「空飛ぶクルマ」
「御殿場プレミアムアウトレット」は我が家から「東名高速」脇の側道を走るとわずか4キロの近さ。歩行の不自由な家内のリハビリをかねてよくランチを食べに行くよ。買い物を楽しみに来た若い家族や二人づれ、笑顔の外国人たちの姿が見られるのも、都会に出たときのような楽しみの一つ、こんな富士山麓の一角が今やニューヨークの五番街のようだ。先日も一番高所のヒルサイドに行って富士山の眺望が抜群の大きなレストランで天ぷらうどんを味わった。食後は家内を車に残して万歩計の5000を目標にひとりイーストサイドまで下ってアーケードをぐるっとひと回り。PUMA、LEVI’S、POLO、ADIDAS、NIKE、Colemanなど有名なスポーツ用品店に立ち寄りながら散歩した。考えてみれば私のアウトドアのギヤーはどれもそのうちのどこかで買った外国製品ばかり。市内のスポーツ品店や沼津、横浜、東京に出ていく必要がなくなって久しい。
イーストサイドの駐車場に通りかかったら大きな白いテントが出現。先日観光用のヘリコプターが駐機してあったところに風変わりな白い乗り物が脚を広げてとめてある。よく見るとその脚が水平に伸びて6本もあるから巨大なドローンのようだ!何人ものエンジニアらしき男たちに押されて移動していた。案内板を見ると三菱重工業が整備して、実用化に向けての試験運転をやるらしい。。。ドローンと言えば、今まさにウクライナ戦争でロシアが爆撃に使用しているというニュースも聞く。帰宅してネット検索してみたらなんとドローンの開発がずいぶん進んでいて、大阪で関西万博をやっていたこの5月、米国テキサス州ヒューストンでは世界のドローン開発企業の製品フェアが開催されていたのだ。そこでは「空飛ぶエアタクシー」が展示され体験搭乗もできて大人気だったそうだ。(DRONEをネット検索してみてね)・・・
18日のジャパンタイムズで気になった記事はWhat does Jimbocho think of its unexpected ‘cool’ status?(神保町は予想外に「クールな街」、街の人の感想は?)で、私が9月に東京に出た時デザイナーの従妹のオフィスビルを尋ねて懐かしの学生街神保町に行ったばかりだったから。付近の横丁に評判のカレーの店があって外人までが列を作っていた。Known for its secondhand bookstores and curry shops, Jimbocho hasn’t traditionally topped tourists’ lists — but that could soon change.(神保町は古書店とカレー店で知られていたとしても、行きたい街のリストの上位には昔から上がったことがなかった。ところが、それが近いうちに変わりそうだ)。“Books aren't really getting that much attention these days, even globally."(「世界的にも書籍は最近そんなに注目を浴びることがなくなっている。」)Amazonなどのネット販売に押されて出版業や書店が不景気になる中で、ここの街は町ぐるみで工夫を凝らし「古本まつり」など集客のイベントをやっているそうだ。
But the neighborhood now appears to be reinventing itself from the ground up with an influx of new, independent businesses from music clubs to artisanal cafes and hidden bars, quietly turning into an alternative nightlife destination.”(しかしこの界隈はゼロから自己変革をしているらしい。音楽喫茶から芸術家の集まるカフェとか隠れ家バーまで、独立した新しいビジネスの登場で、変わったナイトライフの楽しみの場に静かに変革しているようだ。)カンマの後のturning〜は上述のreinventing〜を言いかえてみただけ。Jimbocho is a neighborhood that promises and delivers an element of discovery on each visit, whether through its stores, cafes or people. It invites serendipitous encounters (神保町は訪れるたびにお店かカフェか人物か何らかの発見を約束して伝えてくれる街、偶然の出会いのある街だ。) 尾上









