高校英語UG会 三島・裾野・御殿場

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動詞の時制につよくなろう
動詞の時制につよくなろう
2015年6月15日(月)三島商工会議所にて「アメリカデイゴ」
 山の花もいいけど海辺にも珍しい花が咲くね。熱海・伊豆多賀の「長浜海水浴場」に行ったら、もう大きな実をつけて咲くピンクの「ハマナス」の隣には海風をうけて「デイゴ」が満開!大きな灌木に真っ赤な蝶々が群がっているよう。真っ赤な花弁から突き出した雄しべがオブジエっぽくておしゃれ。WIKIPEDIAによるとこれはアメリカデイゴといって、昔私が沖縄旅行で見かけたデイゴとは別物らしい。江戸時代に輸入された頃は海紅豆(カイコウズ)といってマメ科に属するものだった。
 2年のNIさんは前回、「時制」の勉強で和訳をやった。獨協大の問題で Then he requested that she open trade with the United States of America. 「その時ペリーは日本が合衆国と貿易を開始するようにと要求した。」ここでは「開始することを」では不足だ。openはミスプリじゃないよ。過去形でも現在形のopensでもなく原形であることに注目しよう。これは1年生の時に「仮定法・現在」の項目で既習だ。「要求・提案・命令・主張・推薦」の内容には「これからやって欲しいけど(ダメかなあ・・・)」の意味をこめているからだ。
 今日は「独立分詞構文」と「付帯状況のwith」の働きを勉強した。共に主文のSVに対してもう一つ節に相当するSVを付け加える働きで、切れ目にカンマを使うか前置詞のwithを使うかの違いだ。和訳するとまだまだ間違いが多くてつじつまの合わない変なことを書いている。私が「変だね・・」とだけ言うと、しばらく考えて自分から正解が出せることが多くなった。そういうことが自律的に(自然に、事前に)できるようになれば大成功だ。まだまだがんばれるぞ。
 TACさんは今日動詞doやhave中心の慣用表現をたくさん勉強した。大阪学院大の和訳ではIt is no wonder her success made her the target of other photographers' jealousy. 接続詞thatの省略はわかっていたけど、後半が「無生物主語の文」だと見抜ければ正解だったね。「彼女の成功で彼女が他の写真家のねたみの対象になってしまったのも不思議ではない。」
 TAYさんは前回、大阪経済大の問題で「挿入」を見落としてしまったね。Thus they live, it seems to me, strangely separate lives. 「カンマ・カンマはカッコ」を思い出して、それを文頭に出せば実に易しい文なのだ。Thus it seems to me that they live strangely separate lives.「だから、日本の夫婦は奇妙に別々の生活を送っているように私には思われる。」。入試の英作文もやってみた。大阪教育大の「手紙文」は日本語の解析力と英語力を問われる問題だったね。
 OH君はセンター対策として「Itを含む構文」を勉強した。語句の並べ替えは苦手のようだし、空所補充の記述問題は5問とも難しくてマルがつかなかったが、マーク式4択問題はとても得意らしく10問のうち8問も正解だったよ。これは偶然にしても驚異的だ。いつもこうだといいね。単語熟語の知識があやしいから、学校の小テストではいつも満点をめざしてがんばろうね。
 TU君もセンター対策に「時制」を勉強した。文法が苦手らしく4択問題でもなかなかマルがつかなかった。「未来」の内容でもif SVやwhen SV、after SV、before SVのような「条件」「時」を表す節の中では「(一般的に言って)・・の場合には」の意味だからあえて未来形にしない。「現在形」や「現在完了形」の動詞を用いること・・という項目に関係する問題がほとんどだったね。
 しかし、文の組み立て問題には力を見せてくれた。間違いのほんどはケアレス的なものばかり。「変だね・・」と指摘しただけで正解にたどり着けるのだから、これが自分で発見できれば試験の得点はずっと高くなるはず。しならく訓練を続けよう。 尾上

(追記)プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」を映像なしで聞いた。貧しいながら自由な生き方を求めるボヘミアン(チェコのボヘミア地方からパリに流れてきた根無し草の若者)たちが主人公で、安アパートの屋根裏部屋に住む詩人志望の若者ロドルフォと同じアパートにすむ薄幸なお針子ミミの恋のお話。プッチーニの流麗なメロディが随所にちりばめられて昔から大好きな曲だ。
 私は5・6年前からNYのメトロポリタン歌劇場のステージを、インターネット上で楽しんでいる。ナマで劇場で見れば入場料が1万円以上(日本では時には10万円)もするけど、この通称METは一ヶ月わずか15ドル(2000円弱)でいつでも自宅でオペラが楽しめる。過去のほとんどの舞台がライブラリーに収められて、最新のものはほぼ半年前の上演のものもある。
 今回はこの1月末のステージを録音したホットなものだが映像は抜きだった。あらすじをよく知っているオペラだから情景は目に浮かぶ。こういう時には楽譜を見ながら聞くのも楽しい。私が本棚にもっているスコア、つまり指揮者用の「総譜」、は「吹奏楽」が一番多く「交響曲」「協奏曲」「室内楽」なども数10冊あるが、オペラはふつう2時間以上の大曲で高価なため数冊しかない。
 プッチーニに限らず多くの作曲家と契約していたイタリアのリコルディ社の版権を買って(?)、アメリカ・NYのドーバー社が再プリントしたものだから気楽に購入できる「ドーバー版」と呼んでいるもの。昔は違法まがいで「海賊版」と呼ぶ人もいた。その一冊が「ラ・ボエーム」だ。大判で見やすくプロの指揮者もこれをつかって指揮をするようだ。
 オペラはオペラ歌手と合唱団とオーケストラが競演する総合芸術だから、楽譜上ではそれぞれのパートが縦に20列以上並んで進行していく。最上段にフルートを始め木管楽器と金管楽器。そして打楽器とハープ。その下にやっとソプラノからバスまでソリストの楽譜が入り時には合唱団も4部に分かれて入る。最下段にバイオリンからコントラバスまでの弦楽器が書き込まれている。こんな大がかりな建築物をひとりで造ってしまうとは、オペラ作曲家は天才だなあとつくづく感心する。
 ソプラノやテノールなど主役の歌うアリアを楽譜上で追いかけながら聞くと、そのメロディの美しさやリズムの細やかさがはっきり伝わってくる。そのバックの合唱団との掛け合いや、管楽器・弦楽器・打楽器などオーケストラの役割もくっきりと耳に入ってくる。これはまさにオペラを5倍・10倍楽しむ方法だよ。
 このオペラ「ラ・ボエーム」を私が初めてナマで見たのは1981年横浜の県民ホール。イタリア・ミラノの名門スカラ座が来日公演し、巨匠カルロス・クライバー(美男子!)が指揮をしてミレルラ・フレーニ(美女ではないが歌は絶品!)がミミを歌った。「蝶々夫人」や「トーランドット」も同じプッチーニの作品で、後者は「誰も寝てはならぬ」の名曲が、アイススケートの荒川静香が2006年トリノ冬季オリンピックで金メダルを取ったときの曲で日本でブレイクしたね。ネットで「METOPERA」と検索すると、無料の視聴コーナーがでてくるから是非みてほしい。字幕を見てると英語の勉強にもなるよ。
2015/06/15 (Mon) 23:51


