仙石原の花の寺「長安寺」で薄ピンクのセッコクが咲いた。花好きの和尚さんが庭の梅の木の股に置いたらうまく根付いたらしい。ラン科の花の中でも木の股に寄生するのが珍しいでしょ。今日は近所の「秩父宮公園」に行ってみたらカヤランという小さな黄色の花がヒバの枝にぶらさがって咲いていた。実は、東南アジアのラン科の花々はたいてい木に寄生するから珍しいわけではないよ。
ピンクのカトレアとか真っ白なコチョウランは花屋さんで見かけるけど高価なお祝いの花だね。造花のようでこういう交配種にはあまり興味がない。日本の高山でひっそり咲くラン科の花がいちばん美しいと思う。何千年も何億年も昔から日本がシベリアと陸続きだった頃から生き延びてきた高山の花こそ美しい。河口湖の「三つ峠」ではもうじき赤紫色の巨大な「ホテイアツモリソウ」や「カモメラン」が咲くだろうな・・・。
3年生NIさんは、前回「不定詞」の和文英訳をやった。「青山学院大」の「この部屋を出る時は、かならず窓をすべて閉めてください。」はほぼ良かったけれど Be careful of closing ・・だと、動名詞だから「戸締まりに注意せよ。」の意味になってしまう。Be sure to close・・ならto〜不定詞だから「これからかならず閉めてね。」と未来の意味になる。動名詞-ingはたいてい、いつのも行為や過去の出来事を意味する。今日の文法問題は全部正解だったね。この文法力があれば、次の整序問題や英訳でもミスをもっと減らせるはずだがなあ。
TA君は前回「時間構文」と呼ぶ文を含む入試英文を和訳した。主文が過去完了形、従節が過去形という動詞の違いにも注意して、早稻田大も中央大もほぼ正解だったね。今日は文法作文で「動名詞」をやった。慣用表現で It is no use –ing(〜しても無駄だ) や There is no –ing (〜することは不可能だ)、get used to –ing (〜するのに慣れる)などもしっかりマスターしておこう。読解力がついてきて、英文和訳がとても良くなったね。
YO君は前回「動詞表現」の整序問題をやった。易しめの入試問題だけどかならずひとつ落とし穴があるね。「この小包がニュージーランドに届くのに何日かかると思いますか。」動詞の「届く」、「かかる」、「思う」がそれぞれSVを構成すると見て、This paecel reaches New Zealand. と it will take how many days.とdo you think, の3文を下書きする。間接疑問文では think の時、疑問詞が文頭に出ることに注意すると、How many days do you think it will take for this parcel to reach New Zealand?となる。今日は「不定詞の慣用表現」を勉強して、後半は「分詞」に入った。
中学生のNI君は前回、20行以上の「最初の感謝祭」を和訳した。アメリカ合衆国建国のきっかけの話しだった。イギリスの清教徒たちがメイフラワー号に乗って新天地をめざしてきて、原住民インディアンたちに助けられた話しだった。英文の仕組みがずいぶんわかるようになってとてもよい和訳ができたね。Before leaving the Mayflower, は「メイフラワー号を降りる前に」の意味。Before they left the Mayflower, を動名詞で書き換えるとこうなる。君の要望で来週は「現在完了」を集中的に勉強してみよう。 尾上
(追記)KAさんに借りた本を返しがてら小湧谷の「蓬莱園」に寄ってみた。大きなツツジの庭園として昔から有名で、ながらく老舗旅館の「三河屋」の所有だった。毎年正月に「大学駅伝」の選手たちが走る国道1号線を敷地がまたいでいて、玄関前の急な斜面に一面、丸く刈り込んでよく手入れされた色とりどりのツツジが咲き誇る。赤、ピンク、オレンジ、紫、白と炎のように燃え立って新緑とのコントラストが美しい。
私の大事にしている小学校の頃のアルバムには、まだ4,5才の頃両親と祖父と一緒に出かけた強羅や小湧谷の記念写真が貼ってある。強羅の急坂での全員のスナップと、この「蓬莱園」の岩に座ってツツジをひとえだ手にしてニコニコしている私の写真だ。「三つ子の魂100まで」ともいうけど、私の「花好き」は天性なのかな。
「三河屋さんが蓬莱園をとうとう持ちきれなくなって、となりの小湧園ホテルに売ってしまったよ。」と教えてくれたのは、この坂のすぐ下に一人住んでいる老人KAさん。今日行ってみると、おおきな新しい看板が立って「蓬莱園」の名前は引き継がれていてほっとした。昔より刈り込みが丸く美しくて、植木職人が入ってよく手入れされているなあ。
KAさんは84才になるがスルガ銀行時代からずっとここの住人で、兄弟3人が隣同士でそれぞれ一軒家を構えている。昨秋この前に聳える「浅間山」登山を計画して大学同窓生たちと、門前を通ったときにたまたま声をかけて意気投合したおじいさん。日本の名山という名山はすべて登り尽くしている往年の「山男」だった。たいした趣味人で、奥様を亡くされ一人暮らしだが、それ以来お茶に招かれたり一緒に湯本や小田原までラーメンを食べに行ったりで、家内共々いいお茶のみ友達になっている。









