高校英語UG会 三島・裾野・御殿場

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単語は用例とともに覚えよう
単語は用例とともに覚えよう
2015年7月27日(月)三島商工会議所にて 「山ユリ」
 次回の「裾野教室」は日程変更で8月1日(土)にやります。全館が中学の「吹奏楽コンクール」で使用できないので一日ずらしました。夏休みに入ってあっという間に1週間が過ぎた。あと5週しかないよ。
 受験生の「夏の栄養剤」は単語・熟語だよ。勉強はなによりも「自力本願」だ。学校から与えられた「単語集」をもう一度全部「飲んで」欲しい。3回の食事に分けて「飲む」。食卓の上に置いておいて、食前や食後の「クスリ」と考えれば習慣化できるよ。
 用例と共に勉強した方が記憶に残る。一語に2〜5個の意味があるから注意。せいぜい2000語〜3000語だからなんとかなる。熟語なんかたった300だ。「テーマ順」で覚えきったらそれをゴミ箱に「捨てる」といいね。もう一冊「アルファベット順」の単語集を手に入れてもう一度「食べる」と完璧だ。9月の新学期にはツヤツヤした「元気な顔」で登校できるといいな。・・・
 TACさんは前回、入試の英作文をやった。「辞書を引くようにしている。」はI try to consult a dictionary. 「〜にしている」はmake it a rule to〜もいいけどおおげさだな。「意味のわからない言葉・・」は a word whose meaning I don't know.とかけるかどうか、難しいところ。「ゴミ処理の問題」とはproblem「解決すべき社会問題」であってquestion「答えるべき質問」ではいけない。matterは「重要なことがら、困った問題」でWhat's the matter with you?というよね。issueは「議論で出てきた問題点」の意味。それぞれ辞書で確認してね。
 TU君は前回、東海大の和訳でnot A but B(AではなくてBだ)のイディオムを見落としたね。B, not Aといってもよく、butを「しかし」と訳してはいけない。material well-beingとは「物質的な(つまり金銭的に)幸せな生活」のこと。
 2年生NIさんは前回、和訳にかけるパワーがすばらしい。大分上達してきたがまだ、難しくなると意味不明の日本語で済ましている箇所が見られるね。特に「割り込み文」の分析がもう一歩弱い。岐阜大のThe American Indian, often called the first American, is the true native of the North American Continent, and・・「アメリカインディアンは、よく最初のアメリカ人とよばれているが、北米大陸の真の原住民だ。」のように、主語の「追加説明」として扱う。上智大でも同じく、Culture, the 'way of life' of the society in which we grow up, influences our habits,・・「文化は、私たちが育つ社会の『生きざま』だが、個人の習慣や・・・に影響を与える。」また、早稲田大のようにカンマカンマがない場合、Many concerned parents who want their children to do their best at school wonder how they can help. で動詞wonderの主語がparents だとわかればwhoから schoolまでをカッコに括って、「自分の子供が学校でいい成績をとるように望む心配がちな親たちは、どうやって支援が出来るのかしら、と思っている。」 尾上

(追記)昨日のブログに書いたように、横浜「そごう」の買い物は楽しい。「マリアージュ」の向かいの「アンデルセン」のパンもいいよ。「食パン」と「レーズンブレッド」を買ったらとても美味しかった。昔は「沼津西武」にも「東名・足柄サービスエリア」にもあったが、しかし全く別格ものだ。同じ店名なのが信じられない。本店はなんと広島らしいが。
 私が住む「二の岡」に昨年開店した「KUKKA」のパンも私のお気に入り。フィンランド語で「花」の意味だそうでパンを焼く奥様が向こうの人。「イギリスパン」「クロワッサン」など絶品だ。御殿場に来たら寄ってみて。家内が特注で「ピロシキを作って・・」とお願いしたら早速お店に並んだ。すぐに売り切れになる人気。
 ロシア料理の「ピロシキ」は挽肉入りの揚げパン。御殿場ICの近くに昔あったレストラン「バラライカ」は私の子供たちもお気に入りでよくロシア紅茶とピロシキを注文したなあ。東京神田の本店と同じでバラライカの伴奏でロシア民謡をナマで聴きながら食事が出来た。夜はテーブルに赤いキャンドルを灯して。
 御殿場の印野・御胎内に出来た大きな公園「樹空の森」によく散歩に行く。ここに入っているレストランでも以前は「ピロシキ」を食べることが出来た。鎌倉の「小町通り」にあった「露西亜亭」でも美味しいピロシキと苺ジャム入りのロシア紅茶が飲めた。若い頃東京・澁谷の「ロゴスキー」や新宿の「どん底」でもロシア民謡が聴けた。
 それにしても、ピロシキがどんどん姿を消したのは「ロシア」人気の減衰と関係がありそうだ。25年前の「ベルリンの壁」崩壊以来、社会主義は失敗という観念が広まってしまった。テレビやラジオでロシア民謡が聴けなくなって久しい。慶応OBのダークダックスの歌声が懐かしいな。
 私たちが大学生の頃ブームになっていた「歌声喫茶」も今はない。新宿や池袋の裏通りの小さな喫茶店で知らない者同士が肩をくんで、大きな声を張り上げて合唱したなあ。ソビエト(ソ連)や中国のように「日本の明るい未来」をつくろうと。今の若者は「カラオケ」にこもってエネルギーを発散するのかな?
2015/07/27 (Mon) 22:58


一つの単語に複数の意味は当たり前
一つの単語に複数の意味は当たり前
2015年7月26日(日)森の腰中央公民館にて 「港の見える丘公園」
 御殿場でも32℃まで上がって下界並みの猛暑の一日。皆さんはどうやって乗り越えたのかな?私は「涼しいところは?」と昼前に家内と「富士山」に逃げた。我が家から20kmの裾野市「水ケ塚公園」は標高1500mもあるので8℃くらいは涼しくなる。夏期だけは「富士山・富士宮登山口」のシャトルバス乗換所なので駐車場は満杯。天気が良ければ真正面に富士山が大パノラマで目の前にそびえ立つ。モミの林に囲まれた散策道は緑にコケむしてまるで京都の「苔寺」のように美しい。円形の広場には所々ベンチやあづまやが据えられて、涼しい風を感じながら私たちもそこで昼食と昼寝にした。読書にも最適なロケーションだったよ。・・・
 KAさんは前回「There 構文」の勉強で「明治学院大」の和訳をやった。辞書でチェックしたこともないだろうけど、副詞のthenは同時を示す「その時」と前後を表す「その後」、Firstに対して「次に」、条件文が長い時If・・, then・・「そうならば」など文脈に合わせて訳し分けることが大切。Untilも、・・until〜「〜まで・・する」だけでなく、焦点を結果にしぼって「・・した結果〜となる」と訳す場合も覚えよう。忘れていけないのは、一つの単語が複数の意味・用法を持つということ。
 YAさんは前回、私の間違いでやってもらったプリントはほぼ完璧だった。1週間前とまるで同じものとはいえ、ほぼ完璧に自分のものにしていたね。すばらしい!しかし、英作文でなかなかマルがとれないのは書く経験が少ないせいかな。どんどん英文を書いて添削してもらうことがどれほど大切か、ここでの勉強できっとわかるよ。
 MOさんは「不定詞@」をやった。明治学院大の問題で The changes we have caused to our environment are rapidly making the planet unfit for human habitation.がつかみにくかったね。長くて複雑な英文はVを中心にしてSVのペアを見つければ解決するよ。ここでは現在完了have causedのSはwe、進行形are makingのSはchangesだとわかれば、「私たちが自分の環境に引き起こしてきた様々な変化のせいで、急速に地球は人間の居住に不都合なものになりつつある。」のように訳せる。makeを中心にした「無生物主語の文」に気づいて、「原因・結果」の文としてわやくするととても良い。
 1年生SEさんはもっと英作文に力をつけようと「日栄社」のテキストを始めた。高1対象のとてもよい編集だ。類書はなかなかみつからないよ。語句の並べ替え、部分英訳、そして全文英訳を段階的に勉強する。前回は第1回「5文型」だった。高度なSVOO,SVOCもよく理解できていた。いっぽう、動詞の時制の問題、副詞(M)の位置、名詞の前の a, the, -s, 所有格などの扱いに少しずつ上達してゆこう。今日は「疑問詞」だった。「このグループの中で誰が一番若いと思いますか。」は疑問詞whoを文頭に出して、who do you think is the youngest in the group.となる。Do you know who is ・・のようなYes-No questionではないので、本来is の前のwhoが飛び越えて文頭に出たものだ。 尾上

