【※重要なお知らせ】Alfoo有料化への移行に伴う重要なお知らせ。


Walk in Beauty!
Walk in Beauty!
知人に誘われて、北山耕平さんのトークイベントに行って参りました。北山さんという方をわたしは存じ上げなかったのですが、アメリカインディアンの精神を探求しておられるようで、写真の『虹の戦士』という本は、よくお見かけするような気がします。友人宅の本棚にもあったような。聞いていてよくわからないこともありはしたけれど、有意義な時間でした。
なにしろわたしが印象に残ったのは、口から耳への伝達の話。文字を介在させないで、お話を語り、聞かせるということ。耳を傾けるということ。わたしたちは、あまりにも文字に頼り過ぎかもしれないね。文字として記録されたことを信じてしまいがちというか。今日のような講演なんかも、形として残るわけではないけれど、口から耳へ直に入ってくるものって、とても重要だと思った。だから逆に言うと、文字として何かを記す時には、その分慎重にならねばならないよね。直に入ってくるものが無いのだから。
そうそう。昨日は美津香さんのお芝居に行ったけど、たとえばシェイクスピア(に限ったことではないけれど)なんかも、本来は読むものじゃなくて足を運んで、目で見て、耳で聞いて楽しむのが正解で。読んでももちろん全然かまわないと思うけど(美津香さんの超訳がもし本になれば、そりゃあ欲しいと思う)、戯曲というのは演じられて初めて活きるものだよね、たぶん。違うのかな。んー。うまくまとまらないや。チ。
それにしても、北山さんの話されている内容とは裏腹の、書店スタッフの事務的な進行が奇妙に思えた。今度はぜひ焚き火でも囲んで語りたいものです。

2010/01/24 (Sun)



ヤマンバギャル
ヤマンバギャル
昨日、『超訳リア王』昼公演終了後に、美津香さんとお話出来るというお茶会があったので、当たり前のように参加。参加された他の方は、たぶんみなさんシェイクスピアが好きな方々で(年輩の方が多かった)、わたしのような門外漢はキョトキョトしてしまう感じだったけど、面白かったよ。美津香さんがひとりシェイクスピアを始めたきっかけとか、高校生の頃は部員が一人もいない美術部の部長で、どうゆうわけか昔からひとり(ひとり美術部)だったとか、子供が小さい頃には、夜中に上野駅前の歩道橋に自転車で行って、ひとりで練習していたとか、そんな話を聞けました。
美津香さんの超訳シリーズが本になって手に入れられる日が来るとよいなー。で、『この人がよく使っている“ヤマンバギャル”って一体何?』って100年後の学生とかが戸惑ったら面白いと思う。

話は変わるけどギャルといえば。先ほど10代〜20代前半のギャル達の間で、絶大な人気があるというモデルさんの紹介をテレビでしていた。彼女の魅力についてみんなが口を揃えて言っていたのが「飾らない」「一目を気にしない」「自分らしさを貫く」といったことで、たぶん、わたしがとても苦手とする類のこと。
わたしという人間は、周りがどう思っているのか知らないけれど、とにかく自分というものを持ってはいない。いわゆる個性とか、自分らしさとか、よくわからない、影の薄い子供時代を過ごしたけれど、それは「右だ左だ後ろだ前だとうるさく怒鳴られて、今度はお前が怒鳴る番だともっとうるさく怒鳴られる」ような時代には合わないのだなと、たぶんどこかで気付いたんだよね。自分らしさを持っていることこそが、よしとされる世の中ですから。だから無理矢理に対外用のキャラを作り上げてきた。と思う。そんなの、みんなそうなんだろうけど。まあ、別にどこにも着地しない話です。
2010/01/24 (Sun)


港の見える丘にて
港の見える丘にて
何年ぶりだろう。下手したら10年以上行っていなかったかもしれない。港の見える丘公園。
楠美津香さんのひとりシェイクスピア『超訳リア王』が公園内にあるイギリス館で行われたのです。少し早めに行って、園内を散策。高校生の時に、たぶん生まれて初めて学校をサボった時に来たんだよね。それは明るい雨の日でした。バラがきれいだったんだ。今は季節的に“咲き誇っている”ということはないけど、やはりバラが素敵だった。『姫』という種類のバラが小振りで可憐で可愛らしかったなー。
港の見える丘公園といっても、そこから見える港には、もはや情緒もロマンも、ない。それらがあるとしたら、開港から150年の歴史の香り中に、だろうねぇ。
2010/01/23 (Sat)


きっといつか 答えは育むものだと気付く
きっといつか 答えは育むものだと気付く
昨日古本屋さんで購入。
CDのコーナで、尾崎豊さんの『自由への扉』が見つからない見つからないと思っていたら、ジャケットに英題で『ALL HARMONYES WE MADE』と表記されていたというオチでした。
『放熱への証』というアルバム(最後の一枚なのかな。違うかな)に入っていましたが、このアルバムの他の曲の歌詞に「答えは育むものだと気付く」というフレーズがあって、ハッとした。そうだよね。わたしが求めているものに、あらかじめ決められた答なんて、ない。たぶん。「美しい世界でありたい、あれば‥」という願いや祈りを持ち寄って、みんなで育んでいくしかないよね。育みましょうよ。ねぇ。
2010/01/18 (Mon)