会員を若干名募集中
会員を若干名募集中
2015年6月12日(金)裾野市民文化センターにて 「カモメラン」
 明日の朝刊の折り込み広告に「UG会」の生徒募集がのります。三島は15日(月)、裾野は19日(金)、御殿場は21日(日)に20:00から生徒・保護者の説明会をやります。口コミでもよろしくね。
 KI君は前回、東京理科大の和訳がほぼ完璧だったね。セミコロンにも注意して「すなわち」と訳を加えて欲しかったが。梅花女子大の方が難しかったね。「女性は男性と同様、参政権・財産所有権・教育と職業の自由をもつ。」という社会科で習った知識が試される。Women may keep what they earn. 「女性は稼いだもの(金)を自分のものにしてよい。」で、whatを「もの」よりずばり「おかね」と訳してもいいね。今日の千葉大の和訳にもwhatがでてきた。Today the level of everyday noise to which the average urban American is exposed is more than twice what it was in1955,・・今日、都会の平均的なアメリカ人がさらされている日常の騒音のレベルは1955年のレベルの程度の2倍以上だ。このwhatは「姿」と訳すと応用がきくよ。Japan is not what it was twenty years ago.「日本は20年前(の姿)とは違う。」のように。
 EC君は前回、東大の英作文をやってみた。「〜というさびしさがあった」は There is loneliness. ではいけない。「ある」「いる」は存在文といって、英語ではhaveを用いる方が無難だ。「寂しさをもった(感じた)。」とか形容詞に変えて「寂しく感じた」とするべきだ。中学1年で真っ先に習ったThere is a pen on the desk. が染みついているんだね。これは実は特殊な文で応用巾がとても狭く、There is my pen. でもThere is Tom’s pen,でも、There is the pen.でも「特定のもの」を示すから不合格なんだ。My pen is on the desk. ならOKだけど。There is の後ろには、aとかsome, many, noなど数や量を表す単語と、さらに場所を示す副詞句が必要なんだね。物事が「ある」「ない」、生き物が「いる」「いない」は、なにか主語をもうけて動詞にhaveを用いる、と覚えておこう。今日も「It構文」で入試の英作文に挑戦した。
 KAさんは学校の勉強合宿のために欠席した。尾上

(追記)6月はランの季節だ。花の名山「三つ峠山」に半月前に続いてまた行った。今日も新しい発見があった。まだまだ自然界は奥が深い。が、今日は花より人間との出会いの楽しみの話。
 まず登山口のトイレ前で出会った若い女性2人。「これから登るの?お目当ては(何の花)?」と聞いたら「ハンバーグ!」だって。もう下ってきたのでこれから昼食に行くらしい。「花よりダンゴ!」だね。花の山に来たのに花に興味のない人もたくさんいるね。
 山頂に着くすこし手前で3人組が腰をおろして何かやってる。カメラで何か狙っているぞ。近づいて「なにか見つかったの?」聞いてみたら「アオチドリよ!」と。「お昼を食べようと脇道に立ち寄ったら目の前に発見したの!」神戸からきた初老の3人組だった。この花はアオ(緑のこと)ではなくて紫だったけど私には初物で少々地味なランの仲間だった。ラッキー!山に来たらどんどん話しかけてみるものだね。
 「三つ峠山」の一つ「御巣鷹山」の山頂手前に大きな花畑がある。ここに咲くピンクの「アツモリソウ」が今日の第一のお目当て。これもランの一種だ。大きくふくらんだ花を、源平合戦で平敦盛が背負っていた母衣(ホロ)の形に見立てた名前で、プックリふくらんで少し紫色がかった高貴な美しさだ。盗掘対策のため犬小屋のような檻を被せてあってこっちの檻に4株、あっちの檻に1株が咲いていた。3つめの檻にはピンクの「ノビネチドリ」が見頃だった。これもラン科。
 隣にいた男性がこちらを向いて「オノエさん?」と声をかけた。「金時山で3回会ってますよ。オノエ・ランさんには。沼津で英語の先生をやっていた・・」とすごく記憶のいい人でオドロキ!花の名前なので覚えやすいらしい。たしか神奈川県の人で大津さんと言った。花好き人間はあちこちで顔を合わすんだね。「金時山のオノエランが盗掘されて今年はたった2株だけですよ・・。」「去年は2〇株以上見事に咲いたのにねえ。」
 最高峰「開運山」1785mへはルートが2つある。御巣鷹山から登る裏側のルートが通の道で、この登り斜面の樹林にカモメランが大群落をなしている。写真を撮っても撮ってもまだまだあるぞ。FMフジの中継塔の上が山頂だ。ドウダンツツジが満開だった。富士山が靄で見えなくても花が咲いてれば満足だ。「きっとこっちよ!」と気の強そうな奥さんに、照れ笑いで「はいはい、お嬢さん」と、うまく合わせて表のルートで山頂から下っていった旦那さんの顔が可愛かった。
 山小屋「四季楽園」に下ってくると、小屋の床下から動物がこちらを見ている!犬かと思ったら、出てきて餌か何かを探している。毛並みが金色でとてもきれいだ。顔と足だけが黒い。胴が長くて尻尾が大きいからどうも「テン」じゃないかな。近くに休んでいた作業員に写真をみせたら、「ハクビシンじゃないね、テンだよ。いつか姿を消していたと思ったら、またこの辺に戻ってきたんだね。」と。ネットで調べると、詳しくは「ホンドテン」と呼んでその黄色の毛皮は、コートやマフラー用に最高級のモノでかなり乱獲されたらしい。5mくらい手前の私がカメラを向けても恐れないで餌を探していたがまた床下に隠れてしまった。
 小屋の外のベンチで注文したコーヒーを飲んでいると、若い外人女性2人を案内してきた日本人の男女が、「カモメラン見たいんですけど、どこに咲いてますか?」と聞く。「今登ってきた山を反対側に降りればたくさん見られたのに。少しだけどすぐそこにもあるよ!」と4,5歩先の植え込みを示してあげた。小屋の人がきっとここに移植したんだね。山の花を発見する目は特別で、私のように年数をかけて鍛えないと「花目」になるのはなかなか難しいよ。外人に「どこから来たの?」と聞くと、2人は「スエーデンから。ストックホルムよりもかなり北部から。」ときれいな英語で答えた。三つ峠も国際化したね。
2015/06/12 (Fri) 22:47


