2/5（水）　晴れ時々曇り一時雪　　稽古参加人数44名
　昨日から急激に冷えてまいりました。昼間は雪が舞い、まさに真冬でございました。道着を車の中に積んでいたのですっかり冷え切っており、更衣室で袖を通したとき、その冷たさがじかに肌に伝わってきて、身がきゅいんと引き締まり、よおしっ！と気合の入った瞬間でありました。
　そんな本日の稽古。残っていた審査を２名実施しました（少年部Ｋ生君と一般部Ｓ水さん）。そして月曜日に続いて片手取りの受けとすみ落とし、四方投げの稽古をおこないました。寒いときは子どもたちの元気が無くなりがちになる傾向があることから、子ども達を盛り上げるために今日は対話重視の方針で臨みました。１年生のＭ友ちゃんに接している私の姿を遠くで見ていたＳ典君から「さっき変だった」との指摘を受けたり、中学生のＨ佳ちゃんから失笑を買ったりすることもありましたが、それでもくじけずがんばって盛り上げました。その甲斐あってか、今日はいつもに増して子どもたちの笑顔が多かった稽古でありました（笑）。
　稽古後、Ｕ月ちゃん、Ｕ希ちゃん、Ｔ巳くんとハードに遊び（遊ばされ）ました。おかげで良い汗をかくこともできました。帰りに久しぶりにＴ賀さんに出会いました。仕事や東京滞在等で「忙しいったらありゃしない」とおっしゃっていました。でも顔色はすこぶる良さそうだったので安心しました。
　明日は今日にも増して寒くなるようでございます。今夜は毛布を１枚増やして寝ようと思います。ではまた明日。

2/3（月）　晴れ後曇り　　稽古参加人数52名
　週末から今日にかけてまるで春のような陽気でした。特に今日なんて昼間はコートを羽織っていたら汗ばむくらいでありました。そんな今日のランチは三宮の「黒十（こくとう）」というお店で、自然薯（じねんしょ）の麦とろ定食をいただきました。あっさりと美味く、おまけに精がつきました。
　さて本日の稽古。少年部では、まず片手取りの受けの稽古として、しっかりと一歩踏み込んで前足の膝を曲げながらしっかりとつかむ、という基本中の基本を稽古した後、片手取りに対するさばき、基本技のくずしと残身について稽古をおこないました。片手取りの受けについては、しつこいくらいに徹底指導しましたが、それでも油断するとおざなりになる子が多いので、これからもしつこく指導してまいりたいと思います。これがしっかりできると、演武も映えるのです。
　続く一般部では、片手取りからの入身・転換の足さばきと基本技をおこないました。ひとくちに入身といっても、技によって一歩の大きさが異なります。今日は級の方が多かったので、そのあたりを丁寧にかつじっくりと稽古してまいりました。今日の稽古には前半・後半あわせて８名の中高生が参加しており、おかげでなかなか若い活気にあふれておりました。若いということはよろしいなあ、としみじみ思いました。今日の呼吸投げの受けはＳ崎君。そのせいか、稽古後の掃除で集まった塵ホコリは通常の約３倍の量でありました。
　稽古後、Ｄ東さんに土曜日の反省会の終盤に腹の皮がよじれるほど盛り上がったネタは何だったのか確認し、そうだそうだ！と思い出し、また大笑いしてしまいました。なお、そのネタの中身については省略させていただきます。では、次は水曜日に！

