ピンク色のプリントで「予定表」に書いてあるとおり、御殿場教室の次回は18日(土)なので覚えておいてね。19日夜は町内会のお祭りで全館使うそうだ。MOさんの可愛い妹も参加するらしい。
今日は暑かったね。東京では35℃まで上がったらしい。家内のお供で「御殿場アウトレット」に行った。女物の衣類を見ても男は面白くないし下着の店なんかとても入れないから、店の外のベンチで手持ちぶさたでひたすら待つ。人の買い物につきあうのはシンドイよね。
私はいつものように文庫本を持参した。今読みかけの「山犬物語」で新田次郎の山岳小説。先週訪れた信州・富士見町「入笠山」のあたりが舞台のようだ。これなら立ったままでも歩いていても読める。日本で山犬つまりオオカミが消えたのはいつ?この本によると明治の中頃にジステンバーで絶滅したらしい。
私の田んぼがシカの被害にあっていることをメールに書いたら、八ヶ岳の別荘に住む大学時代の友人が「仇敵のオオカミが消えたからシカやハクビシンが増えたのだ。」というが、どうもそれだけではないらしい。一番怖いのはニンゲンだと教えてやらなければ。
TAYさんは前回貸してあげた「TEAP英語検定」の問題集で大分勉強したようだ。いよいよ今度の日曜日が本番なので今日はさらに長文問題に取り組んだ。ていねいに取り組んでいるから正解率が80%もあった。しかし、もっとスピードアップしなくては。制限時間70分で60の設問を処理しなくてはならないからね。
TACさんは今日から「文法・語法・作文」の問題集も始めた。和訳も今まで通りやっていくが、まず近づいたセンター試験の対策に、こういう四択の「マーク式」や「語句並べ替え問題」もやっておこう。今日のテーマは「助動詞」。東京理科大の問題で「この時期にしては暖かすぎる。」はThe weather is too warm for this time of year. でよいが、選択肢をみるとどうも「比較構文」で書かせたいらしい。「この時期のいつもの暖かさに比べると今年はもっと暑い。」と言い直せれば、 The weather is warmer than it ought to be this time of year. と組み立てられるでしょ。it ought to be (warm) は「暖かいはずだ」。
OH君は前回、「助動詞」で重要例文を訳してみた。 Can the rumor that he'll get married be true? は動詞beに着目。疑問文で助動詞canが文頭に出たからそこまで全部主語だ。「彼が結婚するといううわさははたしてほんとうだろうか?」うわさの内容を説明する「同格関係」の接続詞thatの働きに注意しよう。今日は「不定詞@」で文法問題と並べ替え完成問題をやった。入試問題はどれも一癖あってそう簡単ではない。決してやりっ放しにしないで、今日の間違いを明日へのかてにできるようにしっかり復習して欲しい。
TU君は「不定詞A」をやった。東京理科大の It would be pleasant to live in a warm, ( ) hot, climate. が難しかったね。なぜ 形容詞warm にa がつくの?よく見てごらん。「カンマカンマはカッコ」を思い出せば a warm climate だね。カッコの中は追加説明で「暑いとはいわないまでも、暖かな気候に住むなら楽しいだろうに。」となるから , not to say hot, が正解だ。
プリントに取り組んでいる最中に「先生!」と指さす先を見ると、隣の長机に水しぶき!見上げると天井からポタポタと。急いで事務所の人を呼んでバケツで急場をしのいだ。「ドレイン(配水管)が破れているらしい。」と言うから、このホールも30才を越えていよいよ痛み始めたね。
2年生NIさんは前回、ものすごい集中力とスピードで入試の英文和訳7問をほぼ全部やり終えた。分析力もぐんぐん伸びて向上が楽しみだ。「関係詞」の難しい用法ばかりで、If you have ever traveled to a counry /of which you did not know the language,・・はthe language of the country「その国の言語」をof whichと置き換えて節の頭に、つまりa counryの後に移動したのだね。上記の英作文でTU君が失敗したのと同じ項目だ。
今日の和訳はよくできたね。Everything is new and different.「すべてが目新しくて違っているから。」のように、これが前文の理由になっていると見抜いたNIさんは「・・から」と付け加えたよ。すばらしい!コツを覚えたね。先日の期末テストでは、もう少しで成績上位者のリストに入るところだったらしい。すごいね!長足の進歩だ。まだまだ伸びるよ! 尾上
(追記)先週雨の中、山梨と長野の県境にある「入笠山」1955mに行った。梅雨が明けるのを待っていたらせっかくの花の季節がどんどん過ぎていく。ここは「JR富士見駅」から山頂のすぐ下まで道路が整備されていて、マイカーでスイスイ登れてしまうから雨天でもなんとかなるし、終点に着いたら雨合羽と傘のハイカーたちが数十人歩いているだけだった。
ここは近年「花の山」として売り出して人気が高い。冬は「富士見パノラマスキー場」として有名で、ロプウエー山頂駅に「お花畑」を作って夏の観光客をもてなす。伊那の「木曽駒ヶ岳」の山頂駅にも広大な高山植物の花園が広がっているよね。新潟の「苗場山スキー場」や信州の「白馬・八方尾根スキー場」にもあるよ。
「入笠湿原」の木道を一周してみたら白樺の木を背景に紫色のアヤメとショウブが一面に咲いて、林の中には背の高いバイケイソウや山オダマキも咲いていた。昔からある「山彦荘」に立ち寄ったら、柵に囲まれた花壇に「アツモリソウ」を2株発見したがもう黒茶色に枯れていた。1ヶ月遅かったな。先月登った「三つ峠」ではお花畑の檻の中に咲いた赤色の大きな花がちょうど見頃だったなあ。
これは漢字で書くと「釜無布袋敦盛草」という長―い名前をもつランの仲間なのだ。隣の「釜無山」で発見されて布袋様のようにぼってりしているかららしい。平家は赤い旗だったし、平敦盛が壇ノ浦で最期をとげた時背負っていたホロ(母衣)と大きな唇弁の形が似ているからか。小屋の主人がここに移植して大切に守られている。盗掘されないように小屋の軒下につけた防犯カメラがこの花壇を監視していたよ。