接続詞+S+V〜が文の最小単位だ
接続詞+S+V〜が文の最小単位だ
2015年6月8日(月)三島ゆうゆうホールにて「ホテイラン」
 2年のNIさんは問題処理能力がすごく高くコンピューターの自動翻訳の機械のように早い。しかし、書き上げた和訳を一度点検して欲しいなあ。内容が正確に理解できていないのだ。基本的にはSVO(SがOをVする)をしっかり把握しないと。SVが1組なら正解が出せるが2組から5組もSVがあると、主文と従節とが混乱してしまうね。とくに「並列」A and A' は構文理解で最重要ポイントだ。即ち、andの直後にあるA' と同じカテゴリー(種類)の語句Aを前方に見つけること。orの場合も同じで、三角マークで囲う習慣を作るといいね。ちなみに私は、前置詞をマルで、thatやasなどの接続詞や関係詞を四角で、そして5つの等位接続詞and、but、or、for、soを三角で囲うようにしているよ。
 3年TACさんは前回、難しい「接続詞」を用いた英文を和訳した。Now you are a big boy, you ought to know better. Now (that) は「今」という副詞ではなくて「もう大人なんだから・・」と理由を表す接続詞のはず。SVとSVは接続詞がなければつながらないから。今日の和訳で A man should never be ashamed to own he has been in the wrong, which is but saying, in other words, that he is wiser today than he was yesterday. 前半はhe hasの前に接続詞thatの省略に気づくこと。「人は自分が間違っていたことを認めるのを恥ずかしがってはいけない。」次の関係詞whichの先行詞が to 以下「・・を認めること」だとわかれば、「それは昨日の自分より今日の方が賢くなったと言うだけのことだ。」in other words(いいかえれば)はカッコでくくられているので「挿入」。文はsaying that he is・・とつながる。butはnothing butやonlyと同じで「〜だけ」。
 OH君は前回、入試問題で「読書は著者と読者の会話である。」を和訳した。「著者の語りかけに対して、読者はYes-Noの反応を示して、受け答えするべきだ。だから読書は会話なんだ。」という趣旨。今日は長崎大の英文を和訳した。Americans admire the self-made person― the one who, with neither money nor family influence, fights his or her way to the top. ―(ダッシュ)はコロン(:)やセミコロン(;)と同様に、前述の語句に説明や理由を追加するものだから「すなわち」や「なぜなら」と付け加えると良い。「アメリカ人はたたき上げの人を賞賛する。すなわち、金も家柄の力も使わずに闘って頂点まで進んだような人を。」
 先週入会したTU君もNIさんと同様に問題処理能力に長けている。しかしまだこの手の英文和訳の練習をしたことがなかったらしく、なかなかマルがあげられない。きちんとした日本語に置き換えられる、ということが英文を本当に理解したことになる。「日本語では表せないけど理解はできてるよ。」というのはウソ。日本人は日本語でモノを考えるから。今日からセンター対策として、日栄社の「ポイント攻略」で入試問題の文法・作文に取り組む。今日は第一課でIt の構文。形式主語(目的語)のitと、強調構文をつくるitに注意が必要だ。単語とイディオムの不足を大至急補ってほしい。
 大学生SUさんは今日も東京からの帰りに出席し、IELTSの問題を解いた。「英国の議会では上院(貴族院)の改革がむずかしい。」という内容で少々難しめだったね。英国BBC放送から最近のニュースをいくつかコピーで読んでもらった。特にSussex州のニュースを2つ。8月の留学先の町Brightonを少しでも知っておきたいから。最近、シャロックホームズ登場の推理小説に興味があって、英語音声をビデオ学習するのにちょうどいいそうだ。コナン・ドイルは私も高校時代に副読本として読まされ苦労したなあ。 尾上

(追記)「野生ランの女王」といわれる「ホテイラン」にやっと会えた。梅雨のこの時期、日本百名山「八ヶ岳」の「赤岳」登山口にだけひっそりと咲く可憐な花だ。ピンク色のリボンを結んだ頭巾をかぶり大きなお腹を両手で抱え、白い衣をまとって短い足がちょこんと見える、まるで七福神のひとり布袋様だ。必ず1枚だけ濃緑の昆布のような葉が根元を支えている。
 10センチほどのこんな美しい花だから、きっと見つけた人は感動して「一本いただいて・・」なんて不埒なこと、花ドロボー(盗掘ともいう)をしてしまいそうだね。ところが、私たちを待ち受けたホテイランは、それぞれ番号札をつけ緑のロープを張って花の周りを囲い生育保護をするボランティアに守られている。素晴らしい森のなかの苔の上にここにもあそこにもと、数えていったら20本以上も見つかったよ。
 梅雨に入る直前の日曜日、いつもの大学仲間4人組が山梨のJR「小淵沢」駅に集まり、八ヶ岳登山口の「美濃戸山荘」に行った。そのうちの一人AO君とは8年前の夏、ここ「赤岳」から「横岳」を越えて「硫黄岳」まで縦走した長年のパートナーだ。大学時代はサッカー部に属し、その後OBの集まりでもしばしばボールを蹴っているから体力には自信ある。
 2900m近い頂上を今日は目指さずに、1700m〜2000mの山麓トレッキングだったがそれもとてもいい。さらに貴重な「ツバメオモト」が10株も南沢でみつかったし、真っ白な「カラマツソウ」や「黄花のコマノツメ」にも出会えたし。もっと写真を見たければFacebookでどうぞ。
2015/06/08 (Mon) 23:51


judgeの原義は「判断する人」で「裁判官」や「審判」ではない
judgeの原義は「判断する人」で「裁判官」や「審判」ではない
2015年6月5日(金)裾野市民文化センターにて「お宮の松で」
 KAさんは今日学校で英検があって2級を受けた。今の力が十分出せてればきっと合格だ。前回、小樽商大の和訳では前半It is 〜thatの「強調構文」を見抜いていてとてもよかった。第2文は形式主語 It の用法で少々長め。 It has become apparent that the classical distinction between animal behaviour which is governed by inborn instinct and human behaviour which is governed by reason and learning must be abandoned. 前置詞のbetween A and Bに注目すると「生来の本能に支配された動物の行動と、理性と学習に支配された人間の行動とのあいだの古典的な区別は捨て去らねばいけない、ということが明白になった。」the classical distinctionがSでそれをbetween〜and〜が後から修飾している。must be abandonedがそのVだと気づけば正解だったけど。今日は長崎大の And the young are the best judges of the young.が一見易しそうなのに和訳できなかったね。Judgeはジャッジ、つまり職業上は「審判」とか「裁判官」だけど、単に「判断する人」という風な訳し方を覚えて欲しい。ここでは「〜を一番うまく判断できる人」という意味。My baby is a good walker. はone who can walk wellで「あんよが上手」ということ。〜playerを「〜の選手」という訳が一番まずいね。上手下手に関係なくただ「〜をやる人」の意味なんだ。
 EC君は長崎大の「リンカーンの幼年時代」を和訳した。Americans admire the self-made person――the one who, with neither money nor family influence, fights his or her way to the top. 「アメリカ人はたたき上げの人をほめる。つまり、金も家柄もないのに頂点にまで闘って進んだような人を。」で「ダッシュ」は前に飛び越えて和訳してはいけない。説明を追加するだけのことだから。
 KI君は接続詞whether〜 or not(〜かどうか)の入試英文を和訳してみたがわからない日本語になってしまったね。 But whether young men regard their feminine contemporaries as specially mysterious I doubt. 動詞のregard A as B は「AをBだとみなす。」だね。では動詞の doubt(疑う)の目的語は?それはwhether以下全部なんだね。長い目的語が倒置された文なんだ。SVOは倒置するとOSVとなる。「若い男の子が同世代の女の子のことを特別神秘的だなんて考えているかどうかは疑わしい。」
 3年生は次回から「センター試験対策」として「文法・語法・並べ替え」の客観問題集を20回にわけて実施していこう。日栄社の定評あるテキストです。最後に英作文の長めの問題にも挑戦できて二次対策にもなるよ。 尾上

