【※重要なお知らせ】Alfoo有料化への移行に伴う重要なお知らせ。
りとる ぼう ぴーぷ


 
女性の脳内バイアスにひとつ、「超えられない女の存在」というものがあるという。

どうやってもダメだ、やっぱりこの人にはかなわない、というような、ある種絶対的な存在。それは母親だったり、親しい友人だったりするけれど、基本的には彼女みたいになりたいと思っていて、でもやっぱり彼女みたいにはなれなくて、ずっとひとりでイライラしたり、めそめそしたりするやつ。ライバルであり良き友であり憎んでも憎んでも殺せない相手だったりする。息子は父親を超えられるのに、娘は一生母親を超えられない。呪縛と言ったら大袈裟かもしれないけど、一人で勝手に囚われ続ける傾向。不思議だと思う。それを否定したいとか肯定したいとか言う訳じゃないんだけど、男女の脳の作りはやっぱり違う。人間はなりたいと思えばなりたい人間になれるとわたしは思う。だけど、彼女は超えられない。脳が勝手にどんどん強くしてっちゃうからだ。

わたしが超えたいと思ってるのは16歳の女の子。制服を着ていて、笑顔がステキ。わたしが欲しい物を全部持っていた。たった16のくせに、わたしは未だに彼女を超えられない。わたしは完璧な彼女にあこがれて、同時に死ぬほど怖かった。会うたびに恐怖で顔が引き攣るぐらい、あの子にあうのが嫌だった。あの子みたいになりたかったのに、あの子みたいになれないからこそ、結局わたしは彼女から必死で逃げて、彼女が手を伸ばすたびにそれを振り払った。いまだに怯えてる あのときの彼女はとても魅力的で、可愛かった 女の子は可愛い あんなふうに、わたしはなれないからこそ、彼女は完璧で、ステキな人だった。

たった16歳。わたしは今年で21。いまだに、彼女を超えられない。
14/09/23 17:33



 
誰かと過ごす秋はあたたかく 一人ぼっちの秋はさみしくて
芸術の秋は心を豊かにし 作家を再起不能なまでに荒ませる
14/09/22 20:09


 
あの映画館はわたしの聖地で、一人ぼっちで通いつめてて、ひとりでぼうっとあそこで時間を潰すのには慣れてたけど、今日はジャズバンドが来ていたよ ゼロから生み出されるものなんてきっとないから、苦しさや辛さの中から楽しい物って生まれるはずだから、それなりの対価を払わないと 白状します楽しかったんだ 楽しかったから 彼らのコンサートに来られたと思えばいい とにかく彼らを応援したいと思った だから弱ってる女に金を握らせるなって言っただろ 馬鹿め
14/09/17 20:24


 
世界はほんの僅かな人がそれがなければ死ぬってぐらい欲しているけど残りの大多数にはくっそどうでもいいわと思われている物だらけ つまり世界はマイノリティーの寄せ集め 細分化と複雑化と煩雑化 どうでもいい 底辺で末端で何が起こってるかなんて気にしない お前の考えなんてどうでもいい もちろんうちの子もどうでもいい物の一つで、わたしが愛さなければ簡単に消える ほんと愛しすぎ
14/09/17 2:38


 
「おなかすいた」という言葉には、使い所にもよりますが、どこかひとりぼっちで満たされない、さみしい、という気持ちがあると僕は思います。お腹が空いていて可哀想だ、という同情的な思考が働くからです。だからお腹を空かせている人を見ると、人はなぜか気を許してしまうのです。これは非常に危ない。

性欲は種の保存という意味で何ら恥じる必要のない物ですが、食欲は違います。自分の生命活動を維持するために何かを犠牲にする行為です。それを犠牲にするだけの価値が自分にあるのか?強引で横暴な我儘です。生きるために殺す。「おなかすいた」にはそういった隠れた凶暴性も伺えます。

お腹が空いているのは何故でしょうか。忙しくてご飯を食べていないから?あまりに選り好みするせいで、神様から罰を受けたからかもしれません。満たされないという気持ちはとても切なく、さみしい物です。お腹を空かせたものたちがどんな行動に出るか、僕たちは普段あまり想像しないけど。

「おなかをすかせたものたち」
水槽の底出版 著 鯉壱
14/09/14 21:57


 
どうしても気に入らなくて、同じ話をだらだら書いている 文字書きにも暗黙のルールというか、楽しむためのコツみたいなものがあって、それが破られると案外書くことも読むこともあっさり楽しめなくなるのかもしれない ヒーローには近づくべからずだ アイツは知りすぎたせいで消された
14/09/14 15:50



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