2/1（土）　晴れ後曇り　　稽古参加人数110名（うち伊丹46名）
　１月最後の夜であった昨夜は東京駅八重洲近辺の鳥取県料理の店「稲田屋」でブリしゃぶをいただきました。冷酒との相性がすこぶる良く、夜８時過ぎにはすっかり良い気分になり、８時２０分発ののぞみに乗って帰りました。昨夜も良く飲みました！
　さて本日、２月最初の稽古です。稽古後にいつも激しく絡んでくる幼年部・Ｓ弥くん&Ｍ優ちゃん兄妹が道場の前で待ち構えていて今日は稽古が始まる前からねっとりと絡まれ、おかげで良いウォーミングアップができて稽古を開始。今日の伊丹道場では少年部５名の審査を実施しました。幼年部の子どもたちの元気としっかりとした技が大変印象的でした。さらに審査だけでなく稽古でも二人組みでお互い交替しながら真面目に取り組んでいる姿を見て、その成長ぶりには感動すら覚えました。HるあちゃんやAゆみちゃんなどは入会時は年少さんだったのが４月からは小学生です。いつも思いますが、月日の経つのは早いものです。伊丹の稽古には久しぶりに高３のやまじゅんが参加しておりました。通常の高３生はただ今入試シーズン真っ最中ですが、彼女は既に推薦で進路が決まっているため学校も休みで時間があるとのこと。今月はできるだけ稽古に参加する、とあまり力強くない声で語っていました。
　宝塚道場。大人も子どももいつもに比べて人数が大分少なめだったので、さては！と思って「インフルエンザで学級閉鎖になったクラスがある人、手を挙げて！」と子どもたちに聞くと、半数以上の子どもたちが手を挙げました。宝塚市では予想以上にインフルエンザが流行っているようです。皆さん、うがい、手洗い励行いたしましょう。
　反省会。沖縄料理で良く使う食材である車麩を入手したので、今日は昨年の夏に小浜島の居酒屋で食べて少し感激した創作料理「麩お好み焼き」を作ってみました。まず車麩を水でもどした後、水気を切ってから細かくちぎり、玉子とよくからませた後、キャベツ等とまぜあわせて、あとは通常のお好み焼きと同じように焼くわけです。つまり早い話が通常のお好み焼きの小麦のかわりに車麩を使うわけですね。出来栄えは、自分で言うのもナンですが、小浜島の居酒屋のオリジナルよりも美味でありました。さらに続けて作った定番の麩チャンプルーの出来も良く、この日は車麩三昧の夜でありました。終了間際、D東さんと激しく盛り上がり腹の皮がよじれるくらい笑ったのですが、はてさて何のネタでそんなに盛り上がったのか、肝心なところをすっかり忘れてしまいました。月曜日にD東さんに確認しようと思います。

1/30（木）　雨後曇り　　稽古参加人数55名
　年が明けて早くも一ヶ月が過ぎようとしています。振り返れば昨年末の忘年会の帰りにデジカメを紛失してからというものの、特段何も良いことが無かった１月でありました。胃腸風邪をひいて変てこな夢も見たし。でも何か２月になれば楽しいことがたくさんありそうな、そんな予感がする出来事が今週いくつかありました！まさに春の予感です。
　本日の稽古。前半・少年部の稽古に、中学受験のためしばらく稽古を休んでいたＴ晴君が来ていました。尋ねると、第二志望の学校に合格したとのこと。おめでとう！ということで今日の呼吸投げの受け確定の旨を伝えて稽古を開始しました、今日は少年部５名の審査を実施しました。この５名は比較的稽古に良く参加している子どもたちで、その成果が技に良く反映されていました。合気道においては普段の稽古の積み重ねがとても大事なことである、ということをあらためて実感した審査でありました。
　一般部の稽古。顔ぶれのなかに次回以降２級を受けていただく予定の火田さん、木木寸さんがいたので、少し上級者向けではありますが、受けを誘い込んであまり動かずにくずすというスタイルの座り技および交差取りからの立ち技の稽古をおこないました。本日もまたＳ崎君は受けでりょーなの爆笑を誘っていました。稽古が始まってからしばらくして、Ｓいとうさんがニコニコしながら道場に入ってきました。あの便器にはまったＳいとうさんです。その夢のことに触れると、本人もまんざらでもなさそうでありました。そんなこんながありつつ、後半、高校生・Ｎ村君と、主婦・Ｋ村さんの審査を実施しました。二人ともそれぞれの持ち味と性格がいかんなく技ににじみ出ており、個性的でなかなか良かったです。以前からしみじみ思っているのですが、合気道においては個性が大切だと思います。与えられたベースの技にいかに自分の個性というスパイスで味付けをして自分スタイルの技を確立していくか、これが合気道の稽古の醍醐味だと思います。来月も楽しく稽古してまいりたいと思います。

