チャンカーはマリオン


 ●●●  毬音の墓参り
毬音の墓参り
天気予報では一日中雨模様ではあったが、この日しか選択余地がなかったので実行。
車を走らせ小樽まで出ると、曇天ながらも雨はほぼやんでいた。
約20年ぶりだろうか、余市フゴッペ洞窟に立ち寄るが、新型コロナのおかげで洞窟内の換気ができない状況だからと洞窟内は見学できず資料館だけ無料開放していた。 
生協でお供えや花を買い墓参りへ。  ここ数年は年に1度しか来れない事を詫びつつお参りする。 
毬音の墓参りを終え、一路昨日ウニ漁解禁になったばかりの余別の漁師経営の食堂へ。この店の利用は3年ぶり4回目くらいかな?  今年は馬糞ウニ丼5000円 ムラサキウニ丼4500円だったかな?  今回は我が家の経済力と自分の年齢を考慮してムラサキ・馬糞・蒸しウニの3色で3900円の丼を選択。 それでも生ウニは充分な量だった。流石漁師さんが営む店だけある。
ウニを堪能して珊内村へ急ぎ、かもいユースの母さんの墓参り。母さんの義理の姉さんの墓にも手を合わせる。 道の駅オスコイ神恵内でソフトクリームを食い神恵内本村の厳島神社参拝し、当丸峠を越えて古平・余市へ。塩谷から高速に乗りまだ日のあるうちに帰宅し、穴あきまくっていた網戸の網を張り替えた。

新型コロナの影響で、明日予定されてた桂田トリオ+ゲストボーカル:タケミさんのライブが中止、去年は毬音の墓参りを挟んだ前後で大阪のギタリスト畑ひろしさんとのライブが今年は20日に1本だけ予定されてたが、それも中止。
27日の天野・中島トリオのライブも中止が決まっている。
23日の爆発バンドと30日のオーロラトリオは色々と規制はあるがどうにか演奏はできそうである。ネット配信も画策中。 
これで久々に毬音に音を届けられるというものだ。
2020/06/11 (Thu) 22:57

 ●●●   今年2度目の帰省
 今年2度目の帰省
福岡へ移動。
今回の帰省はかなり難儀した。
まず往復の飛行機がコロナで欠航になった。
たまたま今回はJALのウルトラ先割でかなり安く購入できたのだが、それが功を奏したようだ。
予約便往復とも代替を取ってくれたが、行き3時間遅い便、帰り3時間早い便になり、福岡滞在時間が6時間失われてしまった。
ホントであれば宗像か宮地嶽神社に寄るつもりがパーになり、26日の到着日、27日の母の検査日、28日の帰札日実家オンリーで過ぎた。
まぁ今回は元々少ない時間での帰省だったから致し方ないのではある。
実家では玄関にipカメラ増設と玄関が暗かったので、人感センサーの照明を設置。
帰札日は激しい腹痛と下痢に見舞われ動くのも辛い状態だが、早朝に実家に寄った。そんな28日朝のニュース番組で、北九州のコロナ感染拡大が報じられ、自分が札幌に感染を持ち帰るのではないかと、ちょと心配。
福岡空港では毎回買っている梅ヶ枝餅がコロナのせいで、今は空港では扱ってないらしい。残念?
前回3月の帰省時に比べ、今回の福岡空港はひどく閑散としている。
2020/05/28 (Thu) 11:06

 ●●●  毬音生誕51年
毬音生誕51年
遠くの山の残雪もわずかに残るのみ。桜は終わりライラックが最盛期になり藤の花がほころび始めた。
コロナウィルスでの非常事態宣言は未だ北海道は解除されず。
週に2度の買い物で昨日買い物に出かけたが、非常事態宣言どこ吹く風とばかりに酷い混雑状態だった。
混雑を避けてそのスーパーでの買い物は取りやめて、比較的空いているドラッグストアで必要な物で買えるものだけ買って帰ってきた。
テレビのニュース等で札幌の街中は閑散としている情景が映し出されるが、住宅地でのスーパーはとんでもない過密状態。これじゃ感染が治まるはずないし緊急事態が解除されるはずがないし、解除されたら更に酷いことになりそうだ。

買い物とは別に3か月に一度の定期健診で病院へ行った。
その病院は最近医療関係者2名ウィルス感染が見つかった病院。CTと採血検査を受けて帰ってきたが、今のところ自分に異常なし。

毬音が生きていれば今日で51歳。
昨日パンケーキとクレープの中間くらいの生地を焼き、自分で作った水ようかんを巻いたどら焼きっぽいものを作ってお供えした。
今朝は早朝コンビニに走り、モンブランのケーキを買ってきてお供え。

