Simple Life


懐かしのケーキ焼き器
懐かしのケーキ焼き器
この前
テレビを観ていたら
おやつ作りの番組で
懐かしいケーキ型が紹介されていた。

私がまだ幼かった頃
母がいろいろなおやつを
娘たちのために
手作りしてくれていて
そんな中で
この型で作ったおやつがあった。

その当時は
オーブンなどというような
洒落たものはなくて
ガスコンロにかけて焼くケーキ(もどき)だった。
母のレシピには、
ベーキングパウダーというより
「ふくらし粉」と母が呼んでいた
少し苦い味のするその型で焼いたケーキがあった。

ぎっしり身が詰まった
あのケーキを懐かしく思い出した。

そういう母の愛情がたくさん詰まった
我が家の慎ましい生活。

父の、一介の公務員給料で
やりくりしていた母の姿が色々思い出されてくる。

手作りおやつもそうだが、
ミシンを踏んでいた内職する母。
近くの製袋工場へ自転車で通う母。

そうやってやりくりをして
私が小学5年生の時に
我が家を新築した。

それまで住んでいた家は、
父が結婚し、長姉が生まれてから
祖父が用意してくれた平屋の家。
昔の農家の家だったので、
台所には井戸があった。

新築した家の台所は
システムキッチンになり、
長姉が熱望していた
ガスオーブンレンジが設置された。

今、その家は解体されてしまった。
あのケーキ焼き器は どうなっただろう。

そういえば
ずっと
ケーキやクッキーを焼くような
気持ちのゆとりのない生活が続いている私。

いつかまたクッキーを焼くような生活を
取り戻したい。

2021/06/11 (Fri) 11:23


アラビアのロレンス
アラビアのロレンス
NHK BSで
「アラビアのロレンス」を放映していたので、
録画して鑑賞した。

この映画は
映画音楽としてのほうが
馴染みがあった。
私が高校時代、初めて通販で
分割払いで購入した
「映画音楽集」( 当時はレコード)
に収められていたこの映画の
壮大なOSTに
映画を観ないでいても
その素晴らしさが想像できた。

しかし、とにかく3時間半を超える超大作だ。
なかなか 見るチャンスを持てなかったが
今回は NHK に感謝だ。

主演のピーター・オ・トゥール
の代表作である。

2021/06/08 (Tue) 19:58


財布を新調
財布を新調
ここのところ
運気下降気味。

第三者の評価が
仕事はできるが、協調性が足りない
という印象を持たれているらしく
線引きされていて
なかなか思うように前に進めない。

落ち込む。
自分が世の中から否定されているような
挫折感に覆われそうになる。

数年前の私は、
パワーハラスメントに
鬱状態になっていた。

それが、人を指導するようになって
人前で講義をする仕事に就いて
度胸が据わり、
本当は自信がなくて不安に襲われるのだけれど
いざ教壇に立つと
そんなことは微塵も見せないように
努めているうちに
キャラが変わって行ったようだ。

それが、
別の人間関係を形成している場所では
マイナスイメージになってることに
結果的になり、
それが今自分を苦しめている。

そんな折、
お気に入りのブランドの財布が
格安で店頭に飾られているのに
出会った。

まさに、「出会った」

で、
新規巻き返し

財布買った。

珍しく、桜色のだ。
明日から、新しい道を歩いて行く。
2021/05/22 (Sat) 21:15


新しい自転車
新しい自転車
先週の金曜日
帰宅後、自転車を止めると
外にいた猫の絹(シルク)が
駆け寄って来たので
そのまま少し散歩した。

家に入る時
籠の荷物を取って
自転車に鍵をかけるのを
すっかり忘れていた。

土日に何処へも出かけなかったので
気付くのが遅れた。

昨日
駅まで乗って行こうとしたが
自転車がない!

「やられたぁ」

12年乗っていた。
車体の色がお気に入りだった。
エメラルドブルー。

遠目で見ても
自分の自転車だと
すぐ分かる。

駅までの足として
必需品の自転車。

結局
新しい自転車を購入。

色は
最初に眼についた
「アイボリー」色。

とにかくはっきりとした色
と言うので選んだ。

前の色に近いブルーのもあったけれど
おなじ色じゃない
と言うのが妙に引っかかって
迷ったけれど
結局やめた。

有名メーカーというのもあって
高かったのも
躊躇した理由。

車輪が少し小さくなったけど
これはこれで
気に入った。

帰り道
妙に
人が乗っている自転車の色が
気になった。

明日から
自分も新たに
新しい未来を駆け抜けよう!!
2021/04/20 (Tue) 21:23


サブロー 逝く
サブロー 逝く
今朝
我が家の愛猫 サブローが
17年10か月の生涯を閉じた。

我が家の激動の17年10か月を
ともに戦った
同志のような存在だった。

失って改めて強く思った。
喪失感。

どれだけ
サブローの存在が
私の支えになっていたのかを
こんなにも胸を締めつけられるほどに
強く強く思い知らされている。

オイオイ声をあげて泣いた。

冷たい春の雨が降る朝に
命が尽きた。
週末に、家族が全員いる
そんな日を選んでくれた律儀なサブロー。

昨日の土曜日は、
1週間ぶりに、私が病院に連れて行った。
祝日の午前診療のせいで
とても混んでいて
主治医の院長先生を
1時間半ほど待っている間、
ずっと抱っこをして
晴れた春の日差しのあふれる
外でサブローと一緒に過ごしていた。

それも今 振り返ってみると
ちゃんと最後、診察を受けたのが私で
ずっと長い間 抱いて
彼の体温を感じさせてくれた。

「思い残すことがないようにしてくれた」
なんて、一生思えない。
ずっと、後悔が残ると思う。

それでも
彼なりに、私に最期の時間をくれたんだと
思う。

猫は気まぐれで
構い過ぎると
嫌がって 飼い主を避けるものだが
彼は
子猫の頃から人とのスキンシップを
ことの外 好んで
喜んで身体を預けて、甘えてくれる。
ずっと 抱っこしたまま
どこまででも歩いて行けそうな
気がしていた。

こうして
PCに向かっていても
いつも横にいた。

病気が発覚して
寝たきりになって
ベッドに寝かせていても
私が夜寝る時に
横にいるというそれだけで
私は安心できていた。

サブロー、17年間
一緒に生きてくれて
本当に、本当に
ありがとう。

また、逢おうね。


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2021/03/21 (Sun) 23:20


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