1/29（水）　晴れ　　稽古参加人数58名
　胃腸風邪をひいていた日曜日の夜に見た奇妙な夢の話を記します。場所は阪急梅田駅構内にある柔道場（あるはずない！）。そこですみれクラブが稽古をしていました。そして皆で前回り受身をしていたとき、Ｓいとうさんがなぜか道場中央部に設置されていた大便器（あるはずない！）の中に頭から突っ込み、身体ごとすっぽりと便器の中に埋まってしまって出られなくなったのです。汚水の中でぶくぶくともがくＳいとうさん。皆で慌てて便器を取り外したところ、Ｓいとうさんは汚水の中で仰向けになってぐったりとしていました。でも口からぶくぶくと空気が出ていたので、まだ生きているぞ、ということで皆で真剣に介抱したところ、無事意識を取り戻しました。めでたし、めでたし！といった夢です。夢というのは大体が脈絡の無いものですが、これほどしょうもなく笑える夢を見たのも久しぶりでした。
　さて本日の稽古。今日は10名の子どもたちが審査に臨みました。今日の子どもたちが良かったのは、声がすこぶる大きく元気だったところです。技も生き生きとしていて良かったです。審査中、四方投げ（裏）の指定に対して「忘れた！」と言い放ったＫ太君に対しては（あまりに潔かったので、つい微笑んでしまいましたが）、次回しっかり指導してあげようと思います。
　後半の稽古では、審査対象者もおらず、普通の稽古をおこないました。主に転換の足さばきについて。そんな中、Ｋ村さんは真剣に審査に向けた稽古をおこなっておりました。明日の審査が楽しみです。
　稽古後、黙々と（でもないか）審査の稽古を続けるＫ村さんを横目に、私は少年部Ｍ香ちゃんらと寸劇をおこなっておりました。題して「魔法をかけられた王子様」。主役の王子様は私、ヒロインＭ香ちゃんというキャストです。内容はこっ恥ずかしいので省略。面白かったので「今年のクリスマス会でやろう！」と言ってみたのですが、Ｍ香ちゃんから拒否されてしまいました。今日も全く楽しい稽古でありました。

1/27（月）　晴れ　　稽古参加人数58名
　ノロ、インフルエンザ、風邪などといった様々なウイルスが猛威を奮っているようです。かくいう私も胃腸風邪に罹ってしまいました。土曜の反省会の後半から体調が少しおかしかったのですが、日曜日の朝、吐き気と同時に目が覚めて、熱を測ると微熱が。結局吐きはしなかったものの、食べ物のことを考えるだけで吐き気がしてウンウンと昼過ぎまで寝込み、夕方まで固形物を口にすることができず、夜はうどん、アルコール類一切無しで過ごして、10時過ぎには床につきました。そして今朝もバナナとヨーグルト、昼はおにぎり二つときわめてやさしい食生活を続けたところ、今日の夕方にはすっかり回復し良くなりました。軽い胃腸風邪でホント良かったです。皆さんもお気をつけ下さい。しかし、こんな状態で寝ていると、夜、きわめて奇天烈な夢を見るものです。この夢、鮮明に覚えていて笑えるので是非今、書きたいのですが、これを書くと前段が大変長くなってしまうので、別にメモにとっておいて水曜日のこのコラム前段に記すことにします。
　本日の稽古。本日より今月度の審査を開始いたしました。今日審査に臨んだのは幼年部4名、少年部10名、一般部1名の計15名。幼年部4名のうち６花ちゃん、Ｉたるくんは初めての審査で、今回少年部12級の審査に臨んだ幼年部Ｙ旺くん、Ａ馳君とともに、緊張した表情ながらも伸び伸びとした受身および技、しっかりとした膝行を披露してくれました。他、少年部の皆も全体的に良い出来だったと思います。いつも言っていることですが、もう少し元気だったらもっと良かったです。緊張するのはわかるけど、間違いを気にせず思い切って元気にやってもらえれば良い、と思います。審査の締めは一般部・Ｍ田Ｙ子さん。表情、動きとも大変緊張されていましたが、技は大変丁寧でありました。昨年の演武からの稽古のたまものでしょう。おつかれさまでした。
　後半の稽古では審査対象者はいなかったため、通常の稽古をおこないました。昨日ゆっくり養生して、さらにアルコールを抜いたからか、今日は何か頭脳・身体ともに冴えて、自分で言うのも何ですが、技の解説も滑らかかつ適切、身体の動きもきれていたような気がしました。交差取り一教の説明の際、Ｓ崎君のボケに対してこれ以上無いのではないかというタイミングで出た突っ込みも極めて好評で、それ以外にも何か楽しいことの多かった今日の一般部稽古でありました。スッキリです。

