2023年8月13日(日)
御殿場市民会館にて
「山の日」
11日は「山の日」だった。「海の日」に次いで2017年に制定されたからまだなじみが薄いね。山々に囲まれた日本で山の恵みに感謝し、自然に親しむ日にしようという趣旨のようだ。学校では本来夏休み中でありがたみがないけど、職場ではお盆休みの始まりにもなっているね。国民が一斉に行動を開始するから交通機関もパニックだ。富士登山もピークを迎えたようで外国人の登山者が急激に増えて、安全のために山梨側の登山口では通行制限をするようだ。
そして翌12日、私は富士吉田の「山梨県立富士山科学研究所」で自然解説員のボランティア活動日だった。上野原市から来た小2の少女は夏休みの宿題調べ、沼津市からの女子大生は生物の研究テーマ探しに来訪したそうだ。沼津東高の出身と聞いて驚いた。いろいろな出会いがあって実に楽しい仕事だ。次回は10月の土曜日。
その8月12日は38年前の「日航ジャンボジェット機墜落事故」の日。群馬県と長野県の境の「御巣鷹山」に墜落し520名の死者を出し世界で初の大惨事となった。私はその日、伊豆の海岸に遊びに行っていて、上空におかしな飛び方の飛行機を目撃したのを覚えている。伊豆大島上空を飛行中、機材の故障を起こした「ボーイング747」というジャンボ機は、あの1945年原爆を広島に投下した爆撃機「B 29」と同じ米国ボーイング社製の飛行機なんだ。そして15日は終戦記念日・・・
3年生MUさんは「疑問詞、関係詞の移動」を勉強した。(テキストでは疑問詞の後にdo you thinkが「挿入」される、という間違った説明が書いてあるので訂正しました。) If you want to be a scientist, you certainly have to be a good observer: one who sees what there is and not what he or she thinks there ought to be; who is wiling to accept an observation even if it kills his or her pet theory. 前半は「科学者になりたければしっかり観察できる人に必ずならねばいけない」。certainlyは「全文修飾の副詞」だね。
次の「:コロン」は後にone who(〜のような人)でobserverの説明だから「すなわち」と訳しておこう。さらに、二つ目のwhatがthinksの後からheの前に「移動」しているね。andの後はdoesn't seeの省略だから、訳は「それは即ちそこにあるものを見る人で、そこにあるはずだと思っているものを見るのではないような人のことだ」となる。次の「;セミコロン」の後のwhoは前文のwhoの説明で反対のことを述べているから「対比」として、「ところが一方、自分のお気に入りの理論をたとえ壊すことになっても、ひとつの観察を進んで受け入れるような人のことだ」。
OK君は「挿入語句」を勉強した。He is one of those men who, I am sure, always do their best, even in the most trying circumstances. 「カンマカンマはカッコに入れる」ルールはぜひ覚えてほしい。whoをtheyに置き換えれば、I am sure that they always do〜というつながりで文をよむことだ、「彼はいつも最善を尽くす、と私が信じているそういう人たちの一人だ、たとえどんなに厳しい状況下でも」。ちなみにthose men who〜は「〜のようなそういう人たち」の意味。that〜who・・がsuch〜as・・と似た働きだからthoseは前出の名詞を受ける代名詞「それらの」ではないよ。
OK君、英語にはカンマとピリオドのほかに「;セミコロン」「:コロン」「ーダッシュ」と5つの「句読点」があることを初めて知った。そしてそれぞれが前述の文や語句の「説明」とか「対比」を表す働きだと勉強した。「カンマカンマ」のほかに「ダッシュダッシュ」も「挿入」に使われるんだ。He studied for more than seventeen hours a day ー that is to say, he slept for less than seven hours a day. でthat is to sayは「言ってみれば」とか「つまり、即ち」の意味で、ダッシュがあるから言わなくてもいいんだけどね。「彼は一日に17時間以上勉強した。つまり、一日7時間以下しか眠らなかった」。今夜もガンバレ! 尾上
