小説っていうのは自分のものになりやすい
比較対象はわたしじゃない別の人間
わたしじゃない誰かを自分のものにするより、
自分のものである何かを生み出すほうが簡単
そういう考えのもとにじわじわ生きてくると、
人とのつながりってなんだろうって思考する
その関係が傍から見たら歪で正常でなくても、
わたしにはないものを彼女に求めてしまって、
隣にいる彼女が、何故隣にいてくれるのか、
彼女の優しさを考えるのを忘れる

繋がってると思えるほど繋がってなくて、繋がってないと割り切れるほど繋がってないわけでもなくて、とにかくわたしはいま眼鏡をなくして何にも見えないけどラーメンが食べたい　1日3食の飯が食える人ほど充実していない

「僕らは星くずでできた、神様の細胞だったんだ」
「宇宙と僕らの細胞の構造はすごく似てるんだよ。太陽系が一つの細胞だったとしたら、僕らはかみさまという名の高次元生物の細胞の一つだ。それに僕らはね、突き詰めれば星と同じ物質でできてる。誰も見たことがない太陽系の外側が、もしも僕らには認知できない何かの生き物の細胞なら、それはきっと神様と同じ類のものだよ。フラクタルさ。僕らの世界は二次元だけど、生み出す彼女は三次元の世界の神様なのと同じだ。彼女の世界のもっと上の次元に、宇宙の果てに、神様がいたって不思議じゃないんだよ。たったひとつ次元が変わるだけで、僕らが神様を見られないのと同じ理屈さ。宇宙と神さまはつながってるんだ。深海と宇宙がつながってるみたいに。相対性理論だよ。誰も答えは知らないんだ」

「(唐突に歌い出すわたし)」「ねえ今日絶好調だね」「はっ、ダメだよママ！睡蓮ちゃんは無意識のうちにやってるだけなんだからいちいち反応して現実に引き戻しちゃかわいそうでしょ」「たまには現実見てもらわないと！友達の前でもやってるの？」「やってないよ〜めっちゃウケる〜TVで流れてたから歌っただけ！」「パラボラアンテナと一緒だなにも考えず受信したものを増幅させて発信するんだ」「やだ〜そんなことないよ〜」「こいつ陽の気を発しすぎでは」「頭がおかしいんだよ〜泣」「へへへへへ！！」

すげーどうでもいいし言うだけだけど　Twitterやめたい　ネットもやめたい　小説書くのもやめたい　ギリヴするのもやめたい　誰かと友だちになるのもやめたい　と、ずーっとぼんやり思っている　その時最高に楽しくて気持ちいからダラダラ続けてるのが本当にいいことなのか？　よくわからない　一人で楽しくもないくそつまんない人生を送って勝手に死ぬ方がいいんじゃないかな、と、ぼんやりおもってしまう　暗い気持ちがパッと開けることより、楽しかったことが一瞬で真っ暗になるほうがはやい　ハチコや鯉壱と、わたしと私の分身だけで、知らない場所に行って、てきとうに自殺したい　やっとおわった　楽しかった〜　って　ねえどうおもう？　人間はいつも快楽に身を投げすぎだ　楽しさや幸せはほんとうに良いものか？　まったくわからないね

母がエヴァを見ていて、「アニメみたいな喋り方だなあ」といっていたのがドスっと来た　アニメだからもちろんアニメみたいな喋り方でいいんだけど、わたしのシナリオが海外アニメみたいって言われてるのと似てるかも　とても薄っぺらく見えるし、言いそうで言わないその口調は一度目につくと悪目立ちする　活字で書くのと音で発音するのとじゃぜんぜん違うものだから　別に海外アニメを批判してるわけじゃないけど　もっと自然なモノローグが書けるようになりたい　嘘　悪目立ちするモノローグが悪目立ちしないぐらい世界観も悪目立ちさせたい　飛んだ話が書きたいと願わずにはいられない　映画が好きだけど、たぶん脚本には向いてない　普通ってなんだろう　みんなが共感できるような話　感情移入させやすい話　わたし一生、自己炸裂願望者のままなのかなあ