来週12日から「夏期講習」が始まります。ことしも3年生4名、2年生1名が参加希望してくれたので、「時間とお金を無駄に」しないような4日間をめざします。初日だけは「ゆうゆうホール」の向かいにある「商工会議所」でやります。午後は隣の「三島市立図書館」が自習に使えるといいですね。緊張感が保てますよ。・・・
EC君は「名詞・代名詞・冠詞」をやった。名詞の種類(普通名詞、物質名詞、集合名詞)や代名詞の種類(人称代名詞、指示代名詞、不定代名詞)をきちんと言えることがまず使い分けの基本です。記憶があやふやのようだからこの際「文法書」で再チェックしておいてね。センターでは必ず問題になるよ。語句の整序問題は得意のようだね。
文の骨組みはよく理解できているということだから、英作文でもっと確実に点を稼ぐにはまず「減点されないこと」だ。冒険せずに自信のあるやさしい表現で書くこと。そしてまず第一に「動詞の時制」に注意すること。それは現在か、過去か、未来か、そして「完了形」や「進行形」にしなくてよいかどうか。
1問10点のうち最低6点がとれるように練習をかさねてほしい。
KI君は第7課「分詞」をやった。文法問題、整序問題では80%正解だった。しかし英作文がまだまだ得点できないね。学習院大の「どの辞書を買ったらいいか、その学生はなかなか決められませんでした。」は動詞「買う」「決める」を中心に文を組み立てる。The student couldn’t decide・・、とwhich dictionary he should buyを連結させるだけのこと。後者は「疑問詞+不定詞」の形でもいえるね。which dictionary to buy。
KI君は「なかなか・・ない」が難しかった。英語学では「否定極辞」といって「どうも・・ない」とか「まったく・・ない」などと普通は否定語の前に修飾語として使う。ここでは「簡単には・・ない」の意味だと気がつけばnot・・easilyが思い浮かぶし、「・・するのに苦労する」といいかえればhave difficulty −ingのイディオムが使えるよ。日本語の表現が豊かだと得するね。 尾上
(追記)暑くてたまらん!10〜20年前は御殿場でも30℃を越すのはひと夏に確か4,5日だけだった。「扇風機」も買わないでタダで貰った「ウチワ」でひと夏を過ごしたのになあ。最近はエアコンなしでは夜寝付けないよ。これも「エルニーニョ現象」かな。忍耐力がなくなったかなあ。
涼しいところで昼寝をしようと「山中湖」に行った。小山町の「スピードウエイ」の先から登って「三国峠」を通る道は知る人ぞ知る渋滞よけの道。峠を越えると富士山麓の大展望が目の前に飛び出す。「パノラマ台」で楽しみながらススキの斜面を「山中湖」の湖畔までぐんぐん下っていく。
テニス民宿で有名な「平野」の集落に入ると、右も左もテニスコートだらけ。ここは標高が1000mあって下界より5、6℃も低いとはいえ陽射しは厳しい。真っ赤に日焼けした若者たちがぞろぞろと移動している。学生たちが全国から集まって合宿しながら体力とワザを磨いている。溌剌とした若者たちの姿からこちらもエネルギーがもらえそう。
家内と行きつけの大樹の下のレストランに立ち寄ると、隣に女子大生らしきグループが10人くらいで静かに(!)昼食をとっていた。着ているシャツには「イワテ・メデイカル・ユニバーシテイ・テニス・クラブ」と英語で書いてある。岩手医科大の学生が盛岡からはるばるここまで来たんだね。那須高原にもスポーツに適した避暑地があるだろうに。やっぱり世界遺産の「富士山」の魅力かなあ。
この日も折りたたみの愛車「レイチェル」を乗せてきた。「山中湖情報創造館」という名の木造校舎のような山中湖村立の瀟洒な「図書館」に家内を置いて、一人湖岸一周に出発。14kmの立派なサイクルロードが完成していて1,5時間くらいで回れる。スポーツ公園の「きらら」にはもう「ナデシコ」「マツムシソウ」が咲いたし、ツキミソウやススキの群落の向こうには富士山。もう秋が来たんだね。「長池親水公園」を過ぎると、夏の間も北国に帰らなかったハクチョウたちが10羽もノンビリ羽繕いしている。ここは鳥たちの餌つけ場になっていてもうじき村役場の観光協会のおじさんがエサを運んできてくれる。
