ゆうゆうホールの改装が終わって来月からまた借用できるようになった。駐車場がせまいため主催者の2台分だけ借りられる。私の車以外にもう一台分空いているので、ゲートでUG会の会員と言っていただけば5:30〜9:30まで無料で駐車できます。ひさびさにNU君が登場。中間試験間近でテスト勉強に集中していた。2年TACさん、OSAさん、1年TAMさんもテスト対策に取り組んだ。試験前になると、解答を丸暗記しようと無駄な努力をする人がいるね。理科社会はそれでもいいけど英語は無理。多すぎてとても覚えきれるものではない。では試験対策はどうするの?―どうせやるなら試験範囲の単語とイディオムを完璧に覚える!紙やカードに書いてもいいし、自分の声で録音して聞いて覚えるのもいい。たいていの人がそうだけど、OSAさんも並べ替えや英作文が苦手。日本文のなかの「動詞」や「述語」をチェックして、それに相応する主語と目的語をみつけてSVOの文型を組み立てること・・・が基本、と教えて納得はしてくれたけどなかなか身につかないよね。まだまだたくさん練習問題をやってみなきゃ。
TAYさんは、1,2ページの基本問題をすっ飛ばして3枚目の入試の読解問題に取り組んだ。今日も助動詞を含む英文の和訳。接続詞のandや orが2つのものを並列させるような文章を読み取る時のコツを勉強した。「and の後を見よ」だ。 Democracy requires a rather difficult combination of individual initiative with submission to the majority.(民主主義が求めるのは、かなり難しいことだが、個々の人のやる気と大多数の人に譲る気持ちとのバランスをとることだ。つまり、「多数決の原理」ということ。)が難しかったね。ここではcombine A with B (AをBと結びつける)いう動詞中心の文を名詞化したものと見破ること。いわゆる「名詞構文」だね。YAさんは英検準1級の模擬テスト第6回。筆記とリスニングをやってみた。語彙のレベルが高すぎてなかなか合格点の7割に達しない。いよいよ本試験まで1週間となったね。大学生のSUさんはTOEFLテストのITP(団体受験)版をやった。今日はレベル2の短縮版でテスト時間が70分で問題数もレベル1より30%すくない。リスニング、文法・構文、英文読解の3部門。あらたにアルク出版の「リーディング完全攻略」を購入して持参してくれたので来週からそれで勉強してみよう。ICUで編纂したものだから評価が高い問題集だ。 尾上
(追記)「長崎犯科帳」(NTV1975年放映)という昔のテレビドラマをレンタルで見始めたらとても面白い。萬屋錦之介(小学校の頃、映画「笛吹童子」で人気絶頂だった初代中村錦之助)が暴れん坊将軍とか遠山の金さんのような長崎奉行を演じている。若き日の火野正平(NHK・BS、朝の旅番組「こころ旅」のチャリオを漕ぐ人)もお人好しのチンピラ役で活躍する。悪徳の豪商たち、収賄をやる奉行所の役人、密貿易をやる出島のオランダ人や唐人屋敷の中国人、そこに特別出入りを許された遊女など、面白い登場人物にことかかない。実は私の曾祖父(ひいじいさん)が江戸末期に長崎奉行所の役人だったというのが興味のきっかけ。このドラマのネタが気になってWIKIPEDIAで調べたら岩波新書の青版で「犯科帳―長崎奉行の記録―」が50年前に出版されていた。さっそくAMAZONで検索したらなんと中古が95円で買えた。「はしがき」によると、江戸時代200年間の長崎奉行所が扱った犯罪の記録、判例集145冊が県立長崎図書館にそっくり保存されていたという。それを発見した著者の森永種夫氏がとても珍しいことだと研究資料として復刻出版をした折りに、一般向けに岩波新書に書き下ろしたものだった。私が大学に入って岩波新書を出版の度に次々と買いためていた頃に発売された本なので、久々に本棚を調べてみたけれどこれは漏れていた。当時はきっと関心が無かったんだね。
