高校英語UG会 三島・裾野・御殿場

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独立分詞構文とは?
独立分詞構文とは?
2016年5月22日(日)御殿場市民会館にて 「サイハイラン」
 裏の林の大木の根元にサイハイランが12本も咲いた。エビネの葉に似た大きな緑色の葉が1枚だけ根元について、その上に30センチほどすっと伸びた長い軸にピンクの細長い花が武者の振る「采配」のようにびっしりと列状にぶら下がって咲く。かがみ込んでガクの中を下から見上げると赤紫色の花弁の美しい花だ。
 この花は菌類で栄養を得ていてどうも人工では栽培できないそうだ。絶滅危惧種となっているから、山野草店でもし売っていたらそれは林の中から盗掘してきたのだ。「とらや工房」の林の中に数本、我が家の手前に立つ大木の根元にも昨年1本見つけたけど今年は消えた。菌の栄養が4,5年で枯渇するらしい。ラン科の花は面白いよ・・・。

 1年生MU君は「不定詞」を勉強した。中学でやった3つの意味、「こと、ための、ために」を復習しながら問題を解いた。高校では2学期以降に出てくるので今は基礎をしっかり思い出しておけばいい。後半は笑い話「くつろいでいるのはいいけれど・・」を和訳して、今日はプリントを最後までやりきったね。
 2年生YAさんは前回、「不定詞」の慣用用法で和訳をやった。 The problem of saving the forests is too important to leave only to the environ mentalists. 後半はleave the problem to the environmentalists「その問題を環境保護論者だけに任せておく」が基本文だときづけばよかった。too 〜to だから「〜任せておけないほど重要だ。」の意味になる。
 EN君は前回、英作文で「会話文」をやった。試験によく出るものをマスターして欲しい。 Help yourself to 〜(〜を自由に取って食べる)、Any 〜will do. (どんな〜でもいいです。)Do you know where we are? (ここはどこ? Where is here? ではおかしいね。What is this place called? ならいいけど。) 今日は「分詞構文」の(1)(2)を勉強した。中間テスト目前で早退したけどプリント4枚を全部やりきってしまった。早いね。
 KAさんは「不定詞の慣用表現」を勉強した。too〜to〜(あまりに〜なので〜できない)は「否定」の意味になるのに対して、〜enough to 〜(とても〜なので〜できる)が「肯定」の意味になる、ことに注意。〜enough to 〜は so〜 as to〜と言い換えられる。しかしso as to(〜するために)は別もので、In order to〜と同じ意味になるよ。よく復習しておいてね。
 裾野教室のSEさんが試験のためこちらに出席した。前回は新シリーズの第1課「基本時制」の英作文をやって動詞の扱いはほぼ正しかったね。「来年まで待てば、・・」は If you wait for next year to come, ・・と書ける。wait for人 to〜に合わせるといい。If you wait till next year でもいいんだけどね。今日は「独立分詞構文」を勉強した。接続詞+S+Vを分詞構文に直すには「ケス・ケスIBG」とやればいいのだけど、Sが異なるときには残しておくので「独立」の名がついた。カンマで区切るのが普通だけど、かわりにwithでつなぐことが多い。SV〜with +名詞+ -ing のように、SVの後ろにもう一つ「文」に近い形で付け加えるから「付帯状況のwith」と呼ぶ。
 大学生のYAさんは「京都大」の英作文で「私は市民の誇りと情熱につよく心を打たれ、言葉を失いました。」が難しかったね。I was strongly moved by the citizens' pride and passion and had no words to express myself.前半はうまく書けていたけど、後半は直訳で lose words ではおかしい。「ことば探しに迷う」の意味だから受身形で be lost for words とか be at a loss for words.のようにいう。今日もTOEICの模試問題をやってみた。動詞requireとrequestの違いは難しかったね。動詞require(人に〜を要求する)はdemandと言い換えできるが、動詞request(頼む、〜を必要とする)はaskに近い。  尾上

(追記)私のメールアドレスは「富士通・ニフティ」のものですごく古いんだ。今では無数のプロバイダーがあるけど、その頃はまだ「富士通」だけだった。もう24年も前の平成4年9月に、新宿の「住友ビル」で「朝日カルチャーセンター」主催の「NIFTY講習会」が開催された。私も興味があって出席したらその場でアドレスHCD・・・・を配付してくれた。今もそれを使っている。ドイツ語では「ハ−・ツエー・デー」と読めるから覚えやすい。音楽ではイタリア語で「シ・ド・レ」となるでしょ。
 学校の先生でもまだパソコンを持っている人が少なくて、私もワープロにネットの機能がついたものだった。「ワープロ」でも少々改良すれば個人でもNIFTYの「通信機械翻訳サービス」が利用できることを知った。一文字につき1円で翻訳をやってくれた。英語から日本語はEJ、日本語から英語はJEと呼んだ。
 しかし、その解答はまだまだお粗末な英訳だったなあ。高校生の英語力でいいかえると、単語や熟語はとてもたくさん覚えていても、日本語の文法力に欠けている、ということかな。「前編集」(これをプリ・エディトという、)をしっかりやってからNIFTYサービスに送ると割りに良い答えが出ることがわかった。日本語ではよく省略される「主語」をかならずつけてなるべく漢字を使った方がいいし、読点も多用すると単語の切れ目がわかりやすいらしい。
 その後1年ごとに技術の開発と需要の高まりもあって、翻訳ソフトが市販され2000円になり、1000円になり、そしてネット上では「アルク」の「英辞郎」がタダで利用できるようになった。英文は無理でも英単語の意味を調べるのにちょうどいい。
 もうひとつ「Bing翻訳」では日本文を入力すると、ほんの数秒で翻訳文が出てくる。英仏独語なんでもござれ。すごいね。50カ国語で翻訳文が瞬時に提示される。これも無料だ。ただし英文のできあがりを見てみるとそのままではとても使えない。やはり、翻訳者のチェックで編集し直さないといけない。これを「ポスト・エディト」(後編集)という。ためしに学校の問題集とか、好きな大学の入試問題から英文和訳や和文英訳を機械にやらせてみると面白いよ。(つづく)
2016/05/22 (Sun) 23:34


ケス・ケス・ING
ケス・ケス・ING
2016年5月19日(木) 裾野市民文化センターにて 「サンショウバラ」
 我が家のサンショウバラが咲いたよ。花壇の中央に君臨して4mもの高さのバラが、淡い紅色の一重の花をたくさんつけた。山椒の葉を見たことある?それとそっくりな葉に囲まれて咲くのでこの名がついた。富士箱根国立公園に固有で、箱根町の花、山中湖村の花に指定されて絶滅危惧種なのだ。私が山登りで発見した自然のものは「金時山」の中腹に2本、山中湖の北湖岸に数本、そして小山町湯船から丹沢に下る「世附峠」で数本きりだ。
 それと向かい合わせに咲き始めた真っ白なナニワイバラと花の形がよく似ている。こちらは中国原産のバラだけど、この土地に合っているようでツルを四方八方に伸ばして、美しい純白の一重の大きな花がまるで雪をかぶっているように一杯だ。しかし、湿度が高くて日射が少ないせいか御殿場では園芸用のバラが成功しない。家内が昔三島の「エル・ローザ」で買った「ピエール・ロンサーヌ」などの人気の品種の苗木はどれもうまくいかなかった。ここでは露地に植えるより鉢植えの方が育てやすいらしい・・・。

