日曜日。昼過ぎから延々と歌い続ける。
土曜日が割と涼しかったので、ちょっと厚着をして出かけたら、初夏のような陽気で暑い思いをしてしまった。
そういえば以前も書いたような気がするけど、わたしはファッションセンスに融通が利かないので、ちょっと変則的な形になると、とたんにどうすればよいのかわからなくなる。中途半端な袖の長さのカーディガンとか(七分丈?)どうやって着こなすのか、よくわからない。‥‥どうでもよい告白だ。
かわいこちゃんなわたしの友人が、中学時代に修学旅行で行った五稜郭にて、周囲が無難にキーホルダーなぞを選んでいる中、ひとり土方歳三の姿が刺繍された赤いキャップ帽(!)を、2500円という中学生にしては大金をはたいて(おそらく大真面目に)購入していたという事実が判明。
中学生女子というのは、どうゆうわけか新撰組にハマりがちであるのですよな。わたしも、ヘタクソなイメージイラストなんぞを描きまくったものです。年末の長時間時代劇『白虎隊』の影響。近藤正臣が土方で、中川勝彦が沖田。近藤勇は誰だったかな‥。愛しき日々(by 堀内孝雄)ですよ。ふ。
話はかわって。我が部署のオジサマたちは、特に断る理由が無い限り、毎日誘い合わせて一緒に昼食に出かけているのだけど、アレって疲れないのだろうかと勝手に心配をしている。会社組織に属していて、社会性を保ってしかるべき彼らにとっては、「疲れる」とか言っていられないのかもしれないけど‥。
わたし自身は、会社の昼休みは、99%ひとりでコソコソと過ごしている。まさにコソコソと。誰にも誘われたくない。面倒くさいのが好きじゃない。
自分のデスクでは食べられないので、休憩室みたいなところで1時間を過ごすのだけど、微妙な顔見知りが「お疲れさまです」などといって横に座っても、挨拶だけをして、自分からは話しかけない。ようにしている。それで平気かというと、実は精神的にものすごく消耗をするのだけど(小心者か)、下手に変な習慣になってしまうと、後々面倒だもの。会社では出来るだけコソコソしていたいよ。別にコレがよいことだとは思わないけど(悪いことだとも思わないが)。
こういったときに一人でいる具体的な理由がないというのは結構辛い。「本を読みたいから」とか「ちょっと眠りたいから」とか「連絡したいところがあるから」とか、なんでもよいのだけど。本は読むかもしれないし、少しくらいは眠るかもしれないし、友達になにやら連絡はすることも時にはあるけど、別にそれが理由なわけではない。ただただひとりで過ごしたいのだよ‥。
上記のように微妙な顔見知りが隣にいるような場合には、特に何かをしていないと話しかけられる可能性が高い。「別にあなたのことが嫌いなわけではなくて、わたしはただ、ひとりでゆっくりしていたいのです」ということを上手に伝えるにはどうしたらよいのだろうか。それこそ、こういった「何か」に“名前”が付けばよいのになぁ‥。(←あまりよいことではなさそうだけど)などと、勝手に悶々として、仕方がないので1ミリも集中出来ないのに本を読む(フリをする)。そんな読まれ方をされるなんて、本も可哀想だよな‥。正直に言えれば、それが一番なんだろうけど。
写真は昨日の月。友達が「今日の月はキレイだよ」と教えてくれた。