(追記)紅茶を買いに横浜に行った。前回の緑茶につづき今日は紅茶の話。私のランク付けでは「マリアージュ」が一番。その中でも「マルコポーロ」のフルーティな芳しさは絶品!朝の食事の場がこの香りで幸福感に満たされる。いつもパン食なのでコーヒーと紅茶を日替わりで淹れる。マリアージュは高価なのでほぼ週に1回だ。缶がカラになると「横浜そごう」に行っては100g買う。専属の店員から聞きだした話だが、中国のキームン茶(世界3大銘茶のひとつ)をベースに、秘密の果物や花の香りをブレンドするらしい。
 それほどたくさん飲んだ訳ではないけど、古来のリプトンやトゥワイニングなど英国系は、補助的に普段使いで飲んでいるがあまり特徴がない。英国人はストレートでなくミルクティーで砂糖も入れて飲む習慣のせいかもしれない。スーパーで買えるほど庶民的だけど日東紅茶よりは個性的かな。コーヒーに比べるとレストランやカフェで注文する紅茶で美味いと感じた物はない。
 緑茶をたしなむ日本人は決してレモンなんか加えるものではない。せっかくの紅茶の鮮やかな色が消えるよ。ティーバッグで入れたりすると全くだめ。香りなしの色だけの飲み物になる。砂糖を入れてもいけない。一日一回だから高級な緑茶を飲むのと同じレベルの贅沢がしたいなあ。きわめて個人的な趣向の話で恐縮だけど。
 英国王室御用達のフォートナム&メイソン(FM)を、若い頃味わった感動を確かめるためにわざわざ二子玉川の「高島屋」に買いに行ったこともある。インドのダージリン(これも3大銘茶)を買ってみたが値段のわりに特徴がなかった。あの時の高貴な雰囲気はどこに消えたのだろう。先日、そのFMをプレゼントしてくれた大学の後輩夫妻に電話で「最近、紅茶は何を飲んでるの?」と聞いたら「リプトンよ!」だって。
 「マリアージュ」と同じフランスもので「フォーション」は近所の御殿場アウトレットに出店があるのでよく買いに行く。これも高価なので賞味期限切れ間近かの50%引きなどを選ぶ。朝のパン食にはアップルティーがよく合うよ。やはり英国人よりフランス人の方が舌は肥えている。英国にウマイものなし、というよね。私も英国旅行では中華料理ばかり食べていた。
 「マリアージュ」の近くの「平翠軒」にも必ず立ち寄る。倉敷が本店だが食通のご主人が厳選した日本全国の「うまいもの」がずらっと並ぶ。この日は「佐賀の焼海苔」「錦ごまのふりかけ」「合鴨のカルパッチョ」などを選んだ。どれも私の作るマンネリの食卓をちょっぴり贅沢にしてくれそう。手袋やお菓子など家内の買い物にも辛抱強くつきあってから、帰りがてら「港の見える丘公園」に立ち寄り、ベイブリッジを眺めながらバラ園を一巡りした。横浜いいなあ!
2015/07/26 (Sun) 23:35


大学見学の季節だね
大学見学の季節だね
2015年7月24日(金)裾野教室はお休み 「大きなパンプキン」
 西伊豆で電気柵の事故があり2人が亡くなったそうだ。シカ対策で400ボルトの電流を流していたらしい。とうとう悲劇が起こってしまった。行政や農協がもっと真剣にしっかりした対策を研究して周知徹底させるべきではないかな。困っている人がたくさんいる。シカの駆除を大々的に実施するのも仕方ないかもしれない。ラジオの深夜放送を流すという私のアイデアはどうだろうか。近所に迷惑を掛けない範囲でね。
 今日は農作仲間の例会日で、田んぼの草刈りをやった。会長のYAさんにも協力して貰い周囲の畦の雑草を機械で刈った。お盆のこの時期にやらないとクサムシが発生して稲を食い荒らすのだそうだ。ついでに畑の方も出来るだけ刈っておいた。カボチャが食べ頃になって傷つけないように刈り込むのにコツがいる。
 「近いうちにヘリコプターを使って周囲の田んぼに一斉に農薬を散布するよ。」と地主の栄子さん。「希望しないならこの部分だけ覆いをしなきゃいけないね・・・。」そうしたい気持ちは山々なれど、肥料も農薬も同じ水路から流れ込むのだから、わずか50坪の自分の田んぼだけ無農薬で有機栽培なんて無理な話だね。
 EC君から「他県の某国立大学のオープンキャンパス参加のため一泊で行くのでお休みします。」とメールがあった。KI君も「数学の塾の講座が今日組まれてしまったのでお休みさせてください。」と電話あり。ということで、私も今日は裾野教室がお休みとなった。金曜の夜、自宅で過ごすのも久しぶり。裾野にも1,2年生の会員が入ってくれるといいなあ。 尾上