(追記)珍しい「ジャカランダ」の花が咲いた、というので熱海の海岸通りに行ってみた。前夜の雨が上がった真っ青な空を背景に、サンビーチの「お宮の松」のあたりには、ネムノキのようなさわやかな葉を茂らしたジャカランダが何十本も今まさに花盛り。5・6mの大木も何本かあるが1mそこそこでも濃いブルーの大きな筒型の花を一房にたっぷりつける。じっくり見ると花びらの形も大きさも我が家に咲く薄紫色の「桐」の花にそっくりだった。それで「キリモドキ」の別名があるんだね。
 最近あるTVの旅の番組で、南米アルゼンチンの町の街路樹がこのブルーの花で溢れていて感激した。日本ではどうか調べたら、宮崎県・日南海岸の「道の駅」で咲かせているのが有名らしかった。もっと近くではどうか更に調べたら、なんとこの熱海にも昨年名所ができていた。始めは1990年、熱海市がポルトガルの海辺の町「カスカイス市」と姉妹都市になった記念に寄贈されたもの。それが20年以上たってやっと一人前に咲かせるようになったのだ。
 「ブラジルに住んでいるときよく見たわ。20年ぶりでなつかしい・・」という埼玉から来た2人の初老の婦人と立ち話。満面幸せに溢れている。ブラジルが原産のジャカランダが、ポルトガルの植民地になってからヨーロッパに輸出されたんだろうね。カスカイス市は首都リスボンから1時間のリゾート地だというから、地理的にも東京近郊の熱海市とよく似ているね。
 ジャカランダは大木でツルではないけどノウゼンカズラ科だとわかった。夏、中国原産のノウゼンカズラはツルになって高い木にからまり、オレンジ色の筒型の花を一杯咲かせるのを見かけるね。先月、御殿場の板妻にある「東富士園芸センター」でジャカランダの苗を発見!今、我が家の庭で一番陽当たりがよい一画に鉢植えにしてある。どうやって冬を越させようか。花が咲くのは何年後かな。
2015/06/05 (Fri) 23:24


英語の句読点のいろいろ
英語の句読点のいろいろ
2015年6月1日(月)三島ゆうゆうホールにて「ヒスイカズラ」
 昨日は真夏の暑さだったね。小田原市の「フラワーガーデン」に行ってみた。畑作の友人のオススメもあって期待通り「バラ園」がすばらしかった。酔うようなその甘い香りと、特に感激したのは手入れのよさ。よく見かける「枯れ花」が何もないのだ。昔行った島田市の「ばらの丘」よりずっと管理がいいよ。こんなに立派な施設を小田原市は作ったんだね。しかも入場無料なんだ。
 温室も小さいながら意欲的で、パゴダには「ヒスイカズラ(翡翠葛)」が屋根を一面覆って20も30も、神秘的な色合いの花房をたくさんつり下げていた。フィリピン諸島原産のこのマメ科の花はとても珍しく、東京の「神代植物園」で昔一度だけ見ただけだから久しぶり。蜜を求めてコウモリが飛び回る様も再現していたよ。
 OH君は神奈川大の問題でnot only but (also)の訳がイマイチだったね。King became the leader not only of the black people but of all the poor.「キング牧師は黒人だけでなく全ての貧しい人々の指導者になった。」2つの前置詞句of〜が共にthe leaderを修飾しているね。
 TACさんは88課でdeprive人 of物(人から物を奪う)、owe物to人(物は人のおかげだ)、provide人with物(人に物を与える)などの動詞句をたくさん学んだ。熊本大の「私は悲しみを味わいたい」を和訳してみた。Then they would be able to enjoy sadness, as I do.では仮定法のwouldにも留意できて、「そうすれば彼らは悲しみを楽しめるようになるだろうに。私と同じように。」とうまく訳せたね。
 TAYさんは前回「接続詞」の難しい用法のものを和訳で勉強した。関西学院大の In an unfriendly atmosphere people don't work as well as in a happy one. 「親しみのない雰囲気だと人は楽しい雰囲気の場合ほど仕事がうまくできない。」は比較構文でwellは「上手に」の副詞だけど、次の同志社女子大の The artist is one who retains his wonder at the world as well as a childlike need to communicate his feelings. 「芸術家とは気持ちを伝えたいという子供のような欲求だけでなく、世界を見て不思議に思う気持ちまでも保持している人のことだ。」は、A as well as B が「BだけでなくAまでも」と前を強調する前置詞のような働きbesides〜に似ている。逆に後を強調したければNot only B but also Aとも言い換えられるよ。
 2年NIさんは「第5文型SVOC」でCが-ingの場合と、-edの場合を勉強した。I heard someone calling my name.「だれかが私の名前を呼んでいるのが聞こえた。」では、Cが「進行形」の意味。I heard my name called.「私の名前が呼ばれるのが聞こえた。」ではCが「受け身」の意味。明治学院大の問題でHe then chose a large section of land and had it planted with potatoes.「次に王様は広い土地を選んで、そこにポテトを植えさせた。」have+物+-edは忘れやすいけど重要な表現で、「物を〜してもらう(お願い)、〜させる(命令)、〜される(いやなこと、被害)」などと文脈によって訳し分けるのだ。ここは王様が主語だから命令でいいね。
 大学生SUさんが東京の大学から新幹線で戻って、遅くなって参加した。久々にIELTS英検を1問解いてみた。「地球環境理論の矛盾」はよく読めて全て正解だった。SUさん2ヶ月後には英国のサセックス大学に留学の予定で、最近実際のIELTSも受けてみた。「案ずるより産むが易し」と言うけれど、かなり手応えがあったようだ。
 3年のTU君が入会した。3月末の入会説明会に出席してくれて予約してあった。昨日、長いサッカー部の活動に区切りがついて、いよいよ大学受験に邁進することになった。将来は航空パイロットをめざす。今日は重要構文の91課「way構文」と「身体の部位を表すon the〜,in the〜, by the〜」を勉強した。長崎大の問題で Americans admire the self-made person――the one who, with neither money nor family influence, fights his or her way to the top.途中の――(ダッシュ)は、前半で書いたことの説明だから「つまり」と加えておこう。「アメリカ人は立身出世の人を尊敬する。つまり、金や家柄の力もなしに頂点まで闘い上りつめたような人を。」with以下も「カンマ・カンマはカッコのこと」と覚えておけばwho fightsがSVであるとわかる。
 英語の句読点にはカンマ、ピリオドの他にコロン(:)セミコロン(;)とダッシュ(−)があって、それぞれが前文の説明や理由を追加する。だから無視しないで、「つまり」とか「なぜなら」と訳しておくとよい。後に例が続けば「たとえば」と訳す場合もあるよ。 尾上