 2年生のMIさんは前回第5文型SVOCで重要な構文を勉強した。特にhave + 物 + 過去分詞 が一番やっかいだ。「明治学院大」の問題では He then chose a large section of land and had it planted with potatoes. で、後半の文はOCの関係に注目。The land was planted with potatoes. と受身になっているのだから、plant the land with potatoes に戻せば、「その土地にポテトを植えるようにさせた。」の意味になる。整序問題はほぼ正解だったね。
 今日は「分詞構文」を2つ勉強した。現在分詞 –ing (能動態)で始まる場合と、過去分詞 –ed  で始まる場合。高1ではあまり詳しくやらなかったようだね。「〜なので」や「〜した時」などの接続詞が不要だし、主語も本文と同じなら省略できるから、正確に使えるようにしたい。書き換えるには、接続詞+S+V の節を「ケス・ケス・ING」と覚えればいいのだ。
 SEさんは前回、「句」に関する整序問題をやった。句とは、because of〜、on behalf of 〜(〜を代表して)、of any help (なにか役に立つ)、in time for 〜(〜に間に合う)、in memory of 〜(〜を記念して)のように、前置詞+名詞 で副詞句や形容詞句の働きをするもの。イディオムとして覚えておく表現がたくさんあるから、今回を機会にして単語の知識に加えてたくさん覚えておこう。
 今日の「大阪電気通信大」の和訳では For example, many people find it strange that Americans move from place to place. it がthat 以下を指す仮目的語だとわかてほぼうまく訳せたけど、最後のイディオムは「あちこちに(引っ越しをする)」の意味で直訳してはいけない。from flower to flowerなら「花から花へ」、 from store to store 「店から店へ次々と」でもいいけど、いつも冠詞なしで熟語的に扱う。 尾上

(追記)息子たちがまだ小学校の頃、親子の勉強になると思い東京上野の「科学博物館」に連れて行った。何の特別展か忘れたがひとつだけ記憶に残る展示があった。何本かのカーブした「ガラス」の細い管が生け花のように立ててあり、様々な色で光っている。一方から光を差し込むと同じ色の光が屈折して先端に出てくるというもの。お店のウインドウの装飾に使えそうなアイディアで現代ならどこにでもありそうだが、「この技術が将来どんな分野に応用されるかおおいに期待されている・・・」というような説明が書かれてあったな。
 30数年前のその頃、空気や水のなかではたぶん直線に進む光が、珪素でできているガラスの中なら曲げられることはきっとすごい発見だったんだね。これが「光ケーブル」に利用されたんだ。いまでは我が家の電話も「電線」ではなくてNTTの「光ケーブル」で届く。「電気信号」を「光信号」に変換して遠距離通信しようということらしい。家庭の電話と何本かのインターネットが同時に使えるなんて夢のようだ。10年くらい前、二の岡の我が家の近くの道路にもこの「光ケーブル」を埋設している工事を目撃したことがある。
 昔はインターネットの最中には電話がかけられなかったのに。居間の電話機の下に置いてある「ルーター」というのがその分離器の役目をしているらしい。この「ルーター」がさらに、スマホやPCに無線でつながる発信器にもなっているとは知らなかった。外国人旅行者が日本滞在中にほしがっている「WiFi 環境」とはこのことだったんだね。業者が設置してくれたときに説明があったようだけど、PCが古い型だったので2Fも1Fも有線でつないでいたから。
 ゆうゆうホールとかホテルなどに「WiFi 利用可能」なんて書いてあっても、ラップトップのPCを持ち歩くビジネスマンの世界のことと思っていた。スマホが無線のパソコンであることを再認識したよ。単にケータイ電話じゃないし、私のようにラジオとして聞くだけでもないんだね。元エンジニアのOKさんのおかげでハイテクの片鱗に接近できたかな。
2016/05/19 (Thu) 22:43


現在完了形は昔と今にまたがる動詞
現在完了形は昔と今にまたがる動詞
2016年5月16日(月)三島商工会議所にて 「観音堂のギンラン」
 「東山湖」のサイクリングでよく寄り道するのは「とらや工房」。元首相「岸信介邸」の庭を市民に解放して素晴らしい散策の道ができている。この一画に和菓子の「とらや」が工房と喫茶室を開いて9年になる。池の向こうになだらかな丘の芝生を眺めて飲む緑茶は最高だ。箱根ドライブから下ってきた人やアウトレット帰りに立ち寄る人も多い。
 この敷地の林の外側は「観音堂」の裏手にあたる。ゆっくり散策してみるとシートに包まれた「相撲の土俵」の向こうに、集めた枯葉の山の中に黄色い「キンラン」だけでなくより希少価値の「ギンラン」も発見して大感激! 輝くばかりの純白のつぼみがいくつもスズランのようについて美しい。こういう所までは人が入ってこないから盗掘されずに生き残っているんだな。
 しだれ桜の名所でもある小さな朱塗りの「東山観音堂」は江戸時代初期の建造。江戸の商人・大阪屋長右衛門が水に恵まれない「東山地区」に「溜め池」つまり「東山湖」を5年の歳月をかけて作ったそうだ。この恩人を祀るため地元の人が建てたお堂なのだ。箱根外輪山の「丸岳」の水を「灌漑用水」として利用したのだった・・・。

 3年生NIさんとTA君は今日、高校の文化祭・体育祭が終わって「後夜祭」の行事がかさなり「UG会」には出席できなかった。2年生のYO君は終了後に頑張ってかけつけて最後の1時間くらい疲労と闘いながらがんばった。ENさんもご家族にご不幸があってお休みしたので、今日は大部分が中学生のNI君とマンツーマンになった。
 NI君は前回、「すばらしい作文」を和訳してもらった。最後のオチでジョン君が書いたのはリンカーンの文のコピーだったことがわかる。and under it was written By Abraham Lincoln. これはBy Abraham Lincoln was written under it.を「倒置」した文で、まだ習っていない項目だった。「A・リンカーンによる、とその下に書いてあった。」主語になっている「引用」した箇所は斜字体(イタリック体)で書かれるので注意しよう。
 今日は文法の勉強で「現在完了」をやった。中学3年生用の「文法参考書」で解説を読みながら問題を解いてみたら、ほぼ正解が出せたね。「過去形」との違いは、副詞句で見分ければいい。〜ago や last〜がついていたら「今」とは関係ないから「過去形」で書く。for〜や since〜がついていたら「過去から現在までの時間の幅を示しているから「現在完了形」で書く。高1用の問題にも挑戦してみた。「現在完了進行形」が加わって少々レベルアップした。 尾上

