丸一日分の時間を掛けて、三年分の連載作品を読んだ。
ネットのアマチュア小説だけど、設定組むのが抜群に上手い人。
親の子への深い愛情や、師匠としての愛。
それがたったの百文字そこらで表現出来るんだ、文章ってのは。
渦中の恋人同士の語らいより、親や師の愛情深さの窺える描写に、気づいたら涙流してた。鉄面皮の自覚あったんだけどな。アレ?
私も、あんな物語が書きたい。あんなふうに書けるようになりたい。
読んでて、お腹がモゾモゾした。感動にうち震えてた、ていうのかな、アレが。
久しぶりに、小説やら文章読んでて感情が揺れ動いた。
私はまだ、親の情の深さってもんが描けてないと思った。悔しいな。
でも、切ないエンディングだったけど、読んだ後は何故か爽快で。
これだから、やめられない。