(追記)NHKのBSプレミアムで「ブラタモリ:青函トンネル」を見た。来年には「北海道新幹線」が開業するという青森駅から函館駅までの在来線に、タモリと関根真理が体験乗車して「津軽海峡」の海底をくぐり抜けた。水深140mのさらに100m下を堀って開通した54kmにもなる世界一の長さの海底トンネルだ。この列車が走るようになって、旧来の「青函連絡船」が廃止になってもう30年たつ。
 私がこの船に初めて乗ったのは昭和39年の夏、50年前のこと。2ヶ月後には東京でオリンピックが開催された大学2年の時、「北海道」一人旅をふと思い立ち上野から夜行列車に乗った。翌朝、青森駅終点でこの青函連絡船に乗り換えた。昔、貨物列車はそのまま船に積み込まれた。台風により1000人を越える大きな被害をおこした60年前の「洞爺丸事件」以来、この船には列車を乗せなくなった。
 TVの番組では、青森駅の岸壁に浮かぶかつての「青函連絡船」をタモリが見学する。操舵室のあとは階段で船底に降りていく。そこには、鉄道用のレールが4・5列もビッシリと敷き詰められている。異様な風景だ。かつては貨物列車をここに引き込んでそのまま海峡を渡ったのだ。たしかにいちいち荷物の載せ替えでは大変だ。自動車用のフェリーには「伊良湖岬」から「鳥羽港」までの「伊勢湾フェリー」で何度も乗ったことがあるが、これは珍しい。
 その情景で思い出したのは40年前ヨーロッパ30日間一人旅で、ドーバー海峡のナイトフェリーに乗ったときのこと。真夜中だったが階段をいくつも下って船底に行ってみた。貨物だけでなく客車ものせてあった。あこがれの「オリエント急行」の一等車両もここに詰め込まれているはずであった。ロンドンからパリまで乗換なしで行けたのだ。20年前にこの海峡にも海底トンネルが開通して、ユーロスターという急行列車や車の運搬と貨物列車に利用されている。
2015/06/01 (Mon) 23:53


名詞構文からSV〜を読み取る
名詞構文からSV〜を読み取る
2015年5月29日(金)裾野市民文化センターにて 「ハクチョウの親子」
 「山中湖」を一周した。自慢の折りたたみ式自転車で14km。とてもよく整備されたサイクリングロードが完成間近だ。たくさんの水鳥に出会った。オシドリ、アオサギ、ウなど。低空飛行で私をめがけて飛んでくるハクチョウ!もう一羽とケンカして追いかけられたらしい。「長池親水公園」のあたりに泳ぐハクチョウの親子5羽づれ。ワカサギを囲い込みの網で採る準備中の老夫婦に尋ねると、「ここのハクチョウはシベリアに渡っていかないよ。山中湖村の職員が毎日きちんと餌をくれるから。あの雛たちは10日くらい前に生まれたばかりだよ。上からトンビにねらわれてるけどね。」と面白い話をしてくれた。
 KAさんは76課「名詞構文」と77課「無生物主語の文」に戻ってやってみた。3月入会なのでやっていなかった大切な項目を補うために。「名詞構文」とは文型でいえばSVCとかSVOとなる「文」をCの名詞形、Vの名詞形をつかって簡潔に言い換えたもの。だからher great poverty はShe is very poor.のことだし、his success in businessとはHe succeeded in business. のつもりで和訳するととてもよい。すぐにコツがつかめて、今日の日大の問題でも the flexibility of its trunk. とは「象の鼻が曲げやすいこと」という解釈ができたね。次の「無生物主語の文」は「物事が人に〜させる」という文が、どうも日本語になじみにくいので、逆転の発想で「物事のために、人が〜となる。」という風に、「人」を主語に立てて和訳しよう、という項目だ。東京女子大の what causes bubbles to float? も「何が泡を浮かばせる?」ではなくて、「何で泡は浮かぶの?」とうまく訳せたね。
 EC君は前回、東洋大の和訳がうまくなかった。文中のIがどういう人なのか想定できないと奇妙な文になる。patientには「我慢強い」(形)と「患者」(名)の意味がある。treat(治療する)やheal(治す)やconsult a doctor(医者に診てもらう)などの関連語彙が的確に理解できれば「医者」が主人公だとわかる。男か女か?年齢は?英米人か日本人か、などの背景が想像できればもっといい訳になる。しっかり読むと、この文は60才くらいの欧米の医者の意見であることがわかるね。主語のIだって「わたし」「わたくし」「僕」「おれ」、youも「あなた」「あなたがた」「きみ」「きみたち」「おまえ」など、日本語にはいつも「敬語」がからんで対人関係を暗示するようになっている。今日は「読書は会話だ」という面白い文を読んだね。ほぼ正しく読み取れたけど、一カ所難しかった。それは「付帯状況のwith」を思い出せなかったから。 The conversation, however, should be an orderly one, with first one talking and then the other. 「しかし、会話というものは順番にやるものになるべきだ。最初の人がしゃべったら次は相手の人がしゃべる、とう風に」 後半をパラフレーズすればwhen first one is talking and then the other one is talking. ここでthe other とは2人の内の「相手の人」のこと。尾上

(追記)花の名山「三つ峠」に行った。河口湖の大橋を渡り「御坂峠」に向かって谷をぬうように車で登っていくと、沿道はちょうど真っ白なマメ科の「ニセアカシア」が花盛りで、窓を開けるとむせるような甘い香りが漂ってくる。ハチミツの原料の中では一番ポピュラーなもの。この谷は数キロにわたってずうっとニセアカシアの森だ。帰りにひと枝いただいていこう。
 交通量の多い国道の御坂トンネルの手前で右折して旧道に入っていく。樹林のなかの細い「御坂道」を上り詰めると隧道(トンネル)の手前に「天下茶屋」という古風な茶店がある。昔は宿もやっていて作家の「太宰治」がここに逗留して、「富士には月見草がよく似会う」と書いた。ここから峠に登ってブナ林の美しい「黒岳」まで行ったこともある。
 今日はすこし手前で右折して「三つ峠」登山道に入る。駐車場が平日というのに満杯だ。やはり人気の高い山だね。歩き出すとまだお昼前というのにもう下山してくる人たちが。今日は「コンチワ」に加えて「なにかいい花が見つかりましたか?」と聞くことにしよう。年頃の娘二人との家族連れ、若いカップル、長い三脚を抱えた男性、などに聞くとだれも「黄色い花だけ」とか「ピンクだけ」とか「花は特に何もないね」いう答えだった。せいぜい「ヘビイチゴ」と「ツツジ」だけしか目に入っていないのだ。
 花に限らず写真のように全てが網膜に映っても人間はなにも見ていないらしい。どこかの大学入試問題にあったように、「見たいものを見る」だけだ。花の名前も山の名前も私の苦手な鳥の名前も、覚えていればそれだけで愛着が増してくる。山歩きが3倍楽しめるのになあ。私も10年前に大学同窓とこの山に初めて登った時には「富士山」が見えたかどうかしか記憶がない。きっとたくさん花が咲いていただろうに。
 外人が一人下ってきたのでやはり「いい花を見た?」と聞いたら、スペインから来た旅行者で、「うん、赤い花を沢山見たよ」とスマホを開いてツツジ(英語でアザレア)の写真を見せてくれた。立ち話のすぐちかくに白い「マイヅルソウ」が一杯咲いているのに。ルーペで見ないと見えないほどの小さな花だからね。「黄花のコマノツメ」やオレンジ色の「クサボケ」も群落をなして無数に咲いていたのに。頂上ちかくの山小屋「四季楽園」の前庭には「エンレイソウ」や「チゴユリ」も見つかったし、白地にかわいいピンクの水玉模様がついた「カモメラン」も1本が咲きはじめていた。昨年6月、大学仲間とここでたくさん発見して興奮した花だ。
2015/05/29 (Fri) 23:14


