思い出の植物シリーズ 第4弾は、
みかん です。
私の実家は、兼業農家でした。
水田と畑を持っていて、
畑には,蜜柑の木が植えられていて、
これからの秋から冬にかけてが収穫の季節。
毎週末には、父の運転する耕運機に乗って、
家族総出でみかん狩りに出ます。
山あいに植えられたみかん畑には、
たわわに実ったオレンジ色の蜜柑が
収穫されるのを待っています。
収穫されたみかんは、納屋に入れられ、
サイズごとに仕分けされて、農協に出荷されます。
そんなわけで、我が家にとって、
冬の果物のみかんは、一日食べ放題のおやつ。
10個以上は平気で食べるので、
足の裏や手のひらは、
そのうち異常に黄色く変色していました。
今でも、みかんはワンパック買っても一日二日で
すぐに食べきってしまいます。
でも、
箱買いしてしまうと、みかんは接触している部分から
すぐに腐っていくので保管に厄介な代物。
なので、冬の厳寒期になるまでは、割高ですが、
スーパーでパック買いし、
頻繁に買うということになります。
それにしても、
今、スーパーに出回っているみかんは、
早生のみかん。
皮が薄くて甘さもほんのり。。。
それも、熊本、長崎、福岡などの九州産。
これから産地が北上していき、
最後は静岡の三ケ日みかんで
終わり。
来年3月ころで店頭から消えていきます。
今年はどこの産地が美味しいかなと思いながら、
スーパー通いが続く毎日です。




