慣用用法。やさしめの入試問題の和訳はすべて無難にできた。文法作文で難問にぶつかる。「被害は広範囲には及ばなかったようだ。」語句を並べ替えて英訳せよ、と言うがまず基本文で No damage was widespread が浮かべばよい。ここでthere構文を使うならThere was no damage widespread の変形が思い浮かぶだろうか。(中学で真っ先に学んだ英文There is a pen on the desk.はA book is on the desk.の倒置構文で本当は難しいのだ。「ホラ!」くらいしか意味のないThereを文頭に出したので主語とbe動詞が倒置になった。ここでは不特定の名詞しか倒置できないから、特定のものを指すThere is the book on the desk. とかThere is my mother at home.なんて非文:誤りなのです。)さらに「〜のようだ」seems to 〜やappears to 〜を助動詞のように単文に組み込むと、was を完了形の不定詞に変えて、There appears to have been no damage widespread.ができあがる。少々難しかったね。
 SU君は73、74課「否定語を含まない否定表現」を勉強した。The last to 〜、far from〜、free from〜など慣用語法を覚えてほしい。1年TAさんは「比較」。最上級の意味を比較級や原級の形容詞(副詞)で言い換える方法。長文問題は今日から新しいテキスト、「クレセント標準編」を第1課から。高2レベルで丁度よさそう。
 3年YOさんは「センター対策」の3回目。センター試験が今週末にせまって、リスニング30分と筆記問題40分に挑戦した。共に60%くらいはとれた。英語は1日でも抜くと勘が鈍るので、実力が悔いなく発揮できるように日頃の勉強習慣を最後まで維持し、試験当日は疲れが出ない工夫が大切だよ。 頑張ってきてよ! 尾上

(追記)オペラの話の続きです。1年生のTAさんは中学の時からだけど、私のオペラ遍歴は高校2年の時の「カルメン」が最初だ。毎日の受験勉強に追われて映画も芝居も見に行ったことがないのにどういう関係か、関西の学生たちだけで運営する音楽鑑賞団体:略称「朝日学音」(朝日新聞後援)の会員になっていた。「労音」とか「市民劇場」みたいなものかな。高校で所属していた「グリークラブ」や「吹奏楽部」のつながりかもしれない。住まいの西宮市夙川から阪急電車で梅田まで行き、中之島の「朝日ホール」(後のフェスティバルホール)で見た。オペラ入門には最適の演目で、日本人の舞台だったが今も印象深く記憶に残っている。その後、大学時代や教員時代にもたくさん見た。しかし、チケットがべらぼうに高くて大変。たいてい家内同伴だから2倍になる。それでも海外からの引っ越し公演(楽団もバレエ団もすべてその国から)はなんとかして見たいという思いで、世界の三大歌劇場といわれる「英国ロイヤルオペラ」の「トゥーランドット」と「カルメン」;「ウィーン国立歌劇場」の「サロメ」「バラの騎士」と「トリスタンとイゾルデ」;「ミラノ・スカラ座」の「ボエーム」と「ナブッコ」などは無理してチケットを買ったなあ。チェコのプラハ歌劇場「売られた花嫁」とか、ベルリン歌劇場の「さまよえるオランダ人」、ザグレブのバルカン・オペラやモスクワ・ボリショイオペラの「エフゲニー・オネーギン」なども見たなあ。米国ヒューストンの黒人オペラ「ポーギーとベス」もすっごく良かった。来日の舞台だけでなくて、ヨーロッパやシベリア旅行中には本場の舞台も見たよ。ロンドンでは「ナショナルオペラ」で英語の「魔笛」と「ニュールンベルグの名歌手」、イルクーツクではロシア語の「セビリアの理髪師」、サンフランシスコではバレエ「くるみ割り人形」など。息子たちの関係でこの15年間は渡米することが多く、NYのメトロポリタン歌劇場(通称メット:MET)で見た「ワルキューレ」や「ドン・ジョバンニ」「イル・トロバトーレ」などは記憶に新しい。オペラの楽しみを語り出したら止まらない・・・(笑)
2014/01/13 (Mon) 23:52


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