夏期前半の講習会が終了し、
やっとひと息ついている。
8月に入り、
毎日ギラギラ灼熱の太陽が降り注いでいる。
猛暑の夏本番だ。
我が家の東南向きのベランダは
朝から日差しが照りつけていて
ささやかなガーデンの鉢植えの植物たちには
過酷な季節。
そんな中、
もう10年位になる
ニオイバンマツリの花が
今年二度目の花を咲かせてくれている。
咲き始めが濃い紫色をしているが
だんだん薄くなっていき
最後は白い花で終わる。
とても芳しい匂いも好きなところだ。
この可憐な匂いは、夜になるとさらに匂ってくる。
5月の頃に咲くので、
春の花だと思っていたが、
この暑い盛りにもかかわらず
つぼみをつけている。
この低灌木の植物は、
遠いマラウイ赴任のころ、
英語の先生のお庭に咲いていたのが、
最初の出会い。
その時、先生からこの花が、
yesterday-today-and-tomorrow"
という名前だということを教えていただいた。
以来、
この花は、
私の大好きな花のひとつになった。
今、ベランダに咲く
ニオイバンマツリの花をみるたび、
ブランタイヤの街のはずれにあった、
先生の広いお宅の庭に植えられた
ニオイバンマツリの大きな木に
いっぱいの花をつけた姿と、
先生の優雅なドレスからでた
白い手が描く英語のスペルが重なってくる。
私の青春が、まさにこの花ににある……。