(追記)「日本茶」が欧米でブームだそうだ。「お茶会」Tea Ceremonyが日本文化紹介の代表格であることはかなり以前からのことだ。何を今さら、と思っていたら先日NHK・TVで紹介され、欧米人の日本ツアーに5月は「お茶摘み体験」が組み込まれて、どこかの茶畑で篭を持った旅行者たちが「新茶の摘み取り」を楽しんでいる様子が紹介された。
 御殿場のお茶がおいしいと、地元の人は自慢する。「足柄茶」の知名度も高い。でも、我が家では40年来ずっと「川根茶」だ。息子たちが生まれた島田市にいた頃めぐり会った駅前の「飯塚茶補」から、今でも割と安い煎茶を取り寄せてずっと飲み続けている。「うまみ」がしっかり出ているのはきっとブレンドが上手なのだろう。
 先月、米国オハイオ州の大学教授マリ先生が「南山大学」の研究会に出席のため里帰りされ、東京から名古屋に向かう途中御殿場の我が家に立ち寄られた。20年前、私の次男が留学中のオハイオ州立大学の大学院で薫陶を受けた「日本語教育」の専門家でそれ以来親しくして頂いている。今回は御殿場で「製茶工場」の見学を希望しておられた。しかし6月では残念ながらどこの工場も閉まっている。7月には2番茶の製茶をやるそうだけど。
 御殿場市駒門に「勝又製茶」という工場があって、毎年新茶の時期に「手もみ」研究会がある。ご主人が静岡県の「古式手もみ茶保存会」の会長も務めた人で、私も一度入会したことがある。火をつけたかまどの上に広げた紙の上で、蒸し上げたお茶を素手でもみ続けて、水分が十分飛んで針のような細さになるまで何時間もかかる作業。先生はこの製法にも興味があって体験してみたかったようだ。「次回は5月の茶摘みの時期に来日を計画するわ。」
 私は中学時代の3年間を宝塚で過ごしたのだけど、実は先生もご家族も宝塚市のご出身で、御殿場にはご両親が定年後に希望して移り住んでおられ、何度かお会いしお茶を飲む機会もあった。当日は我が家からわずか3キロの近さの東山地区までお供し、故人となられたご両親の瀟洒な洋風の家を外から懐かしみ、お父様が借りて育てられたお茶畑も感慨深げに見ておられた。
 マリ先生はこの9月の新学期から大学の「東洋文化講座」の一貫で「日本茶」の講座を新たに開設するそうで、そのための取材も兼ねての来日だったのだ。大きなキャノンのカメラを新調して首から提げていた。時節柄、我が家の庭の花や各地の様々なアジサイを撮りためてFacebookに投稿されていた。昼食がてら乙女峠に登って、箱根の原種で薄紫色のコアジサイもご紹介して喜ばれた。
 帰国後「9月からの日本茶の講座は大人気で、もうすでに受講希望が満員の状況なんです。」と私にメールで書いてきた。「学部生が対象なのに理系や医学系の院生や教員の中にも希望者がいます。すごいブームですね。」と。我が家の庭にも10本ほどのお茶の木が植えてあるので、授業に使えるよう掘り出しておみやげに差し上げたい、と帰国前に申し出たけど米国国内持ち込みの検疫検査が許さないでしょう、ということで諦めた。しかし先生の熱の入れようのすごいこと。現地オハイオの自宅に「私の注文した可愛いお茶の木が届きました!」と先日Facebookに写真入りで載せた。20センチ足らずのヒナ苗木3本だけど米国内でも手に入るんだね。
2015/07/24 (Fri) 21:59


来たれ、夏期講習に!
来たれ、夏期講習に!
2015年7月20日(月)三島ゆうゆうホールにて 「伊豆多賀の浜辺」
 「夏期講習」の申し込み書を配って夏の勉強法に触れた。大手の予備校の特別講習に行くと何か得するように勘違いする人が多い。それがいかに時間とお金の無駄になるかと説明した。安心料と思ったら実に高い買い物だ。明日からの夏休み40日間は自分一人の闘いとして机に向かうことしかない。右耳から入ったカッコイイ説明は左耳に抜けていく。目と口とアタマで無理矢理たたき込んだ知識こそが自分の血となり肉となる。そういう勉強法でこの夏のUG会は君を鍛えるよ。参加を待っている。 
 TAYさんは昨日「TEAP」の検定試験を受けてきた。大学AO入試の要件になる。RWSLの4技能にわたってテストされるし、Rは70分で60問に答えねばいけないので迅速な処理能力も必要だ。最後の長文一つをのこしたものの残りは全部解答し切れたようだ。判定を期待しよう。
 今日は「助動詞」の文法・作文問題と「接続詞」の和訳をやった。「宮崎大」の問題が少々分析しにくかったね。 Whenever a person who already has enough to live on proposes・・ではproposesのSはa personだとわかるからenough to live onについて考える。live on rice and fish(米と魚をたべて生きていく)を知っていれば、enough foodと考えて「生きていくだけの十分な食糧を持っている人が・・・といいだせば、いつでも・・」と和訳できるね。
 TACさんは「不定詞@」をやった。語句並べ替えの入試問題では十分な力が出せたね。「近畿大」の「そのドアを明ける鍵・・」はopen the door with the keyの変形と考えて、the key to open the door withといえばよかった。with whichとして前に出すこともできる。the key with which to open the doorというふうに。
 OH君は「不定詞A」をやった。10個の例文は大切なので全部訳して貰った。You cannot get him to run for the electionが難しかったが「彼を選挙に立候補させることはできないよ。」でいいね。getと同様に、「〜させる」の意味のmake、let、have、helpは特に「使役動詞」というんだったね。後ろの不定詞がtoをつけない原形不定詞だから。さらに、Not a soul was to be seen in the streeet.「通りには一人の人も見られなかった。」は「be +不定詞」が助動詞のような働きをして、willやcan、shouldの意味を持つことに注意しよう。
 TU君は「動名詞」を復習した。慣用表現がとても多い単元で、まだ覚え切れていないものもたくさんあったね。文法を系統的に総復習して入試問題に直結させる最後の機会なので、怪しいところは即補強しておいてね。単語・熟語もそろそろ待ったなし、だから集中してアタマにたたき込むことだ。
 2年生NIさんは易しめの入試問題で「時制」を勉強した。日本語にはそもそも動詞の「時制」がないといわれる。外国人には動詞を「ル形」「タ形」「テイル形」というふうに教える。もちろん敬語の「デス」「マス」をまず教えてからだけど。「未来」に「だろう」をわざわざつけないけど「明日雨が降るよ」は「ル形」It will rain、「タ形」が過去と思っていると「明日雨が降ったら」はIf it rains、というし、「テイル形」も「今雨が降っている」は進行形でit is raining now、だけど「2日も雨が降っている」は現在完了形のIt has been raining for two days、だし「そこではいつも雨が降っている」なら現在形で It usually rains there.となる。高校生の苦手な細かな注意事項がいくつもあってそれらをクリアしないといけない。ガンバロウ! 尾上