祈りであるライブ演奏は6月のスケジュールもほぼキャンセルになるようだ。

今日の写真は2005年療養で大阪滞在中に大阪の友人から頂いた誕生日ケーキ。
これが最後の誕生日になった。
2020/05/22 (Fri) 8:41

 ●●●  毬音178回目の月命日
毬音178回目の月命日
世は未曾有な状況となった。
人類の起源からすると疫病として何度か見舞われた事かもしれないが、現在を生きる多くの人にとって未経験な事態だろう。
取りあえず10年ほど自宅で仕事をやってきた引きこもり生活。人からは口々に「少しは外出しなさい」と窘められたが、今となっては「外出は控えろ」とまったく逆の対応に苦笑いしてしまう。とにかくありがたくも我が家は通常稼働している。
窓から見える景色では桜は散ってしまい、遠くの山々にわずかに残雪が見える。

今朝は愛猫の一人「ぶーさん」が5時前からにゃーにゃ―とうるさく騒ぎ起こされた。二度寝しようと思ったが、地鳴り?らしき低周波音が繰り返し鳴っていて気になりそのまま起床して、地震が近いと判断し、急いで水の汲み置きをした。
そしてオムライスを作る。
外出自粛でお供えも用意してなかったので、買い置きしてたチョコとラムネ菓子をお供え。 結局自分の好物を陳列しただけになった事を詫びつつ、いつもと同じく般若心経を唱える。
新型コロナもそうだが、大地震の予感もするのでこの災害が重なるととんでもない事になると危惧しても、何の手立ても無いのが実情。 せめて非常用の物資を揃えるようにしておこう。
来週22日は毬音の誕生日。生きていたら・・・・51歳(゚д゚)! 想像がつかない。永遠の36歳で少し羨ましい気もする。
2020/05/16 (Sat) 7:40

 ●●●  自粛の春
自粛の春
緊急事態宣言のおかげで、全国的にエンターテイメント系の仕事はほとんど中止が続き、お店自体もお休みで、昭和天皇崩御の喪中の時より激しい規制が続く。
元より引きこもり生活の我が家では生活パターンにそれほど大きな影響は無いのだが、僅かばかりのライブ活動も4月に続き5月も中止になりここに記す記事も無い状況。

何気に自分の中でざわつくのは新型コロナより、大地震が切羽詰まっている気がしてならないので、準備としての買い物に出かけた。
今年は花見も禁止になったが、桜はしっかりと咲いているのだった。
今日は風は冷たいものの日差しはすっかり春。ちょっと日に当たりながら歩くと汗ばむが風に吹かれると冷え冷えとする。
外出自粛要請が出ているが、どこ吹く風とばかりにホームセンターは混みあっていた。
人気が消えたのは街中であって、住宅街でのスーパーやホームセンターは通常より人が多い気がする。
マスク着用と人との距離を保つように注意喚起されている中でも、まったく気にしてない人もチラホラ見受けられ、自分が感染する事よりも、自分が人に感染させるかもしれないという考慮ができないのだろうが、残念な事にお年寄りに多くみられる気がする。
今回の世界的感染の騒ぎで感じたのは、東日本大震災後に見せた「日本人」の気品が世界に比べ大きく劣っている事と、国民を守る気持ちの薄い政治力。
いつの間にか日本は3流4流国家になっていた事に驚きと共に落胆してしまった。  世界に誇れる日本では無く、恥じる国になってしまったのか・・・

さて、もし今大地震が起こったら、非難する人達は集団感染で一気に感染者は増えて医療崩壊どころではない。そんな事を考えながら明日も引きこもり生活を送るのだろう。
2020/05/07 (Thu) 15:49

 ●●●  毬音177回目の月命日
毬音177回目の月命日
この1か月で新型コロナウィルスの感染は世界的に驚異的に広がり、TVでは日本も危機的状況下と訴え不要不急な外出を控えるように促す中、元々我が家は週に2度ほどしか外出しないので自分の生活環境はほとんど変わらず。
ただ今月のライブ予定はすべて中止になり、感染の影響は収まりそうにない気配から来月のライブもどうなる事やら・・・

今日は毬音の月命日で仕事も休みなので花やお供えの買い物に出かけた。
用あって何時も閑散としているヤ〇ダ電気に行くが何故か多くの客が居た。生協に行くとここもまた大勢の買い物客。 外出自粛はいったいどうなっているのだろう?
花屋では2種類のカーネーションと紫色のフリージアを買ったが、一括りの花の量が大量に盛られてあり、3束で凄い量の花束になった。しかも凄い安売りで、いつもなら量的に2000円は超えそうなボリュームだが1000円しなかった。
たまたま九州フェアーを催していたので、先月のお供えに続き今月もにわかせんぺいをお供えするに至る。長崎の丸ボーロとシュークリーム。
にわかせんぺいは大きさの違うものがあるが、おなじ品でも一番小さなせんぺいが一番美味いといつも感じるのだった。幸い今日置いてあったにわかせんぺいはその小さいサイズだったので迷わず購入した。

