Simple Life


北方領土問題のイメージキャラ
北方領土問題のイメージキャラ
今日は
職場の健康診断の日。

内閣府の通路にいる
北方領土関連のマスコット
の、
「エリカちゃん」が
居なかった。

残念至極。

※ 北方領土エリカちゃん
  官製ゆるキャラ。
  歯舞(はぼまい)群島を望む
  北海道の納沙布(のさっぷ)岬にすむ、
  海鳥エトピリカの女の子。
  語尾に「ピッ!」をつけて話す。
2020/07/31 (Fri) 22:24


責任ある地位が人を創る
責任ある地位が人を創る
photo. 夕顔の花

今朝
いつもより目を覚ます時間が
1時間ほど早くて
最近ずっと抱えている重いもの
について
気がついたことを整理し始めた。

私は
職業人生も個人としての人生経験も
長くなっているが、
それに伴う人格形成を充分に
身につけているかというと
それについては
No だろう。
周囲から信頼され、
管理職としてのスキルを
持ち合わせているかといえば、
それもNo. だ。

比較的若い時に、それも海外で
職場を統率する地位に就いたが、
日本に帰国してから、
同じところで長く働いてこなかったこともあって、
この歳になっても
複数の部下を持つ地位には
いない。

周りを見渡してみると
段階を踏んで、
着実にその地位を上がってきた人には
共通のものがあることがわかる。

国家公務員には、
「キャリア組」と呼ばれる
幹部候補生達がいて、
それらの人たちは、
管理職としての環境と
訓練がなされていて、
見るからに
あたかも素晴らしい天性の
能力を兼ね備えた人物にみえる。

もちろん
優秀であることは間違いないが
やはり
段々に、その地位に相応しくなるように
鍛えられていく気がするのだ。

例えは、うがっているかもしれないが、
デビューしたばかりのアイドルが
段々に洗練されて
芸能人のオーラが溢れ出てくるような感じ。…

それは
努力と運があるからともいえるが……。

目の前にやって来た
「幸運の女神」
に気づかず、そのチャンスを
掴み損なった私…。

それは 過ぎ去ってしまった後で
後悔しても
もう
同じチャンスには巡り合えないだろうし
困難なことだろう。

だから、
「後悔」
というのだろう。

私の心が重くなる原因は、
そこだ。

もうこの歳になって
もはや職業人として
自分が理想としていた姿を
求めるには時既に遅し。

そう認めることにより
別のしあわせがあり、
充実した生活があるのかもしれない。

と、
自分の中にある
「重いもの」を整理してみたが
まだ私は、このまま
しばらくあがいて行くような気がする。




2020/07/28 (Tue) 8:45


梅雨の晴れ間
梅雨の晴れ間
九州地方、熊本県球磨川流域の
氾濫がひどい。

梅雨末期は、集中豪雨になる。
それにしても
「線状降水帯」
という言葉も目に痛いほど、
九州地方からの映像がすごい。

週末の我が家の近くで見た
珍しい雲の形。

2020/07/06 (Mon) 23:21


仲良し兄弟猫
仲良し兄弟猫
Photo: ペコラ&サブロー 2歳


今、我が家には17歳になる
サブローがいる。
ペコラの兄弟猫だ。
去年、歯を大幅に抜いたのもあって、
食事に気をつけてやらなければならないが
おおむね元気に過ごしてくれている。

先月、予防接種に連れていった時に
健康チェックを兼ねて
血液検査をしてもらった。

唯一気がかりなデータが
腎臓機能の低下。

老齢猫の病気としては
想定内。

ペコラが比較的若い頃に尿路結石症
に罹患してしまい、
腎臓機能の障害を抱えての
あの夏だった。

それがあるから
サブローには、
出来るだけ健やかに暮らして
長生きをして欲しいと思っている。

腎臓ケアの療法食中心で
好きなフードを
食べさせている。
少々懐がキツいが、
ペコラの分も
一緒に長生きして欲しい。

とても仲の良かった
2匹。
サブローのワンマンさと
夫唱婦随のような
穏やかな性格だったペコラ。

私たちのそばにいると信じている。

2020/07/02 (Thu) 12:52


ペコラ三回忌
ペコラ三回忌
Photo: ありし日のペコラ
     お気に入りの玄関に置いてある
      葡萄箱に収まって


先日の日曜日、
ペコラの三回忌の法要だった。
残念ながら、
このコロナ感染対策で
実際の法要には参加できなかったが、
塔婆と献花をして
お寺さんにやっていただいた。

2年前の暑い暑い7月24日
前日の最高気温が40°を超えていた。

その日も
日中ずっとサウナにいるような
暑い一日だった。

塾の夏期講習会中で、
生意気な小6の受験生の相手に
心底嫌気がさして、
教務室で翌日の授業準備をして
もう少しで日付けが変わるという
そんな夜だった。

集合玄関のドアを開けた私の
目線の前方に、
力なく横たわるペコラの姿があった。
暗いその廊下の先にいる彼には既に
生気は感じられなかった。

その時の光景は
ずっと今でも目に焼き付いたまま
消えることはない。

ついさっきまで
息をしていたような温かな
身体だった。

私がもう少し早く帰宅していたら、
間に合ったかもしれない、
ペコラを助けることができたかも
しれない。

そう思い始めると
たまらなくなる。

自分は曲がりなりにも
獣医師という専門職じゃないのか?


私が
獣医師国家試験の合格を
父に報告した時
「これからは 家の猫の病気の時や不妊手術は
お前がやれるんだよな?」

と言われた時、
私は、
「 自分の専門は内科だし、
   臨床獣医師を目指しているわけではないから、
   できない。」
と答えて
父の残念そうな落胆顔が忘れられない。


2年ごとに獣医師法第22条に基づいて
農水省に
現在従事している業務内容について
報告する義務がある。

ここ数年は
従事している業務分野
の選択に迷う。
「診療以外の業務であって、
 獣医学上の知識を必要とするもの」

を選択してはいるが、
一体何人の人が
私が獣医師であることを
知っているのだろうかと
考えると
いつも
胸の奥から込み上げてくる
重い感情に押しつぶされてしまう。

一般の人とは違う
専門性を有する
誇り高き職業だ。

なのに
今現在従事している
この国家機関の仕事は
なんなんだろうか。

自分の努力と経験に培われてきた
獣医師という
専門家である自分の
アイデンティティを
もう一度
きちんと見つめ直して行こう
と、改めて
ペコラの三回忌に、強く思っている。





2020/07/01 (Wed) 9:23


total : 35304 today : 34 yesterday : 21


<<PREV   HOME   NEXT>>