本日は春分でしたね。
これから夏至までの間は、光の満ちゆく季節なので、わたしも明るい方へ波長が合ってきているみたいな気がします。
Twitterにもちょっと書いたけど、人も動物であり、さらに星の一部であるのだから、季節の移ろいと共にその性質なり体調なりも変化していくのが本来の姿で、真冬と春先ではまるで別人みたい、というのは普通にあることだと思うのだけど、あらゆる事象を一定の状態に保とうとするのが現代というもので、そこに我々の不幸があると感じるのだがいかがだろうか。
わたし達は誰しも、恐ろしくも優しい闇の中で内省的に過ごすべき時期もあれば、暴力的なくらいに眩い光の中で勢いに乗って動く時期もある。
光と闇の境目(?)というのは、季節的な要素による場合もあるだろうし、時代的な事もあるだろうし、年代や個人的な体験に起因する時もあるだろうけど、なんにせよ光も闇もお互いにそれだけでは存在出来ないのだから、もっと柔軟に自分の意識もシフト出来ればいいなと思う。
光の中にあって闇を恋しがったり、闇の中にいて光を求めるのもドラマチックで悪くはないのだけど、放っておいても移ろうものでありますから。
光か闇かのどちらが良いのかを判断したり分けて考えるのではなく、移ろいそのものをわたしは愛したい。
愛してゆきたい。
写真は河津桜。今年は開花が遅いそうですが、もう葉桜ですね。ピンクが濃くて可愛い。