チャンカーはマリオン


 ●●●  毬音174回目の月命日
毬音174回目の月命日
毬音が逝って今日で14年と6か月、日数で5327日。
50歳を過ぎると、ほぼ確実に残された時間の方が短い。
そうすると下り坂を転がるように時の経過が速く感じる。
自分が何をして、何をし損ねてきたか?この後何ができるのか?
そんな事を考えると無力な自分に打ちひしがれる想いになる。
しかしそれが自分なのだから仕方ない。
自分風に生きてきたように、無力なまま自分風に果てるまで行くしかなさそうだ。
灯火の如く東から風が吹けば西に揺らぎ、西から風が吹けば東に揺らぐ。
でも火元が動く事は無い。それでいいのではないだろうか。

今日は奥さんが買ってきてくれたシュークリームと
オニオンコンソメスープを使ったケチャップライスを
卵で巻くように作ったオムライス。
2020/01/16 (Thu) 16:33

 ●●●  小樽ニューポート
小樽ニューポート
久々に小樽で音を出す。
初めて北海道を旅行した10代の頃からの憧れの街であり、神恵内在住時は一番近い都会だった色々と思い出の多い街小樽。

旅で知り合った人と束の間小樽を歩き、それぞれの行き先に散るさまを詠んだ僕の俳句がある。
「あとから あとから 小樽手を振る 雪降る」
この句からしても僕にとっての小樽は「雪の小樽」なのだ。
この冬は北海道全般的に雪が少なく、残念ながら小樽も例年に比べ少雪で、僕のイメージする小樽とはかけ離れた風情。
この日はニューポートというお店で、僕のドラムと店主の宮木さんのパーカッションでの即興演奏。
20分程ドラムとパーカッションの演奏を繰り広げた後、ベースとトランペットが加わってのセッション。
店主の宮木さんご夫妻と昔の小樽の話等で懐古に浸る。
僕が18歳くらいの時、旅行中の小樽で「ブラジル」というジャズ喫茶で夜明かしした話をすると、宮木さんは「ブラジル」でバイトしてたとか、昔の「海猫屋」では漫画雑誌「ガロ」を読みに行ってた話をすると、またまた宮木さんは「海猫屋」でもバイトしてたと返してくる。
宮木さんとの出会いは小山彰太さんとの共演から始まったのだが、ここまで過去に重なりがあった事を知ると必然の縁なのかと思えてきた。
と同時に小樽という街がことさら愛おしく思えてきた。
2020/01/12 (Sun) 23:58

 ●●●  男はつらいよ おかえり寅さん50
男はつらいよ おかえり寅さん50
正月のお飾りをどんど焼きに持ち込むため北海道神宮へ向かうが、駐車場待ちの長い車列に負けて、自宅近くの上手稲神社に戻ってお参り。
久々に地下鉄に乗り札幌ファクトリーの映画館へ。
この映画館は10年以上前に生前の毬音と一緒に「ディアフタートゥモロー」を見て以来。
今回は奥さんはレディースディ割引、僕はシルバー割引で男はつらいよの新作「男はつらいよ おかえり寅さん50」を観に行った。
男はつらいよの大ファンと自負する自分だが、劇場で「寅さん」を見たのは、東京で暮らしていた時友人夫妻と3人で初詣帰りと、北海道を旅行中の正月の小樽と、後1度どこかで見た気がするが、今回でわずか3〜4回でしかない。
今回は前作でもそうだったが主演の渥美清は亡くなっているし、往年の出演者の多くが亡くなっている中どんな作風になっているのか興味を惹かれた。
まずオープニングテーマを桑田佳祐が歌ったシーンだが、ネットでも酷評が多いが、酷評通りで、そもそも桑田佳祐に何の魅力も感心も無い自分には苦痛であった。
内容的には「寅さん」の生死に関する事柄をぼかしている演出は山田監督の意図した処だと思う。 「寅さん」の存在を「実在」から「記憶」に昇華させる意味ではうまく行ったのではないだろうか。
今日が劇場公開最終日だからネタバレ御免で言うと、泉ちゃんのお父さん役が寺尾聡ではなく橋爪功で、設定の人物像から大きく違っていて、「家族はつらいよ」での橋爪功の役柄に近かった点に酷い違和感を感じた。 なんだかんだ言った所で、これが「男はつらいよ」の完結なのだと思うと寂しい気持ちになった。
2020/01/09 (Thu) 23:40

