今 NHK 連続TV小説
「舞いあがれ」の舞台は
帯広。
私が大学院博士課程の
学生時代を過ごした場所だ。
院生時代は、パラグアイに赴任したり、
出産で、
研究生活から離れていた時期もあって、
実際 帯広で生活していた時期は
短い。
だから、TVの中に広がる風景は、
(こんなところあったっけ?)
だけれど、
画面に広がる空気感、温度感とか
匂いとか。。。
そういう懐かしさが込み上げてくる。
あの頃の自分が目指していた未来、
その未来とは随分離れてしまった。
この現在の自分を
後悔することなく
否、
例え、少しでも“後悔”の気持ちが
存在していたとしても
過去に戻ることはできない。
だから私は、
今の自分の姿を自然体で受け入れて
前を向いて、
最善だと思う道を選択して
進んでいくだけだ。
人生は同時に二つの道
進むことはできない。
それを抵抗せず受け入れて
自分の選択した道を
歩んで行くのだ。
そうして、
また迷ったり、苦しんだりして
もう限界だと判断したら
軌道修正していけばいいのだ。
画面に広がる帯広の自然。
あの頃の自分には見えなかった
新しい風景が
現在の私の前に広がっている。