1/25（土）　晴れ後曇り後雨　　稽古参加人数118名（うち伊丹38名）
　宝塚・伊丹市内のいくつかの小学校でオープンスクールが行われたということで、伊丹道場の稽古参加者数は38名と、久しぶりに40名を下回りました。先週は57名だったので、約20名少ないと全然違って感じるね、と言いつつ一般部の皆さんは伸び伸びと受身を取っておりました。稽古中にＭ香ちゃんからマル秘暴露話を聞いて卒倒しそうになりつつも何とか踏みとどまり、稽古は無事終了。稽古後の幼年部・Ｍゆちゃんとのいつものねっとりとした絡みの後、道場を後にしました。
　次いで宝塚道場。今日は座り技、半身半立ち技の後、肩取りからの技の稽古をおこないました。肩取りからの四方投げの説明演武をおこなっている途中、受けのＫ本さんに肩をつかまれた際、ビリッという音がし、道着の左肩部分が約３ｃｍほど破れてしまいました。子どもたちが興味深げにその裂け目に指を突っ込んだりしたため、裂け目は約５ｃｍに広がってしまいました。少しショックでしたが、「注射するときにこのままできるから良いのだ」などと強がりを言ってその場を取り繕いました。
　そして反省会。オディルやマックスらが参加した先週とはうって変わって、オール40代以上のアダルトな会でありました。さらにこの日は、今週２度の東京宿泊型深酒のせいで私の胃腸が疲弊していたことから、いつもより大分早めの10時半に会を切り上げさせていただきました。来週は体調を万全に整えて臨みたいと思います。日曜日は断酒します！

1/23（木）　晴れ　　稽古参加人数73名
　昨日に引き続き、本日もサクラサク報告がありました。小６のＵ倉Ｕ斗君です。すみれクラブのメンバーは私にとっては家族のようなものなので、受験合格の報告を聞くと本当に嬉しくなります。今日は稽古が始まる前にその報告を受けたので、いつも以上にハイテンションで稽古してしまいました。もしかすると顔が緩みっぱなしでだらしなく見えたかもしれません。諸手取りの一教のときは、子どもたちのリクエストに快くこたえて、「アイ〜ン」のポーズ及び表情を何度もとってあげました。ちょっとやり過ぎたかな、と思うふしはありますが、子どもたちに大受けだったのでとりあえず満足です。受けをずっと取ってくれた女子高生りょーなのナイスなリアクションもあり、今日の少年部はいつもにも増して子どもたちの笑顔の絶えない楽しい稽古でありました。
　そして一般部。今日は正面打ち、横面打ち、突きといった握り系（というのかな）ではない技の稽古をおこないました。最初の技の際に気になったのが転換の体さばきだったので、結局転換の体さばき（特に上半身）を中心とした稽古になりましたが、転換の体さばきについては片手取りや交差取りでも今後丁寧に稽古してまいりたいと思います。今日の一般部稽古の参加者は28名、特に高校生が５名と若さに満ち溢れておりました。彼らのうち４名は３月には皆揃って大学生になる高校生たちです。中でもＳＡＹ也君、ＨＡＮＡちゃんは小学生の頃からこの会で合気道を続けているのでもう本当に長いつきあいになります。良くここまで大きくなったものだ、としみじみ思いつつ、20歳になって一緒にお酒を飲める日が来るのが楽しみだなあ、などとふと考えながらおこなっていた本日の稽古でありました。

