鳥取の父も既に91歳を超えていますが 足腰は元気で地元の名士として新聞に投稿したり 軍人上がりの経験で1927年に起きた美保関事件(海軍駆逐艦の沈没)の調査をしていて先月美保湾の海底調査に携わりテレビ朝日に自宅で取材されたりと今の私よりも元気で充実した余生を送っています。
でも もう何時 亡くなってもおかしくない年なので高松に来て時間のある時は 境港の実家を訪ねることが多いここ二、三年です。
今回も高松滞在しているときに 東京在住者も政府の旅行キャンペーンの利用が可能となったので 今まで実家近くのホテルに朝食付だけで利用していましたが、今回は鳥取の保養地「羽合温泉」の行きつけの老舗旅館(湖のほとりに建つ昔からの施設)に数年ぶりに予約して前泊。翌日ゆっくり父を訪ねてきました。
政府が観光産業を支援する「go to travel」は宿泊費の35%の値引と お土産や外食に使える地域振興のクーポン券が一人当たり15%(今回は4,000円)使える特権があり、皆が中程度の旅行をしていた時代の様にウイークデイにもかかわらず全国から老いも若くも多くの人が宿泊に来ていました。
実際いつもよりグレードアップした宿泊が出きるのはありがたい話です。ただクーポン券は私の年代では商品券の様なタイプが使いやすいのですが 実際はスマホを使った電子版のもので どうしようかと考えたものでしたが持参したタブレットでアプリをインストールして旅行業者や予約番号を入力して画面をキープし買い物時に自分で画面上でクーポンを使うをクリック。その店のコードを入力して支払い完了。と思ったほど難しくはなかったのですが、高齢者世代にはちょっと使いずらく、扱いの店も慣れていない担当者が応対すると時間がかかる様です。といっても宿泊の翌日が使用期限なので紙を印刷するより電子取引の方がロスがないとは結果論として理解できます。
この一年コロナウイルスの影響下で随分と生活が変わってきました。
気候も変動が多く、昨日、昨年と同じように暮らせるかどうか?本当に不確実で不安な時代になったものです。