 ●●●   2020年新年
 2020年新年
謹賀新年
年末に左手親指の付けねに痛みが出て整形外科にかかるが、先天的な問題が骨にあるようだと言われ、痛みは取れないまま新年を迎える。
初詣は元日夕方に奥さんと琴似神社へ参拝に行くが、門は閉ざされ扉越しの参拝になった。この冬は今のところ雪が少く車の運転や歩行にはありがたいのだが、今日は小樽の街を少し歩きたくてバスで小樽入り、そして今月末のライブ「ドラパー」でのパーカッション宮木さんのお店ニューポートでの新年ジャムセッションに参加する。
しかし小樽の街の変わりようには驚いた。
2020/01/05 (Sun) 17:12

 ●●●  桂田トリオ+ゲスト古舘賢治
桂田トリオ+ゲスト古舘賢治
今のところこの冬の積雪が記録的に少なく、車の運転や歩行の支障は少なくて済んでいるにも関わらず、先日凍った駐車場で転んだ首や手首の痛みで整形外科に行く羽目になったのだが・・・ まぁ整形的には問題無いとの事で痛みが消えるまで待つしかない。
季節の初めに雪が少ない冬はドカ雪に見舞われ、結果として総積雪量は平年と変わらない事が多いが、ドカ雪は誠に厄介である。
ホワイトクリスマスには物足りない積雪量だったが、12月のイベントとして奥さんの誕生日、自分の誕生日、クリスマスが終わり、テレビもいきなり正月向けの和装になった。 それにしても年々年末らしさ新年らしさを感じなくなった。それは自分の心持の問題で、重ねた歳でマンネリ化してしまったのかとも思えるが、年末年始のテレビ番組が昔と大きく変わり、年末年始らしい番組がほとんど失せている事が大きな要因かもしれない。
そんな年末、ピアノ:桂田瑞穂 べース:赤坂実 ドラムス:大村吟弘の固定メンバーのトリオにゲストとしてギター:古舘賢治氏を迎えたライブ。
振り返ってみると古舘さんとは僕が神恵内在住時に知り合ってからの付き合いなので20年ほどになる。20年と言えば生まれた赤ちゃんが成人を迎えるほどの時間経過と考えると結構な長さになる。
仕事納めが影響してかお客さんの数は多くは無かったが、古舘さんの甘いボーカルも織り交ぜお客さんには楽しんでもらえたようだ。
これが僕の今年のライブ収め。 
僕はドラムを叩くのが好きなので、1月はライブも少なく寂しいからチマチマといろんなジャムセッションに顔をだしてみようかな。 
2019/12/27 (Fri) 23:50

 ●●●   今年5回目の帰省
 今年5回目の帰省
12/19から二泊で、母の退院後の経過検査に立ち合うべく帰省。
母の緊急入院があって今年は帰省が多く出費もかさんでしまった。
前回の帰省が京都や奈良を訪ね、実家での時間を割かなかった分、今回は実家と病院で過ごす時間が殆どだった。
検査結果は良好で、これであれば今後定期的な検査は必要無いだろうと診断されたものの、診断性な母は時々検査は受けたいと、次回5月に検査予約を入れた。
依って僕の次回の帰省は5月になる予定。
自分の誕生日目前でクリスマスシーズンで福岡の街中や空港は雰囲気を盛り上げるべく、その手の音楽を流しまくっているが、やはり雪の無い土地では空回りしてる感じがする。しかし地球上には雪のあるクリスマスを過ごせる土地より雪の無いクリスマスの土地の方が多いんだろうと思うと、札幌暮らしはクリスマスに関して恵まれてると実感。
今日の写真は、検査の病院へ向かう途中に鎮座する豊山八幡神社。
2019/12/21 (Sat) 13:54