(追記)農作仲間のOKさんを我が家に招いてWiFiの設定を教えてもらった。光回線のルーターを調べてもらったら、3,4年前に業者が接続に来てくれて、すでにその環境ができていた。まったく忘れていたよ。これが開通すれば、自宅にアンテナを持っているようなもので外部のドコモのアンテナを通さずに安定して無料でスマホを使うことができる。デスクトップのパソコンを別の用で使っているときとか、電源を入れてないときに便利だ。
 OKさんはおしどり夫婦で、畑には必ず2人で来ては一緒に作業する。奥様の実家「磐田市」にも母上の大事にする畑があって、月に何度かははるばる出かけては作物の世話をする。遠州の天候に恵まれ天竜川の扇状地に近いからなんでもよく収穫出来る。御殿場の気候では無理な作物を見事に育ててしばしばお裾分けしてくれる。
 畑作業をしながらOKさんからはよく「ハイテク技術」の話しを聞かせてもらう。定年までは小山高校の近くにあった「セイコー」のトップ技術者だったから「半導体」(英語でセミ・コンダクターという)の話しになると止まらない。当然スマホやPCのことには実に詳しい。
 コンピューターがむかしラジオと同じ「真空管」でできていて、1台が大きな部屋をひとつ占領していたから、個人又々が「机の上」(デスクトップ)や携帯して(ポータブルで)膝のうえに乗せて(ラップトップ)利用する、なんて想像もつかなかったよね。それもほんの40〜50年前のこと。ましてやポケットに入るスマホとか、腕時計やペンダントのようなサイズにまでなり始めているとはね。
 私のは中古で買ったスマホだから説明書もなくて、ただインターネット・ラジオやYouTubeさえ視聴できればいいと思って買ったもの。山登りやサイクリングの時にイヤホーンで聞くので満足していたけど、いろいろ欲が出てきて1ヶ月で3ギガバイトでは足りなくなってきた。それなら家ではWiFiを利用したら、とOKさんのアドバイスに従ったらやっと開通できた。
2016/05/16 (Mon) 23:11


仮定法は動詞の形で「仮に〜なら」の意味
仮定法は動詞の形で「仮に〜なら」の意味
2016年5月15日(日)御殿場市民会館にて 「山しゃく」
 畑作の仲間4人で今日は「田植え」をやった。「あぜシート」というプラスチックの波板で水止めして作ったわずか50坪の小さな田んぼだ。長靴ではもぐって抜けなくなるので、思い切って裸足になった。ロープで仕切って順に手作業で植えていくけど、田植機で植えたのとちがって縦横のラインが乱れがち。長老のYAさん手作りの長い木の定規を使い2時間かけて半分植えた。
 今日は知人が植えた後の余りの苗を頂いて植えたけれど、私が今自宅でモミから育てている苗5皿はもう少し大きくして来週に田植えする予定だ。楽しみだよ・・・。

 1年生MU君は前回、「受動態」の文を「能動態」に戻すのが難しかったね。今日は「現在完了」を勉強した。中学でもやったけどなかなか難しい。「現在完了」とは、動詞の時制が「現在」と「過去」の両方にまたがっているので、(1)「今までに〜したことがある(経験)」(2)「今までずっと〜してきた(継続)」(3)「さっき終わったばかり(完了)」、の主に3つの意味を持っている。だから動詞の「すがた」を示すので「完了相」と呼んでいる。動作の進行中を「進行相」というのと対称的だ。
 2年生EN君は前回、和訳ですこしミスをした。前述の4文がすべて現在形で書いてあるのに、We couldn't live without them! となったら、この文は「過去」のことではなくて「仮定法」の「〜できないだろう」の意味だと気づきたかったね。themもすぐ「彼ら」とやってはいけない。「彼女ら」「それら」もあるよ。ここではplants を指している。今日は「分詞」の勉強で、SVOCのCが現在分詞 –ing の場合と、過去分詞 -ed の場合の文法や和訳をやった。
 大学生のYAさんは前回の英作文がなかなか難しかったね。「千葉大」の「動物の社会は意外と平和」では society(共通の社会) よりもthe animal world のほうがいい。今日もTOEICの模試問題で「広告文」を読み取る練習をたくさんやった。とても丁寧に読んでいるからほとんど正解がだせたけど、だんだんスピードアップしていかないと制限時間でやりきれなくなる。 尾上

(追記)昨日は「黒岳」に登った。「愛鷹連峰」のなかでは一番北側で「越前岳」の東側にある子供のよう。1100mしかないが展望のひらけた明るい山だ。じつはこの山頂に今だけ貴重な花が咲く。それは純白の「ヤマシャクヤク」。よく庭に咲いているシャクヤクは「立てば芍薬、すわれば牡丹、歩く姿は百合の花」と都々逸でうたわれるように、美しい娘さんの形容に使われるほど優雅な花だ。我が家の庭にも黄色の大輪がさいて今朝はピンクのシャクヤクが咲いた。
 山野草のお店でも売っていて我が家でも鉢植えで大事にしているけど、自然のままの「山しゃく」は「準絶滅危惧種」で山に登ってもなかなか見られない。ぼんぼりのようにまん丸い花弁がそっと開くと、中に無数のあざやかな黄色の雄しべに囲まれて紫色の雌しべが数本見える。その純白の花弁とのコントラストが実に美しい。
 裾野市須山の「山神社」から登り始めたら、早くも「黒岳」から一人下ってきた。その若者に「なにか花を見た?」と聞くと、「山頂で一本だけ見たこともない白い花を見つけました」と。次にカメラをさげた老年夫婦にも聞いたら「花は気づかなかったなあ。遠くの展望ばかり気にしてたから。」さて「展望台」に着いたら、あるある。ここに2本あそこに3本、枯葉の山を押し分けるように立ち上がって、15本も咲いていた。いつもより暑い日が続いたせいかもう散りかけの花もいくつか。
 後から追いついた一人登山の若い女性に「山しゃく」の場所を教えてあげた。背の高い女性なので「立てば芍薬、のようですね、」と言ったらうれしそうに。職場の先輩の影響で山ガール入門3年目とか。「山の花は大好き。地元なので毎週末近辺の山を歩いています。先週も登った「越前岳」の展望台には、年老いた両親を案内して大きな「富士山」を眼前に見せてあげたいな・・・」。
2016/05/15 (Sun) 23:28


have 物 –ed 「〜してもらう、〜される」
 have 物 –ed 「〜してもらう、〜される」
2016年5月12日(木) 裾野市民文化センターにて  「マロニエ」
 「秩父宮公園」で「マロニエ」の花が咲いたよ、と家内がいうので傘をさして行ってみた。市民にはフリーパスが配付されたし、家内もリハビリに丁度よい距離なので往復2キロを一人でしばしば歩く。5mもある高い木が10本も並んで赤い花束をたくさん咲かせていた。「花が赤いの?」と思い、花図鑑で見るとやはりヨーロッパのマロニエとは別で、北米原産の「赤花トチノキ」とのかけ合わせで、これは「紅花トチノキ」というらしい。 
 大きな「トチの実」をたくさんつけるので、マロン(栗)の仲間と思われて「マロニエ」と呼んだようだ。パリ市内の「シャンゼリゼ通り」の写真でよく見る「マロニエ」の並木は白い花の「西洋トチノキ」で、ギリシャ原産で30m以上もの大木になるそうだ。夏には市民の散歩道によい日陰を作ってくれて好まれている。ここも「木陰の散歩道」のつもりかな・・・。