(追記)やっと梅雨が明けた美しい日曜日、東伊豆海岸をドライブした。新任2校目の稲取高校教員時代の同僚、母校東京外国語大学の10年先輩、そして私たち夫婦の結婚式の立会人もやってくださったWA先生にお中元を届けに。今年はいつもの甲州御坂の桃やぶどうではなく「時の栖」で仕入れた「御殿場高原ビール」とおつまみにした。
 3連休の中日で、道すがら熱海の「お宮の松」海岸も、伊豆多賀の長浜海水浴場も、宇佐美の海水浴場も駐車場は一杯。東京・横浜方面からの水着姿の若者たちがまだ日焼けの足りない白い肌に陽射しを一杯受けて楽しんでいた。明日は「海の日」か。横目で見ながら伊東市郊外の高台に向かった。
 家内と1年ぶりに訪れた玄関にいつもの奥様の姿がない。「お留守?え?・・亡くなったの?」3ヶ月前すぐ近所の伊東市民病院に入院して肺の病気で治療中急逝されたとのこと。「あの病院には世話になったけど、家内のはどうも治療ミスに思えるんだよ。」と、あんな剛毅な親分肌の大男の先生が涙で声をつまらせて。「私の看病で疲れたのが原因かも・・」と。
 先生は4年前の秋台風の時に、強風で飛んできた物置の屋根が玄関前にいた先生の頭を直撃。命に関わる脳内出血を起こしたが幸い上記の伊東市民病院での治療が成功して、その後3ヶ月のリハビリ入院となった。奥様は便の悪いバスや慣れない車の運転で「冷川峠」を越えて、中伊豆の病院に毎日通っておられた。お見舞いに何度かお訪ねするたびに回復されて、さすが奥様の献身の介護のおかげですね、と喜んでいたのに。
 先生は若い頃伊東から沼津東高に通った。東京外語の中国語科を出て高校教員になり稲取高校時代に結婚。私たち夫婦の新居だったのと同じ教員用のオンボロ宿舎で新婚時代を過ごしたのだった。奥様ちゑさんは西伊豆・松崎の生まれで中学の美術の先生。よくゲタをはいて学校に通ったという剛毅さはご主人と互角だね。
 WA先生は人望が特に厚く、高校教職員組合の役員に推され書記長からトップの委員長にまで上りつめた人。政府・文科省や県教委の圧力に屈することなく、県内全域の参加組合職員の統率力や指導力がぬきんでて面倒見が良く、私も交通事故で困ったときに助けて頂いた。定年退職後も地元伊東の「郷土史研究会」「木下杢太郎研究会」などの会長を引き受け、日中文化交流にも熱心で県内の高校教師を中国・紹興市に派遣して「日本語教育」を後押ししている。
 そんなスケールのでかい先生にはぴったりの奥様だったのに本当に悔やまれる。「家内の描いた作品を本にまとめようと思うんだ・・」と。相思相愛の二人にも別れの時がいつかは来るのだね。先生を元気づけられそうなお話をして、奥様が庭で育てた夏みかんを3つ頂き、夕刻お宅を辞した。「寂しいな・・」と弱気なひとことがいつまでも耳に残った。
2015/07/20 (Mon) 23:46


後の文は前の文の説明や理由が多い
後の文は前の文の説明や理由が多い
2015年7月18日(土)森の腰中央公民館にて 「鹿よけラジオ」
 明日19日(日)はこの森の腰地区のお祭りだそうで、会場が使用できず今日に変更した。今後も時々このように借用できない日もありそうなので対策を考えた。日を変えるのは生徒本人も送迎してくださるお母さんも困るので、代わりに「御殿場市民会館」の会議室を借りることにした。「予定表」では9月6日(日)と20(日)が会場変更になっています。
 KAさんは和訳でコロン(:)の働きがまだ不慣れだったね。 There is one thing・・ : we come into contact with ・・「私たちが読書するたびにやっていることが一つある。すなわち、それは作者の個性に触れるということだ。」コロンはよく「たとえば〜のように」such as〜の働きもあるが、セミコロン(;)のように前文のどこかに関して説明を加えて「すなわち」の意味に使われることもある。その意味ではダッシュ(−)もよく見るよね。使い分ける筆者の個性もあるので一概に言えないけど、前後関係でその働きをつかむことが大切だ。
 MOさんは部活の集まりで遅れてきて残り1時間だけだったが、前回やったプリントを添削して説明した。「カンマカンマはカッコのこと」とか、「A and A'」の公式とか。まだしばらくは英文和訳に苦労するね。単語も調べて日本語に言い換えできているのに意味が通じない。たぶん、学校の授業では生徒に部分的に単語や一文の意味を言わせても、パラグラフ全部を意味のとおる日本語にいいかえよとは要求しないし、テストでも全文和訳なんて経験無いだろうからだね。「UG会」ではこれをやらせて添削・解説するとめきめき英語の読解力がつくのです。しばらく忍耐と練習が必要だけど頑張ってついてきてね。
 1年生SEさんは前回「文の種類」を勉強した。感嘆文とは、平叙文(普通の文)の中で強調されてvery(とても)がついていたらそれをWhatかHow(なんと)に置き換えて、さらにその強調部分を文頭に移動して作るんだ。1年生で学校では英作文の時間がないけど、ここではどんどん書けるようにしよう。今日やった「語句並べ替え・英文完成問題」は大学入試のレベルでかなり難しいのだけど70%は正解だった。きっと英文に接する時間が多いのだろうね。
 YAさんは体調が悪くてお休みとの連絡にお母様が来てくださったので、今日の課題プリントを宿題として持ち帰って頂いた。 尾上

(追記)「ヤフー・オークション」で「ラジオ付きクーラーボックス」を買ったよ。A4くらいの小さなクーラーでペットボトル4本分くらいだけど、夏のアウトドアには役に立ちそう。たったの500円でゲット。送料のほうが高かった。メーカーが倒産したためか投げ売りだね。シカ対策で使おうと思い、インターネットで「防水付きラジオ」を探していたらヤフオクで発見した。
 今年は特に「印野」の田んぼで成育中の稲がシカに食い荒らされるのに、何か対策はないかと考えていた。農協では電線を周囲に巡らして高圧を流せばいい、と言うが非現実的でそんなことだれもやらない。農作仲間の一人が有刺鉄線を張り巡らしてくれたが現実は効果なし。夜中に行動するから自に見えず、断ち切って進入する。きっと体中が傷だらけだろうけど生きるための闘いのようだ。
 シカが嫌うのは人の声じゃないか、と山登りの経験でふと思いついた。富士山の登山道を歩いていると時々ビックリするような甲高い「ケーン」という声で叫ぶ。すると森の中の子鹿たちがいっせいに駆けだして母親の方に逃げていく。近くでも逃げないでこちらを見ている鹿にも出会うが、きっとオスの単独行動かもしれない。南アルプスでたまに出会う「日本カモシカ」も行動はゆったりしている。
 さてそのラジオを田んぼの畦道に設置して、4日ほど24時間つけっぱなしにした。AMをつけておいたら結構面白い番組をやっているんだね。男の声や女の声、音楽など深夜でも休みなくおしゃべりしてくれるのはありがたい。乾電池が切れるまでと思ったが十分もった。成果は上々。足跡がつかなくなったし、穂先を食われた跡もない。「中干し」期間も終わって稲の穂もしっかり丈夫になった。
 いつも余った苗や作物を分けてくれたり、田んぼの水の加減を見てくれている地主のおばあさんは(といっても私と同じ年だが)、「もう大丈夫。ラジオもいらないね。稲も堅くなったからシカも食わないよ。私は美味しくなったトウモロコシをさあ収穫しよう、と思ったらハクビシンにゼーンブ食べられてしまったわ・・」青色のネットをしっかり被せておいても地面を掘って進入するらしい。ラジオで効果がないならネコを配置するのはどうだろう。
2015/07/18 (Sat) 22:23


