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いやー楽しかったーーーー。
リミットレス美保関遠征でしたが、リミットありありでした。
…そう、体力が。
金曜日仕事して、帰宅後に準備して未スリーピング状態で出発。
夜明け前に無事到着、とりあえずエギングで一投目にゴリゴリサイズのアオリ君。
ん、デカい！ここ最近の平均サイズの3倍はありそうっ！やーりー。
で、夜明けからショアジギング開始。
晴天無風で海は超穏やか…ってエギングには◎ですが、ジギングには×。
しかし、びっくりするような人出でメインポイントにびっしりとショアジギンガーが並ぶ…
あれ、ここ淡路島ですか？笑
せっかくの大遠征が、全然ゆったりできる感じじゃない…淡路や和歌山のポイント争奪場と同じ。
まあね、こっちの地域は、岡山や広島からの遠征組が多いのよねー。
車のナンバーが中国地方だらけ。
ま、関西からは僕ぐらいですけど笑。
大阪や神戸ナンバーが丹後半島や福井方面の日本海へ行くんと一緒っす。
瀬戸内海より日本海のロケーションに憧れるんすね、どの地域も同じ。
また釣れる魚種、サイズ、豊かな海の恩恵を享受したいんです、都会のアングラーは。
あまりの混雑ぶりに場所移動決行。ま、無風で全然釣れてないし。
いつもは行かない島根半島のさらに日本海側へ…って分かりにくいですな、さらに日本海側って。
島根半島って鳥取の西端、米子から境港にかけての美保湾の上に、境水道を経て、
西から東へ東西にニョキーっと伸びてるんです。
下の日記写真で見えるように、境港から島根半島を眺めると海の向こう側に陸が続いてるのが分かります。
この半島の先（写真右側）に美保関があり、ずーっと根元（左側）が島根の松江方面に続くんです。
で、さらにこの外海側には小さな漁港が点在していて、どれもがほぼエギングポイント。
ただし、内湾っぽい立地の港より、外海に面した港の方が潮通しが良く断然ヨイです。
今回、今までノーチェックやったポイント各所巡りに出向きました。
まずは行ったことのある港を2つ撃ちましたが撃沈。墨跡も少なくあんまりかなと。
で、七類港を境にして、さらに西側へ大移動。
1つめのポイントは地磯絡みの港で、明らかにアオリがいる匂いがプンプン。
磯場からキャストすると、来ましたー。ちょっと小ぶりですがアオリ君。
うち、1パイはキープサイズ、もう1パイはリリース。
しかし、墨跡は多いけど、後が続かない。ほどなくして次なるポイントへ。
すると、二つ目のポイントで目の前で小魚がブワーって跳ねるのが見えて、
これは？！と思い、エギングタックルを置いて急いでショアジギングのタックルを車まで取りに。
まだザワザワしてる海面にキャストすると、ググーーンとアタリ。
なかなかの引きでグングン走るからこれは青物の予感！
ゴリゴリ巻いて、上がってきたのは50センチほどのハマチ君。
目撃したすんごいナブラは神出鬼没で、引っ込んだらと思うと上下左右に移動して発生。
でもジグが届く範囲になかなか近づいて来ないのよねえ。
指をくわえてナブラの行く末を眺めること1時間。結局ナブラは遠ざかっていきました。
前半戦、とりあえず終了。デカアオリにハマチをゲットして、お土産確保。
で、昼からはエギングメインにポイント移動、しかし昼前から強風が吹き荒れる悪天候。
空は晴れてても風が強くてかなり苦戦。エギングに風は禁物です。
さらに２カ所移動して、最後のポイントがとても素晴らしく、是非ここで夜に釣りたい！
と思い、とりあえず水深と水中の障害物をチェックして、どうしようかと思案中。
風が吹き荒れるのでエギよりジグかなーと、やっぱり美保関へ舞い戻ることに。
…っていつものパターンです。仕切り直しは美保関から。
もうねー、美保関の潮通しと水深と豊富な魚種は他のポイントでは超えれない。
関西では串本と同じぐらいに、最高の条件な立地です、個人的に。
舞い戻ってみると、やっぱり朝の大混雑は緩和して、ほどほどの人出になっております。
まあショアジギンガーは一発勝負なんで、釣れてないと見切りも早いです。
回遊魚相手に何時間も費やしたりしませんので。
僕みたいな遠路はるばる3時間以上もかけて行くような遠征組は少ないんかもね。
いつも夜明け前から撃ち始めて、朝8時くらいからはどっかに消えていきます。
んでスーパーメインポイントの先端が空いたタイミングでポイント確保。
強風吹き荒れる中、誰も釣れていないのに延々とジグをキャスト。
すると、ググーンとまたまた強いアタリ、来ましたよー。
粘り勝ちの2本目ハマチ君。投げ続ければ釣れるという、漢の信念釣りでゲット。