 2年生のMIさんは前回、整序問題でほぼ正解がだせたけど、「・・虫歯ができた」が難しかったね。She has her teeth decayed. のように「 have 物 –ed 」のSVOCの語順が大切。「〜してもらう、〜される」の意味になる。今日も重要構文でSVOCの文型を中心に勉強した。Don’t leave the baby crying. のように、Cが「現在分詞」のときは the baby was crying. と「進行」の意味が含まれ、They left the problem unsolved. のように、Cが「過去分詞」のときは The problem was unsolved. と「受身」の意味が含まれる。入試英文で No one is seen smoking on television anymore. もうまく訳せたね。「今ではもうテレビでは人が喫煙しているところを見なくなった。」 
 SEさんも「動詞表現」の整序問題ではかなり正解が多かったけど、イディオムももっとたくさん覚えたいね。have something wrong with〜(〜がどこか具合が悪い)、get used to 〜(〜に慣れる)、make the most of 〜(〜を最大限に利用する)、run out of 〜(〜がなくなってしまう)、など。今日の和文英訳では「会話文」をやってみた。くだけた日本語だと、述語動詞に何を用いるかがむずかしかったね。
 三島教室のENさんがこちらに出席して、「原形不定詞」をつかうイディオムを勉強した。had better やwould ratherの後には原形の不定詞が来るから、否定にしたければhad better not 〜とかwould rather not 〜という。Man could not but make groups to be able to hunt better. でbutは「〜を除いて」の意味で使うから、「もっとうまく狩りができるためには、集団をつくるしかなかった。」 後半は「分詞」に入った。 I kept waiting for the train は 進行形で I was waiting・・と言うのと文型はかわらない。keep の意味が追加されている、と考えればよい。Most of us felt relaxed ・・も「受身形」の動詞に feel の意味が追加されただけだ。
 3年生のOMさんは「不定詞」の用法を勉強した。10個の重要例文を一つ一つ和訳してみて、まだ覚えてなかった用法をチェックした。とくに All you have to do is press the button. は難しい。All is がSVになっていて、「あなたがやるべきことはボタンを押すだけだ。」の意味で、You have only to press the button. (ボタンを押すだけで良い。)と言い換えができるよ。 尾上

(追記)「シャンゼリゼ通り」といえば、40年前の夏休みに訪れたパリの町が懐かしい。パキスタン航空で4回も経由地を経て、やっとたどり着いたパリ。「オルリー空港」からタクシーに乗り込んだら、ハンドバッグを助手席においてサンダル履きのミニスカート女性の運転でびっくり。15km離れた市街まで15フランというから安いな、と喜んでいたら降りるとき50フラン(3000円)請求された。「それならフィフティって言わなきゃ・・」と英語で文句言ったけど通じないフリされた。
 空港から直行した「パリ近代美術館」でユトリロ、モジリアーニを堪能した後、夕方地下鉄「ビル・ハケイム」駅からセーヌ川を越えたところに投宿。「セリーゼ」は6階建ての実に細長い安宿の風情。フロントにアジア系の女性がいてロビーにおばあさんとアジア人の少女が2人遊んでいる。私は4Fの廊下の突き当たりの32号室だった。ヨーロッパではフロアーは2Fから数える。
 パリ2日目。手紙で・・・「おはよう。窓を明けると肌にしみるような冷たい風が吹いてすがすがしい朝です。ここは地下鉄の高架駅に面して便利が良いけど、セーヌ川の裏手になって窓からは、レンガ造りの灰色によごれた建物の中庭が見えます。6階くらいの建物に囲まれているので、「パリの空」は見上げても2割ほどしか見えません。・・・」
 朝食後、ノルド駅まで行って翌日「ロンドン行き」の座席指定の「ナイトフェリー」チケットを購入した。105フラン(6300円)だった。夜行の鈍行で国境の港町ダンケルクまで行き、深夜にフェリーで「ドーバー海峡」を渡ってロンドンに向かう予定だ。購入後、メトロに乗って「シャトレ」に行き、「シャトレ座」の前から「セーヌ川」沿いに歩き始める。ここは「マロニエ」の並木道だ。種子屋さん、ニワトリ屋などを右手に見ながら「ポン・ヌフ橋」を渡り夢にも見たあこがれの「ルーブル美術館」へ。
 約3時間をたっぷり「ミロのビーナス」や「サモトラケの勝利」やあふれんばかりの古典名画たちを鑑賞した。テラス・カフェで昼食をとった後、ルーブルを出て小さな「凱旋門」を左手に見ながら、美しい花壇の「チュイルリー庭園」を通り抜け、「コンコルド広場」の前に立つ「印象派美術館」へ。これはルーブルの別館だ。精力的にここでも3時間を「マネ」「モネ」など近代絵画の鑑賞にどっぷりとつかった。
 パリ3日目。「パレ・ロワイヤル」に集合して観光バスで午前中は市内ツアーに参加。英語ガイド付きで旧市街が中心。なかでもノートルダム寺院は圧巻であった。「バラ窓」と呼ばれるステンドグラスの見事さにため息が出た。有名な「オペラ座」の前で解散。そしたら急にお腹の調子が悪くなり、疲れがどっと出てきた。寝不足や腹を冷やしたせいか、今朝飲んだ水道の生水のせいか。パリの水道はカルシウムを含んでいて飲料にならないのに、忘れてたよ。偶然近くにみつけた「三越デパート」に飛び込んで、地下のトイレにへたり込む。
 やっと収まってきたと同時に昼食がまだであるのを思い出し、「オペラ座」の近くにラーメン屋「かあにばる」を発見。日本人の若者が経営していて、6フランのラーメンと1フランの緑茶がうまかった。今夜は「ノルド駅」からロンドンに向かって出発だ。そういえば「エッフェル塔」に行く時間がなかったなあ。
2016/05/12 (Thu) 23:10


動名詞の慣用表現のいろいろ
動名詞の慣用表現のいろいろ
2016年5月9日(月)三島ゆうゆうホールにて 「セッコク」
 仙石原の花の寺「長安寺」で薄ピンクのセッコクが咲いた。花好きの和尚さんが庭の梅の木の股に置いたらうまく根付いたらしい。ラン科の花の中でも木の股に寄生するのが珍しいでしょ。今日は近所の「秩父宮公園」に行ってみたらカヤランという小さな黄色の花がヒバの枝にぶらさがって咲いていた。実は、東南アジアのラン科の花々はたいてい木に寄生するから珍しいわけではないよ。
 ピンクのカトレアとか真っ白なコチョウランは花屋さんで見かけるけど高価なお祝いの花だね。造花のようでこういう交配種にはあまり興味がない。日本の高山でひっそり咲くラン科の花がいちばん美しいと思う。何千年も何億年も昔から日本がシベリアと陸続きだった頃から生き延びてきた高山の花こそ美しい。河口湖の「三つ峠」ではもうじき赤紫色の巨大な「ホテイアツモリソウ」や「カモメラン」が咲くだろうな・・・。