If のない仮定法の文
If のない仮定法の文
2015年5月25日(月)三島ゆうゆうホールにて「山シャクヤク」
 TAYさんは前回、京都女子大の問題でwe watch any particular piece of machinery at work・・でat workを補語とみればSVOCの文型で「機械が働いているところを見る」となる。A piece of machineryは「ひとつの機械」でa piece of furnitureと同じ働き。any particularは「どんな特定の〜」で「どれでもいいけど」という意味。「他とは違って特殊な・特別の」はspecialだよね。
 早稲田の和訳も難しかった。単語が多義であることにいつも注意しよう。extend courtesyは「親切を示す」で「礼儀を広げる」ではおかしい。courtesyもここでは「思いやり・親切」の意味。courtesy busは「無料バス」のことで御殿場駅からアウトレットまでタダでいけるバスのこと。会社の好意ということだね。ホテルでタダのコーヒーなんかもこのcourtesyを使う。freeと露骨に言わない。日本語でも「これタダです」というより「これはサービスです。」と言う方が上品でしょ。
 今日もその続きで、To have said it right away would have seemed like too severe a correction.には「仮定法」の動詞would have seemedが含まれているね。だから「〜だとすれば」という仮定がどこかに潜んでいると考える。この文では主語が仮の話だよ。said itとは「teachの過去形はteachedじゃなくて taughtだよ、ということ」right awayは「すぐに」at once。「その正解をすぐに言ったとしたら、子供には厳しすぎて(耐えられない)誤り指摘のように思えただろうね。」
 OH君は部活を終えて汗をかきかき駆けつけた。ガンバルね。「重要構文」の89課で目的語の後に前置詞onをとる動詞8つとforをとる動詞9つをまとめた。文の骨組はSVのペアをいくつも見つけることが大切。動詞を制覇するのが英語力の証明になる。
 TACさんは明日からの中間テストの対策に専念した。仮定法の動詞を選択する問題や語句並べ替えの問題に取り組んだ。2年のNIさんは自宅で明日からの試験対策をやるそうだ。 尾上

(追記)土曜日、山中湖と富士霊園の境に連なる「三国連山」に登った。ブナの新緑が美しい尾根道あるきのコースで、「篭坂峠」から「明神峠」へのハイカーに人気だ。バイケイソウの見事な群落をかき分けるように進むと、真っ白な「山シャクヤク」を10本も発見してご満悦。4日前に愛鷹山系の「黒岳」に登ったらすでに散った後で、がっかりしたからこちらに来てみたわけ。
 一人歩きの米人男性とすれ違って立ち話。スマホを取り出し山岳地図を2本の指でうまく操作している。「大洞山からまっすぐに私の家に下れる道もあるよ。」と。山中湖の別荘地に移り住んで24年。日本の永住権も取得し、服飾のビジネスをてがけ時々東京に出張する生活らしい。自宅の裏山だから地図にないコースにも詳しい。
 私が10年ほど前にNYのブルックリンの長男のアパートに居候していたことがあると話すと、「僕もNYのロングアイランドの出身だからほぼ近くだね。」と言うし、「次男はプリンストンに住んでいたよ。」と言うと、「僕はコーネル大の出身。プリンストン大のライバルだね。」と、母国を懐かしむ顔つきでなめらかな日本語で話していた。「私の御殿場に遊びに来たら。」とは言ったが、お互いに名前も電話も交換せずにあっさり分かれた。See you again.
 その2つの大学がどういうレベルでライバルなのかな?と、ネットで「世界の大学ランキング」を調べてみた。英国の新聞「タイムズ」などいろいろな評価があって一定しないが、「上海大学」が毎年発表する「上海ランキング」によると、以前にも我らが「東京大学」は20位で「京都大学」が25位、など悔しい評価を見ていた。総合大学と単科大学の違いで評価の仕方が異なるから名門でも「一橋大学」や「東京工大」や「東京医科歯科」などは登場しない。同じ総合大学でも慶応のように医学部のある大学と早稲田のようにない大学を同列には論じられないし、日本には米国のイェール大学のように芸術系(音楽・美術)の学部も含むような大学はゼロだ。
 英国の「ケンブリッジ大」5位と「「オクスフォード大」10位を除けば上位はすべて米国の大学で、「コーネル大」が12位、「プリンストン大」が7位と、なるほど「ライバル校」だった。勿論、米国東部の私立の名門「アイビーリーグ」8大学に列挙されている。ちなみに他の6大学は、最北の「ダートマス大」ボストンの「ハーバード大」から「ブラウン大」「イェール大」と南下してNY市の「コロンビア大」、フィラデルフィアの「ペンシルベニア大(愛称ペン)」だ。
 さすがITの時代で新しい大学ながら工科大学でマサチューセッツ州の「MIT」3位やカリフォルニア州の「Caltech」6位が上位にランク入りしている。
このような名門私立大学は、州立大学とくらべると授業料も桁が違うしきわめて狭き門だ。日本から留学するにはTOEFLで90%以上をとらないと合格しない。州立大学なら70%とれていればOKだけど。
2015/05/25 (Mon) 23:43


中間テストが始まる
中間テストが始まる
2015年5月22日(金)裾野市民文化センターにて 「シロヤシオ」
 御殿場の滝ヶ原米軍キャンプのちかくに「お胎内清宏園」という樹木園がある。御殿場南高校時代にはここの宿泊所をお借りして、「吹奏楽部」の合宿練習を毎年夏のコンクール前にやったものだ。木陰をステージ代わりにしてとても涼しい環境で集中練習ができた。ここにひさびさに立ち寄ってみた。
 ここは富士山の噴火でできた溶岩隧道が有名で入口にお社も建っている。知人に教えられて行ってみたら、なるほど「キンラン」の花園だった。あそこに5本、こちらに5本、さらに・・・100本近いキンランがすべて自然に生えてきたものだそうだ。これも絶滅危惧種で7・8年前に始めて箱根で1本見つけてからこれまで探し求めて野山を駆け回ったけど、こんな身近な場所にこんなに大群落があったとは!赤い口紅をちょこんとつけた鮮やかな黄色の玉子形の花がなんとも可愛い。しかし3・4日のはかない命なのだ。
 KI君は難しい英文を和訳する力がずいぶん伸びたね。今日は中央大の英訳に苦労したけど。 Japanese workers think in terms of the organization ― that is, the company. But British workers think primarily in terms of how much they can get for their labor and skill. 「日本の会社員は組織の観点、すなわち会社の観点でものを考える。ところが英国の会社員は自分の働きぶりや技術にたいしていくら給料がもらえるかという観点で第一に考える。」that isは前に述べた語句や文に対して、説明を加えるものでカンマだけでも済ませるが、that is to say とか that is(すなわち)と書き加えることがある。来週から中間テストだね。地味な努力が成績に反映されるよう祈ってます。
 KAさんは今日中間テストが終わって、これから文化祭と体育祭があるそうだ。今日は大阪学院大の和訳がうまくできたね。入試和訳「読書は一種の会話である。」もなかなか難しいけど果敢に挑戦したね。 And then it is the reader's turn. とは「こんどは読み手の番だ。」会話でも“It’s your turn.”(君の番だよ)と言うよ。Itは漠然としていて指すものがない。It's ten 'clock. (時刻)とかIt's rainy.(天気)などど同じ。 But even if the reader is not convinced, the author’s efforts should be respected. 「しかし、たとえ読者が納得しなくても、著者の努力は尊重されるべきだ。」接続詞の even if とeven thoughは「たとえ〜でも」と「譲歩」の意味になる。
 6月12日の裾野教室はこの文化センターが借用可能になったので、ピンクの「計画表」の変更を更に訂正して「文化センター」に直しておいてください。

