「恩師の遺品、愛蔵書とメモ」
先週26日は外語大ロシア科の同窓会・新年会が東京西新宿の「住友三角ビル」であった。東京都庁の高層ビルの隣りで、47階にある「住友クラブ」が会場。住友商事の社員だったAO君が幹事を買って出て、いつもより数名多くの同窓生が集まっての昼食会だった。はるばる奈良県から元読売新聞のIG君が9年ぶりに参加、奥様が心配な元NHKのNY君も5年ぶり、元田舎教師の私も体調が心配な家内を同伴して参加した。JALモスクワ便のパーサーだったHI嬢、ロシア通商に勤めたAY嬢は貴重な常連のマドンナ会員。U商事社長だったKA君、そして伊藤忠商事だったMI君。合計9名がテーブルを囲み、窓外の新宿御苑をみおろしながら松花堂弁当に舌鼓を打った。しかし、私が企画して定年退職後20年も続いた山登りや都内めぐりの仲間5人のうちON君、TA君を体調不良で欠いていたのが悔やまれる。
帰り際、MI君から私に古書のプレゼントがあった。2冊の英語の原書でスコットの「アイバンホー」とハクスレーの「ガザに盲いて」だった。彼が大阪勤務時代に結婚した奥様がこの原書の持ち主の親戚だった。持ち主の名は半澤義三郎、私が西宮の「甲陽学院高校」で3年間英語を指導していただいた恩師。先生は昭和4年、東京外国語学校の英語科を卒業していた、つまりMI君も私もその40年後輩だったと卒業して60年後に知ったのだった!「アイバンホー」には一枚の手書きのメモが挟んであった。「70才の今、大学時代に読んだ思い出のこの本をもう一度読んでみよう、これは厳格な吉岡源一郎先生のテキストで、恐ろしいほどの速読を強いられてクラス全員が苦しんだ、、」というような回想だった。英語教師になった教え子の手元に遺品の愛蔵書が巡ってきて半澤先生も喜んでおられるといいな・・・
先週末「平和の祭典」冬季オリンピックが閉会した。すると翌日のテレビ朝日では一転して、なんとアメリカ政財界の「少女買春」という醜い事件が報じられた。関連して英国チャールズ国王の弟が逮捕されたというではないか!クリントンやトランプ大統領にも黒い容疑がかかってる。ジャパンタイムズのデジタル版で検索してみると、2月になって毎日のように記事が掲載され、昨年9月の記事Jeffrey Epstein’s victims aren’t a hoax (エプスタイン事件の犠牲者、デマではない)を読んでみた。Survivors of sexual abuse at the hands of Jeffrey Epstein have a direct message for Congress — particularly for Republicans who spent years calling for more information about the sexual predator’s circle of well-connected friends and who have somehow now lost interest. (エプスタインの手による性的暴力の被害者たちは、連邦議会に向かって直接声を上げた。特に、その性犯罪者とコネのある友人たち一派について、何年も前から情報公開を求めていたのに最近はどういうわけか興味をなくした共和党議員たちに向けて)。
Epstein, a billionaire financier, pleaded guilty in 2008 to state charges of abusing underage girls in Florida and was charged in July 2019 with sex trafficking of minors, some as young as 14.(億万長者の投資家、エプスタインは2008年にフロリダで未成年の少女たちを暴行した罪で有罪判決を受け、2019年7月には14才の幼い少女も含め未成年者の性的虐待の罪で告訴された)。しかし、逮捕の一か月後獄中で自殺したのだ。His connections with high-profile figures like Prince Andrew and Donald Trump have helped keep his name in the news — and conspiracy theories around him swirling.(英国アンドリュー王子やトランプ大統領のような著名人との接触のために彼の名前がニュースに取りざたされ、そして彼のまわりに共謀論が渦巻いているのだ)。このスキャンダルは日本の政財界にも飛び火し始めているのだがマスコミはもっと追求できるだろうか? 尾上