UG会夏期講習申し込み
UG会夏期講習申し込み
2015年7月17日(金)裾野市民文化センターにて 「ご来光」
 「UG会夏期講習」の申込書と、8月〜9月の「予定表」を配付した。いよいよ最後の夏休み40日。ふさわしい学習計画を立ていかに実行できるかに命運がかかる。このラストチャンスに自己をどこまで鍛えられるか、やってみるしかないね。UG会ではそういう本物の学力とやる気を引き出したいといつも願っている。大手予備校の大教室に座っているだけでは時間とお金の無駄遣いだ。借り物の学力では長い人生で使い物にならないよ。
 EC君は前回、一橋大の英訳をやった。「思いがけない美しさを発見して驚くことがある。」は、基本構文 be surprised to 〜(感情の原因を表す不定詞)が使えるといいね。We are sometimes surprised to discover the beauty of nature we haven’t expected. 既習の文法をフルに活用しなくては。今日は「動名詞」を復習した。 mind ーing、be used to ―ing、There is no ―ing など、つい忘れそうなイディオムにはいつも目を通して実践しておこう。
 KI君は前回、いわゆる「時間構文」の和訳をやった。「〜するとすぐに・・した」といえば「ああ、知ってる・・」というけれど、いきなり登場すると面食らうよね。 明治大のWe had scarcely taken off when heavy storms blew in from the Atlantic, も「大西洋から嵐が吹き込んだときにわれわれはほとんど出発していなかった。」では意味が通じない。scarcelyやhardlyは「準否定」で二つの事態がほとんど同時だった、という表現なので、「出発するかしないうちに、嵐が吹き込んだ。」となる。早稲田大の方がマルが多かったね。 尾上

(追記)「富士山」に登ったよ。「剣が峰」山頂まで行ったのは5年ぶりかなあ。
 富士登山には4つのコースがある。私の住む御殿場からなら富士宮口、御殿場口、須走口のどれにも1時間くらいで到着できる。それぞれの5合目に行ってはよく、高山の花をさがして写真を撮ったり「きのこ刈り」をしている。冬は「旧太郎坊スキー場」や閉鎖した自動車道でやる「そりすべり」も楽しい。
 吉田口にはよく2合目の「馬返し」に車をおいて、5合目「佐藤小屋」までの静かなコースで花の観察やきのこ狩りをする。8月にはレンゲショウマが美しいし、黄色の「カベンタケ」は炒め物のトッピングにぴったりだ。このコースで出会うのは日本人よりも外国人が多い。頂上からの下山ではバスを使わずに富士急「富士山駅」まで記念に全部歩き通す人たちだ。
 東京からはこのルートが一番便利なようで、中央線と富士急行を乗り継いで「富士山駅」からはバスで簡単に5合目まで来れる。マスコミで「弾丸登山」と呼ばれるのはこのコースで、真夜中に登山を始めて早朝の御来光を拝んだら下山するというもの。ドイツのフランクフルトに住む大学の先輩も若い頃、夜間登山をやったことがある、と言っていた。私の今回も「弾丸登山」になるなあ。
 7合目2950mに「太陽館」という山小屋があって、家内とその友人を案内したり、大学時代の山仲間と登ったことも3度ある。標準3時間となっているがいつも5時間はかかった。あとわずか800mで山頂だし、浅間神社の奥宮の鳥居も見えるので「まあ、ここでいいか」という気になれる。ところがこの登りこそ「胸突き八丁」という苛酷なコースで、今回はこの未踏のコースに初挑戦だった。
 前夜の22:40に「須走登山口5合目」2000mをでて山頂に着いたのは7:50だから上りに9時間余りを要したのだ。標準では上り6.5時間らしいから、体力の衰えがはっきり出ているなあ。標準とは何歳くらいの人をいうのかな。深夜の2時、3時頃は睡魔が襲ってきて、歩きながらもウツラウツラ。どこかでお気に入りのスポ−ツタオルを落としたよ。遠く横浜、東京の明かりや、富士、清水方面の夜景を見ながらひたすら歩く。空を見上げると「天の川」と「夏の大三角」「織り姫」と「彦星」も手に取るように間近だったよ。
 朝4時前には東の空が白み始めてヘッドランプを消しても足下が見える。本7合目3350mの「見晴館」に着いたら、ちょうど太陽が雲の合間から真っ赤に燃える姿を見せた。御来光だ!富士山の「日の出」がこんなに早いものだとは予想していなかった。鯨のようなうねった形の「山中湖」に朝日が反射してまぶしい。
すっかり空も明けて本8合目「胸突江戸屋」までくると山梨側「スバルライン」の5合目からきた登山者と合流する。ここで急に外国人が多いことに驚く。それも欧米からの白人ばかり。山頂で御来光を拝んだのでもうどんどん下山してくるよ。
 鳥居をくぐって山頂に着いて浅間神社の「奥宮」にお参りしたから富士山征服、と思ってはいけない。ここでは3740mなのに知らずに下ってしまう人が多い。私も1回目の登頂の時はそのまま下ってしまった。本当の山頂は「お鉢巡り」の最高所「剣が峰」だ。さらに「御殿場口」「富士宮口」の鳥居を見ながら稜線を1時間歩いて最後の急傾斜を登り切ると、昔の「富士山測候所」の建物が現存している。9:15やっと「最高峰剣が峰」の標識石にタッチした。ここでは同じ須走口から来た若者と、白人女性と記念写真の撮りっこをしたよ。
2015/07/17 (Fri) 23:10


カンマカンマはカッコ
カンマカンマはカッコ
2015年7月13日(月)三島ゆうゆうホールにて 「アヤメ」
 ピンク色のプリントで「予定表」に書いてあるとおり、御殿場教室の次回は18日(土)なので覚えておいてね。19日夜は町内会のお祭りで全館使うそうだ。MOさんの可愛い妹も参加するらしい。
 今日は暑かったね。東京では35℃まで上がったらしい。家内のお供で「御殿場アウトレット」に行った。女物の衣類を見ても男は面白くないし下着の店なんかとても入れないから、店の外のベンチで手持ちぶさたでひたすら待つ。人の買い物につきあうのはシンドイよね。
 私はいつものように文庫本を持参した。今読みかけの「山犬物語」で新田次郎の山岳小説。先週訪れた信州・富士見町「入笠山」のあたりが舞台のようだ。これなら立ったままでも歩いていても読める。日本で山犬つまりオオカミが消えたのはいつ?この本によると明治の中頃にジステンバーで絶滅したらしい。
 私の田んぼがシカの被害にあっていることをメールに書いたら、八ヶ岳の別荘に住む大学時代の友人が「仇敵のオオカミが消えたからシカやハクビシンが増えたのだ。」というが、どうもそれだけではないらしい。一番怖いのはニンゲンだと教えてやらなければ。
 TAYさんは前回貸してあげた「TEAP英語検定」の問題集で大分勉強したようだ。いよいよ今度の日曜日が本番なので今日はさらに長文問題に取り組んだ。ていねいに取り組んでいるから正解率が80%もあった。しかし、もっとスピードアップしなくては。制限時間70分で60の設問を処理しなくてはならないからね。
 TACさんは今日から「文法・語法・作文」の問題集も始めた。和訳も今まで通りやっていくが、まず近づいたセンター試験の対策に、こういう四択の「マーク式」や「語句並べ替え問題」もやっておこう。今日のテーマは「助動詞」。東京理科大の問題で「この時期にしては暖かすぎる。」はThe weather is too warm for this time of year. でよいが、選択肢をみるとどうも「比較構文」で書かせたいらしい。「この時期のいつもの暖かさに比べると今年はもっと暑い。」と言い直せれば、 The weather is warmer than it ought to be this time of year. と組み立てられるでしょ。it ought to be (warm) は「暖かいはずだ」。
 OH君は前回、「助動詞」で重要例文を訳してみた。 Can the rumor that he'll get married be true? は動詞beに着目。疑問文で助動詞canが文頭に出たからそこまで全部主語だ。「彼が結婚するといううわさははたしてほんとうだろうか?」うわさの内容を説明する「同格関係」の接続詞thatの働きに注意しよう。今日は「不定詞@」で文法問題と並べ替え完成問題をやった。入試問題はどれも一癖あってそう簡単ではない。決してやりっ放しにしないで、今日の間違いを明日へのかてにできるようにしっかり復習して欲しい。
 TU君は「不定詞A」をやった。東京理科大の It would be pleasant to live in a warm, ( ) hot, climate. が難しかったね。なぜ 形容詞warm にa がつくの?よく見てごらん。「カンマカンマはカッコ」を思い出せば a warm climate だね。カッコの中は追加説明で「暑いとはいわないまでも、暖かな気候に住むなら楽しいだろうに。」となるから , not to say hot, が正解だ。
 プリントに取り組んでいる最中に「先生!」と指さす先を見ると、隣の長机に水しぶき!見上げると天井からポタポタと。急いで事務所の人を呼んでバケツで急場をしのいだ。「ドレイン(配水管)が破れているらしい。」と言うから、このホールも30才を越えていよいよ痛み始めたね。
 2年生NIさんは前回、ものすごい集中力とスピードで入試の英文和訳7問をほぼ全部やり終えた。分析力もぐんぐん伸びて向上が楽しみだ。「関係詞」の難しい用法ばかりで、If you have ever traveled to a counry /of which you did not know the language,・・はthe language of the country「その国の言語」をof whichと置き換えて節の頭に、つまりa counryの後に移動したのだね。上記の英作文でTU君が失敗したのと同じ項目だ。
 今日の和訳はよくできたね。Everything is new and different.「すべてが目新しくて違っているから。」のように、これが前文の理由になっていると見抜いたNIさんは「・・から」と付け加えたよ。すばらしい!コツを覚えたね。先日の期末テストでは、もう少しで成績上位者のリストに入るところだったらしい。すごいね!長足の進歩だ。まだまだ伸びるよ! 尾上

