秋の長雨がやっと止んで青空が見えたので今月2回目の「金時山」に登った。この日を待ちかねたようにおおぜいの登山者で山頂スペースは一杯だ。ここには茶店が2軒あってその間に「公時神社」の奥宮の祠がある。そこに岩シャジンとセンブリが咲いていた。84歳になる店主・妙子さんが大きな声で叫んでる。「そこはお店のベンチだから有料よ。岩場のほうで食べて!」
女性では世界でたった3人の山小屋主人の一人だそうだ。新田次郎の小説「強力伝」に登場する「小宮正作」がこの麓の足柄に住んでいた実在の小宮山正さんで、妙子さんの実父なのだ。だから彼女の職業も「強力」で登山のガイドでもある。そんな金銭のことを言わずにハイカーにはニコニコしている方が可愛い「金時娘」でいられるのに・・・。
2年生YO君は前回「助動詞」文法問題をやった。入試問題だけど正解が半分だったからここは弱点かもしれない。特に後に「完了形」が来る場合を復習しておいてね。今日は「譲歩構文」の even if (たとえ〜でも)を勉強した。「和歌山大」の英文で Advertisements are one of the most important cultural factors, reflectiing and even formimg our lives today.の前半は 「広告は文化の要素として最も大切な物のひとつで、」となり、後半は分詞構文になっているから「そして・・・だ」と追加すればいい。問題は and だ。何と何を並列している? forming と reflecting だね。 共に他動詞だから目的語はour lives だ。「今日私たちの生活を反映しているし、私たちの生活を演出してさえいる。」
ENさんは前回「不定詞」を使う和文英訳をやった。目的「〜するために」と感情の原因「〜して(うれしい)」は中学以来の基本だからミスできないよ。今日は接続詞 that の用法で、同格の that (・・・という事実、・・という知らせ、など)や、「結果」と「程度」の二つの意味を持つ so〜that・・構文や such〜 that・・構文などを勉強した。後半を強調したければ「とても〜なので・・・」(結果)の意味になり、前半なら「・・・するほどに〜」(程度)と訳せばよい。 例えばThis is such an easy book that any child can read it. なら、「これはとても簡単な本なので(その結果)どんな子供でも読めます。」となるか、「どんな子供でも読めるほど(それ程に)簡単な本です。」となるかは、前後の文脈で判断するよ。
中学生のNI君は前回「文の種類」という項目で、「感嘆文」の作り方を勉強した。 She plays the piano very well. なら How well (なんと上手に)に言い換えて、強調のために文頭に移動する、それだけです。 How well she plays the piano! 今日は「動名詞」を勉強した。「〜すること」と訳せるから動詞の性格を保ちながら名詞として使われる用法だ。どの問題もほぼ正確に解答できたね。後半は「文型」が」テーマだった。SVの後に何が来るかで5種類の文型に分類できる。(第1)SV と(第3)SVO (第4)SVOOは補語Cがつかない。(第2)SVC と(第5)SVOCの方が難しいね。「補語」とはSやOの説明をする語のことで記号=で結べる。
3年生TA君は前回、英文和訳の入試問題で、「準否定」の形容詞、副詞を用いた文を訳した。「熊本大」の英文で、Few actually do accomplish them. は「そういう生活態度を実際に身につけている人はほとんどいない。」と訳すといい。主語はFew peopleのことで、 Manyでも Noでも Someでも主語に「数量詞」がついていたら、「・・・する人は多い、・・・する人はいない、・・・する人もいる」のように和訳する習慣がつくととてもいいよ。逆に英訳でも役に立つ。今日の「センター模試」は少々難しかったね。いつも得意な語句整序問題や長文読み取り問題でミスをしてしまった。最近学校でのセンター模試では英語が80%をとれて、第一志望校がA判定だったそうでよかったね。まだまだ「波」もあるので油断せずに力をつけてください。 尾上
(追記)「良薬口に苦し」とことわざに言うように、センブリは「千回振っても苦い」(〜らしい。飲んだことないから)が起源とか。生の葉や茎を乾燥させた物を「当薬」といってゲンノショウコ、ドクダミと共に日本古来の薬だ。漢方薬ではないそうだ。
先月穂高の「燕岳」山頂で見かけた清楚な姿のトウヤクリンドウはこの「当薬」のことで、センブリのように胃腸薬として利用された、と始めて知った。アルプスなどの高い山頂でしか見たことがない美しい花だ。白地に緑色の筋が入って決して花弁を広げないところがいい。青いリンドウはいつもツボミでお日様が当たる時だけ開くけどね。
白色のセンブリは陽当たりのいい庭でも咲くけど、希少種で「ムラサキセンンブリ」というのがある。山口県の「秋吉台」で見つかるらしいが、実は3年前忍野村の裏山で私は見つけてしまった。すくっと茎を長く伸ばした先にいくつもの星の形をした上品な紫色の花を咲かせる。そろそろまた会いに行ってみよう。