愛猫おさかなちゃんは、奇跡の復活を遂げ、食欲旺盛なのだが、まだ夜たまに視力を失う事があるようで、まだハラハラした状況は残っている。
今回の奇跡の復活は猫好きだった毬音の助力もあったと思っている。

新型コロナウィルスの影響はそう簡単に収束しそうにないと感じている。

今夜はどんなオムライスを作ろうかな?
2020/04/16 (Thu) 16:48

 ●●●  桂田トリオ@ジェリコ
桂田トリオ@ジェリコ
まだ日陰等一部で雪が残っているものの、札幌の公式な発表では積雪ゼロ。道路は歩きやすく、車での走行も楽になった。
我が家の愛猫おさかなちゃんは、もう死を覚悟して何時逝ってもおかしくない状態と察し、自分の睡眠の合間数時間毎に猫の生存確認をし、猫が起きていたら何度か襲われた失明の兆候等を気にかけて不安がないように話しかける毎日。
奥さんが絶命を覚悟で余命を聞くかのように病院へ連れて行ったら、「死神に憑かれてるようだなぁ。塩分等気にせずに今はとにかく食べさせて!! 」と言われたようで病院からもらった栄養満点のペースト状の餌をなめさせたところ、1週間以上絶食状態だった猫が自力で餌を食べるようになり、ひとまず峠は越えたかと。  しかし夜は暗い所では時々視覚が極めて薄れる時があるようだ。

巷ではびこる新型コロナウィルスで志村けんが亡くなった事で世間は危機感を増した空気になった。
僕はドリフターズでは荒井注の方が馴染みがあり、志村けんの時代ではドリフ離れしてたのでそれほど親しみは感じてなかったが、それでも志村けんの死亡は衝撃だった。
しかしそれ以上に衝撃だったのは、この日のライブのメンバーから聞いたパットメセニーグループのメンバー:ライル・メイズが2月10日に亡くなっていた事である!!! これは失意に近い驚きだった。

新型コロナウィルスの影響で街は閑散とし、イベントは軒並み中止になっている中あえて行ったピアノ:桂田瑞穂 べース:大久保太郎 ドラムス:大村吟弘 のメンツでの初めてのライブ。世の中の事情が事情なだけにお客さんはゼロではあったが、演奏は初のトリオにしては良い内容だったと思う。

この世相を考えると4月のライブ予定はすべてキャンセルになりそうだ。
2020/03/30 (Mon) 23:08

 ●●●  毬音176回目の月命日
毬音176回目の月命日
国東半島では早咲きの満開の桜も見て冬を脱却した気分の帰省から帰宅して一晩明けた今朝、また道路は一面白く時折窓から外の景色が見えなくなるほどの降雪になった。
これが北海道なのだ! これが良くてここで暮らしているのだ!
冬の夜は明るい。それは積もった雪に街灯が反射して明るさを増すから。
夜の明るさに陰りが出てくると冬の終わりを感じる。

帰省で留守中のさくおさんの状況は奥さんからメールでしらせてもらっていたので、問題無く過ごしていたようだが、今朝から食欲が無いようだ。
自分が何か悪いものでも持ち帰ったのかと心配になる。
毬音を喪った時身をもって知ったのは「命にはそれぞれ寿命がある」事。
どんなに短命であろうが、いかなる姿で逝こうが寿命は定めと。
それは分かった上で、来たるべきその時その瞬間まで不安を持たず安楽である事を祈る事しかできない。

今日のオムライスはライスではなく、ミートソースを絡めて炒めたパスタを卵で包んだ。
お供えは六花亭のシュークリームとバターケーキと帰省の土産にわかせんぺい。
ホスピスでの毬音と過ごした時間を思い出しながらさくおさんの容態を憂いてしまう。
取りあえずこの1週間は失明現象は発症してない事はさくおさんにも周囲にも救い。
これからさくおさんの状態で一喜一憂する日々を過ごす事になるのだろうが、これがペットを飼う人間の通常な営みなんだよね。
2020/03/16 (Mon) 8:48

 ●●●  帰省最終日
帰省最終日
昨夜はおふくろに寿司を食べさせようと、よく利用する出前館のアプリで出前を取った。
配達予定時間になっても届かず、30分待ってお店に電話すると、同じ方向に家ともう一軒の2軒分のお寿司を持って配達に出ているとの事。
配達人に連絡を取ったところ、1軒目の住人が留守で帰りを待っていたとの事。お店の人は待たなくていいから2軒目の配達に行けと指示をしたそうな。
お店にとっては気の毒ではあるが無能な配達人のおかげで、我が家では二度とこの店に注文する事は無いだろう。
待ちぼうけを食わされても腹は満たされないので取りあえず遅れてきた寿司を食いながら、
母に一人暮らしはそろそろ限界ではないか、この先の事を真剣に考える時期だと話をした。