(追記)先週雨の中、山梨と長野の県境にある「入笠山」1955mに行った。梅雨が明けるのを待っていたらせっかくの花の季節がどんどん過ぎていく。ここは「JR富士見駅」から山頂のすぐ下まで道路が整備されていて、マイカーでスイスイ登れてしまうから雨天でもなんとかなるし、終点に着いたら雨合羽と傘のハイカーたちが数十人歩いているだけだった。
 ここは近年「花の山」として売り出して人気が高い。冬は「富士見パノラマスキー場」として有名で、ロプウエー山頂駅に「お花畑」を作って夏の観光客をもてなす。伊那の「木曽駒ヶ岳」の山頂駅にも広大な高山植物の花園が広がっているよね。新潟の「苗場山スキー場」や信州の「白馬・八方尾根スキー場」にもあるよ。
 「入笠湿原」の木道を一周してみたら白樺の木を背景に紫色のアヤメとショウブが一面に咲いて、林の中には背の高いバイケイソウや山オダマキも咲いていた。昔からある「山彦荘」に立ち寄ったら、柵に囲まれた花壇に「アツモリソウ」を2株発見したがもう黒茶色に枯れていた。1ヶ月遅かったな。先月登った「三つ峠」ではお花畑の檻の中に咲いた赤色の大きな花がちょうど見頃だったなあ。
 これは漢字で書くと「釜無布袋敦盛草」という長―い名前をもつランの仲間なのだ。隣の「釜無山」で発見されて布袋様のようにぼってりしているかららしい。平家は赤い旗だったし、平敦盛が壇ノ浦で最期をとげた時背負っていたホロ(母衣)と大きな唇弁の形が似ているからか。小屋の主人がここに移植して大切に守られている。盗掘されないように小屋の軒下につけた防犯カメラがこの花壇を監視していたよ。
2015/07/14 (Tue) 0:50


軽い動詞の時の間接疑問文は
軽い動詞の時の間接疑問文は
2015年7月12日(日)森の腰中央公民館にて 「岩タバコ」
 梅雨の晴れ間も3日目になって、御殿場でも気温が30度近くまで上昇した。昨日は涼を求めて「愛鷹山」の山麓に行ってみた。須山の「山神社」から「割石峠」に通じる「越前岳ハイキングコース」を、1時間ほど渓谷にそって登っていった。切れるように冷たい清流の中を濡れないように近づいてよく見ると、大きな岩にしがみつくように紫の花弁の中に丸い黄色い目をつけた「イワタバコ」が一杯に咲いていた。タバコのような縮れた大きな葉が2枚。金時山で先日発見した珍しい高山の花だ。
 今日は御殿場教室を開設して2回目。教室は一番狭い部屋なので長机を4台おくのが限界だが、この公民館はエアコンがしっかり動いているから実に快適だ。開始時間の6:30には3人の3年生と1年生1人が到着して全員そろった。2階のホールで小さな子供たちがお祭りの練習をやっている音がしばらく聞こえていたけどあまり気にならない。みな正味3時間をトイレにも行かずに英語に集中していたね。
 KAさんは期末試験で1回休んだけど、その前回は関西大の和訳が難しかったね。 When traveling East, we have been able to take along our Western way of doing things, and it has been up to the local inhabitants to adapt to it. 「東洋(東南アジア)に旅行するとき、われわれ西欧人はいままで自分たちの物事のやり方を持ち歩くことができた。だからそういうやり方に適応するのはその土地の住民たちの責任だった。」イディオムbe up to〜 は「〜の責任だ」という意味。
 YAさんは前回、下関市立大の問題をやった。2つの項目を並列するのに andや orを使うが、英語には厳しいルールがあってそれをA and A' とか A or A' と書く。同じカテゴリー(種類)の語句とだけ並列できるのだ。たとえば If you are, or soon will be, responsible for elderly parents,・・では、orが後のwill beというbe動詞と前のareというbe動詞とが並列されていると見破れば「年老いた親たちのために今責任があるとか、もうすぐ責任が生ずるというのならば、・・」となる。「カンマカンマはカッコでくくる」というコツも英文和訳では覚えておきたいね。今日は第2課の「時制」だったのに、前回と同じプリントを渡してしまった。ゴメンなさい。遅れた分は自宅で取り戻しておいてね。次回添削するから。
 MOさんは「時制」を再確認した方がいいね。過去完了は過去の動詞があって初めて「その時までに」という意味で使う。現在完了が「今までに」を基準に使うのと同じ考えだ。今日の「語句並べ替え」の問題にも自信をもって取り組める。条件文は「現在形」で表すから I won't go for a drive if it rains tomorrow. が正しいが、I must finish my homework before the session begins. も「〜の前に」が条件の一種と考える。助動詞willを使うと「推量」(〜だろう)の意味になっておかしいのだ。
 1年生SEさんは理解力が高く、先週第1回に用意したプリントが易しすぎたので2年生に近いレベルにアップした。まず1枚目のプリントは「グラフ」読み取りの問題。 as〜as 比較構文は知っているが、倍数の言い方は初めてだった。two thirds as〜as・・は「・・の3分の2倍」で、 thirdが3分の1の意味をもつからここでは2 X 1/3ということ。
 2枚目では文法「文の種類」を勉強した。特に注意したいのはDo you know where he has gone?(彼がどこに行ったか知ってる?)で、knowをthinkに変えるとwhereが文頭に出ることを知ってた?Yes-No Q.だから「うん、知ってるよ」ならOKだけど、「うん、思うよ」では変だ。後者は where の答えがききたいのだから、Wh-を真っ先に出してあるのだ。Where do you think he has gone? という。こういう場合のように、「思う」「信ずる」「言う」という意味の「軽い」動詞を使う「間接疑問文」の時は、疑問詞が飛び越えて文頭に出るので注意が必要だ。 尾上

