少し前のことだけど、お友達に誘われて、地元のNPOの集まりに参加しました。
http://nora-yokohama.org/
「街にいながら里山とつながる場」というコンセプトで活動をされていて(詳細は上記サイトをご参照ください)、今回は月に一度開催している、地域でとれた野菜を料理していただくお食事会。事務所にお邪魔したら、いろんな世代の男女が調理をしていて、なんのこだわりもなく作業の場に入れてくださったので、鰯のはらわたえぐりや骨取りなどのお手伝いをさせてもらい、出来上がった食事は美味しくいただきました。
色々書き出すと長くなるので、また日を改めて(書けたら)書くとして、何かみんなで作業をしながらおしゃべりをするというのは、本当に楽しい。「あれ取って」「これはどうしようか」なんて言いながら、それぞれの経験や知識を持ちよる。経験や知識が無ければ、その場で少しずつ学べばよい。見よう見まねだって構わない。みんながそれぞれに「自分に何か出来ることはあるかな」と考えて動くというのは素敵だよ。だからといって「出来ることの奪い合い」になるとまたおかしくなるから(小学生のバスケットボールみたいな)、時には「動かないこと」が大切になったりもする。
しかし、自分以外の人間と一緒にいるというのは、ただそれだけで大変だ。たとえば二人で道を歩くという、たったそれだけでも、けっこう大変なことだと思う。一人でいることの楽さというのを知らない人はいないんじゃないかな。特に大人になれば。
でも「一人でいることを楽に感じたり、大事に思ったりする」ということと「二人で、あるいはみんなで一緒にいることへの喜び」とは、単純に反比例するというものでは無いのだから。無理に辻褄合わせをするよりも、ただ素直でいればよいのだと思う。