古典作品を改めて読みたくなって
魯迅の小作品集を購入した。
彼の生きていた時代は
第一次世界大戦前後の
中国の激動の時代だ。
1920年代に書かれた作品群の中には、
「 阿Q正伝」や
「狂人日記」
など、
文学史などで
そのタイトルは何回も見てきたが、
実際に読むのは初めてだ。
「故郷」
という作品は、
中学の教科書にも載っている。
ぜんたいに
時代の暗さと
魯迅の故郷に対する郷愁に
満ちた
寂寥感が流れている。
初冬の風景の中に
この魯迅の作品を読み進めて行くと
私自身の
人生の寂寥と 若いころの追憶を
甘美にする。