LSD
LSD
今月の23日に、横浜は港の見える丘公園内にあるイギリス館にて、楠美津香さんの『ひとりシェイクスピア』が行われます。演目は『リア王』。本日チケットが届きました!当日は昼と夜と二公演ありますが、わたしは昼に行きます。昼公演の後には、美津香さんとの茶話会があるようです。
チケットはまだまだ余裕あるみたいなので、興味のある方は是非!
今回、小学生の甥っ子を誘ったけど、土曜の昼間は英語塾があるからと言って振られてしまった。ちぇ。
『リア王』の後すぐ、28日(木)の夜に新宿にて『ロミオとジュリエット』がありますよ。

詳細
http://kusunoki-mituka.com/


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ここのところ少々日記の更新が滞っている。書きたいことは色々あるし、実際書きかけのものもあるのだが、アップするのをどうにもためらってしまう。ネットでものを書くのは難しい。色々と考え出すと「ネットでものを書くのは難しい」ってことすら、書けなくなったりもする。まあ、どうせすぐに書くけどね!
2010/01/16 (Sat)


ハーモニー
ハーモニー
昨日、本家の日記の方に「みんながお金に感謝しながら、慎ましく清らかに暮らせればいいのに」といったことを書いたけど、それに関連して、“お金”か“夢か”を選ばせるような(選ばなくてはならないような)世界は嫌だなと思ったよ。どうゆうことかと言うと‥。えーっと。うまく説明出来ない。

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家で何故か、尾崎豊さんのCDを発掘。わたしが買ったものじゃない。尾崎豊さんは、まあ世代としてはど真ん中(ってことはないか。わたしより少しだけ上の人たちがドンピシャなのかな)だけど、当時は、そして最近まで、まるで興味を持っていなかった。彼本人というよりは、彼に心酔しているファンに馴染めなかったというか。「繊細な少年の心“ぶって”、自分を憐れんでいる人たち」という印象で、いまひとつ好きになれなかった。昨年、ひょんなことでお友達から『自由への扉』の歌詞を教えてもらい、どんな曲調なのかも知らぬまま泣き崩れた。
この曲は、ネットで探してもご本人の音源がなくて、結局まだオリジナルを聴いていない。中古屋さんで探したりしているのだけど、まだ手に入れていない。友人が歌っているのを聴いたことがあるだけ。今日発掘したCDはベストアルバムだったけど、これにも入ってなかったよ。無念。アルバムタイトルが『愛すべきものすべてに』だけど『シェリー』が入ってない。あの曲すごく好きなんだけど。好きっていうには痛々しいんだけども。


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シェリー俺はうまく歌えているか
俺はうまくわらえているか
俺の笑顔は卑屈じゃないかい
俺は誤解されてはいないかい
俺はまだ馬鹿と呼ばれているか
俺はまだまだ恨まれているか
俺に愛される資格はあるか
俺は決してまちがっていないか
俺は真実へと歩いているかい

シェリーいつになれば
俺は這い上がれるだろう
シェリーどこに行けば
俺はたどりつけるだろう
シェリー俺は歌う
愛すべきものすべてに


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盗んだバイクでやみくもに走ることで、自由になれた“気がした”10代を経て、(己を疑いながら)真実に向かい歩いていた彼が、今生きていたらどんなふうだったのだろうか。

ところでこの写真は、アルバムのふろく(?)のフォトブックの中の一枚だけど、これだけみるとアイドルみたい。それにしても目玉が異様にキレイな人だなー。
2010/01/07 (Thu)


80年
80年
母の旦那様はアンティークや古道具が好きな方で、いろいろな年代物をお持ちです。今日、腕時計をいただいてしまいました。80年くらいまえのロレックスなんだそうです。ねじまき式。80年間も時を刻み続けて来たものが、まわりまわってわたしの手元にくるなんて。不思議。80年かぁー。
2010/01/03 (Sun)


おせち
おせち
風邪をひいて調子が悪かったが、兄一家と共に母の家へ。おせちを突っつきながら、お年玉を甥と姪にやったりなど。家のすぐ側を箱根駅伝の走者が走るので、みんなで旗振って応援しました。特にこの駅伝に強い思い入れはないのだけど、生で目の前を走っている姿をみると、やはり声を出して応援しちゃいますね。ああゆうのを見ると、改めて道ってつながっているのだなと、思う。ところであの旗は、昨年までは紙製だったようですが、今回は布でしたね。どうゆう変化なのかな。
母の元で暮らしている、今年9歳になる黒パグを散歩させていたら、目がよく見えないらしく、電信柱に頭をぶつけていて切なくなった。8ヶ月のブルドッグは元気一杯で、こちらは遊んでいる時に、猪突猛進にボールを追いかけて、わたしの脚に激突。ものすごい衝撃だった。
2010/01/03 (Sun)


黒猫とみかん
黒猫とみかん
(前記事の続き)
三浦みかんというのを我が家では毎年食べていて、お歳暮で各方面に贈ったりしているのですが、美味しいです。
それにしても、クロネコのこんなのぼり、初めて見たよ。
2010/01/02 (Sat)


三浦大根
三浦大根
子供の頃には毎年元旦に、横須賀の津久井浜というところにある武山という山の頂上にある、武山不動というお寺にお参りに行っていました。何年か前に久しぶりに行ったことがあり、たしかココでも紹介したような記憶が‥。た多分。今年も久しぶりに本日行って参りました。
正月らしい、澄んで乾いた快晴。寒い。小さい頃には身軽に駆け上がった道も、今や辛い。ああでも行ってよかった。お参りして鐘を突いてきました。
横須賀のあの辺りは畑が一面に広がっていて、三浦みかんや三浦大根が有名(?)で、いたるところに大根が干してありました。
2010/01/02 (Sat)



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