 3年生NIさんは、前回「不定詞」の和文英訳をやった。「青山学院大」の「この部屋を出る時は、かならず窓をすべて閉めてください。」はほぼ良かったけれど Be careful of closing ・・だと、動名詞だから「戸締まりに注意せよ。」の意味になってしまう。Be sure to close・・ならto〜不定詞だから「これからかならず閉めてね。」と未来の意味になる。動名詞-ingはたいてい、いつのも行為や過去の出来事を意味する。今日の文法問題は全部正解だったね。この文法力があれば、次の整序問題や英訳でもミスをもっと減らせるはずだがなあ。
 TA君は前回「時間構文」と呼ぶ文を含む入試英文を和訳した。主文が過去完了形、従節が過去形という動詞の違いにも注意して、早稻田大も中央大もほぼ正解だったね。今日は文法作文で「動名詞」をやった。慣用表現で It is no use –ing(〜しても無駄だ) や There is no –ing (〜することは不可能だ)、get used to –ing (〜するのに慣れる)などもしっかりマスターしておこう。読解力がついてきて、英文和訳がとても良くなったね。
 YO君は前回「動詞表現」の整序問題をやった。易しめの入試問題だけどかならずひとつ落とし穴があるね。「この小包がニュージーランドに届くのに何日かかると思いますか。」動詞の「届く」、「かかる」、「思う」がそれぞれSVを構成すると見て、This paecel reaches New Zealand. と it will take how many days.とdo you think, の3文を下書きする。間接疑問文では think の時、疑問詞が文頭に出ることに注意すると、How many days do you think it will take for this parcel to reach New Zealand?となる。今日は「不定詞の慣用表現」を勉強して、後半は「分詞」に入った。
 中学生のNI君は前回、20行以上の「最初の感謝祭」を和訳した。アメリカ合衆国建国のきっかけの話しだった。イギリスの清教徒たちがメイフラワー号に乗って新天地をめざしてきて、原住民インディアンたちに助けられた話しだった。英文の仕組みがずいぶんわかるようになってとてもよい和訳ができたね。Before leaving the Mayflower, は「メイフラワー号を降りる前に」の意味。Before they left the Mayflower, を動名詞で書き換えるとこうなる。君の要望で来週は「現在完了」を集中的に勉強してみよう。 尾上

(追記)KAさんに借りた本を返しがてら小湧谷の「蓬莱園」に寄ってみた。大きなツツジの庭園として昔から有名で、ながらく老舗旅館の「三河屋」の所有だった。毎年正月に「大学駅伝」の選手たちが走る国道1号線を敷地がまたいでいて、玄関前の急な斜面に一面、丸く刈り込んでよく手入れされた色とりどりのツツジが咲き誇る。赤、ピンク、オレンジ、紫、白と炎のように燃え立って新緑とのコントラストが美しい。
 私の大事にしている小学校の頃のアルバムには、まだ4,5才の頃両親と祖父と一緒に出かけた強羅や小湧谷の記念写真が貼ってある。強羅の急坂での全員のスナップと、この「蓬莱園」の岩に座ってツツジをひとえだ手にしてニコニコしている私の写真だ。「三つ子の魂100まで」ともいうけど、私の「花好き」は天性なのかな。
 「三河屋さんが蓬莱園をとうとう持ちきれなくなって、となりの小湧園ホテルに売ってしまったよ。」と教えてくれたのは、この坂のすぐ下に一人住んでいる老人KAさん。今日行ってみると、おおきな新しい看板が立って「蓬莱園」の名前は引き継がれていてほっとした。昔より刈り込みが丸く美しくて、植木職人が入ってよく手入れされているなあ。
 KAさんは84才になるがスルガ銀行時代からずっとここの住人で、兄弟3人が隣同士でそれぞれ一軒家を構えている。昨秋この前に聳える「浅間山」登山を計画して大学同窓生たちと、門前を通ったときにたまたま声をかけて意気投合したおじいさん。日本の名山という名山はすべて登り尽くしている往年の「山男」だった。たいした趣味人で、奥様を亡くされ一人暮らしだが、それ以来お茶に招かれたり一緒に湯本や小田原までラーメンを食べに行ったりで、家内共々いいお茶のみ友達になっている。
2016/05/09 (Mon) 22:55


so as to〜と、so・・as to〜がまぎらわしい
so as to〜と、so・・as to〜がまぎらわしい
2016年5月8日(日)御殿場市民会館にて 「キンラン」
 裏の林のパリャーナ(ロシア語で森の中の開かれた場所の意味)の一画にアメリカ製の「トレ−ラーハウス」を据え、その周りに家内がバラやライラックを植えて作った花壇が、この5年間あまり手をかけられずに雑草の生えるままになっていた。ススキや笹やドクダミがはびこって私一人では困ったが、今年は「カラスノエンドウ」がビッシリと占領して紫色の小さなマメの花をつけている。カワイイ花だけど、咲き始めた「シャクヤク」や「ショウブ」、純白の「ナニワイバラ」のために毎朝庭に出て行き引き抜いている。
 昨日周囲の林を歩いてみたら3株も見つけた花は?「もうキンランが咲いたよ!1ヶ月も早いじゃん。」黄色の玉のような花びらに真っ赤な紅をさしてかわいい野の花だね。野生のラン科の花には特別の思い入れがあるんだ。真っ白なオノエラン(尾上蘭)が来月には金時山で咲くよ。楽しみ・・・。
 