(追記)7月31日(金)の「UG会」を8月1日(日)に変更したのは、当日この大ホールで中学校の「吹奏楽コンクール東部大会」があるためです。40人、50人の部員を運ぶには貸切バスだし、たくさんの大きな楽器はトラックで別に運搬するしかない。ここにはこれらが停められる大きな駐車場と、多目的ホールやリハーサル室・会議室などに恵まれているし、東名の裾野ICもすぐ近くなのでこういう大きな大会には最適で、毎年この時期にこの会場で開催している。今年も29日から3日間連続で開催する予定だ。
 今では吹奏楽部をもってない中学はほとんどないから、すごい数の団体がエントリーする。人数の規模でA(大)、B(中)、C(小)編成に分かれて演奏し審査される。入賞した15,6校が県大会の出場権を与えられ、さらに東海大会を目指す。「高校の部」と同じように「中学の部」も最後は全国大会も用意されている大きな行事だ。
 来週19日(日)にはこのホールで「大学・職場・一般の部」の県大会も予定されている。全国大会にも出場経験のある「静岡大学」や、楽器作りのプロ集団が編成する「ヤマハ吹奏楽団」も出場するレベルの高いコンクールなので、音楽好きなら是非聞いてみてください。入場無料です。
 私は沼津東高校の吹奏楽部で10年、その前の御殿場南高校でも15年吹奏楽部の顧問と指揮者をやっていた。さらに新任2校目の島田商業高校での8年間を入れると、教員人生のほとんどを課外授業で「吹奏楽活動」に捧げたことになる。吹奏楽連盟の役員も長くやっていた関係で、高校だけでなく県内全域の中学の吹奏楽部顧問の先生とも親しくしていただいた。吹奏楽指導の勉強会も中高で仲良く一緒にやったこともあった。顧問はそれぞれが自分の学校の指揮者だからコンクールではお互いライバルになる。指揮者の指導力で結果が左右されるから。
 沼津三中の音楽教師で長らく東部の役員をやっておられた故満丸恵先生は思い出深い。昭和30年代始め、バラバラに活動していた中学や高校の吹奏楽部を東部地区としてまとめて連盟を発足させ、音楽祭やコンテストを開催させたパイオニアだ。やっと戦後の貧困から抜け出して中学にも楽器を購入する予算が取れるようになった時期で、私もその頃兵庫県宝塚市の中学生で吹いていた古いトレンペットから、買いたてピカピカのサキソフォーンに転向させてもらたのだった。
 満丸先生が赴任した中学ではどこでもコンクールでいつも上位入賞していた。30年前私が役員をやっている頃、吹奏楽連盟創立30周年を祝う行事があって、「記念誌」には先生が県連盟主催のアメリカ・カナダ演奏旅行に参加した時の思い出を寄稿して頂いた後、「記念式典」には出席されないまま60才の定年を前に心臓の病で急逝されてしまった。敬虔なクリスチャンだったので教会の葬儀では吹奏楽の演奏でお見送りしたのだ。
2015/07/13 (Mon) 0:09


butA は「〜を除いて」
butA は「〜を除いて」
2015年7月10日(金)裾野市民文化センターにて 「フウロソウ」
 朝から街の方で花火を打ち上げる音。富士山の山開きを告げるのか、浅間神社の「わらじ祭」を祝ってか。玄関に日光が差しこんで何日ぶりかの青空がうれしい。金曜は畑仲間の例会日なので6人全員集まってポテトの収穫をやった。
 4日ぶりに田んぼを見てみたらシカに食われた苗が10〜15株も。やられた!「中干し」期間なので足跡もくっきりと残っている。今春にはコムギも4畝全部きれいに食われた。すぐ隣の森の中に親子で住みついていて、昼間は寝ていて夜になると鉄条網を破ってエサ場に進入してくるらしい。
 今夜、注文しておいた防水ラジオが裾野のUG会に行っている間に届いていたので、もう深夜だけどさっそく7キロ離れた田んぼまで車を飛ばして今帰ってきたところ。周囲には200m先まで人家がないので田んぼのあぜ道に設置してONにしてきた。深夜放送のDJなどの音声がきっとシカたちに危険を察知させるはず。問題は明日朝OFFにするために7キロ、こうして毎日通うのが大変だあ・・
 EC君は「不定詞(2)」をやった。並べ替え問題に少々苦労した。「使役動詞」make, let, have, help と「感覚動詞」see, watch, hear, feel は補語にto のない不定詞(原形不定詞)をとることを忘れてはいけない。help も「人に手を貸して〜させてあげる」の意味で「使役動詞」のなかまなのだ。
 but を用いるイディオムにも精通しなくちゃいけない。nothing but〜(〜にすぎない)や anything but〜(決して〜ではない)、仮定法で勉強したBut for〜(〜がなければ)などの前置詞や、特殊な関係詞but も、みな「〜を除いて」の意味なのだ。There is no rule but has exceptions. (例外のない規則はない。)も「例外を持つことを除くような規則・・」と考えられるよね。
 KI君は「不定詞(1)」をやった。文法問題や並べ替えはほぼ正解だった。英作文では構文が出来ていても語彙の選択に苦労していた。「その国の言語」をthe country’s languageではまずい。所有格のアポストロフィS('s)は「人」のあとにだけつけるのだから、「国の」ならofを用いて〜of the countryと書かなきゃ。前に名詞があれば its countryとやるのが一番いい。部活を引退してずいぶん早めに出席できるようになったね。スピ−ドアップを心がけて是非残りの2枚も仕上げて欲しいな。 尾上

