need not to know
その言葉だけくださる君が羨ましい
白い草原にその横文字だけしかなく
それは誰にも汚されずに
綺麗だとか混ざり気があるとかないとかではなく
ただまっさらで何も無い
いやその文字しか無い
そんな状態
それが君
何も無いのに
何かあると思わせる
何も語らないのに
何か語りたいんだろうと片思いする
自分のことを晒さないで生きていける強靭さに恋焦がれる
自分を知ってほしくて
そんなに上手いこと喋れないけど文字を打つことは止めなく
日記を書くことも止めず弁解も止まらず絵を描いてみてほしい
花を活けてみてほしいと思うわたし
とはかけ離れたその思想
ジャックしたい
恋焦がれる君は誰だろう
わたしが創造した架空のヒーローにしておこう
眠ろう