中間テストや文化祭が近い高校もあって、日程を変更する生徒が多く、裾野から3人が合流して今日はなんと10名参加。これは大変だあ!一人一人見てあげるには時間的にも体力的にも限界があるよね。じっくり見てあげられなかった人には改めてゴメンナサイ。
TAYさんは吹奏楽でオーボエを吹いているそうだ。とっても高価で難しい楽器でおまけに消耗品のリードにもお金がかかる。私はトランペット、サキソフォーン、ホルン以外に何でも一応吹けるけどオーボエだけはさわったことがない。今日は文法・作文も英文和訳も「助動詞」。超長文の和訳は難しいね。たくさんの節が組み合わさって長くなった英文は、カンマで切れていなくても節ごとに独立させると論理が明瞭になるよ。TACさんは「分詞」。have her money stolen (お金を盗まれる)とか、have this film developed (フィルムを現像してもらう)のような have+物+〜edの形をしっかり覚えよう。先週から始めた2年のOSAさんも「助動詞」。とくに、2語からなるmay well、 used to や ought to などは忘れやすいので、この際すぐに復習しておこう。重要構文の「不定詞」seem to と副詞的用法の総まとめをやった。「〜ために」(目的)のほかに「原因・結果・根拠」などたくさんの使い方があったね。
1年のTAMさんは「受動態」の総まとめ。解説にある7項目の注意はとても大切。They say that he is an honest man. これを受動態にすると It is said that he is ・・・.この複文(SVが2組ある)を単文にせよ、という問題。It seems that he is 〜をHe seems to be 〜のように言い換えることができるなら、ここでも He is said to be 〜といいかえる。is expected やis thoughtの場合も同じ扱いでよい。
3年のMA君は札幌医大の長文「科学論」に取り組んだ。未知の単語がなにもなくても難しい英文はあるのだ。What we see, as we see it, is mere disorder.「私たちが見たときに見えるものは、単なる無秩序(な状態)にすぎない。」で、このitは何をさすか考えよ。代名詞のitが指すものは、仮主語などの特別用法を除けば、直前の単数名詞(theyなら複数名詞)なのだ。名詞を一語ずつさかのぼってみればよい。つまり、ここでは直前のWhat we seeをさす。YU君とYAさんは文法・作文で「疑問」、長文で埼玉大「経済論」を読んだ。「現代の経済学というのは生活実態からかけ離れた学問で、これでは地球の将来が危険なものになる。」という実に面白い論理だけど、難しいからじっくりかみしめてみよう。今日提出してもらった解答を次回添削して、納得いくまで解説するよ。SU君は重要構文101の内今日は「代名詞」。第99課some〜 others」第100課that of 〜とthose who 〜を勉強した。じっくり見てあげられなくてゴメン。しっかり添削しておくよ。
SUさんも大学行事の関係で今日参加したので、D会議室のテーブル10個が全部埋まってしまった。第3回の模擬問題をやってみたけど、あまりじっくり見てあげられなかったね。先日、大学で実施のTOEFLテストを受験してみたら、日本独自の形式で実施されていたようだね。本来は4技能すべての力を測るテストでとても難しいんだけど、Writing も不要のようで、Reading とListeningだけでよいらしい。得点しやすく変更してあるのかもしれない。その過去問テキストが入手出来るといいね。 尾上
(追記)ひさしぶりに箱根の友人と仙石原の「湿生花園」に行った。標高600mの高原なのにぽかぽかの陽気でTシャツ1枚でもOK。前回3月末には「ミズバショウ」の初々しい緑と白に感動したが、5月はまさに百花繚乱のシーズン。淡いピンクのシャクナゲと華奢なシロヤシオが咲き乱れる園内を進んでいくと、ピンクのサクラソウ、白いイカリソウ、黄色のセンダイハギがそこにもあそこにも。岩場まで来ると高山の女王「コマクサ」がもう咲いて。ピンクのほかに真っ白もある。細長い馬の顔に見立てたユニークな名前でとりわけ好きな貴重な花だ。2000〜3000mもの高山に汗して登った者にだけのごほうび。かつて登った「木曽駒ヶ岳」では山頂付近や「宝剣岳」の手前、「八ヶ岳」では「硫黄岳」の瓦礫の斜面に果てしなく筋状に一面に咲いていた情景が目に浮かぶ。しかし駐車場から1時間以内で行ける穴場もあった。群馬県草津温泉からドライブウエーやロープウエーで行ける「本白根山」の火口斜面にもコマクサが一面。便利な土地には心ない花泥棒が横行するので、ここは管理がしっかりしていて監視が厳しく保存のため栽培もしている。高校教師時代には「志賀高原」で例年実施する高原教室のコースになっていて、しばしば2年生の生徒たちと訪れたっけ。
