チャンカーはマリオン


 ●●●  お昼のライブ
お昼のライブ
昨日の強風と雨の悪天候から一夜明け、我が家の窓から見える遠くの山々は雪を被り、手前の山にわずか紅葉が残った状態に!
近くの公園の眩く茂った紅葉は枯れ枝の寒々しい姿になっている。
北海道ではこの時期よくある、色鮮やかな秋が一晩でモノトーンの冬に飲み込まれる瞬間。
そんな悪天候の昨日、珍しく昼間のライブで演奏させていただいた。
ボーカル:稲川由紀さんをメインに ピアノ:桂田瑞穂さん ベース:赤坂実さん サックス:グローバー稲川さん
ボーカルとピアノに関しては初めてご一緒させていただいた。
グローバー稲川さんに於いては、僕が神恵内在住時からの顔見知りで、毬音とも面識があり、ジャムセッションでは何度かご一緒する機会はあったが、ライブとしての共演は初めてではないだろうか。
そんな毬音にとっても懐かしい人とのライブだった。

話は飛んで、今月15日から2泊3日でPET検査入院となった。
PET検査はとても高額で2泊3日の入院と言えど費用がとても気になるところであり、検査結果で入院治療が必要となってもそれに応じるだけの余力はまったくないわけだ。
なんとか投薬だけで済む結果が出て欲しいものである。

そんなわけで、今月の毬音月命日は入院中となりオムライスは作れない。
2017/11/12 (Sun) 10:06

 ●●●  想10周年記念ライブ
想10周年記念ライブ
元々演奏PLAY=祈りPRAYと位置づけ、毬音へ想いを届ける事を目的としてメンバーを集めたバンド「想」
このバンドも活動開始からこの10月でまる10年になり、29日にジャムジカにて記念ライブを開くことができた。
今回は阿部純子さんをゲストボーカルとして迎えた。
10年間変わらずに演奏し続けている「竹田の子守歌」や「ノルウェーの森」
その都度新鮮な気持ちで演奏できるのはひとえにメンバーの音に対する思い入れのおかげだ。

当日は台風の余波の影響であいにくの天気にも関わらす、集まっていただいたお客さんに音を浸透させる気持ちで演奏させていただいた。

やはりPLAYはPRAYなのだとつくづく思うのであった。
2017/10/29 (Sun) 23:58

 ●●●  今年5度目の帰省
今年5度目の帰省
今年9月末からピーチエアーが札幌ー福岡間就航になり、ますます安く帰省できるようになった。
月曜から一人で奈良へ観光に出かけた奥さんから、浄瑠璃寺や秋篠寺、夕暮れ時の東大寺二月堂の写真をメールしてもらい、羨ましい限りではあったが僕は仕事もあったので2晩猫のお守りとして居残り18日水曜に札幌から福岡へ飛んだ。
19日に奥さんは関空から福岡へ、そして小倉で合流してレンタカーを借り一緒に実家へ。

僕が福岡へ飛ぶ当日の朝は冷え込み、我が家から見える遠くの山々は冠雪して白くなっていた。 紅葉の盛り一歩手前での冠雪だった。
しかし到着した福岡>小倉では移動時には汗をかき、夜9時頃チャックインしたホテルでは冷房を入れるほどの気温差。

実家では母が僕の好物「イチジク」を大量に用意してくれていたので、一気に1パックを平らげる。

19日は納骨堂へお参りに行き、若戸大橋を渡って若松の三日月屋でソフトクリームを食べて実家へ戻る。

実家では母に渡したスマホにアプリ間通話無料の新しいアプリを入れ使い方をレクチャ。 しばらくつながらなかったSkypeも新たにアカウントを作ったりとバタバタとした時間を過ごすだけで終始する。

今まで使っていた航空会社スカイマークより安いけれど、フライトスケジュール的に帰省先での滞在時間が若干短くなるので、慌ただしい感じがした。

ピーチエアーの座席は前の座席との間隔が狭いので閉所恐怖症の自分にはきつかった。それとシート自体が固いので尻が痛くなる。シートの作りまでコストを抑えているのだろうが、座り午後値の悪い椅子は快適な空の旅ではなく忍耐の移動でしかない。しかし貧しい我が家的にはお値段は助かるのである。
2017/10/20 (Fri) 23:16