 今日はいつもの第2会議室が予約できなかったため3Fの第6会議室を借りた。始めてだけど、一番広いし照明も明るいし、さらに富士山や箱根の山々が一望できるし、でとても気に入った。可能なら今後はこちらに移りたい。
 1年生MU君は「最初の感謝祭」を英文和訳してみた。 Before leaving the Mayflower, the Pilgrim men signed an agreement. で、前半は「前置詞+動名詞」の形で、やさしく言い直せば Before they left the Mayflower,(メイフラワー号を降りる前に・・)のこと。接続詞+S+V+Oが英文の基本形なんだ。じょじょに覚えていくよ。今日も笑い話で「すばらしい作文」を全訳してもらったら、SVに気をつけながらかなり正しく和訳できた。文法では「比較級・最上級」を復習したらほとんど正解が出せたね。
 2年生YAさんは前回「英作文」をやってみた。難しい入試問題だけど英文として形ができているから今一歩だね。「埼玉大」では「国際化・・・,私たちの毎日の生活とどう関わっているのだろうか。」で、 have something to do with〜(〜となにか関係がある)を覚えていたから、「どう関わる・・」にするには疑問詞の what に置きかえて、What does it have to do with our everydey life? と書けると良かった。今日は文法で「不定詞の慣用表現」をいくつか勉強した。特にso as to〜と、so・・as to〜がまぎらわしいね。前者は in order to〜と同じで「〜するために」(目的)で、後者は・・enough to 〜と同じで「〜するほど・・」(程度)となる。表にまとめてみるのが良い考えかも。
 EN君は「原形不定詞の慣用表現」を勉強した。「中央大」の英文Man could not but make groups to be able to hunt better,・・ではmakeが「toのない不定詞」で「作ること」の意味。butは「〜を除いて」の意味で「仮定法」の But for water,(もし水がないとしたら・・)でも勉強したね。つまり、「人間はもっと上手に狩猟ができるために集団をつくるしかなかった。」後半は第2章「分詞」にはいって、まず動詞+-ing、動詞+-ed を勉強した。この現在分詞と過去分詞は、前の動詞を修飾するのではなくて、C「補語」だと説明してある。しかし、もっと適切な説明の仕方は、進行形や受身形でつかう「 be動詞」がstandや sit、lookやremain に置き換わって意味が追加されているものだ、といった方が合理的だと思わない?
 KAさんは「重要構文101」の第2課で「be+不定詞」を勉強した。be + to がちょうど「助動詞」のwill(〜する予定だ)、should(〜すべきだ)、can(〜できる)などに相当することはとても大事だ。・・,if they are to make America a better place to live. ではIf節の中でのbe + to に気づいたら「意図」の意味を込めて、「アメリカをもっと住みやすい国にしたいならば・・」と訳す。この make はSVOCの文型でよく使う「〜にさせる」の意味。今日は「不定詞」の第3課 seem to〜 と第4課「副詞的用法」を勉強した。関西大の和訳が難しかったね。 Foreigners living in Japan are truly amazed to discover just how big the boom in Japanese comics has become.後半の「疑問詞+S+V」が分析できなかったね。「日本の漫画ブームがどれほど大きくなっているのかを知って日本に住むガイジンたちは本当に驚いている。」
 大学生のYAさんは前回「神戸大」と「佐賀大」の和文英訳をやってみた。6行から8行もある日本文を全訳するとなると、動詞の時制や代名詞の利用など注意事項がたくさんある。回数を重ねていくことで、よい英文が書けるようになるよ。今日も前半はTOEICテストの模試問題をやってみた。20題ほどのうち90%近くは正解が出せたね。選択肢で注意したいのは設問の仕方で、allや everyなど、100%を意味する単語や、逆にno など0%を表す語が使ってあったらマチガイだと疑うべし。世の中のことは何事にも例外がつきものだから。今日も NEWSWEEK から面白い記事のコピーをプレゼントした。Medical errors kill more people annually than do strokes and pneumonia.「年間に医療ミスで死ぬ人の数は、脳卒中や肺炎で死ぬ人の数より多いのだ。」大学の行き帰りにでも読んでください。 
尾上

(追記)箱根桃源台の「ビジターセンター」に立ち寄って,顔馴染みの嘱託職員のKOさんと話しをした。「今年の初夏は異常ですね。草花は10日くらい早く咲いてしまうし、鳥たちも調子が狂って鳴き方がおかしいよ・・・。」このセンター主催で月2回、「ミニ観察会」があって何度も参加したことがあって顔なじみになった。環境省の広大な園地をガイドの説明付きでゆっくりと2時間ほど歩いて回る。箱根ならではの草花、樹木、野鳥の名前をいくつも教えてもらった。
 KOさんは元箱根町の職員で「仙石原文化センター」に勤務していた。クラシック音楽が大好きで、オーディオ機器にもうるさく私と息が合う。箱根町の主催で30年も前から毎年続いてきた「箱根の秋音楽祭」の影の世話人だった。東京芸大出身の演奏家を中心に、来日中の世界のプレイヤーもこの箱根に迎えて、小さな室内楽コンサートをほそぼそと地道に続けてきた。バイオリンの潮田益子や、フルートのウィリアム・ベネット、レコーダーのミカラ・ペトリも素晴らしかったよ。
 「仙石原文化センター」にはとても音響のよいホールがあると、東京芸大教授の故朝妻先生が気に入られて始まった「音楽祭」だった。演奏家もファンも紅葉のシーズンに箱根温泉旅行のついでに「室内楽」を楽しむのは実に優雅な催し物だ。昔、私が所属していたオーケストラ「駿河フィル」もここをお借りして「合宿練習」をやったことがあり、KOさんにはお世話になった。
 KOさんが定年退職後、このビジターセンターに採用されたのはまさに適材適所。長年「仙石原」の住人で、カメラ片手にさんざん歩き回ったから箱根の隅から隅まで何でも知っている。「キクザキイチゲ」や「キケマン」など貴重な山の花の咲く場所も、「ゲンジボタル」が乱舞する渓流のあるところも教えてもらった。「秘密だよ、誰にも教えないで・・・。」と言って。
2016/05/08 (Sun) 23:25


原形不定詞の慣用表現
原形不定詞の慣用表現
2016年5月5日(木) 裾野市民文化センターにて 「箱根の海賊船」
 「子供の日」の今日、箱根の「金時神社」では例大祭があって、たくさんの観光客がつめかけた。文化財の「湯立獅子舞」が奉納され、「こども相撲」や「もちまき」が人気のようだ。わたしは渋滞中のそこを素通りして、桃源台の「ビジターセンター」を目指した。そこで愛車レイチェルに乗り換えて、芦ノ湖の西岸を半分だけ走るのだ。一周だと20キロもあるハイキングコースだから一日がかりだ。
 素敵なガイジンのペアを含め何組かのハイカーとすれ違ったり追い越したり。「深良水門」まで来ると、若者3人が対岸から「手こぎボート」でたどり着いたところ。「桃源台から1時間もかかった・・・」だって。芦ノ湖の大量の水がしぶきをあげてすごい勢いで細いトンネルの中に飛び込んでいく。「三国山」の下をくぐって静岡県の「裾野市」に下り「深良地区」の田んぼに流れ込んでいくのだ。江戸時代に「深良用水」と呼ばれるこんなトンネルを両側から掘削したとはすごいね。
 実は、いつもの登山仲間3人が一泊で日光の「中禅寺湖」半周を企画し、5日の今日「千手が浜」まで歩き通すというので、参加できない私はこの「芦ノ湖」をかわりに「中禅寺湖」にみたてて一人サイクリングしてみた、というわけ。木立の合間からキラキラ光る湖面が見え隠れし、釣り人が湖岸やボートの上から釣り糸をたれて、遊覧船や海賊船が行き交う「芦ノ湖」なので、彼らと同じ気分になれた気がする・・・。

 2年生のMIさんは入試の「整序問題」はほぼ完璧だ。動詞「〜に似合う」は注意しよう。日本語でも「このスカーフ、私のブラウスにマッチする」なんていうから、「〜の色や柄が物に似合う」なら match でいいけど、対象が人でたとえば「それ私に似合うわ・・」と言うときはIt suits me. とかIt becomes me. という。ただし「サイズがぴったり合う」なら It fits me. という。ややこしいね。今日の入試の英作文はとてもすなおに書けていてすばらしい。英検2級に合格しそうだ。
 SEさんは「原形不定詞の慣用表現」をいくつか勉強した。Man could not but make groups together. 「人間は一緒に集団を作るしかなかった。」で、 but は「〜を除いては」の意味。この後に 「to のない不定詞」(原形不定詞)を続ける。重要構文の後半では「分詞」に入った。「動詞+分詞」の構文は既存の文法書ではどれも同じように説明する。しかしこれは、 be + –ing (進行形) と be+ -ed (受身形)が基本で、その be 動詞がほかの動詞stand、sit、remain などに置き換わったものと考えた方がよい。分詞が修飾語ではなく「補語」の働きなんだから。 
 3年生のOMさんは「助動詞」の復習をやりつつ、入試の「文法と整序問題」をやってみた。4択問題は50%正解が出せたからもう一歩だね。学校で購入した「文法参考書」を開いてもう一度基礎から「助動詞」の項目を読んで欲しい。can、may、must以外にたくさんの助動詞があるからチャート式に表にしてまとめてごらん。2語だとhad better、would rather、ought to、used toなど。3語なら may as well(〜したほうがいい)が難しい。 尾上