1/22（水）　晴れ　　稽古参加人数63名
　このコラム「今日のすみれクラブ」のサーバーが復活しました。メンテナンスに入った1/13以降、したためていた分もまとめてアップしましたので、あわせてご覧ください。
　さて本日の稽古。稽古が始まる前、ふざけてＡるはちゃんを泣かしてしまい、若干へこみ気味での稽古開始となりましたが、稽古のほうは子どもも含めいたって真面目に諸手取りの技に取り組みました。体験が１名、小１のＭちるちゃんの友達のＭゆちゃん、年上の男子を投げてニコニコと嬉しそうでした。審査組は審査を来週に控えて余念の無い稽古ぶり。個人的には幼年部の子どもたちの少年部デビュー＝黄帯ゲットに向けた審査が楽しみであります。
　後半の稽古。人数は少なめでしたが、Ｍ香ちゃんの叫び声とＵ月ちゃんの笑い声が道場中にひびきわたるにぎやかな稽古でありました。今日の諸手取りの技、特に最後のぶちかまし入身投げは一般部の皆さんも？？だったようで、稽古後の自由稽古の際に皆であらためて稽古をおこないました。有段者のみならず、Ｋ村Ａ子さんやＦ田１さんも加わり、アットホームな稽古でありました。本日の呼吸投げの受けはＨりえもん。長女のＫ里ちゃんの中学受験合格祝いです。サクラサク季節になってきたということですね。これからも多くの吉報を心よりお待ちしています。

1/20（月）　晴れ後雨　　稽古参加人数55名
　昨日は正午より宝塚武道連盟の互礼会、その後16時から大阪武育会理事会＆懇親会と胃腸および肝臓の疲れる一日でありました。今週も火曜、金曜そして週末と何だかんだで懇親会が続きます。頑張らねばなりません。
　本日の稽古。稽古前恒例の子ども達との激しい絡み合いが本日もありました。しかし稽古が始まるとそれまでの戯れが一切無くなり、一気に稽古モードに切り替わるところは、感心します。世の中では学級崩壊が叫ばれておりますが、この子たちを見ていると信じられないくらい、素直な良い子どもたちです。稽古前、Ｙ香ちゃんから「先生、後でお母さんに怒られるよ」と言われました。聞くと、Ｙ香ちゃんのお母さんであるＯ田さん、先週土曜日の稽古の際に私に四教をかけられたその右手が腫れ上がって大変だとのこと。怪我ではないし稽古なので仕方の無いこととは言え、まことに申し訳ありません！と丁重に謝らせていただきました。そして謝った上で今日の稽古では諸手取りの技をおこないました。Ｏ田さん、ごめんなさい。
　一般部。今日は主に手首の返しを使ったくずしの稽古をおこないました。Ｓ崎君に交差取りからのぶちかまし風入身投げの受けをとってもらいました。投げるたびにあまりにうまくきまるので、つい調子に乗って本気モードで投げてしまいました。投げられた本人は、もう笑うしかない、という感じの満面の笑顔でした。それを見ている皆の顔も笑顔があふれ、道場が一気にアットホームな雰囲気につつまれた瞬間でした。そして今日の呼吸投げの受けは、わざわざ有給休暇を取得して稽古に参加してくれたＯ松Ｉ吹君。華麗な受けをありがとうございました。県庁の星として、年度末の業務に励んでください！