 ●●●  毬音173回目の月命日と菅原実トリオ@ジェリコ
毬音173回目の月命日と菅原実トリオ@ジェリコ
今日は毬音の月命日に、毬音が好きだったお店ジェリコでライブ。
月命日にジェリコに当たるのは初めてか? ここの所ライブ本数が少ない僕への毬音の計らいなのかもしれない。
一昨日14日は今の奥さんの誕生日、1週間後は僕の誕生日、それをまとめて
今年は「柳月」で「酪農みるくバターケーキ」「トカチック・バスキュ〜」「ファーストレディー」のセットを発注した。
https://www.ryugetsu.co.jp/online_shop/detail_345.html
酪農みるくバターケーキは言わずと自分用で、久々に美味しいバタークリームと評価できるが、昔懐かしさには欠ける気がする。 
ファーストレディーはレアチーズケーキで、奥さん向けで、濃厚なチーズが絶品。トカチック・バスキュ〜は言ってみればベイクドチーズケーキにチーズクリームが内包されている初めて味わうケーキで共用。今日のお供えにはトカチック・バスキュ〜と僕の作ったシナモンミルクティーの寒天に、朝から作ったオムライス。
そして今夜は毬音への祈りを籠めた演奏を繰り広げたいと思っている。
2019/12/16 (Mon) 8:35

 ●●●  トリオ ザ ノーザンライツ ライブ@ジェリコ
トリオ ザ ノーザンライツ ライブ@ジェリコ
すっかり冬の装いの札幌。今週末は最高気温が10度くらいまで上がるらしいので、まだ根雪には早いと思われる。
今夜はジェリコ。
毬音お気に入りのお店で、珊内在住の田舎者の僕をこのお店に初めて連れてきてくれたのも毬音。
北九州の母親を呼んで、唯一僕のライブを見てもらったのも、ここジェリコ。
ギター古舘賢治 ベース大久保太郎 とのギタートリオ。
以前のO,F,Oというバンド名から数えて10数回ライブを行っているが、最近このメンバーでできるのは年に2〜3回という貴重な1夜。
バンドメンバー数の倍はお客さんが入ってくれたので、久々に客前で演奏しているモチベーションを持てた。
早々と来年2/4のジェリコ出演も決定。
このライブからしばらくライブ予定が空くのだが、次回は毬音月命日にあたる12/16、サックス菅原実さんとの久々の共演ライブで、これまたジェリコ。 毬音がブッキングしてくれているのだろうか(笑) ありがとう!
2019/11/21 (Thu) 23:52

 ●●●  毬音172回目の月命日
毬音172回目の月命日
札幌は一気に冬に突入。先週九州でTシャツ1枚で汗だくになっていた事を考えると、この気温差が体に与える影響を気にしてしまう。

国の面積からして、流氷とサンゴ礁を見れる日本という国は奇跡的な自然に恵まれた国らしい。そんな国土・自然を大切にして、日本に生まれた事を誇りに感じて生きて行きたいものである。

今朝は奥さんが用意していてくれた冷凍のチキンライスでオムライスを作った。
雪が降る前に買い物へ行った際、「梨」を欲するイメージがあったので梨と、冬にはよく食べていたミカンをお供えした。
梨は、毬音が手術後に併発した腸閉塞で固形モノを食べられず点滴だけで過ごしていた中、梨が食べたいと言うので、応急的に細かく切った梨をビニール袋の中で潰し、梨の汁だけをすすらせたという記憶を思い出す。
食事が取れるようになったら一番最初に何が食べたい?と聞いたところ「オムライス」と言った事が、この14年間毎月16日の月命日にオムライスを作りお供えする習わしになった。 この先も毎月16日には可能な限りオムライスを作り続けるつもりである。
2019/11/16 (Sat) 8:48

 ●●●  今期初積雪
今期初積雪
札幌の初雪は、僕が帰省中の11/8金曜だったらしいが、僕は福岡の宗像でTシャツ1枚姿で汗をかきながら歩いていた。
昨日午後、曇天で強風に混じってわずかに舞っていた雪が夜には雪は降りしきり、今朝は10センチ近い積雪になっていた。まだ湿気を多く含んだべた雪なので、これが根雪になるとは思えず一旦はすべて溶けてしまうだろう。
帰省前に冬タイヤに交換していたのは良いタイミングだったかもしれない。
ワイパーも冬用に替え、雪はねブラシとスコップを車に常備完了。あとは雪道運転に慣れるまで慎重な運転に頭を切り替える必要があるが、これが一番厄介である。 雪道の状態は常に同じわけではないので、その状況に合わせて運転しなければならないが、凍ったツルツル路面での運転は北海道在住24年でも超緊張して慣れる事は無い。
雪景色は自分の原風景と感じてはいても、凍結路面の運転は原風景には含まれていないのだった。
今年も凍結路面との戦いが火蓋を切った!
2019/11/15 (Fri) 8:24

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