あ、漢の信念釣りは琵琶湖にて、りだお氏に伝授した誰でもできる釣り方です笑。
その結果、りだお氏は夢の58cmバスを手に…って適当に結果オーライにこじつけてます。
しかし人間、釣れないのに投げ続けるって決行タフな作業です。
来るか分からない迎えの車を駐車場で待ち続けるタフな心が必要です…全く意味不明。
これでショアジギングのお土産は十分、来た甲斐がありました。
夕暮れまで吹き荒れる風の中、ひたすらジグをキャスト。
すると、夕暮れ直前にこれまたグングンとアタリが。
左右にシャープな引きで走るのでサゴシ君に違いない。
手前まで寄せた瞬間、フッと抵抗が抜ける…嗚呼、やってしもたー！な毎度のバラし癖。
ま、サゴー氏はよくバレるんです、ホンマに。ガッツリフッキングでもポロっと外れるし。
夕暮れの時点で、すでに昨日から起き続けること36時間。次第に疲労の陰が。
最近は昼間に休息をとるのが多かったんですが、なぜか今回はあまり眠くならず、
この強風時に休めばいいものを、気力が有り余ってたんで続行してしまいまして。
あ、1本目のナブラハマチ君の興奮が大きすぎたんかなー。
あの光景はなかなか遭遇しないぐらいのビックリ大興奮な衝撃映像を見てしまったので。
あれで一気にアドレナリンが噴出して、脳内ドーパミンがグリングリンと覚醒。
そんなぐらいにヤバかったんです、その光景。
夜8時くらいから大荒れ強風がピタっと止まるとの予報なんで、
まあ夕食を兼ねて境港に戻って小休憩。ついでに帰りのガソリンも補給。
移動距離も尼崎からすでに400キロ超え。ガソリンも減るわな。
んで夜はもちろんエギングメインでアオリイカ狙い。
ここで昼間に覗いた最後のポイントがちらついて消えない。
でも結構な距離があるけど…悩むなら行く！のいつもの感じで大移動。
到着すると…ええー！ここってメジャーポイントなんですね涙。
昼間のゆったりした光景が、結構なビッシリ具合でエギンガーが竿を振ってますよ。
あれ、これは早朝美保関の再来ではないですか。
でもさすがに此処まで来て諦めるのは哀しいので、隙間を探してエギング開始。
すると、ポイント先端の人が結構大きい型をヒットさせてる！
ちょっと観察してると、ああー、バラしてしまった様子。
抜き上げる時に、イカが針から外れたんやろね。とても哀しそう。
諦めきれないのか、足下にエギを落してコチョコチョしてる…けど釣れないです！残念！
ギター侍に背中を押されたのか、その人、去っていきました。
うわ、これはワタクシにとっては幸運の神様ではないですか。
すかさず先端場所に移動して、キャストして3投目、グイーンとラインが走った。
やりー、来ましたー、結構引く。
ライトで海面を照らすと…ヤバい、足が1本だけ掛かっている状態。
これはバラす確率が非常に大きい。
朝のゴリゴリ大型アオリはガッチリと足全体でエギを抱いていたんで外れる心配はなかったけど、
こいつは足1本だけが針に引っかかってるんで切れる可能性も高い。
うーん、取り込む玉網も用意してないし、もうこれは賭けるしかないね。
水面からゆっくりと持ち上げて、海面から浮いたことを確認して一気に堤防の上に抜き上げ！
ビョーンと無事アオリ君が堤防の上に。捕獲成功。
これまたそこそこ大きいぞ、うーん大移動してきて良かった。感無量です。
その後、小さいのがポツポツ釣れるけど、なかなかキープサイズが来ない。
4時間ほど粘っていると、周りの人も次々に引き上げていく。
丁度、着いた時間がスーパーラッシュで周りも良く釣れてましたが、その後は失速して沈黙。
ラッシュ時に間に合って良かったーとタイミングの良さを痛感しましたぞ。
ここで、時計の針は夜11時…あかん、さすがに疲労困ぱい度がマックス数値に。
人間48時間の不眠で気力が欠けてくるもんです。
で、当初の予定では明日もショアジギングをしてから帰る予定やったんですが、
もうお土産も確保したし、当然釣れたハマチ君の鮮度も落ちていくし…。
美味しくいただくためにも、自宅でゆっくり寝たい気持ちもあり、帰ろうかと。
しかしここから尼崎までゆうに300キロ以上、もうね、その時点で疲れが増す。
でもなぜか自宅で寝たい気持ちが大きくてね、帰ると決まれば速攻で帰路へ。
ま、途中サービスエリアで小休憩を挟みながら夜中3時に無事宝塚まで。
自宅に帰ってシャワーを浴びて布団へGO！
至福のひとときでした。
長文読みにくくて申し訳ございません、お付き合いありがとさんです。
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