(追記)先日三島でホタルを発見したのはオドロキだった。ふつう6月の梅雨時の風物詩なのにね。今年は4月から猛暑日が続いたりして草花にも異変が生じているよ。庭のトンネルでモミから育てていた稲が1.2センチ芽を出して楽しみにしていたら、40℃の高温でいきなり「焼け」てしまったし。昨年はあんなに見事に咲いた庭のキリの大木が今年は1個もつぼみをつけなかったし、なぜか自然界に異変が・・。
 須山の愛鷹神社に車をおいて「黒岳」1086mに登ったら、昨年見頃だったのと同じ日なのに何十もの「山シャクヤク」がすべて花びらを散らしていたよ。どの花も昨年より1週間から10日早いなあ、とがっかりしていたら、その山シャクヤクの群落のなかにクマガイソウを一輪発見!薄ピンクの母衣がしぼんで終わりかけだが、この花が自然の中に咲いているのを始めて見たよ。
 「金時山」1212mの110回目は午前中に登ってきた。息切れしながら山頂に近づくと足下に真っ白な花びらが一面に散り敷いている。見上げると純白の五葉ツツジ「シロヤシオ(白八潮)」が満開。これは昨年より数日早いくらいで普通だ。今年は当たり年なのか、5本も6本もまるで「ハンカチの木」のようだ。うつむき加減で清楚な気品に溢れて、愛子様の「おしるし」として人気が高い花だよ。
 「今年は大湧谷の噴煙で入山禁止だから、いつものイワカガミの名所に近づけないねえ。今が丁度いい時期だからこの山にも咲いてないかな?」と「金時娘」の長男の秀ちゃんに聞いたら、「イワカガミ」の秘密の場所を地図を書いて教えてくれた。「無神経な人には教えないんだけどね。スコップで根こそぎ持って行ってしまうんだよ。」足柄峠側の中腹までカイダンを降りていって見つけた。いつもの「オノエラン」の咲く秘密の斜面に近い大岩に群れをなしていた。しかしほとんど花が落ちてガクのみだよ。やっぱり1週間は早いね。
2015/05/23 (Sat) 0:00


英語でエッセイを書いてみよう
英語でエッセイを書いてみよう
2015年5月18日(月)三島商工会議所にて 「サンショウバラ」
 21:30、授業を終わって商工会議所裏の「白滝公園」の小川を渡るとなにか光るものが。あ!ホタルだ。一匹、2匹・・・10匹もゆらゆらと。蒸し暑くて小雨まじりのこういう晩こそチャンス!「源兵衛川」はどうかな?行ってみたらやっぱり10匹ほどいるいる。暗がりの浅瀬のなかにちりばめた踏み石をつたって一時の「蛍狩り」を楽しんだ。薄暮の時間から2時間くらいがホタルのラブコールというから、実際はもっとたくさん飛んでいたんだろうね。こんな街中で。
 TAYさんは前回、東京外語大の英作文問題に挑戦した。「幼少時の外国暮らしが、成長によい影響を与える」という内容を100語〜120語のエッセイで書け、という。1文が15〜20語くらいだとすれば、5〜6文でまとめる。「エッセイ」の基本は、まず主張すべき「結論」を書くこと。そしてその説明・事例や理由を書いてから最後に「結論」を繰り返す。学校の授業ではここまでなかなか教えてくれない。TAYさん、初めての体験で大分苦労したね。今日は「主語とbe動詞の省略」を勉強した。「進行形」や「受身形」のときなどは省略可能だ。
 TACさんが「体育祭」の日焼けの顔で頑張って出席した。睡魔に負けないように、皆に自販機の缶コーヒーを配って頑張ってもらった。今日は「前置詞のas、from、intoをとる動詞」を15個ほど勉強した。和訳では接続詞whileの用法に@「〜の間に」(期間)とA「〜である一方で」(逆接)の2つがあることを確認した。
 OH君は「前置詞of、into、withをとる動詞」をたくさん勉強した。和訳ではまだ不自然な日本語になっていることに気づくといいね。Vの前にはS(主語)、後にはO(目的語)が来るし、前置詞+〜はすべてM(修飾語)として「おまけ」と思えばいい。英語では「接続詞」+SVOが一つの単位になっている。理解する力は十分あるので、家での勉強時間を毎日1時間でもふやせればきっと英語の成績はぐんぐん上がるよ。
 2年NIさんは体育祭だったので帰宅が遅れ、疲れもあって今日はお休みする旨の電話があった。UG会の6月〜7月予定表を配付した。裾野教室は6月12日(金)「生涯学習センター」に変更。時間も30分早く18時〜21時なので書き加えておいた。 尾上

(追記)農作仲間に手伝ってもらって「田植え」をやった。銘柄は小粒ながら甘い「ゴテンバ・コシヒカリ」だ。昨年は水路に沿って17mx1mの短冊形だったのを今年は欲張ってその10倍の巾にしたから50坪くらいの宅地一戸分はある。昨秋みんなで中古の耕耘機を買ったし、IKEさんが旧式の脱穀機をどこかで仕入れてきたから、5年目にして農法がかなり機械化した。しかし「田植え」と「稲刈り」の手作業の楽しみだけは奪われたくない。
 御殿場農協の「農業大学校」で学んだ仲間4人が横一列に並んで中腰で植え付け開始。こんな風景今では滅多に見られないよ。昭和前期の生き残りだね。縦横20センチの巾で稲を3本ずつ植えていくには互いの息があわなくては。YAさん手作りの巨大定規にあわせつつ、泥水と闘いながら一歩ずつさがっていく。最後に私が発砲スチロールで育てた2箱分の苗も植え終わって「田んぼ」完成。2時間もかかったがみな満足感に溢れた笑顔だ。ヤッタネ!
 将来は自動操縦の田植機もできるそうだが、しかし今の農家では夫婦2人でやっている。苗作りで世話になったTAさんの田んぼでは、ご主人が苗のトレーを載せて乗用式の「田植機」を運転し奥さんがその補助をする。機械の前後で「しろかき」をしたり細かい手仕事をしたり。それでたいてい午前半日で完成するのだが、年一回だけのこの日のために高価な大型の「田植機」を購入せねばならない。
 機械だから洗浄とか油差しとかのメンテナンスも大変だろうな。秋にはさらに刈り取り・脱穀用に「コンバイン」も使う。これは外車一台分の値段がする。よっぽど大農家でないと採算が取れないだろう。TAさんの屋敷のガレージを見ると農作業用の機械が4台も収まっているよ。
 私の「小たんぼ」では、「アゼシート」というプラスチックの長い波板で50坪分を仕切って、水漏れをふせいでいる。苗の育成には草取りも追肥も大切だし、なによりも天候にかかわらず水が均等に溜まっていないといけない。毎日、朝夕の2回田んぼの見回りをしなくては。
 しかし、自宅から7キロも離れていてそうそう毎日は行けないよね。そこは仲間のよしみで今年もYAさんが交替で水の世話をしてくれることになった。除草剤も殺虫剤も使わないでやってみようと思うけどね。昨年は17u(5坪)でモミが8kgだったから、この秋には10倍で80kgが収穫できるよう頑張るぞ。精米すると半分になってしまうけど、「捕らぬ狸の皮算用」だね。
2015/05/18 (Mon) 23:58


