Simple Life


涙
photo: 紫陽花の咲く遊歩道.
in Toshimaen

4月から新体制で始まった仕事。
新しい班長、新採用の職員と
古参兵の私に荷重がかかる状況からなかなか
抜け出すことができない。

そんな中で、
私の中で何かがはじけて落ちた。

先週、起こったある事から。

その事により
それまで辛うじて保たれていた
私の精神の均衡が崩壊した。

誰も正確に状況を把握しないまま
私に全責任があるように
とがめてくる。
事実確認もしないままで。

孤独感。

自分のやった事に対する
自己後悔の気持ちで
もはや、私の精神は
崩れてしまった。

深い心の傷として
胸の奥に刻まれてしまった。

ふとその事象が頭をよぎると
抑えていた感情が吹き出してきて、
涙が溢れてくる。

悔しさや
事の重大さに対する怖さや
虚しさや
色々な感情がないまぜになって
吹き出してくる。

こんな時
思いっきり泣けたら
どんなにすっきりするだろうかと
思う。

大ヒットした韓流ドラマ
「未生(ミセン)」
の主人公のように
悔しくても
どうしようもない
組織の中の駒として
頑張って、不屈の精神で
自分の未来を切り開く
そんな未来が私にあるのだろうか。

少なくとも
ミセンの主人公チャン・グレには
自分を信じてくれる
良き課長と代理がいたではないか。

私は私自身で
この難局を乗り越えて行かなければ
ならない。

いつかこの流す涙が報われて欲しい。







2020/06/21 (Sun) 15:16


さくらんぼ
さくらんぼ
photo: 山形の佐藤錦


さくらんぼがスーパーの店頭に並ぶ季節になった。

赤く色づいたおいしそうなさくらんぼは、やっぱり
少し高くても買ってしまう。

私の故郷の家の庭には、さくらんぼの木が植えてあった。
毎年、この時期になると、たわわに実った双子のような
さくらんぼの実を、学校帰りに枝からもぎ取って
その場で食べるという至福の時だった。

大学入学とともに一人暮らしを始めた後は、
この時期に故郷に帰ることはなくなってしまい、
店頭に並んでいるさくらんぼの赤い実を見ながら、
懐かしい故郷を思い、
東京駅から新幹線に飛び乗って、
たまらなく四国まで帰りたくなっていたものだ。

春には、このさくらんぼの花が満開になる
その実家の美しい風景と
6月の日差しにキラキラ輝く赤い実でいっぱいになっている
緑と赤のコントラストの風景と

そういう思い出は、
本当に思い出になってしまった。

もう、父母が亡くなってから誰も住まなくなっていた
我が家は、とうとう取り壊してしまい、
そのさくらんぼの木も(きっと)今はないのだろう。。。

数年前に、家を取り壊すということを聞いて
壊された自宅の跡地が今どうなっているのか。。。


今の私にとって、
色々な経緯があって、
「故郷は遠きにありて想うもの」
と、離れて思う存在になってしまっている。


近所のスーパーで帰宅途中で購入してきた
さくらんぼを食べているうち、
無性に、故郷に帰りたくてたまらなくなった。


COVID-19の感染防止のために、
しばらく遠出ができない状況だったが
ようやく少しづつ、移動ができるようになってきて
今夏には、しばらくぶりにまた
瀬戸内海を渡って、父母の墓参りや旧友に会ったり
懐かしい場所を訪れたり、
色々色々、
自分の精神浄化のために
ただただ、故郷に帰りたいと思う。







2020/06/14 (Sun) 14:09


5月はさわやかな思い出をつくる
5月はさわやかな思い出をつくる
Photo : NHK 「プロフェッショナル 仕事の流儀」
番組サイトより



毎年、5月の長期休暇の時期に
じっくり、このHPのコンテンツを見直しているような気がする。

季節的に、アフリカMalawiで過ごしたあの日々の空気感を
思い出すからだろう。

南米Paraguayの生活は、
それほど楽しい思い出がなかったのかも知れない。
むしろ、
任国外旅行で訪れたChileの風景が懐かしく思い出されてくる。

そして、
自分の歩んできた人生を振り返り、
これから進んでいく道を想像する。

とげとげしく人に接していた
最近の自分の心の狭さを反省する。

現在、世界中に蔓延しているコロナウイルスの脅威。
冷静に対処していこうと改めて思う。

NHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」
緊急企画「危機と闘う」特集で、
出演した
熊本県職員のくまモン(笑)

