一昔前、琵琶湖でウェーディングするのは 一部のマニアックな人間だった。
それが村上晴彦の影響か、 手軽にデカイ魚を取れるとあって今では誰でもウェーダーを履いて 浜に立ち込んで釣りをしてる。
そんな一昔前、まだまだバスの個体がスレてなかったのか もしくは個体数が多かったのか、 幾度となく入れ食いモードを経験した。
忘れもしない石田川河口と 和邇川河口でのウルトラ爆釣状態。 周りの人間が使ってもないタックルと ルアーで面白いように釣れた。
オーバーでなく、ワンキャストワンヒットで 短時間で20〜30匹釣るのが当たり前、 周囲の人間が不思議がるくらいだった。
当時、ロングロッドの釣りは 少しアングラな感じで浸透してなかった。 そんな中でまだ当時はそんなに種類も多くなかった ライトゲーム用のシーバスロッドを持ち込んで 沖合にフルキャストして魚を捕っていたのは ウチのグループだけだった。
今でこそビッグベイトのゲームが 確立されてるけど、当時から シーバス用の大きめなミノーで 遠投して魚を捕る事を普通にしてた。
だから見慣れないルアーに フレッシュな魚は迷う事なく食いついてきてた。
そんな経験も今ではとても難しく、 ブラックバスが難しい魚になってしまった感がある。 イージーに手軽に釣れてた頃に比べて オレの引き出しも随分と増えたように思う。
だから難しい時代だからこそ 釣れる喜びと刺激も大きいし、 明らかにテクニックが上達してる今でも まだまだ衝撃を探してる最中。
写真は先日の50アップ。
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