(追記)先日も箱根の「芦ノ湖」に行った。家内はリハビリに歩行訓練、私はサイクリングがお目当て。ゴールデンウィークが始まって、峠の道は木々の新緑が生き生きとしてまぶしいほどだ。山のフジが高い木にからまり、ピンク色の八重桜が満開だし真っ赤なツツジやシャクナゲも咲き始めて箱根はどこも花盛りだ。「箱根神社」まで行って元箱根の船着き場の近くに駐車した。
 愛車レイチェルを組み立てて出発。この芦ノ湖の周辺は道幅が狭く、歩道も少ないしサイクリングロードも完備していないから車と並行して走らないといけない。東海道の「一里塚」に標識がたつ所からは「車道」を避けて、有名な「杉並木」に入っていった。シャガの真っ白な花に囲まれて、歩いているペアやファミリーも楽しそう。
 ここが江戸から24番目の「一里塚」で、400年前に将軍秀忠の時代に整備された。秀吉や家康が「北條攻め」で通ったそれまでの「湯坂道」を廃して、「湯本」から「畑宿」を抜けて芦ノ湖に至る街道が整備されたそうだ。今でもその「石畳」の坂道がハイキングの人気コースになっているよね。
 杉並木の向かいが「恩賜公園」で、そこから「箱根の関所」に降りていく。関所の門をくぐると、左右に「旅人取り調べ」の様子が人形で展示してあって、ガイジン観光客で賑わっていた。その先まで走るといよいよ「大学駅伝」の往路のゴールとなる「船着き場」だ。「駅伝ミュージアム」には、今年の正月に優勝した「青山学院大」の青い旗を先頭に、色とりどりの各出場校の旗がずらっと立ち並んでいた。
 湖岸の散歩で歩き疲れた家内と待ち合わせたのはお気に入りの「テーブル&ベーカリー」。ここのレストランは3Fで、2Fはカフェ、1Fはちょっとおしゃれなパン屋さんだ。すごくいいのは店の前のテラスに「足湯」があるんだ。大理石のテーブルの上に菓子パンとコーヒーを置いて、靴と靴下を脱いで足湯につかって、目のまえを行き交う人や犬や湖上の「海賊船」をのんびりながめる。私はさらにスマホでオペラアリアを聞くという贅沢が味わえたよ。
2016/05/05 (Thu) 23:41


英語はSVOの積み重ね
英語はSVOの積み重ね
2016年5月2日(月)三島ゆうゆうホールにて 「ペッパー」
 開園して5年の市民公園「樹空の森」に行ったら「ロボットワールド」が開催中だった。PEPPERという真っ白なおしゃべりロボットを見たことある?こどもたちが夢中になって対話していたよ。クイズを出したり体操したり、くすぐったい箇所を探させたり。手や腕や腰が動くし首も回せる。我が家の玄関に座っている小さな「ロビジュニア」よりさらに進化しているね。
 これは「ソフトバンク」が作ったビジネス向けの大きなロボットで、ホテルやレストランの入口で接客をするのにちょうどいいらしい。東京の京浜急行では改札口に英語と中国語も使えるロボットを置いて、道案内をしている。60万円もするけど人件費よりも安く済むからきっと普及しそうだ。もっと安くなればペット代わりに買う家庭もあるかな、と思っていたら今日さっそく東名の「足柄SA」で発見。ドライバー向けの「温泉休憩所」入口で呼び込みをやっていたよ。元気いいなあ・・・。

 3年生NIさんは、前回「不定詞」で文法の4択問題はほぼ満点だったね。しかし並べ替えや作文になるとミスが目立った。・・where to take her for sightseeingとか、・・the key to open the door withのように、VとOの配置が崩れてはいけない。特に rob(盗む)の目的語Oは難しく、rob 人(店)of お金、のように書く。
 TA君は前回「宮崎大」の和訳が難しかったね。SVがいくつも組み合わさった文はしっかり分析しなきゃいけない。 What people who say such things forget is that what a man earns he usually spends, and in spending he gives employment. 「そのようなことを言う人たちが忘れていることは、人は稼いだお金をたいてい消費していて、消費することで雇用を生み出している、ということだ。」Vをチェックしてみるとsay、forget、is、earns、spends、givesとこんな短い文の中に6つもあって、それぞれがSを持っている。
 2年生のENさんは前回「動詞」の整序問題でなかなか難しかったね。今日は「不定詞」の慣用用法(1)「目的」と「程度」の表現、(2)woukd like toや have nothing to do with〜(〜と何も関係がない)を勉強した。特にtoo hot to drink(熱すぎて飲めない)のようなtoo 〜 to構文と似たような〜enough to、so 〜 as toの構文はとても大切なので、しっかり理解しておきたいね。
 YO君は前回から「文整序」の入試問題を始めた。第1日の「無生物主語の文」は難しかったね。「その女性が無事に到着したとわかって・・・」の主語にThe knowledge of her safe arrivalと書くのは「名詞構文」といって、As the family knew that she arrives safely のようにSVを2組で平易に書ける部分を名詞化した表現なのだ。今日の「動詞表現」でも整序問題となると難しかったけれど、正解が増えてきて着実に英語力が伸びていることがわかるよ。
 中学生のNI君は英文和訳でだいぶ力がついてきたね。笑い話の「次の列車って?」でも、SV〜とSV〜が接続詞でつながっている、と分析できているよ。You said the next train wa for Oldham. はsaidの後に接続詞thatが省略されてるね。今日の文法は「代名詞」で、mine(私のもの)his(彼のもの)ours、theirsなどを確認した。形式主語や形式目的語の働きをする it が難しかったね。 尾上