 ●●●  毬音147回目の月命日
毬音147回目の月命日
近所の手稲山や懐かしの羊蹄山は1週間ほど前に初冠雪のニュースがすでに流れた。
10月12日に惑星ニビルが地球に激突か!というネット上の話題も結局何事も無く過ぎてしまった。
今月はありがたいことに演奏機会が2回。リハーサルを入れるとプラス2回。
ライブ本番であれリハーサルであれ、演奏できる事の喜びをヒシヒシと感じる。
そして29日には僕のリーダーユニット「想」の10周年記念ライブが控えている。
「想」の名は、亡き毬音へ想いを伝えるために組んだことに由来する。

18日からの帰省に先立ち、奥さんが一人で奈良を観光するため今日出発するので、
朝からゴタゴタとした中朝食としてオムライスを作った。
炊いた香は伽羅にしてみた。
本来10月19日は奥さんのご両親の命日なので、釧路へ墓参へ行くはずなのだが、
今年はご容赦願い夫婦共北九州で迎えることになる。

今夜から2晩、猫にとって主である奥さんが不在なので多分僕は奴隷の如く猫の世話に奔走しなければならない。
毬音も猫好きだったのできっと助けてくれるだろう。
2017/10/16 (Mon) 8:31

 ●●●  ティファjazz live
ティファjazz live
札幌も冷え込む日がちらほら、我が家もストーブが灯される時間があったりなかったりするような季節になった。
窓から見える山も少し色づいてきた。
1か月ほど前に突然始まった泌尿器科系の病も、1週間前から落ち着いていたのだが一昨日辺りから再発の兆し。
医師からは一進一退でぶり返すとは言われていたが、元気が取り柄と思っていた自分の認識を改める必要がありそうだ。
昨夜はD-BOPにてボーカル ティファさんリーダーで
ビアノ 山下ヤスシ、ベース 赤坂実、のトリオを基本にゲスト:アルトサックス 横山ユウキのメンツで出演。
ティファさんと山下さんとの共演は初。
自分のリーダーライブとは雲泥の差の来客数。ティファさんの交友関係の絆が強さがうかがえた。 終演後、店の入り口に佇み帰るお客さんに挨拶をしていたら、一人の老齢のご婦人から「以前大野智子さんのライブでお見かけしました」と声をかけられた。
アメリカ・ニュージャージー在住の大野智子とのライブは、2007年・2008年・2009年・2010年・2013年の夏であり、一番近いものでも4年前になる。
そんな前に1度だけ、しかも主演でもないサイドメンバーのドラマーの僕を覚えていたご婦人に大きな驚きを感じつつありがたく思った。
こんな声を聞けるのは本当にうれしいものだ。

泌尿器系の再発で少し落ち込んでいた気分もご婦人の一言で上向き、温かな気分で帰宅した夜だった。
2017/10/14 (Sat) 7:46

 ●●●  簑谷先生クラス発表会セッション
簑谷先生クラス発表会セッション
時々使ってもらっているピアノの蓑谷安紀子さんの生徒さん発表会でのサポートを去年に続き今年も参加。
前年から続けている生徒さんの上達ぶりが見れたりすると、何か微笑ましくなる。
それに引き換え自分は上達したのかという反省するべき気持ちも沸き立ち、練習に対するモチベーションが持てるのがありがたい。

去年もそうだったが、この日は小樽音座なまらいぶというイベントと日にちが重なり、今年はうちの奥さんと出たかったが断念。
生前の毬音共々大変お世話になった小樽のギタリスト故・小倉義満氏が発起したイベントなだけに参加する事で恩義に報いたいのではあるが、ここ2〜3年参加できずにいるのが心苦しい。

今月は珍しく今週金曜にもライブが続き、29日には僕のリーダーバンド「想」の10周年記念ライブもあるので、今月はミュージシャンモードのまま過ごす事になりそう。
2017/10/08 (Sun) 20:16

 ●●●  父の命日
父の命日
父が亡くなった1980年に逝去した有名人で僕の記憶にあるのは
ピーター・セラーズ、アルフレッド・ヒッチコック、スティーブ・マックイーン、ジョン・レノン、
日本人では林家三平、嵐寛寿郎。
あれから37年になる。
僕が大阪で暮らしていたある夜、家から電話があった旨アパートの自分の部屋の扉に「至急実家へ電話ください」と張り紙があり、
それを見て病弱だった父が亡くなった事を直観した。 しかし実際は交通事故。
当時の実家は千葉にあり、大阪から実家までの交通費も無い状態の僕にジャズ喫茶の雇われマスターをやっていた友人がお店の売り上げから
僕の交通費を捻出してくれたおかげで通夜には間に合ったが、弔問に来て事故現場を見たので証言すると言う、いかにも騙りを持ちかけるチンピラにとびかかり騒ぎを起こしてしまう。
挙句には死亡診断書には「病死」と書かれ医学会の闇をもろに受けた。
毎年この時期、金木犀の匂いでそんな父の無くなった日の記憶がフラッシュバックしていたが、北海道には金木犀が無いので久しく忘れていた。
自分が父の年齢を超えてしまった今、健康面で色々と問題も出てきて生きて行くのもなかなかしんどいものだ。
2017/10/05 (Thu) 14:53