からのエール。


「自分や大切な人の命を守るために
 がんばるモン!」


昨日から、雨模様のお天気で、
今日は気温も低めだ。


2020/05/06 (Wed) 18:21


Stay Home Week
Stay Home Week
今年の長期休暇が始まっているが、
COVID-19 の感染拡大防止のため、政府が出した
緊急事態宣言の「不要不急の外出は控える」という
自粛勧告のせいで、
家で過ごしている。

せっかくの長いお休みをどう生かすかという
事前の計画では、
「家の断捨離」だったが。。。

それまでのオーバーワークがたたってか、
ほぼ一日中眠くて、結局、
ソファーでゴロンと読書をしようとしていても
いつのまにか午睡も含めて
10時間以上も眠ってしまっている。

まあ、、、
お休みに入るまで、
一日平均4時間睡眠であったから
仕方ないか。。。

それでも、心の余裕が取り戻せたようで
家の中を丁寧に片づけたり、
料理を時間をかけて作ったりと
”人間らしい”生活を送っている。

まあ。。。
多くを望まず、これで良しとしよう。

2020/05/03 (Sun) 18:09


言葉の暴力
言葉の暴力
新しい週の始まりだ。

先週に立て続けに起こった相手からの言葉によって
酷く傷つけられるということから、
改めて、私は、この外見からは想像できない
繊細で傷つきやすい心を持っていることを再確認した。

今の仕事を始めてから、
それまで仕事上で上司からパワハラを受けて
鬱になった過去の自分を払しょくし、
かなり強気で、自分を保つことができるようになったし、
言いたいことを我慢せず言えるようになってきた。

しかし、
一昨夜の友人との電話の最後に口論になって電話を切った後に、
ずっと残っているこの感情を持て余している自分がいる。

内にこもって、マイナスの感情をいっぱい抱えていた
かつての自分と、
現在のかなり自己を主張できるようになった自分の
心の本質は結局のところ変わってはいない
ということを再認識したことになった。

自分が発した、感情的な言葉で自己嫌悪に陥ってしまった
マイナスの内包する負のエネルギーと
相手が発した言葉が刃のように突き刺さってしまった
精神的なダメージを
これからどう修復しようかと
昨日一日、考えていた。


それで、出た結論と今後の自分の在り方。

仕事上でかかわらなければならない人達には
しょうがない、それなりにうまく付き合っていくが、
プライベートでのかかわる人の中に
自分と生き方、考え方が違っていて、
尚且つ自身の考えを前面に出して、私の考えや言動行動に
精神的なダメージを受けそうな人とは距離を置く
もしくは、関わりを持たない。

そう、改めて心に決めた。

完璧な人間なんていないのだから、
相手を批評したりするなんて、
余計なお世話だと思ったりする。

苦言を呈することが、
相手のためを思ってあえて言うという
親切心から発している場合は、
甘んじて受け入れて、反省する。
しかし、相手が自分の抱えている問題を
充分理解していないで発している言葉であれば、
焦点がずれた苦言になる。

そういう言葉だったときは、ひどく傷つけられるし、
その傷が深く長く続いてしまう。
挙句に、自己嫌悪にさいなまれ、
精神的不安定な毎日が続くことになる。

うつ病になるか、
一触即発という周囲に攻撃的になるか
紙一重になる。

それほど、私は繊細な精神の持ち主だ。
なかなか、信じてもらえないけれどね。。。


というわけで、
自分の行ったり,言ったりしたことが原因になった
トラブルであれば、
今後、同じ轍は踏まないと固く心に決め、
堅牢で健康な精神ですごしていくことにする。

2020/04/20 (Mon) 6:39


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