三島も今日が学年始めの第1回。3年生はすでに3月から始まっているが。
2年TACさんは新たに日栄社の「自修・英作文演習」を始めた。易しめの大学入試問題で空所補充、語句配列、和文英訳という風に段階を踏んで理解を深めるよいテキストだ。今日はまず「基本時制」をやってよく理解出来た。修飾語句の配列で少々てこずったね。今日入会したTAMさんは新1年生。G高校のαコースですでに高校1年の分野が修了しているから2年レベルから始めても良さそうだ。今日は「文型」の復習をやってみた。第4文型SVOOと第5文型SVOCが理解不十分だったが、今日の添削で補強出来たようだ。英検も次は2級を目指している。
3年MA君が第5回「仮定法」の語句配列と英作文に取り組んだ。「私たちはどうなったか」の英訳に苦労した。動詞「なる」に着目すると becomeが使える。What would have become of us? とか、「何が起こったか」と解釈すれば happen to us も使える。 What would have been wrong with us? とやってもいいね。それぞれ異なる前置詞に注意!TA君は第4回「比較(2)」を勉強した。和文英訳ではなかなか得点出来ないが、語句配列では60%の正解が出せる。もうすこしスピードアップできるといいね。SU君は89課「動詞と前置詞の組み合わせ」を勉強した。似た意味をもつ動詞は互いに同じ前置詞をとる、と覚えよう。 thank 人 for事、 praise人 for事(〜で人をほめる)、 scold人 for事(しかる) blame人 for事(責める)のように。90課は時間不足で来週やることにした。NU君は出席できなかった。新学期のこの数日はどこも課題テストの期間らしい。
大学生になったSUさんの紹介で新2年生がひとりお父様と見学に訪れた。すでに英検2級に合格しているそうで3年生くらいの英語力があるかもしれない。「ここでは英作文を重点的に勉強したらどうでしょう」と提案した。尾上
(追記)ガラケーとかいう携帯電話で間に合うものだから、まだスマホに乗り換える気持ちはない。こうやって毎日デスクトップに向かってメールやブログを書いている。本当にテクノロジーは進歩を止めないね。まだPCつまりパーソナル(個人個人の)コンピューターを誰も持っていない時代を思い出す。最近の人はアプリとかソフトを購入してダウンロードするだけだから、情報処理の仕組みつまりプログラミングについては考えたこともないでしょう。・・・今から40年も昔、県立高校の英語教師になって3校目が静岡の西の島田商業高校だった。ここには「情報処理科」が各学年に2クラスあって、全員「雲形定規」なるものを使って「フローチャート」を作り、様々な処理に対するプログラミングを勉強していた。YES−NOの反応を「1−0」つまり、電気のON―OFFに置き換えて機械で計算していく仕組み。生徒はそれを小さなロールテープに穴あきパンチで入力して持ち歩いた。高校にはメーカーからリースした大きな機械が一台あって全員で使っていた。PCプログラマーのはしりだね。当時NHKのテレビでもPC講座が放送されていて、仲の良い商業科の先生と二人でよく勉強会をやったものだ。数字の計算は、10101・・のように「2進法」に置き換えて簡単に処理できる。生徒たちの勉強は「フォートラン」Formula Translationといって科学技術向けに開発された言語だった。やがて一歩進んだ事務処理用の言語「コボル」COmmon Business Oriented Languageに移行したので私には難しくってやめたが。この後、企業の要請もあって言語の自動翻訳が世界的な規模で研究されていく。新製品をどのライバルよりも早く製品化し市場に出すには各国の言語のマニュアル(仕様書)が不可欠だから。翻訳を人間だけに頼っていては時間も費用もかかりすぎる。さらには訳語の統一性も期待したいということで、日本の富士通がその最先端を走っていた。ATLASという自動翻訳ソフトが開発されて当初500万円で売り出され大企業やメーカーが採用した。それ以来20年、今ではネット上で日英・英日の翻訳は無料だから驚きだ。・・・私のインターネット・プロバイダーはニフティ(つまり富士通)で、22年前新宿の住友ビルで開催された「朝日カルチャーセンター」のコンピューター初心者講習会の案内に興味を持ち、参加した折にアドレスが配付された。まだPCが高価で買えない頃で、電話回線に接続すればワープロでもメールを送ることが出来た。
