8/6(水) 曇り時々雨一時雨 稽古参加人数50名
今日は宝塚市の観光花火大会の日、ということで、例年この日は稽古に来る人数が当然少なくなるのですが、今年もヨミ通り少なめの人数でありました。
今日の稽古。稽古が始まる前、Mなみちゃんから「先生のようなスッと起き上がる後回り受身はどうやったらできるのか」と尋ねられたので、コツについてアドバイスした後、少し一緒に稽古してあげたのですが、Mなみちゃんは悪戦苦闘。でもその稽古姿はかなり微笑ましいものでありました(笑)。
今日は前半・後半あわせて一般部1名、少年部3名の残りの審査を実施しました。一般部は高校生のN亜ちゃん。少年部の時から培ってきた長いキャリアが技ににじみ出ていました。しかし数年ぶりの審査ということでやはり緊張していたのでしょう。審査後に呼吸投げで投げた際、手のひらが汗でびっしょりになっておりました。少年部は今回が初めての審査となるN花ちゃん&Hると君きょうだいと、4級のUめちゃん。3人とも大変落ち着いた演武でありました。特にUめちゃんは技の説明についても極めてツボをおさえており、思わず「う〜む」と唸ってしまうほどでした。
N亜ちゃんの審査の前に、「もう少ししたら審査のお祝いで打ち上げ花火が上がるらしいよ」と冗談を言ったのですが、後半の稽古が始まってからしばらくして遠くで花火の音が聞こえてきました。観光花火大会の始まりです。花火大会会場とスポーツセンターは数キロメートル離れているので、かすかな音しか聞こえてこないのですが、8時過ぎだったでしょうか。道場の窓から閃光が入って来て同時にけたたましい爆発音がとどろきました。なんとスポーツセンターのすぐ近くの武庫川で高々と花火が上がっていたのです。恐らくフィナーレの特別花火かと思いますが、まさか稽古中にこんなに近くで見られるとは、と驚きました。わずか10数発でしたが、しばし稽古を中断し、皆で花火を楽しみました。稽古に参加した子どもたちへのご褒美に思えた真夏の夜のサプライズでありました。