そして札幌へ戻る日の朝。早くに宿を発ち博多へ。バスに乗り換え大宰府を目指す。
西鉄大宰府駅の手前、大宰府市役所でバスを降り観世音寺を訪ねる。
この寺の宝物館には好きな仏像:不空羂索観音さんが居られるので、九州の地を発つ前にお顔を拝見に立ち寄った。
ここには珍しい大黒天さんが居られる。
普通大黒天さんは大きなお腹にに大きな袋を背負ったにニコやかな表情だが、ここの大黒天さんは厳しい表情で睨みつけてくる。

ここからはちょっとスピリチュアルな話になるけれど
とある方の本で、ここの大黒天さんに「大黒様は財運をもたらせていただけるのですよね?」と尋ねたところ
「自分でなんとかしろ」と言われたらしく、ここの大黒さんは厳しい仏さんなのだと心して拝観したのだが、どう見てもニコニコしてるように見え、しかも「どうした?」と優し気に語り掛けてくれている気がしてならなかった。
どうやら「自分でどうにかしろ」と言い放ったのは、その人(筆者)にはその能力があるから、私に頼るまでもないという事のようだ。
自分も気構えを捨て長々と我が家の状況を念の中で話をさせてもらった。
それまで自分ひとりが拝観者だったが、気が付くともう一人はいかんの方が来られたので、自分が邪魔になってはいけないと大黒天さんから離れ建物の中央辺りで全体を見渡していたら、目の錯覚だと思うが大国さんが微かに腰を振り振りして踊っている様を感じた。
「ウソ!?」と何度か見直したがニコニコしながら微かに踊っているように見えた。自分にはそれが可笑しくてひょうきんな仏さんだと親しみを感じ取れた。
それには不空羂索観音さんの介在があったと感じている。

飛行機の時間もあるのでそろそろ立ち去ろうとした際大黒天さんから「御札持ってけ!」と聞こえた気がした。
てっきりおみくじだと思って気にしてなかった大黒天さんの前に積まれた短冊というかおみくじのような紙の包は実は御札だった事に気づく。
「それじゃ一つ」と授かって空港を目指した。

帰路の道中は大黒天さんの振る舞いを思い出し可笑しさにニヤけ満たされた気持ちになれたのだった。

2020/03/15 (Sun) 22:22

 ●●●   福徳稲荷神社再び
 福徳稲荷神社再び
愛描さくおさんの様子は、奥さんがこまめにメールしてくれる。視野に大きな問題は起きて無いようだけど、あれだけ食欲旺盛だったのに小食気味らしく、ちと心配。
母親に関しては、やはり老化は着実に進んでいるわけで、そろそろひとり暮らしは危険と思われる。それは身体機能より、メンタル面に大きな不安を感じる。
本人の気持ちとして考えても、フィジカル面の衰えがメンタル面に不安を派生させる相乗作用で歯止めが無いと予想。

思い起こせば、我が家は去年母が救急搬送されて以来、奥さんの腸閉塞や指間接の不調等、さくおさんの急激な衰えや、自分の環境?状況の不遇が続いている。
ここに新型コロナウィルス感染などしようものなら死に至るのではと不安満載。

札幌を出発する前日に、ある本で目にした福徳稲荷神社の記事で、去年7月以来の再訪を考えてみた。
今朝は土砂降りの雨。雨がやんだところで、傘を持って福徳稲荷神社を目指す。
下関から山陰線で、僕の好きな俳人山頭火に縁のある川棚温泉で降りた。この時点で雨は完全に上がり晴れていた。駅周辺にはまったく温泉らしさは無い。
駅の観光案内が会っので、稲荷へ行くバスを尋ねようと入るが、じい様が椅子に座ったまま寝ている。スミマセンと声をかけると面倒そうにヨダレを拭いながら目を覚ました。
福徳稲荷行きのバスは何処で乗れるかと尋ねると、福徳稲荷を知らない様子。これは埒があかないと思いバス停を教えてと頼むと、信号の右とだけ答えた。ひょっとしてこれで賃金もらってるとしたら詐欺だろ(
・`д・´)
まぁ何とかバスに乗り福徳稲荷神社に到着。空は晴天になっていた。
写真は福徳稲荷さんの奥の院からの展望。下の線路は山陰線。
土曜とあって、前回より数段と参拝客がいたが、車で来訪が殆どで歩き参拝者は僕だけ。お稲荷さんに難儀している我が家の事情やら聞いてもらい二時間ほど過ごし、バスと列車で実家へ戻る。
日本海がビックリするほど綺麗だった。
2020/03/14 (Sat) 21:59

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