10月22日(月) 晴れ後曇り 稽古参加人数62名
シチリアでは毎日が慌しく、このコラムの更新が遅れに遅れておりますが、まとめて更新してまいります。
本日の稽古。少年部の方は今週から実際の演武と同様、「間合いを取る」、「ミスをしない」、「元気に声を出す」といったことを念頭に稽古をすすめてまいりますが、今日の稽古では、これらのうち最後の「元気に声を出す」が出来ていない子が多かったとの報告を受けております。演武会まであと2週間足らずとなりましたが、当日元気な演武を披露できるよう、稽古でもしっかり声を出してがんばってもらいたいと思います。
続く一般部のほうは、今日もM瀧さんの指導のもと、熱気に満ちた稽古が展開されたと伺っています。一般部の皆さんの演武の組み合わせは、既にほぼ固まっています(シチリアへ向かう行きの飛行機の中で、えいやっと決めました)。今週土曜日の予行稽古の際に発表しますので、どうぞお楽しみに。
さて、シチリアでは日曜日に3日間のセミナーを終え、ほっと一息ついていたところですが、今回のセミナーの主催者であるヌッチョ先生の強い要望により、本日も現地の道場の通常稽古の指導をさせていただくことになり、夕方行ってまいりました。道場自体は小ぢんまりとしていましたが、稽古に取り組む皆さんの姿勢は大変真剣で、私の英語とイタリア語を織り交ぜた胡散臭い説明にも真剣に耳を傾けてくれる姿勢には感銘を受けました。たくさんの人数が集う賑やかな稽古も良いけれど、一人ひとりと直接稽古ができるこのような町道場での稽古も大変楽しく、どちらかというと自分にはこっちのほうが向いているのかも、と思った今日の稽古でした。