(追記)昨日の朝、富士宮口5合目に行って花の様子を見てきた。予想通り「高嶺グンナイフウロ」の紫の花が草むらに一杯ちりばめられて美しかった。実は今日10日から富士山の山開き。マイカー規制が始まり1合目「水ケ塚」のバスターミナルまで行き、そこでシャトルバスに乗り換えないと5合目には行けないので自由に行ける最後のチャンスだった。
 降りしきる雨の中を走って2400mまで行けば、雨雲の上に出て青空が見えるかな、と期待していたが無理だった。終点の登山口でも霧が降っていて山頂も下界も全く見えない。いつもの長靴とビニール傘のスタイルで6合目の「宝永山荘」を目指した。下りも登りもほとんど出会う人はいない。
 登山道では火山灰とガレキの中でもたくさんの花が雨に濡れてけなげに咲く。白の「富士ハタザオ」「岩ツメクサ」ピンクの「コケモモ」、クリーム色の「オンタデ」「男ヨモギ」「岩オウギ」や紫色の「深山ハンショウヅル」などお目当ての花を発見して嬉しかった。天候が良くても悪くてもこういう花にはこの時期にしか出会えない。一期一会だ。
 たった100mの標高差だから30分足らずで山荘に到着。この小屋の裏に登山道が続いているがまだゲートが閉ざされている。ここからは「宝永山」の火口に向かって下っていくことになるがこの雨空では人の姿がない。山荘の中では雨に濡れた髪を拭きながら若いヤマガールが二人、懐かしの関西弁で話していた。昨日御殿場口8合目の「赤岩八合館」に宿泊して、今朝頂上の「剣が峰」に登頂してこの6合目まで下ってきたところだそうだ。
 「ご来光が見れなくて残念だったね。昨日と一昨日は午前中だけ御殿場から富士がくっきり見えたのにねえ。ここに登る途中で撮ったこの花は深山ハンショウヅルといって、クレマチスの仲間で高山ではとても珍しい。下る時に探してみるといいよ。」といってカメラに撮った自慢の花を見せたけど、三重県と滋賀県からきたという2人はクレマチスも知らないし、花には興味なさそうだったよ。女の子なのにねえ。
2015/07/11 (Sat) 0:14


英作文がもっと楽しく書けるといいなあ
英作文がもっと楽しく書けるといいなあ
2015年7月6日(月)三島ゆうゆうホールにて 「黄ズッキーニ」
 毎日雨模様では山にも登れずイヤになるけど、「印野」に借りている畑や田んぼでは作物たちが喜んでスクスク育っている。50坪の私の小さな田んぼでは珍しい「ゲンゴロウ」や「ミズスマシ」が泳いでいたよ。3本ずつ植えた苗が4,5倍に「分げつ」したのでそろそろ水を止めて「中干し」といって根を丈夫にする時期だ。しばらくすると「オモダカ」という3弁の白い美しい花も咲くよ。サムライが射る弓矢の鏃(やじり)の形をした長くて細い葉も大好きだ。「オモダカ」は昔、武家の家紋として使われていたよ。農家の人は「雑草」扱いで目の敵にしているけどね。
 先日は稲の葉先をかじられた跡を発見。鹿が夜中に一家でエサ探しに現れたらしい。どこの農家も農協でもシカ被害の対策に苦慮している。周囲に高圧の電気を流すとか、鹿の嫌うオオカミのフンを撒くとか。私は登山中にシカによく出会う経験から、「人の声」を一晩中流してみようと考え「防水ラジオ」を注文したよ。暗闇の中のシカを追い払うには深夜放送の「人の声」が一番だと思うけど。
 3年OH君、2年のNIさんは期末試験期間中でテスト勉強のため欠席した。大学生SUさんもそろそろ前期試験が始まるのかな。
 TAYさんは前回、TEAP検定の読解問題60題を半分だけやってみた。採点したらPART1「語彙」はとても良くできていて85%の正解。しかしPART2グラフの読み取りやPART3短文の把握はどれも50〜60%。第1回の検定試験まであと2週間。集中的に練習を続けよう。今日も60問の内の残り20問に挑戦した。短時間でこれだけ大量の英文を読むのは大変だけど、書いてある内容は大したことはない。「動物園の役割」とか「若者の結婚ばなれ」とか。きっと帰国子女たちなら簡単に答えられるだろうね。和訳するわけじゃないし、四択で正解を見つけるだけだから。TAYさん、ケアレスミスもいくつかあるので練習することでもっと得点をあげる可能性がある。この検定結果を用いる推薦入試の要項がネット上で閲覧できたので、私がコピーしたのをプレゼントした。しっかり検討してね。うまく検索すれば君の持っているスマホで見られるんだけどね。
 TACさんは期末テストも終わったので、文法・作文第1課「itの用法」を勉強した。昨日の御殿場教室の3年生と同じ単元だ。空所補充も四択問題もほぼ全部正解だった。並べ替え問題の難問もほぼクリアできた。「うわさによると、・・・」はRumor has it that ・・という「決まり文句」があるんだ。itはthat以下をさす形式目的語で「うわさは・・を持っている」というふうに書く。重要例文のI took it for granted that he would come.(彼が来るのを当然のことと思っていた」や See to it that this letter gets posted today.(この手紙を投函するよう気をつけてね。)でもitはthat以下をさす「形式目的語」だね。
 TU君は前回、入試の英作文6題が50%くらいの出来だったね。30%くらいの高校生が多いから、これくらいでも書けてればいい方だけど。減点されないようにケアレスミスをしないことが大事だ。「意味のわからない言葉に出会ったら・・」は「私はその言葉の意味がわからない」をベースに組み立てること。I don't know the meaning of the wordからa word the meaning of which I don't knowと書けるし、関係詞whoseを使えばa word whose meaning I don't knowでもいいね。今日は明日の英語テスト対策をやりたい、と言って英作文の解答を丸暗記していた。うーん、短時間のテストで大量の問題を処理するにはこれしかないんだね。英作文はもっと自由で楽しいものだけど。 尾上

(追記)(昨日の続き。)それでその時の「三進ゼミ」の生徒たちの受け皿を考えて始めたのが「UG会」です。会場を大好きな「ゆうゆうホール」に決めてお願いに行った。前身「三島公会堂」の時代から、オーケストラ(旧駿河フィル)の一員として何度も出入りしていたし、玄関まえの大階段を上っていく気分は最高だ。今使用中の会議室も吹奏楽連盟の役員打ち合わせでしばしば借用していたし、窓からのうっそうとした木々は「楽寿園」の中にいるかのようで最高の雰囲気。
 私は太平洋戦争中の昭和18年、疎開していた母の実家「長泉村本宿」で生を受けた。「大岡駅」から「黄瀬川」を越えたところの農家で5才までのびのび育った。戦争が終わって東京に戻り、小学校に入ってからも毎年「三島大社」の夏祭りを欠かしたことがない、というわけで三島には大きな思い入れがあった。兵庫県西宮市の高校時代は塾に通うチャンスがなかったものの、受験勉強用に選んだ「通信教育」がたまたま「Z会」だった。その添削指導に送る宛先がふるさと「長泉町」だったからオドロキ。三島駅のすぐ近くだけどね。
 この添削指導はすばらしかった。今でも数学のある難問が口で言えるよ。ある時、1週間考えても解けないので期限ぎりぎりに「白紙」で郵送した。そしたら返却答案には端正な文字で解答・解説を赤ペンでビッシリと書き込んでくれてあった。勿論担当者の直筆だよ。昭和30年代の頃「Z会」は優秀な講師を大勢抱えていたらしい。今は家庭の主婦のアルバイトも増えて、毎週送付・返却というシステムもなくなり、自分の都合でできあがり次第郵送すれば良くなったので、どうも緊張感がないらしい。
 「UG会」の名付けはご推察通りで「Z会」にあやかったもの。私が大学時代から50年、大学院でも続けてきた研究「理論言語学」で、今も世界中の言語学者や英語学者が目指している「仮説」が、チョムスキー理論ともいわれる「UG理論」、つまり全人類共通の「普遍文法」Universal Grammarを構築することだから。日本語と英語は見かけは全く違うけど、共通する文法がたくさんあるということさ。
2015/07/06 (Mon) 23:53


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