 ●●●  毬音146回目の月命日
毬音146回目の月命日
昼間の日差しにかすかに夏が残りつつもすっかり風は秋。

2か月ほど前から我が家のウォシュレットが不調で、時々水が出なくなる。
2〜3日前からまた水が出ず、カルキの塊が原因かと給水管のジョイント部分を外してみたが、問題なさそうだった。
あとは機械的な処での故障だと思われた。
水が出ない状況の中、今までどれだけウォシュレットに頼っていたか思い知った。
大家さんに故障を伝えなければと思いつつ、昨夜ウォシュレットを使ってみたら、何故か水が出たのだった。
しかも強弱の調整が効かず、どえらい勢いで痛いくらいに噴射してくる。
驚いたがこのくらいの勢いがあればキレイになるだろうと一安心。

3週間ほど前に前歯の差し歯が外れ、しばらくものを食べるのに苦労した。
これを機に痩せるかと期待もしたが、木曜に完治し秋の食欲に誘われる。
昨日の朝、言いようのない具合の悪さの体調不良に見舞われた。
その前夜に前立腺に関わるような症状があったので、それと関係してるのかと思っていたが、
どうやら風邪をひいたようだ。
しかし年齢的に前立腺は気にかけていた方が良いと思えるが、また医療費が・・・・

今日はそんな僕の体調不良を見かねて、奥さんが毬音へのオムライスを作ってくれた。
ドライカレーベースのオムライス。

この1か月はライブが無いので、ちょこちょことジャムセッションに出没する。
ジャムセッションだと自分のやりたい内容の演奏はなかなかできないが、やはり演奏は楽しいものだ。

来月は久々にリーダーユニット「想」の10周年ライブがある。
10年と言っても、初期は年に3〜4回ライブをやっていたが、ここ数年は年に1〜2回しかやってない。
自分の集客能力の無さ、メンバーのスケジュール調整の難しさから新曲を演奏する見通しが無い、
齢に因る体力・気力の衰え等を考えると、
この10周年が残念ながら「想」の最後になるかもしれない。
まぁ何年かに1度くらいのペースで「想」のメンバーでライブができれば良いなぁ・・・

毬音への祈りは遠のくばかりだが、寿命的には確実に接近しているのだ。

この年になると流石に先の見通しを考えるが、
まったく明るい見通しは無く、気分は閉塞感しかない。
しかしせめて小さな事でもいいから笑顔になれる時間を紡いでいきたいものだ。

2017/09/16 (Sat) 11:01

 ●●●  ギタリスト:ジョン・アバークロンビー
ギタリスト:ジョン・アバークロンビー
今日の写真は僕の好きなCDの1枚「Current Events」
とりわけこのCDのタイトル曲Current Eventsは今でも大好きで、聴くと元気が漲る。 そしてこのタイトル曲の録音もよく聴くと、演奏終盤に、多分ドラマーが咳きこんでスティックを落としたと思えるのだが、エンディング後に笑い声が入っている。そんなラフな録音でも盤にしてしまうところから、酔っぱらってのブルーノートの演奏もそのトリオの自然体なのかもしれないと思えてしまう。
このトリオでのギタリスト:ジョン・アバークロンビーが今月22日に72歳で逝去した。

30年ほど前、大阪在住の時、大阪ブルーノートにこのCDのメンバーが出演した際に見に行った。
1部と2部で入れ替え方式のライブだったが、客入りが悪く、2部がガラガラらしく店員から追加料金は不要なのでこのまま2部も居てもらって構わないとのステキな申し出で1・2部通しでライブを観賞。
ギターのジョン・アバークロンビとドラムスのピーター・アースキンはヘベレケに酔っぱらっているらしく、2人は好き勝手な演奏を繰り広げる中、ベースのマーク・ジョンソンは苦々しく演奏に集中していた。
ある意味日本の客を馬鹿にしている態度ではあるが、僕はそれが楽しかった。
その数年後、東京に出てとあるミュージックスクールに入り浸り、ギタリスト:秋山一將氏の生徒で後にそのスクール講師になった常藤勝之氏というギタリストが居た。
彼とは当時4年に1度開催されてた楽器フェスティバルのカワイ楽器のブースで一緒に営業演奏をしたりした知り合いでもったが、彼はその後ニューヨークに渡り、マイク・スターンやジョン・アバークロンビーの家に押しかけて弟子入りしたと風の噂を耳にしていた。
その時の楽器フェスティバルでの余談:
シンセドラムの老舗にシモンズというメーカーがあるのだが、その時シモンズのブースではプログレバンドの「イエス」のドラマーで僕が一番最初に憧れたビル・ブラッフォードがデモ演奏をしていたのだった。これはラッキーと思いきや・・・我らのデモ演奏とビル・ブラッフォードの演奏時間がまるまる重なっていて、結局姿さえ見れなかったという悔しい思い出がある。