(追記)「東京外語大オーケストラ」のコンサート通知が届いたので、新座市に住む友人のSA君に電話して誘ってみた。「錦糸町の『すみだトリフォニーホール』でマーラーの1番をやるらしいね。どうする?昨年は創部50周年の記念同窓会にも出席して後輩との繋がりも強く、オケ一期生のSA君は特別招待されてるだろ?」
 SA君は兵庫県宝塚市の出身で高校も大学も私の3年後輩になる。ちょっと歌手の「郷ひろみ」似の甘いマスクだ。外語大オケには子供の頃から続けてきたバイオリンで入団したけど私の誘いにすぐ応じて、楽団で買ったばかりのバスーン(ファゴットともいう、一番大きな低音の木管楽器)に転向した。
 「母親の世話でなかなか夜の外出が難しくて、今回は止めておきます・・。」との返事。お母様は私の母と同じく『認知症』で95才になるがまだ老人ホームに入所せず同居しているから、夫婦で交替で介護せねばならない。奥様も外語大ドイツ語の出身で1級上のやさしい姉さん女房で、彼女はフルートを今も吹いているそうだ。
 SA君はかつては三和銀行の支店長までやったが、ヒマを見ては東京駅でのコンサートにも参加していた。「70の手習いです・・」、という意欲を見せたので2年前に私のチェロを貸してある。「もうじき仲間のコンサートに参加して、チェロでフルートとデュエットするよ。バスーンもまだ小金井市民オーケストラで吹いてます。先日小金井市で串田先生の生誕100周年の記念行事があって、OWさんご夫妻と一緒に演奏してきました。」
 エッセイストの故串田孫一先生は元東京外語大の教授で、私も哲学の講座を受けたことがある。小金井市民で私たちの顧問でもあった。同じ市民のOWさんは元「東京フィルハーモニー」の首席フルーティストで、東京芸大の学生時代よく外語大のエキストラに来てくれた。奥様は私と同窓でバイオリン弾き。いまもその楽団のコンサートマスターを勤めている実力派だ。
 当時の私はホルン吹きだったがチェロにも憧れていて、33才の時ヨーロッパ旅行してドイツで買ってきた中古のものを20年間弾いていた。「駿河フィル」(現在の「三島フィル」)を退団してから10年以上も弾いていなかったので、そのチェロを貸してあげたらSA君の手元で今も元気に柔らかな音を奏でているようだ。近いうちに「お手並み拝見」に行ってみよう。
2016/05/02 (Mon) 23:20


アメリカの歴史を知ろう
アメリカの歴史を知ろう
2016年5月1日(日)御殿場市民会館にて 「アツモリソウ」
 花咲き風かおる5月だね。今日は本当の「五月晴れ」になった。でも雨の日も多いね。先日「秩父宮公園」に行ったら雨のせいか人影が全くなくて私一人。ところが草花は天気とは関係なしに次々と咲き出していたよ。ラン科でも大型の白い「クマガイソウ」が30本も群生していて見事だし、赤でなく黄緑色の「アツモリソウ」も一杯に咲いていて興奮した。
 この花は風船のように大きく膨らむから武将が馬上で背負う母衣(ほろ)に似ていて、白いのを背負った源氏の武将「熊谷直実」と,赤い母衣の若武者「平敦盛」の一騎打ちに因んだ名称なのだ。昔、礼文島ツアーに参加した時にはクリーム色の「レブンアツモリソウ」が見れず残念だったが色合いがこれとよく似ている。
 この旧宮邸では故妃殿下のお好きだったエビネも咲き始めて、我が家にも咲いている白・紫2色のものだけでなく、「キエビネ」や交配種の「タカネエビネ」など珍しい種類にたくさん出会えた。ラン科の花はどれも首を垂れて花を下に向けて咲くのがユニーク。写真を撮るのに苦労するけど・・・。

 1年生MU君は前回、笑い話「次の列車って?」を和訳してみた。過去完了形の had waited が過去形の動詞came より以前のこと、というのはまだ学校では出てきてないようだね。もう少し時間があれば、さいごの「オチ」まで訳してやっと「笑えた」のに。今日は文法で「代名詞」と「形容詞・副詞」を勉強した。日本語の「それ」に相当する英語には3つあって、普通は it だけれど、「〜なそれ」と前に修飾語がつく時には 〜one となるし、「〜のそれ」と後に修飾語がつくときには that of 〜となる。それぞれが複数の場合も注意しよう。 theyと 〜ones とthose of〜だ。今日の「小話」は「最初の感謝祭」だった。イギリスから清教徒たち(ピルグリム)が大西洋を渡って、東海岸のボストン付近に移住してきた時代の話し。最初の収穫物を原住民のインディアンたちに捧げた。
 2年生YAさんは前回、入試の和訳でミスをやった。和訳で一番難しいのは何か?それはなんと and です。A and A' というルールをその都度じっくり勉強していこう。People may get homesick and miss their families, friends and the comfort of their home. で接続詞の and は並列だから日本語でも逆戻りしてはいけない。「人はホームシックにかかったり、家族や友人や家庭の安らぎを恋しがったりするかもしれない。」A and A' というルールは、andを見つけたら△マークで囲って、直後の単語と同じ仲間の単語を探し出し、並列させて和訳するというもの。ここでは、最初の and は動詞の原形get〜とmiss〜をつないでいるし、後のand はfamiliesと friends とthe comfort〜の3つの名詞をつないでいる、とわかるね。
 新加入のKAさんは2年の「重要構文101」シリーズの第1課と第2課をやった。1年生でやった「不定詞」の文法事項を復習しながら、入試問題に挑戦するから、日頃学校でもやらないが、長めの英文の和訳に毎回挑戦するのだ。せめて1パラグラフ全体を和訳して用紙に書いてみると、日本語の難しさを思い知る。きちんとつじつまが合うように言葉を選ばないといけない。
 大学生のYAさんはTOEICでリーディングの模試問題をやった。今日の空所補充の問題では冒頭の他動詞 outwigh(〜より重要だ) surpass(〜より勝っている)や 形容詞unrivaled(敵なしの)が目新しく難しかったね。基本的な動詞の使い方はよく知っていて、今日も80%以上の正解率が出せたね。後半はいつもの和文英訳をやった。日本語をそのまま英語に置きかえると、つまり直訳するとおかしな英文になる場合がよくあるね。詩的表現になっている場合も多いので、それをいかに平易な短めの英文で表現するか、に少しずつ慣れていこう。 尾上

(追記)雨の一日になってしまったので傘をさして「仏舎利塔」のある「平和公園」まで歩いた。ここはもう何年も前から日本人の姿は皆無で、中国人のツアー客専用の見学地になっている。お寺の山門をくぐると池をめぐって小さな日本庭園があって、真っ赤なシャクナゲの大木を背景に記念写真を撮っている観光客が数人。20代くらいの若いペアに英語で「中国から?」と話しかけたら、「上海からです!」といい発音でニコニコと。
 群馬ナンバーの観光バスが止まっていたので、一人っきりのドライバーにいろいろ質問してみたら、「ガイドも向こうの人で日本人は私だけ。一日中ことばが全く通じないよ。」「会社の貸し切りバスの60%は中国人の団体専用だね。どこの出身なんて興味ないけど、台湾からは少なくてほとんどが中国本土らしい。バブルもはじけたからこのブームももうじき終わるよ。」
 「昔はマナーがひどかったよ。座席の下にゴミは捨てるわ、つばをはくわ。だから最後まで掃除なんかしてやらなかった。それでしだいに自分たちで気づくようになって、いまではずいぶん良くなったね。」「今では富裕層のツアーが減って買い物ツアーも少なくなった。」「御殿場アウトレットなんか行ってもなにも買わないね。」「富士山がお目当てで、いつもは眺めのよいこの平和公園にきた。天気が良ければ富士山の中腹まで登っていくよ。」
 「成田から出発して大阪の関西空港でおろすことになっている。」と聞いているうちにバスガイドの中国人女性がひとり戻ってきたので、「ニーハオ」と挨拶。しかしそこまで。もうすこし会話が成り立つように中国語会話を勉強しようかな。この4月から外語大の「中国語科」に入学した裾野教室のMIさんも、今頃は四声で「マー、マー、マー、マー」なんて発音を勉強しているかな。
2016/05/01 (Sun) 23:06


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