ブリージングストレッチの参考書的な存在(?)である『チンパンのブログ』は、毎週日曜日に更新されているのだけど、最新の記事で『うつ病の予防にもなる』と紹介されていた、四つん這いで前腕の前面(掌側)を膝で踏む体操。コレ、本当に良いのでオススメです。
http://ameblo.jp/senkotu/entry-11383879881.html教室ではほとんど毎回この体操を行っているのだけど、胸に効くな〜と、最初に思った。嬉しいような切ないような、くすぐったいような感じがして、なんかケタケタと笑いたくなるのです。教室では別に「コレをやると笑いたくなりますよ」とか説明されるわけではないので、あくまでわたしの感覚でしかないのだけど、家で一人でやっている時には、たいていこの体操で笑っている。
ブログでは「ここは『心包系の経絡』で、心のストレスが溜まる場所」と説明されているけれど、わたしは経絡のことは勉強していないので、よく知らない。でも、前腕の掌側を伸ばすと気持ちがほぐれるというのは、実感(体感)として、確実にある。
四つん這いになって、片方の手の指を思いっきり開いて指先を手前向きで掌を床に押しつけ、もう片方の手で指の付け根を押さえてそのままお尻を後ろに引く体操というのも毎回やっているのだけど(説明しにくいな)、これも前腕の掌側がぐうと伸びて、やっぱり笑いたくなるし、やった後には気持ちがすごぉーく楽になっている。やはりその『心包系の経絡』とやらを刺激しているからだろうか。そういえばこの前、「これは心のコリをほぐす体操」だと言っていたような気がする。
これらに限らず、体操をしている時に笑いたくなることはよくあるのだけど(わたしは)、笑いというのは、要するに『振動』なのだから、それで身体を弛めようとしているのだなと、勝手に理解している。
だんだん、経絡とやらもちゃんと知りたくなってきたので、いっちょ勉強してみるかと思っている。わくわくしちゃうな。
ところで、なんだってそうなんだけど、ブリージングでは体操や食事の仕方を教えてはくれるけど、わたしの代わりにわたしのために、それらをやってくれるわけではない。もしも仮に「やってあげたい」と思ってくれたとしても、それは無理な相談。
こんなの、笑っちゃうくらいに当たり前なんだけど、自分で自分を動かしていくことの重要性をこの年齢になって初めて思い知っているような気がする。
そういえば『体操』って『体を操る』って書くけれど『操る』はたとえば『動かす』よりも、意志の力がより感じられますね。