運動不足解消によく愛車レイチェルで坂道を登るようにしている。先週箱根に向かって国道を少し頑張って「平和公園」まで行ってみた。駐車場には観光バスが5台。急坂を上り詰めた広場も臨時の駐車場になっていてここにも10台。なんと数百人の観光客がすべて中国人だったよ。
ここは「富士山」と「御殿場市街」の絶景ポイントだし、日蓮宗の本山で「仏舎利塔」の真っ白な巨大建築と「お釈迦様」の誕生から涅槃までの4態の像には驚くし、「鐘撞き堂」や各国の「獅子」も珍しい。さらに入場無料だから「アウトレット」での買い物のついでに格好の立ち寄りスポットらしい・・・。
TAYさんは今日でUG会を卒業しいよいよ上智大学での生活が始まる。総合グローバル学部で学び、より大きな国際人を目指す。そこで今日は最後に「大学に入ってやりたいこと」という自由作文を書いてもらった。素直な英文でよく書けていた。前回は入試の英文和訳でほとんど正解だったが「熊本大」が少々難しかった。 The work or study habit is hard to come by. 「仕事や勉強の習慣は身につけにくいものだ。」 hard to〜やdifficult to〜「〜しにくい」easy to〜やcomfortable to 〜「〜しやすい」は英語学では「tough構文」と呼んで特別扱いする。直前の形容詞を修飾する。He is hard to please.は「あいつは気むずかしいヤツだね。」という意味。「喜こばしにくい」から。
TACさんは、「前期試験」がいよいよ3日後に迫ったね。今日は「仮定法」の文法・整序問題と英作文をやってみた。「今〜なら、今〜なのに」の動詞は「過去形」と「助動詞+原形」。「昔〜だったら、昔〜だったのに」の動詞は「過去完了形」と「助動詞+完了形」という2つを対称的に覚えればよい。「今」か「昔」かだ。整序問題はとても良く出来たね。「早稲田大」の英文和訳は難しかったがA and A' に十分注意が払えて正しい和訳ができた。前期試験に十分な力が発揮できそうだね。
裾野教室のKI君が出席して同じ「仮定法」をやった。英作文5題では仮定法動詞の形が完璧に正しく使えた。しかし、「前置詞」がダメだった。succeed in 〜、on the way home、be in time for〜など、入試直前まで「イディオム攻略」!英文和訳では「早稲田大」の「バードウオッチング」が難しかったね。・・・many are still deterred from taking it up by the initial difficulty of telling one bird from another. 「鳥を一羽ずつ見分けるのは最初は難しいために、バードウォッチングを始めるのを依然としてためらっている人が多い。」 deter 人 from –ingはpreventの場合と同じだ。このところ英語力が安定していているからきっと前期試験でもいい結果が期待できるね。
2年生NIさんは「実践力養成問題」をやってさすが入試問題の難問に苦労したね。「名古屋大」は整序問題で「私は、当然あなたが助けてくれるものと思っていました。」はI took it for granted that you would help me. となる。take A for B(AをBと考える)は例えば I took him for an American.「彼をアメリカ人と勘違いした。」のようにmistakeの意味だ。今日は「長崎大」の英文和訳で「リンカーンの学歴」を読んだ。 Americans admire the self–made person ― the one who, with neither money nor family influence, fights his or her way to the top. 「アメリカ人はたたき上げの人を賞讃する。つまり、金もなく係累もなくて、闘いながらトップの地位に上りつめたような人のことだが。」途中の「ダッシュ」が、直前のthe self–made person の注釈であると気づけばいい。make one’s way(進む)のバリエーションでfight one’s way を勉強した。英語学では「way構文」なんて言ってるよ。
1年生YO君は前回「不定詞」の問題で文法も整序もほぼ正解だった。「〜を有効に使う」が難しかった。イディオムmake use of〜「〜を利用する」は動詞のuseと同じ。「有効な使い方」だからmake good use of 〜とやる。今日は文法で最後の項目「特殊構文」の問題をいくつかやってみた。「無生物主語の文」はさっと解説しただけではとても身につかない項目で、学校では終わっているけど自分でしっかり発展的に学習しないといけない。春休みにじっくり復習しておきたいね。
中学2年生のNI君は期末テスト前でお休みした。 尾上
(追記)家のキッチンには防水型のラジオがおいてあって,かけておくと水仕事がイヤでなくなる。今朝、朝食の支度中にNHKFMで「ベートーヴェン」の「第5番・運命」が流れてきた。「運命の扉はこうたたく」と言われるように、冒頭の「ンダダダ、ダーン」は有名だね。この次のホルンだけの部分「ンタタタ、ターターターン」に来ると今でも冷や汗がでる。
外語大学時代に、よその大学のコンサートのエキストラに頼まれて大失敗したのだ。とんでもない音程でソロを吹いたから会場から失笑とざわめきが起こった。有名すぎる箇所だから誰でも間違いがわかる。有名な「日比谷公会堂」での東京電気大のコンサートで今でも思い出すと恥ずかしい。
「ハ短調」だから弦楽器の楽譜にはフラットが3つで「変ホ長調」と同じ。ホルンの楽譜は吹きやすいように「Eフラット管」用に書いてある。しかし私の使っていたシングル・ホルンは「F管」だから全ての音を一音下げて読まないといけない。いつも「ドレミ・・ド」の音階を「シドレ・・シ」と読み替えていた。冒頭はハ短調に読み替えて「ミミミドー、レレレシ−」といえば歌いやすい。
「運命」の第2の動機に移るときにホルン2本がソロ(複数だからソリ)でもう一度最強音で「ソソソ・ドレソー」とやる。F管で「ファファファ・シドファー」と吹けば良かったのに別の音が出てしまったのだ。そんなに難しい音域でもなかったので油断した。事前の練習が足りなかったと赤面の至りであった。それでも謝礼はちゃっかり頂いてきたけどね。
ホルンはトランペット以上に、ドミソドの倍音がピストンを使わずに唇の閉め方と息の強さだけで変えられる。特によく使う高音部はドレミソシドが口先だけで変えられる。だからいきなり吹くと予期しない音がでて赤恥をかく。口や腹のシメ具合で決まるからなんと言っても練習第一だ。吹奏楽では音程の安定した「Bフラット管」が使われている。トランペットと同じで音程の間違いが少ない。