次にジョン・アバークロンビーの思い出は、1993年ニューヨーク在住時、ブルーノート・ニューヨークでキース・ジャレット・トリオ3デイズライブがあった時の初日の1部ステージを聴きに行った際、僕の2つ隣の席にジョン・アバークロンビーが客として座っていた。  キース・ジャレット・トリオのドラマーは長い間憧れているジャック・ディジョネット。 ジョン・アバークロンビーとジャック・ディジョネットは旧知の間柄なので演奏前にジョン・アバークロンビーの席にジャック・ディジョネットが寄ってきて話をしている。
ジャック・ディジョネットがすぐ横に居る事で僕は緊張してたのだった。別に僕に話しかけてるわけでもないのにww
逝去の話を聞いて、そんな思い出に耽っている。

自分のライブでもジョン・アバークロンビーの演奏スタイルでのカバーをちょくちょくやっていた。 ギタートリオの演奏スタイルとしては理想だった。
多分毬音にとっても好みのスタイルだったはず。
ここのところしばらくライブの予定もないので、追悼として演奏できるのはいつになる事やら。。。。。。

少々自分の事を記録しておこう。
先月の帰省で痛めた右ひざは先週整形外科でヒアルロン酸注射で若干良くなったが、まだ痛みがあるので治療継続しかない。
右腕の湿疹も薬のおかげでかなり改善したが完治には至らず。
激しいめまいで駆け付けた病院では原因不明で追加検査と言われたが、多分無駄だと思え、これ以上高額な検査費は賄えないので断念。
そこに輪をかけたように、
先日赤飯を食っていたら、前歯の差し歯が取れた!! 
これでまた医療費がかかってくる。゚(゚´Д`゚)゚。

会社の経営不振で収入は減っているのに医療費が重なるやらで北朝鮮からのミサイルに当たって砕けたい気分である。
前向きに考える要素がなにも無いのだが、せめて近場のお店のジャムセッションに顔を出して演奏させてもらう事が唯一の憩いになっている今日この頃。
2017/08/30 (Wed) 19:01

 ●●●  毬音145回目の月命日
毬音145回目の月命日
8月に入って真夏日が無いが時々蒸し暑さがある札幌。
まぁまだ真夏日が無いだけありがたい。
先月帰省した時痛めた右ひざ。一度整形に行って診断してもらったが、
骨に異常は見られないので関節が狭まっている事で神経圧迫だろうとの見解で
痛み止めと張り薬を処方しってもらったが、全く効かずに痛みは増しているようだ。
立ち上がったりかがむ際や歩行にも支障がでるくらいの痛みになっている。
なので再度整形に行こうと思っているが、今月は3か月に1度の定期健診で、
自分の医療費予算は使ってしまっているので音楽再生プレーヤーやタブレットを売って費用を捻出。
ところが、昨夜近所のコンビニに立ち寄った際電子タバコの一種である「アイコス」が1個だけ在庫があると店員が言う。
「アイコス」を入手するには予約して4か月待ちとかがざらであり、偶然に遭遇するのは奇跡に近いのである。
この偶然はきっと意味があるのだろうと、一旦帰宅して割引クーポンをネットで入手して再度コンビニへ。
そして7980円でアイコス購入できた!
しかし考えてみるとアイコスのヒートスティックがタバコより割高である事に気が付いた。
これでは家計上また逼迫してしまうので、入手して24時間も経たないうちに転売を考えている。
医療費を賄うために近々楽器類も売り払う予定。

困窮してても毬音への花は欠かせない。
今日は昼の休み時間にオムライスを作った。お供えは最近凝っている寒天の手作りコーヒーゼリー。
珊内在住時は安物のコーヒーゼリーを一緒に食べていたものだが、
手作りコーヒーゼリーは毬音に食べさせた事が無い。
彼女の好きなラム酒をふんだんに使った手作りコーヒーゼリーを堪能してもらおう。
2017/08/16 (Wed) 13:55

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