単語は複数の意味をもつ
単語は複数の意味をもつ
2015年5月15日(金)裾野市民文化センターにて 「ナニワイバラ」
 春の文化祭・体育祭の季節になった。授業をはなれて生徒たちが主体の自主自立を学ぶ期間だ。文化部の3年生はこの部活動の発表で引退するから力が入るね。新入生が先輩たちのナマの姿を観察する時期でもある。運動部の3年生もインターハイ予選が終わってそろそろ引退という生徒もでてくる。直後の中間テストからいよいよ大学受験に向かって猛特訓がはじまるね。
 KI君とEC君は明日からの文化祭・体育祭に向けて準備に忙しく、共にお休みした。大学2年のSUさんも東大の「五月祭」に参加するといっていたな。
 今日の出席はKAさんひとりだがとても熱心に3時間机に向かった。前回、関西学院大の和訳にマルが少なかった。 It is not regulated by law, but young people are encouraged to postpone marriage until their late twenties.「それ(中国の産児制限)は法律で規制されているということではなくて、若い人たちが20代後半になるまで結婚を延期するよう(社会的に)奨励されているのだ。」ここでは「not A but B」構文に気がつくといいね。主語をすべて「は」と訳してはいけない。日本語の助詞「が」は「格助詞」といって「主語」を示すことが多いが、「は」は「とりたて助詞」で「話題」を示すから、主語でも目的語でも、時でも場所でも何にでもつけることができるのだ。つまり「テーマ」だから、「ふつうは1文で1回しか使わない」と覚えておこう。さらに文頭のItが何を指すのかを明瞭にしないといけない。もし訳さないと後ろの「若者たち」が規制の対象になってしまうよね。
 今日は武蔵大の問題でThe end of study is not to possess knowledge as a man possesses the coins in his purse, but to make knowledge a part of ourselves, that is, to turn knowledge into thought, as the food we eat is turned into the life-giving and nerve-nourishing blood. ここにも「not A but B」の構文が登場。これにはさすがに気がついたね。「勉強の目的は人がコインを財布に所有するように知識を所有することではなくて、知識を自分の一部にすることだ。すなわち知識を思考にかえることだ。丁度食べたものが生命を与え神経に栄養を送る血液に変えられるように。」ここで「勉強の終わり」では意味不明になるね。endは「終わり」の原義から1「末」2「先端」2「目的」という風に拡張していく。「単語は多義がふつうだから、記憶している一つの意味に固執しない」ことが大切だ。電卓辞書はとても便利で、電車の中とか授業中には助かるけど、週に1回でもペーパーの辞書をひいてみるといいよ。時間はかかるけど語義ごとに用例が載っているし、辞書によっては上記の「意味の拡張」にふれる丁寧な辞書もある。 尾上

(追記)ばらの季節が始まったね。我が家の庭には「サンショウバラ」が大木になって一斉にピンクの花をリボンのように一杯に咲かせ、真っ白な「ナニワイバラ」がまるで滝のように花壇一面に咲き誇っている。気候の合わない御殿場では園芸用の新種バラはどれを植えてもみな失敗してしまったけど、こういう原種の一重のバラだけは強い。バラには詳しい家内につきあって車で「国際バラとガーデニングショウ」の初日に行ってみた。
 もう17回目だそうだが、埼玉県所沢の「西武ドーム」に私は始めて行った。野球場のフィールド保護のため全体にパネルをビッシリと敷き詰めた会場は色彩と香りの競演だ。7坪・4坪・2坪のガーデンが40以上も出展されてそのデザインを競うほかに、バラの鉢植え・切り花・ハンギングバスケットの部門でバラ栽培家たちやアーチストのコンテスト入選作が展示されていた。赤いバラばかりを集めた特別展示のひとつ「イングリッド・バーグマン」が気に入った。ビロードのような深紅のバラがこの絶世の美女に捧げられたとは!
 NHKのTV「猫のしっぽカエルの手」でよく見る京都の英国人ベニシアさんがゲストでステージに登場。自然と調和した庭造りを熱く語っていた。ハーブを周りにいっぱい育てている大原のお家と庭の一部も再現されて興味深かった。きれいな声で古いイングランド民謡も歌ってくれた。サイモン&ガーファンクルが歌って有名になったScarborough Fairという歌で、Are you going to Scarborough Fair? Parseley,sage,rosemary and thyme. Remember me to one who lives there. For she once was a true love of mine.(スカボロフェアの市場に行くの?パセリ、セージ、ローズマリー、タイム。そこに住んでいる人によろしく伝えてね。彼女は昔僕の恋人だったから。)ベニシアさん「この歌を歌えば繰り返し登場する4つのハーブの名前がきっと覚えられよ。」「今はやりの鬱病を直すには自分の畑にハーブをたくさん植えなさい!って講演のたびに言ってるのよ・・」だって。すばらしいナチュラリスト!
 午後の部では北海道・旭川の上野砂由紀さんが、TVドラマ「風のガーデン」の舞台を再現したコテージと花壇の前でトーク。脚本家「倉本聰」との出会いと、その撮影用ガーデン制作のエピソード。この一週間のガーデニングショウのために1千種もの花をいかに苦労して集めたかを語った。著書の即売もやってサイン会に担ぎ出されるなどなかなかの売れっ子ぶり。取り巻きの業者もなかなかダネ。
 上野さんは、私のUG会の卒業生で青山学院・英文科に進学したSAさんと偶然ながら従姉妹どうしになる。英国に留学して造園を勉強して若いながら自分の花の農場をつくって「時の人」になった。一昨年家内と北海道旅行で旭川に行った際、訪れた彼女の「上野ファーム」も楽しかったし、富良野の「風のガーデン」は彼女の制作で実に魅力に溢れていた。倉本聰の依頼でプリンスホテルのゴルフ場内に「グリーンハウス」を中心にした素敵なガーデンを完成しTV撮影をした後も保存・管理されて富良野の人気観光地の一つになっている。そこを舞台に撮影されたドラマ「風のガーデン」は、中井貴一と黒木メイサ主演で「ガンの終末医療」をテーマにしていてとても感動したなあ。
2015/05/15 (Fri) 23:16


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