♪あの故郷へ帰ろうかなぁ・・帰ろうかなぁ♪と横笛と中国語で歌う彼等の声に、まさか棄てられるとは思いもせずに、憧れて帰って来た祖国・日本に棄てられたのだと、辛い想いに再び涙(写真説明)
桜ヶ丘福祉館で、中国残留日本人孤児を励ます会があり参加しました。裁判は神戸地裁以外はすべて敗訴。しかしながら判決文に若干の前進があることなど小栗教授から山下千尋さん通訳の報告を受け、鬼塚建一郎原告団長の国会交渉の報告を受け、一緒にお弁当を頂きながら余興を楽しみました。
今のままでは、日本に帰ってきてヨカッタ!といえません。厚労省の新支援策も、訴訟の目的に沿ったものではなく、何ら生活保護と変わりありません。
総理が、人間の尊厳を持てる生活という観点からの検討を指示した国会答弁に沿った内容にはなっていないのです。
鬼塚団長がいつも仰るように、戦争がなければ、国に2度棄てられることもなかったのです!本当に悪かったと思うのならば、まずは残留孤児の方々に謝罪すべきではないでしょうか。
祖国・日本に帰りたい!と夢見て帰って来た国で、こんな酷い目にあうとは!彼等は何も悪いことはしていません。せめて憲法25条にかなった、生活の保障を!と訴えているのです。
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